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2025-02-10 10:29

《1156》速報☝医師国家試験注目問題👀死亡診断書に何と書く⁉️

【本日取り上げた問題はこちら】https://bbs.icrip.jp/forums/topic/119c-39/

死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル

https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/manual_r06.pdf


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■AI要約(誤字はご勘弁ください)

## 第119回医師国家試験注目問題解説【老衰判定のポイント】


**患者概要**

98歳女性、5年前の脳梗塞発症後3年前から寝たきり状態。在宅緩和ケアの方針で、1ヶ月前から食事摂取困難となり2週間前より傾眠状態。家族が呼吸停止を確認した事例。


**診察所見**

・瞳孔散大・心停止確認

・死後4時間経過を示す背部死斑と顎関節硬直

・外傷なく脱水状態


**死亡診断書記載のポイント**

1. **直接死因**に「老衰」が正解(A選択肢)

→ 厚生労働省「死亡診断書記入マニュアル(令和6年版)」に基づき、他に特定すべき死因がなく自然死の場合に適応

2. **脳梗塞**は基礎疾患としてⅡ欄(併存疾患)に記載

3. 「心不全」「呼吸不全」は終末期状態として記載不可

4. 在宅医療の継続(訪問診療)と外傷のないことが検死回避の要件


**社会的背景**

高齢化に伴い老衰死が増加、2022年では日本人の死因第3位。死亡診断書の記載基準が2018年に改正され、医師の適切な判断が求められるようになった。


**試験作成の意図**

・在宅医療現場で実際に遭遇する典型症例

・死後変化の時間的経過(死斑・硬直)の正確な知識

・法令遵守と倫理的判断のバランスを問う



00:02
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしております。
質問リクエストは、質問フォーム、質問箱からぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、質問とリクエストを募集しておきながら、
今日はですね、超久々に医師国家試験クイズをやろうと思います。
何ヶ月ぶり?2ヶ月ぶりぐらいですかね。
はい、ということで、実はですね、昨日まで医師国家試験第119回医師国家試験が行われていたんですよね。
で、まあ多分この放送を聞いておられる方の中に医学生はいらっしゃらないんじゃないかなというふうに思うんですけれども、
もし医学生、特に6年生いらっしゃったらお疲れ様でございました。
ちょっと働き始めるまで、医師になれるとしてですね、働き始めるまで少し休養していただけたらと思います。
はい、で、その中でですね、昨日ちょっとXでもすごいバズっていた注目問題が1個ございまして、
それを一緒に皆さんとやっていきたいなというふうに思います。
はい、ということで、今回の最新、超最新の119回の医師国家試験問題のC-39っていうところですね。
はい、からやっていきたいと思います。
はい、問題。
98歳の女性。家族から呼吸が止まったと往診依頼があった。
5年前に脳梗塞が発症し、3年前から寝たきりとなり、訪問診療を受けている。
本人の意向で積極的な治療は行わずに在宅見取りの方針であった。
1ヶ月前からほとんど食事が取れなくなり、体重が減少してきた。
2週間前から軽眠状態となり、ここ数日は体をゆすっても反応がなかった。
本日未明に依頼があり、早朝に往診した。
家族によると4時間前に呼吸が止まったという診察を行い、
同行3台呼吸停止および心停止を確認した。
背中にはわずかに歯犯が出現し、顎関節には、
顎の関節ですね、顎の関節ですね、には死後硬直が出現していた。
体に外症はなく、類相と脱水処刑を認めた。類相って痩せるのことですね。
経過と死体処刑から浪水による死亡と判断した。
死亡診断書の直接診断に記載するのはどれかということで、
A 浪水
B 心不全
C 脳梗塞
D 呼吸不全
E 負傷なし
はい、ということでいかがでしょうか。
はい、ジャンジャン答えてください。ちょっと久々ですが、
えっとまずはスマホから見ますが、
03:02
えっと、A
A かな?
A、A、A、
D の方もいますね。
D
A
A と D で分かれてますかね。
A と D で分かれていて、でも A の方が多いかなっていう感じですかね。
はい、では正解発表したいと思います。正解は、
A の浪水です。
だと思います、たぶん。
これちょっとね、まだ正式正式解答発表されてないんで、あのちょっと確実に正解とは言い切れないんですけれども、
まあ多分 A かなっていう感じですね。はい、ということでおそらく正解の方おめでとうございます。はい。
はい、いやでねこれね非常にね時代を感じる問題なのと、あと問題もね非常に問題ですね。
はい、で何が時代を感じるかというと、この浪水をね、やっぱりね詩人として書くことがね多くなってきたっていうことはね非常に
あのあり得るかなというふうに思います。で、えっとこれですね、あの実は以前のボンシーの時代かな、スタイフルの時代かちょっと忘れましたけれども、まあ我々ですね、こういう死亡診断書を書く時の気に生まれあるっていうのがあって、
これ令和6年度版がね最新なんですけれども、それに従って書くっていうことになってるんですね。で、死亡診断書の書式ね大きくは変わらないんですけれども、
