内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今日はですね、ちょっと私からの話題提供というか、
たけおが聞きたい的なことでお話していきたいと思うんですけれども、
皆さん、生成AIは使われておりますでしょうか。
結構な方は使っているんじゃないかな。
少なくとも私の周りとか、このポッドキャストを聞いていただいている方は、
かなりの方は使っていただいているんじゃないかなというふうに思うんですけれども、
その中でですね、医療現場で生成AIをどういうふうに使っていくかって、
結構私考えているんですよね。
それこそ、昨日のしんしん健康TVですね。
YouTubeで週に1回配信しているやつですけれども、
その中でも、さくら先生っていう架空のドクターをお招きしてですね、
いろいろお話をお伺いしていて、
昨日もね、ちょっと途中コントみたいな感じになったりとかですね、
ロールプレイを一緒にやったりとかしましたけれども、
結構この生成AIを医療現場で生かしていくっていう、
今後、非常に重要な課題の一つになってくるかなというふうに思っております。
ちょうどですね、先月開かれました、
日本最高レフロージー学会の中でもですね、
私、編集委員会の企画をさせていただいたんですけれども、
その中で、お一人の先生が質問されてですね、
この生成AIを論文作成とかですね、
そういうのにどういうふうに生かしていきますか、
もしくは、その生成AIに対する、逆に規制ですね、
そういうふうなことを、委員会としてどういうふうに取り組んでいかれますか、
みたいなご質問をしていただいて、
これは非常に重要な示唆をいただいたかなというふうに思っています。
私自身もですね、実は学会の発表とかですね、
あと書籍を書くときもそうですし、
あと執筆のときにもですね、生成AI、むちゃくちゃ活用してるんですよね。
ただ、その中には、昨日もそうでしたけど、
ハルシネーションというですね、嘘が巧妙に仕組まれていてですね、
嘘が仕組まれているというのは、
こちらが分かっていないと騙されるということになりますし、
それこそ、それをそのまま論文にしてしまったら、
変な情報が世に流布されてしまうということで、
これは良くないじゃないですか。
なので、今、生成AIで論文も書けるような時代になってしまっているんですけれども、
でもそれをね、ちゃんと、こう、査読する。
これ、査読もね、AIで査読するという方法も今出てきているんですけれども、
いずれにしても、それを最終的に責任を取るのは人間なんで、
生成AIとどういうふうに共存、共栄していくかというのはね、
非常に重要な問題じゃないかなというふうに思います。
という感じでですね、結構研究に関してもですね、
その学会発表とかも含めて、生成AIって活かせるんですけれども、
これをですね、やっぱり医療現場にも活かしていきたいなというふうに
個人的には思っていて、
一番個人的に可能性あるかなというふうに思っているのは、
AIサポートをしながら診療をするということですね。
要は、今テレビ会見とかでも文字起こしの生成AIが
一緒に入ってとかってあるじゃないですか。
あるんですよね。
それと同じような感じで、文字起こしもそうなんですけれども、
生成AIが医者とか医療者が言っている意味わからん言葉を
翻訳してわかりやすく患者さんに説明してくれるという役割ですね。
これをね、できるんじゃないかなというふうに思っていて、
要は生成AIを通訳みたいな感じで、
医者が言っている言葉って大体意味わからないじゃないですか。
外国語みたいに思うと思うんで、
それを通訳して本人に伝えていただく。
本人の質問も一緒に考えられる。
要は、生成AIがどんな質問をしたらいいですか、
みたいなものを考えてくれるんで、
医者が言ったことに対してふむふむって思って、
こういうことは気になるんだけどって言ったら、
生成AIがちゃんとそれを医者に聞けるような風に
アレンジしてくれるっていうのはね、
あり得るんじゃないかなというふうに思ったりしますね。
これですね、患者さんの言葉を直接、
医者はカルテとか解釈しているわけではないんですね、実は。
それを医学用に変換して、
例えば診断を早期したりとかっていうことをしているんですけれども、
患者さんによってはですね、
うまいこと症状を打たれない方って結構いらっしゃるんですね。
それは、例えば時系列にとっては話しできないとかっていうのもそうですし、
表現の仕方が独特であったりとかですね、
あとは、症状がいっぱいありすぎて、
どれに重きを置いて話したらいいかわからないみたいな方とかもいらっしゃって、
その時にはこちら側から、
要は医療者側から、
うまいこと質問誘導をしないといけないんですけれども、
その部分を生成AIでやってもらうっていうのも、
ありなんじゃないかなというふうに思っていたりしますね。
っていうのが、
医療現場で使えるかなと思っているのが一つと、
あともう一つはですね、
医療現場の説明ってものすごい同じ説明を繰り返すことあるんですよね。
なので、ここら辺はですね、
やっぱり医療現場もものすごい忙しくなってきてるんで、
ある程度生成AIに質疑応答の部分まで含めて説明と、
ある程度基本的なQ&Aみたいなことですね、
こういうのはもうできるんじゃないかなというふうに思っていたりします。
ある程度の知識を教えておけばですね、
という感じで思っています。
それで似たような感じで、
資料を作るとかですね、
こういうのも結構生成AI得意としていて、
それこそ私のね、
学会発表のスライド作りとかも結構最近はですね、
生成AIを活用しているんですけれども、
これと同じような感じで、
臨床現場でこう、患者さん向けの資料とかパンフレットとかあるじゃないですか、
こういうのを作るっていうのも、
生成AI結構得意としているんじゃないかなというふうに思いますね。
どうしてもね、我々医療者が、
医療者視点で作ると難しくなりすぎる傾向があると思うんで、
その辺を患者さんの視点に立って、
こういう言い回しはよく分からないとかですね、
そういう壁打ち相手にしてもらいながら、
資料を作るとかっていうのも、
生成AIのうまい活用なんじゃないかなというふうに思ったりしています。
はい、という感じでしょうか。
で、ちょっとこれをお聞きの方の中ではですね、
医療者の方もいらっしゃると思いますし、
医療者じゃない方もいらっしゃると思うんですけれども、
ぜひね、医療現場とか医療の世界でこういうふうに使えるんじゃないか、
みたいなことがあったら、
どしどしコメント欄に入れておいていただけたらなというふうに思います。
いいアイディアには100心身ポイントを振っていたします。
ということで、
じゃあ最後、心身じゃんけんいきたいと思います。
いきますよー。
心身じゃんけん、じゃんけん、
初期!
ということで、
今日も幸せな一日でありますように、
お会いいただきありがとうございました。
興味津々。