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2024-06-04 11:17

《947》がん以外のたばこ🚬関連の病気(COPD)にも緩和ケアは必要です

本日ご紹介した論文はこちら 医学と医療の最前線 非がん性呼吸器疾患の緩和ケア https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/112/3/112_531/_pdf 面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは #心身健康ラジオ #興味シンシン論文 をつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください! #医療 #健康 #スタエフ医療部 《AI要約》 医療健康ラジオ番組で、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの非がん呼吸器疾患の緩和ケアについて論文を紹介した。WHO の緩和ケア定義はがんに限らず、生命を脅かす病に適用される。呼吸器疾患患者でも緩和ケアが必要とされ、特に終末期のCOPD患者で10%を占めるとされる。 主な症状は呼吸困難で、原疾患治療に加えてオピオイドが有効とされるが、がん以外の疾患でのオピオイド使用には議論がある。また抑うつ・不安など精神症状にも対応が求められる。治療には呼吸器リハビリ、認知行動療法なども有用である。 緩和ケアには意思決定支援(アドバンスケア・プランニング)が重要で、呼吸器疾患でも同様に患者・家族と話し合う必要がある。非がん呼吸器疾患でも緩和ケアが重要であることを認識する必要がある。

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内科医たけの心身健康ラジオ、みなさんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を毎朝5時50分に10分程度で配信しています。
毎朝5時半からライブやっていて、公開生し録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
今週は禁煙週間にしなんで、たばこ🚬関連のいろいろな放送をしているんですけれども、
毎週火曜日は興味津々論文ということで、論文をご紹介していますので、
たばこ🚬にちょっと絡んだ、ちょっと外れてるんですけどね、たばこ🚬をもう少し絡むCOPDですね、排気臭。
これちょっと詳しくは明日お話ししようかなと思っているんですけれども、
それ関連の緩和ケアの論文がありましたので、これをご紹介してみたいと思います。
ご紹介する論文はですね、これ以前もね、何の時に取り上げたか忘れましたけれども、
我らが日本内科学会の雑誌ですね、日本内科学会雑誌の、
昨年ですね、2023年に出た医学と医療の最前線っていうものの中の、
肝性呼吸器疾患の緩和ケアっていう論文ですね、こちらを取り上げたいと思います。
ちなみにですね、書かれたのは松田先生という、私いつも非常にお世話になっているという、
なんなら仕事をバンバン振られる先生なんですけれども、兄貴分みたいな先生ですけれども、
その先生がこんな論文を書かれてたんだっていうのに、昨日気がつきまして、これをご紹介してみたいと思います。
まずタイトルがですね、ちょっとややこしいというか、
非肝性呼吸器疾患って何?みたいな感じになると思うんですけれども、
今ですね、呼吸器内科の先生方って、かなりの割合ね、肺癌を見てらっしゃるんですよね。
肺癌も当然ですけれども、タバコに関連するって、これは非常に有名で知られた事実だと思うんですけれども、
実はですね、がん以外の病気の呼吸器、肺の病気ですね、もう緩和ケア必要で、
中でも、この論文の中でも取り上げられてますけれども、COPDですね、肺機種慢性器官支援ですね、
これとあと肺繊維症ですね、これとタバコ関係ないんですけれども、肺が固くなるような病気があるんですけれども、
肺の繊維化って言ってですね、肺って普通はスポンジみたいに空気がいっぱい入ってみたいな感じになるんですけど、
それがね、固くなってしまうっていうような肺繊維症っていう、この2つがですね、
非肝性の呼吸器疾患として非常に、特に緩和ケアが大事っていうことで知られている病気です。
なのでそれに関連するお話ということで聞いていただけたらと思います。
まずは始めに言うところですけれども、これはね、もういつも言ってる話ですけど、
2002年にWHOの緩和ケアの定義ですね。
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もう毎回言ってますけど、もう一回ちょっと繰り返すと、
緩和ケアとは、生命を美化す病に関連する問題に直面している患者とその家族の共有を、
痛みやその他の身体的、心理、社会的、スピリチュアルの問題を早期に見出し、
的確に評価を行い対応することで、苦痛を予防し、
和らげることを通して向上させるアプローチであるということで書いてあって、
ここにはね、がんと一言も書いてないんですよね。
これね、もうすごい誤解で、もちろんね、がんもね、緩和ケアの対象に当然なるんですけれども、
がん以外の病気ですね、も緩和ケアの対象になっていて、
その1つが、先ほど言った呼吸器の病気の中ではCOPDと肺繊維症ということになってきます。
これですね、論文の中にも書いてありますけれども、
この緩和ケアの意思進というのが出ているんですね。
これ非常に勉強になって、私も時々使わせていただいているんですけれども、
なので専門職の方は、これぜひご覧いただけたらなというふうに思います。
なぜですね、このがん以外の病気の呼吸器の病気で緩和ケアが必要かというと、
これも以前もご紹介しましたけれども、
このWHOと世界緩和ケア連合というWPCAというのがあるんですけれども、
そこから2014年に出された、ちょっと古いですけどね、
その報告書でも、緩和ケアが必要な患者のうち、
COPD患者が約1割を占めているということで、
意外とね、やっぱりCOPDの、特に最後の終末期に至っていくとですね、
さまざまな緩和ケアが必要ということになってきますし、
後は松原先生で診療大会でもあるんで、