まあ例えばこれいつだったかな、ちょっといつか忘れましたけれども、数年前にあの判子ですね、ナツインがいらなくなったりとかっていうことで少しね変化したりするんですよね。
で、あとは書き方のねこのコツ、コツというか、あの書き方のもう本当に大作法みたいなことがこの40ページに渡る
死亡診断書、下位検案書、気に生まれあるっていうふうに書いてあって、で、その中にもうですね、あの浪水に関して触れられてるんですよね。
で、今死因の中で浪水が非常に増えてるっていうのは皆さんもご存知のことかと思いますけれども、
その大きな要因の一つとしてこの死亡診断書のマニュアルに書いてあるっていう言葉で非常に大きな要因の一つかなというふうに思います。
具体的にはその死亡診断書、令和6年版の10ページのところにですね、死因としての浪水は高齢者で他に記載すべき死亡の原因がない、
いわゆる推薦値の場合のみ持ちますということで、ただし浪水から他の病態を併発して死亡した場合は医学的因果関係に従って記入することになりますということになっております。
で、例えば、A、直接死因が誤演性肺炎、
B、Aの原因で浪水というふうに書くっていう、そんな感じになっております。というのが例で示されています。
06:01
ということで、おそらく浪水ということで正解でいいんじゃないかなというふうに思います。
で、むしろね、この心不全とか呼吸不全ですね、これは最終的にはね、みんな心不全とか呼吸不全になるんですよね、心臓止まって呼吸止まってっていうことになるんで、
なのでここら辺をね、書かないようにっていうのもですね、このマニュアルのちょうど10ページに書いてあるんですよね。
疾患の終末期の状態としての心不全呼吸不全等は記入しないようにしますということで書いてあるんですよね。
ただ、飽きたかな病態としての心不全呼吸不全を記入することは問題ありませんということになっていて、
例えばですけどね、この人がなんか心筋梗塞があってものすごい、
なんかその心筋梗塞によって心臓がもう止まりかけて止まったみたいなふうに予想される場合には心不全っていうふうに書いてもいいですし、
あとは呼吸不全、例えばなんでもいいですけれども、
関心性肺炎っていうですね、肺の病気があって、それが非常に悪くなっていってっていう場合には呼吸不全を書きうるんですけれども、
その場合には関心性肺炎とか心筋梗塞書きますよね、はい、っていう感じで、
心不全呼吸不全はね、いずれにしてもあんまり書かないようにっていうことになっております、はい、っていう感じですね。
あとは、むしろ迷うのが、この脳梗塞迷う方いらっしゃるんじゃないかなというふうに思ったんですけれども、
なんか誰も選ばれなかったですね、はい、脳梗塞はこの人、何年前でしたっけ、5年前に脳梗塞なられてるんで、
脳梗塞を直接死因に書くのを選ぶ方いらっしゃるかなというふうに思ったんですけれども、
脳梗塞は直接はね、この死因に関係していないんで、
この死亡の原因のところにローマ数字の1、2っていうところがあって、
ローマ数字の1のところに直接死因とかいろいろ死因に関係することを書くんですけれども、
その2、ローマ数字の2っていうところにですね、
この直接には死因に関係しないが一覧の小病経過に影響を及ぼした小病名等っていうのがありまして、
そこにおそらく書くかなっていう感じですね、そこに脳梗塞って書いて、
経過5年っていうふうに書くかなというふうに思います、はい、という感じでした。
あとはですね、これ非常にね、よく考えられてる問題で、
応診と訪問診療ね、ちゃんと区別して書いてありますよね、
この1行目は応診と書いてあって、これはだから臨時の診察っていうことで、
2行目に訪問診療を受けているっていうのは定期の診察っていうことで、
ちゃんと書き分けているっていうことも素晴らしいですし、
あとはそもそもこの在宅医が入っているっていうことが大事ですよね、
訪問診療院が入ってないとですね、これは異常者扱いになりうる可能性がありますんで、
ちゃんと定期的に見ていてっていうことで、
いうのもポイントかなというふうに思いますし、
あとは何ですか、早朝に、そうですね、
09:01
あとは早朝に応診して4時間前に呼吸音が止まっていたっていうのも、
こういうのも在宅では非常にあるあるケースで、
まあなんか非常にね、現実的なケースかなというふうに思いますね、
あの直後に死亡診断しなくてもいいっていう感じですよね、
で、あとはその三聴講師っていう同行三大呼吸停止・心停止を確認して、
まあこれも必ず死亡確認のときにはね、やりますんで、
まあそれも書いてありますし、
あとは四半とかですね、四五甲直、ちょうどね4時間でしたよね、
そうですね、4時間ぐらい経ってるんで、
まあがっかん節ぐらいから四五甲直が出てきているっていうのもなんかだとかなというふうに思いますし、
あとは当然ですけどね、外症がないっていう、
まあこれがね、その外症があったらちょっと、
あの、仮にこの訪問診療院が入っているとしてもですね、
事件性があるっていうことで異常者扱いにならないといけないんですけれども、
まあそういったものはないっていう、
まあ単純に類相と脱水だけで、まあ漏水かなっていう、
そんな感じなんで、
まああの非常によく考えられた問題かなというふうに思いましたね、
はい、はい、という感じでした、
はい、では最後心身じゃんけんいきたいと思います、
いきますよ、心身じゃんけん、じゃんけん、
グッ!
ということで、今日も幸せな日にしてありますように、
お会いとなりかえるたけでした、
今日もいいしんしん!
10:29

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