内科医たけおの心身健康ラジオ。皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を毎朝5時50分20分程度で配信しています。
毎朝5時半からライブをやっていて、公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今週の11月の14日、あさってですね、がワールドダイアベティスデイということで、
これ毎日言ったら何か言い慣れてきましたね。はい、世界糖尿病デイ、旧来の。
はい、いうことで今週は糖尿病に関する話題を取り上げておりますけれども、毎週火曜日はですね、興味津々論文ということで、
面白い論文を、面白いとか勉強になる論文をご紹介しております。
で、今日ご紹介する論文はですね、日本リハビリテーション学会が出している2022年の論文ですね。
糖尿病のリハビリテーション医療合併症対策と最新治療という特集があったみたいなんですけれども、
その中の糖尿病の運動療法、有酸素運動化、レジスタンス運動化っていうような、
そんな興味津々論文がありましたのでご紹介してみたいと思います。
はい、糖尿病の治療はですね、大きく3本柱になっていて、これご存知の方も多いかもしれないですけれども、
1つは食事療法ですね。で、2つ目がこの運動療法、今日ご紹介する運動療法ですね。
で、3つ目が薬物療法っていうことで、この3本柱をうまいことやっていくっていうことが非常に重要なんですけれども、
その中でもですね、この運動療法をどういうふうにやっていったらいいかっていうのはね、結構テーマというか大きなテーマの1つだったんですよね。
で、中でもこの有酸素運動、バー、バーソスではないですけれども、とレジスタンス運動ですね。
これがどっちがいいのかとかですね、どういう運動をしてもらったらいいのかとかっていうのが結構ね、いろんな研究がされてきてきたりしました。
はい、で、それを総論としてですね、発表した論文がこの論文ということになります。
はい、用紙のところはね、ちょっと用紙のところを読んだらまあそのままなんですけれども、後からご覧いただくとしてですね、
まずは初めにですね、糖尿病患者のリハビリテーションを行うにあたって有酸素運動かレジスタンス運動かを考えるように必要なポイントや注意点について述べたいということで、
まずはですね、この運動療法の進め方、これ非常にいいこと書いてあって、特に表1のところですね、
EIM、Exercise is Medicineっていうふうに書いてあって、まあ当然ですけれども、血糖の効果作用はあるんですけれども、それ以外にも
9つですね、体重減少、血圧効果作用、筋力低下、フレールサルコペニアの予防、コスト少々予防、若々しくいられる、燃治症の予防、両眠を促す、
がん動脈効果の予防、あと最後QALの向上ということで、まあいろんな効果がありますよね。はい、なので運動は
百害あって一事なしではないですね、逆ですね。えーと、まあ何にでもいいっていう、まあ運動はね、ぜひともやった方がいいっていうのは、
まあこれ糖尿病の患者さんに限らないですけれども、はい、っていうことですね、はい。で、あとね、すごい良いことが書いてあるのは、この
すすめ方の2番目のところですね、はい、のところで糖尿病患者には決して安静にしないこと、安静禁止を伝えていただきたいということで、これね、すごい大事ですよね。
あの、昨日の慢性腎臓病のお話の中でもありましたけれども、結構ね、病気を持ってるイコール安静にしないといけないみたいな
マインドってね、まだ今でもね、結構あると思うんですよね。なんですけれども、これはね、もう明らかに逆効果になるんで、この身体不活動ですね、はい、いうのを少しでも減らすっていうことが非常に重要になってきます。
はい、なので、えーと、そうですね、ここの下のところにも書いてありますけれども、30分ごとに5分間立ち上がる。
まあこれだけでもいいんですよ、これで血糖が下がるらしいんで、はい、立ったまま会議も有用であるって書いてありますけれども、
少なくとも、こう、動かないとか、安静にし続けるというのが一番良くないっていう風にされていますね、はい。
はい、で、注意すべき、あ、注意すべき病態はね、ちょっと内容難しいんで、これちょっと飛ばさせていただいて、ただまあ実際にね、糖尿病を持ってらっしゃる方で運動療法をやる方は、ぜひ主治医の先生とご相談いただけたらと思うんですけれども、
その次のページですね、PDFで言うと、3ページ目かな、1204ページのところに、運動の種類っていう風に書いてありますけれども、
まあ運動の種類、先ほどが言っているように、有酸素運動とレジスタンス運動、あとバランス運動ですね、
かっこストレッチングって書いてありますけれども、こういう風に分かれる、これが図1のところに書いてありますね、はい。
で、有酸素運動の代表的なところが、まあ、ウォーキングとかですね、ジョギングとかっていうので、あと水泳とかですね、
で、レジスタンス運動ですね、こういうのは腹筋とかダンベルとかですね、まあいわゆる筋トレ的なやつですね、はい、いうもので、で、あとバランス運動ですね、
バランス運動は、片足立位保持とかですね、まあ本当にバランス、体幹バランス運動とかっていうことで、まあバランスを鍛えるものになっていて、
まあこれが、まあ大きくは、この有酸素運動、レジスタンス運動、バランス運動の、まあもちろん組み合わせなんですけれども、に分かれるというような感じになってきます。
はい、で、えっと、あ、そうですね、で、ヒット、高強度のインターバルトレーニングのことも書いてあるんですけど、これちょっと飛ばさせていただいて、
レジスタンス運動の効果、有酸素運動とレジスタンス運動の効果っていうのが図3のところに書いてあるんですけれども、これですね、これ多分ね、一般の方はほとんど見たことないと思うんですけれども、
こういうのがメタアナリシスっていうのを表記の仕方なんですね、あの最終的な、いろんな研究を合わせ技になってきて、最終的な結果はどうですかっていうのがこの図の3のような示し方になるんですけれども、
まあちょっとこれ、文字が被っていて見えにくいんですけれども、まあ結論としては有酸素運動もレジスタンス運動もヘモ伸びA1Cっていう血糖の平均値ですね、
2ヶ月ぐらいの平均値を両方ともに下げるっていうことが、いろんな研究で示されているっていう、そんな感じになっています。
で、具体的には有酸素運動はヘモ伸びA1Cがマイナス0.73かな、はい、で、レジスタンス運動がマイナス0.57ですね、はい、で、併用するのも有用っていうような、そんなことになっていて、
まあ、やっぱり運動はね、近畿の人でなければやった方がいいよっていう、まあ当然そうなんですけれども、はい、っていう感じになってきます。
はい、で、あとは、じゃあ、高齢者ですね、表の5のところに書いてありますけれども、表、高齢者の運動両方ですね、はい、いうのをどういうふうにしたらいいかっていうので、