こういう呼吸器の病気の心理的なところに非常に長けてらっしゃるんですけれども、
欲打つとか不安とかですね、こういったことに関しても、
緩和ケアが必要だということが書いてあります。
中でもですね、2のところにいきますけれども、
やっぱり呼吸困難、これが非常に多いんですね。
ガンだとね、やっぱり痛みが一番、特に身体的苦痛としては注目されますけれども、
肺の病気に関しては、やっぱりガス交換といって、
普通酸素の二酸化炭素が肺の中で交換されるんですけれども、
それがうまくできなくなったりとかして、呼吸困難ですね、
いわゆる息苦しさが出てくるというのが非常に多くなってきます。
それに対する治療というのが書いてあるんですけれども、
まずはですね、もともとの病気に対する治療をちゃんと行うということですね。
COPDであれば、気管四角調薬といって、
気管、空気の通り道を広げるような治療があるんですけれども、
そういうものとか、あと酸素が低い場合には酸素を適切に行うという、
これは大前提として大事なんですけれども、
それに加えてですね、これちょっと意外かもしれないですけれども、
オピオイドも使うんですね。
これは我々の中ではすごい常識なんですけれども、
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オピオイドって、いわゆる医療用麻薬ですね。
その痛みに対して使うものというふうな認識を
お持ちの方も結構いらっしゃるかもしれないですけれども、
もちろん痛みに対しても使うんですけれども、
痛み以外にですね、特にこの呼吸困難ですね、
に関してはかなりエビデンスがあって、
ちょっとエビデンスの詳細は今日はお話ししませんけれども、
実際に臨床上でもよく使われるようになっています。
ということで、ただここにも書いてあるように、
非がん性呼吸器疾患の呼吸困難に対する
オピオイドの有用性については一致した見解が得られていない
ということになっていて、がんに関しては結構使うんですけれども、
それ以外の病気に対してはかなり使い方を誤らないように
使わないといけないというところはありますね。
ということで、ちょっと具体的な方法はもう飛ばさせていただいて、
それに加えてですね、このベンゾジアゼピンを使うという方もいらっしゃるんですけど、
ベンゾジアゼピンっていわゆる安定薬、
抗不安薬、安定剤ですね。
これを使うかどうかっていうのも結構議論に上がるんですけれども、
これに関してはあんまり積極的に使わないほうがいいだろうということに
今のところはなっています。
ただ、後から言いますけれども、やっぱり不安が強い方とか、
不安、抑鬱に対してベンゾを使うことはあまりないですけれども、
そういう方に関しては考慮し得るかなと個人的に思いますね。
あと、4に書いてある送風ですね。
これはですね、去年も学会の中でも送風療法についてかなり厚く語られたんですけれども、
これ意外と有効です。
実体験としては結構有効ですね。
手持ちの扇風機を用いて顔面に送風するっていう、
百均とかで売ってる簡易の扇風機みたいなのあるじゃないですか、
あれをやるみたいなのって結構有用だったんですね。
これはほとんど副作用もないですし、
あと家族間のコミュニケーションにもなりますし、
これはかなりお勧めされる方法の一つですよね。
あとは鎮静ですね。
鎮静に関してはね、ちょっともうこれ話すと非常に長くなるんであれですけれども、
鎮静も本当に予後が限られている、
もう嫁行くばっかみたいな時には考慮され得るっていう、
そんな感じになってます。
あとは精神症状ですね。
先ほど言ったように松田先生ね、
呼吸器大会×診療大会なんで、
この精神症状らへんも非常にお詳しいんですけれども、
先ほど言ったように、
欲打つ不安不眠とかっていう精神症状の頻度が高いっていうことが、
これ非常によく知られていて、
ただ治療としては結構難しい部分が多いですよね。
先ほど言ったようにこのベンゾー・ジェゼピン系の
抗不安薬、いわゆる安定剤に関しては、
原則的に使用しない方がいいんです。
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副細胞が多く出るからっていうことになるんですけれども、
ただ場合によっては使用することもあるっていう、
そんな感じですかね。
あとは呼吸器リハビリですね。
これは腎臓でもそうですけれども、
リハビリは何でも効くんで、
リハビリは超有用っていうことと、
あとは認知行動療法っていう心理療法の一つですけれども、
この次のページの図をご覧いただけたらと思うんですけれども、
これ非常に分かりやすくなっていて、
この認知モデルですね。
考え方の癖のモデルの上が負の連鎖で、
下が正の連鎖っていうことになってるんですけれども、
負の連鎖の悪循環に陥ることがかなりあるので、
ここら辺にアプローチしていくっていうのが、
心理師さんと含めて重要なこともありますね。
最後は意思決定支援っていうことで、
これはすごい大事です。
要はACPですね、アドバンスケアプランニング、
この辺の話をしていく中で、
やっぱりどういうふうに過ごしたいのかとかですね、
いうのをすごい患者さん、ご家族とともに話し合う重要性ってのはあります。
これは呼吸器しっかり限る話ではないんですけれども、
呼吸器の病気以外でもですね、
ACPっていうのを元気なうちからやっといたほうがいいんじゃないかなと、
個人的には思うんですけれども、
中でもこういう命に関わる病気の場合には、
ACP、アドバンスケアプランニングが重要ですよっていうふうに書いてあります。
ということで、これちょっと専門家向けなんで、
若干内容難しい部分もありますけれども、
概論としてはこういう、
少なくとも、
がん以外の呼吸器の肺の病気に関しても、
緩和ケア使われますよっていう、
緩和ケア重要なんですよということを知っていただけたらなと思って、
ご紹介させていただきました。
それでは最後、
しんしんじゃんけんにいきたいと思います。
しんしんじゃんけん、じゃんけんぱ!
ということで、
今日も幸せな一日でありますように、
お会いとはない。
カリノタケでした。
興味津々。
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