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2024-02-05 09:49

《850》実はあなたも依存症⁉️依存症を一緒に学ぼう☝️

本日の資料はこちら

https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000620866.pdf


AI要約

- 依存症は誰でもかかりうる病気で、正しい知識と温かい支え合いが必要。

- 依存症はアルコールやギャンブルなどの特定の物質や行為をやめたくてもやめられない状態。自分や家族の健全な社会生活に悪影響を及ぼす。

- 依存症の4つの特徴は1誰でもかかりうる2自覚しにくい3周囲に影響4周囲からの孤立。脳の病気である。

- 依存症は回復可能だが、周囲の関わり方が重要。時には周囲の「イネーブリング」が依存症を悪化させる。

- 依存症の方や家族は孤立せずに相談窓口につながることが大切。自助グループなどの支援もある。

- 依存症の簡易検査は役立つ。例えばアルコール依存のCAGE検査など。

- 医学教育では依存症をほとんど学ばないが、内科医でも依存症患者を診る機会は多い。知識不足が偏見や誤解を生む。

- 依存症への理解がまだまだ不十分なので、資料を参考に正しく知ることが重要。


#医療 #健康 #依存症

サマリー

依存症を正しく知り、支えるためには、依存症は誰もがかかる可能性があり、身近な病気であることを理解しています。特定の物質や行為に依存し、それを止めることができない状態です。自覚しにくく、周囲に影響を及ぼし、孤立しがちです。また、依存症は脳の病気として扱われ、依存物質の摂取によって苦しみや辛さを紛らわせる行動を繰り返すことが主な要因です。依存症の影響や家族のサポートについて学んでいます。

依存症の特徴とは
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所院長、内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと悪いタスクお話を 毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブやっていて、公開生収録や 皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも年季です。ぜひご参加ください。
ということで、ちょっとこれからですね、毎週月曜日は 参考になるいろんな資料がありますので、
それをご紹介していく曜日に しようかなと思っているんですけれども、
今日はですね、おとといかな、おとといの宮川先生ですね、 心理学講師の宮川先生のところで、
依存症のライブがありまして、その中でね、 依存症ってっていうですね、
厚生労働省が出してる資料をご紹介されておられて、 これね、非常によかったんで、
ちょっとぜひ皆さんに知っていただきたいなと思って ご紹介しようと思います。
で、詳しくはですね、宮川先生のところのラジオ、 アーカイブで残ってますので、
これをね、2時間強ぐらいかな、 なったと思いますけれども、
依存症の専門家3人を招きして、 沢先生と岩野先生と、
あとアメリカで心理応報者をされている 服部先生と、3人がゲストで、
依存症についてあれやこれや話すっていうですね、
で、宮川先生にそこに、宮川先生がその3人に、 一般的にありふれた質問を聞いていくっていうような、
そんな感じの形式で、 非常に私自身も改めて勉強になりましたし、
私自身はですね、 依存症専門っていうわけではないんですけれども、
ただ、やっぱりね、内会としては 依存症を避けて通れない分野なんで、
改めてこれを機に勉強しようかなというふうに 思いました。
はい。で、依存症をですね、 正しく知って支えるためにって、
この副題にも書いてありますけれども、 やっぱりね、まだまだ誤解多いなというふうに思いますね。
これ、私もね、以前だいぶ誤解してたなって 反省する部分ありますし、
あとは、医療者でもですね、やっぱり、 誤解してる方って非常に多いと思いますね。
まあ、偏見もそうですし、理解不足とかですね、 そういうのはすごい多いなというふうに、
自分自身もね、過去の経験から反省していて、 これはね、佐藤先生も言われてましたけれども、
医学教育の中でね、 依存症を学ぶ機会って全くない、
全くっていうことはないかな。 ほとんどないんですよね。
精神医学の一分野として、 依存症ってやることはあるんですけれども、
扱っても、私もね、学生講義で聞いた記憶ってね、 本当にほぼないかなっていうぐらい、
当時はね、あんまりこの依存症って注目されて いなかったっていうのもあるかもしれないですけれども、
でも、はい。で、卒業してからもね、 患者さん結構いるんですよ。
依存症になる要因
内科領域でも患者さんは結構いるんです。
特にアルコールに関連する、いろんなアルコール性の 干渉害をはじめとしてですね、いうものと、
あとはニコチンですね、やっぱり煙草ですね。 煙草に関連してニコチン依存ですね。
こういうのって、かなり内科領域でも 扱うこと多いんですけれども、
でも、多くの内科医はね、やっぱり依存症って、 基本的には専門外なんで、
学んできていなかったりとかっていうことは、 非常に多くあるかなというふうに思います。
ちなみにですね、ちょっと話脱線しますけれども、 私ね、一応というか、
同期付け面接っていう心理療法をやっていてですね、 その同期付け面接3Qっていうのを持っていて、
その中でもね、岩野先生も今回言われてましたけれども、
同期付け面接ってね、依存症の治療の一つとして 非常に有効だっていうのが、
いろんな研究で明らかになっていて、 そこでも結構勉強しましたっていう、
そんな感じですね。はい。
はい。ということで、早速ちょっと前吹きで 長くなりましたけれども、やっていこうと思いますが、
まず1枚目ですね。1枚目の下ね、
依存症は誰もがかかりうる身近な病気だから、 正しい知識と温かい支えが必要です。
これにつきますね。
これがやっぱり大事かなと思いますね。
沢先生も言われてましたけれども、 やっぱり人とのつながりとかですね、
いろんな実験でも言われてますけれども、
こういうので、依存症の方を支援していったり、 依存症から立ち直っていったりするっていうのは、
実際なんで、これすごいいいかなと思います。
はい。まず、依存症とはっていうことですけれども、
アルコールやギャンブルなどの特定の物質や行為を やめたくてもやめられない状態を依存症と言います。
習慣的に依存物質の摂取や依存行為を 繰り返していくうちに進行していく病気です。
自分や家族の健全な社会生活で悪影響を及ぼす 可能性がありますということで。
依存症って実は死壁っていうふうに言うんですけれども、
死壁はあんまり浸透していなくて、 依存症って言われることが多いですよね。
で、こういう4つの特徴が書いてあって、 1つが誰もが成り得るんですね。
一番初めにも書いてありましたけど、 誰もが成り得るっていうことと、
2つ目が自覚しにくいですね。
これはすごいありますよね。 非人の病っていうふうに言われるぐらいで、
認められない、認めないっていうことが 結構ありますよね。
で、3つ目が周囲に影響を与えるっていうことで、
これは周囲を、後からちょっと話しますけれども、
家族とかですね、周りの方を巻き込んで っていうことがありますし、
一方で4つ目ですね、 周囲から孤立しがちっていうことがあります。
で、それが結局脳の病気、 脳の病気、不調って書いてありますけれども、
こういうのが脳の中で変化を起こしてきて っていうような、そんな病気になってますね。
依存症はそもそも病気として 扱われますからね。
で、依存症にはどうしてなるのっていうことで、 この1、2、3っていうのが書いてありますけれども、
まず1つ目ですね。
まず1つ目は依存物質の摂取、 依存行為っていうことで、
この苦しさとか辛さを紛らわすための 依存物質の摂取行為を繰り返すことによって、
っていうことで、これ今気づきましたけど、 この摂取の摂取の字が間違えてますね、これ。
誤字ですね、これ。
誤字を発見してしまいましたけれども、 摂取、取る方の摂取ですね。
繰り返すことによってっていうことで、
依存物質の摂取による苦しさの紛らわし行為
ただ人によって、この何が依存物質になるか っていうのは全然違いますね。
例えば、私がアルコール依存になることって 絶対あり得ないんですけど、
私はアルコールは毒物でしかないんで、 ないんですけども、
でも人によってはそれで 依存になることもあるじゃないですか。
なので、人によって、この何が 依存物質になるかとか、
何が依存行為になるかっていうのも 違ってきたりしますよね。
で、そこからこの2番目ですね。
社会生活や健康への影響っていうことで、 先ほど言ったような脳が変化していって、
生活、人間関係、体、精神、いろんなところに 影響を起こしてくるっていうことがあります。
で、それが悪循環になってくると、
やめずにいられないっていうことで 益々加速するっていうのは、
そんな流れになってくる ということですね。
ただですね、依存症は回復しますっていうことで、
適切な支援により回復することができます っていうのが4ページ目かな、
はい、なっていて、
ただ、やっぱり周りの関わりって非常に重要で、
この依存症を抱えている人に避けたほうが いい行為っていうことで、
よかれと思ってやった行動が 依存症の回復を行わせたり、
悪化させてしまう恐れがありますっていうことで、
これ宮川先生のラジオの中でも イネイブリング取り上げられてましたけれども、
これね、すごいあるんですよね。
家族のサポート
なので、これはね、やっぱり周りの方も含めて、
よくよく知っておいていただく必要性が あるかなというふうに思います。
で、あとは依存症の家族の方ですね。
家族の方でもこない言葉をかけてしまうこととかって、
あなたが追い詰めているんじゃないの みたいなことを言うと、
いけないっていうか、 家族ができることは限られていますよね。
これは本当にその通りですよね。
なんか家族だったらどうにかできるんじゃないかって 思われがちですけれども、
どうにもできないっていうところから始まるっていうのを、
宮川先生のラジオで言われていたことかなと思います。
やっぱり相談を、まずはどっかにつながろうっていうことで、
この相談丸口はこちらっていうことで、 いろんなのが書いてあります。
精神保険福祉センターとか保健所とかですね。
あと専門の医療機関、あと事情グループですね。
事情グループとか家族会とかもあったりしますけれども、
あと回復支援団体みたいな、そんなのがあります。
ただここに出ていない、例えばさっき言ったような、
ニコチン依存とかどうするのかっていうのとかで、
こういうのがあったりするので、 まだまだこれからかなという気はしますよね。
ただ最近のギャンブル等依存症とかですね、
この辺は家族会とかも整理されてきてるんだと思って、
ちょっと僕も知らなかったんで、 これ改めて勉強になりましたね。
続いて6枚目が依存症かもっていうことで、
これは結構有名で、特にアルコール依存症の簡易チェックツール、
ケージスクエスチョンっていうのは非常に有名ですよね。
これぜひ皆さんもチェックしていただけたらなというふうに思いますし、
あとこれね、ギャンブル等依存症の簡易チェックツール、
ロストってこれ僕全然知らなかったですね。
これもね、ギャンブル依存症の方、
もしかしたらリスナーの方にいらっしゃらないかもしれないですけど、
ちょっとチェックしていただけたらいいんじゃないかなと思いますね。
という感じです。
で、7枚目がやめられない問題が起きていませんかっていうことで、
当事者の方、あと家族の方の声が書いてありますけれども、
私、依存症と思った方はちょっと注意して、
このアクセスしていただけたらいいんじゃないかなと思って、
取り上げさせていただきました。
ということで、今日も幸せな一日となりますように、
はじめは第1回のだけでした。
興味津々。
09:49

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