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2024-08-20 11:53

《1013》あなたの長く続くめまい😵‍💫PPPDかも☝️なにそれ?

本日ご紹介した論文はこちら

内科医が知っておくべき 耳鼻咽喉科疾患(めまい編:BPPV,PPPD,突発性難聴,メニエール病等)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/110/12/110_2567/_pdf/-char/ja


参考)

第82回日本めまい平衡医学会 大会企画シンポジウム2慢性めまいの治療戦略「認知行動療法」

https://researchmap.jp/multidatabases/multidatabase_contents/download/703349/8ab2c7fc0da12059a143334bc7c3c29f/33468?col_no=2&frame_id=1308428


持続性知覚性姿勢誘発めまい患者2例に対する認知行動療法の実践

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jser/82/1/82_16/_pdf


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《AI要約》※誤字はご容赦!

内科医たけお先生が「心身健康ラジオ」で、めまいに関する最新の医学知識を紹介しています。この放送は毎朝5時50分から10分程度配信され、時々ライブ配信で質問に答えることもあります。


今回は内科医が知っておくべきめまい疾患について解説しました。めまいは発症様式から急性、発作性、慢性の3つに分類されます。特に注目すべきは慢性めまいの中で最も多いPPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)です。


主な疾患として以下が挙げられました:


1. 前庭神経炎:急性めまいの代表的な疾患

2. 突発性難聴:難聴が主症状だが、約40%にめまいを伴う

3. メニエール病:難聴や耳鳴りを伴う発作性めまい

4. BPPV(良性発作性頭位めまい症):特定の頭位変換で誘発される

5. PPPD:慢性めまいで最も多い


PPPDは比較的新しい概念で、長期間続くめまい感を特徴とします。診断には専用の問診票が用いられ、治療には薬物療法(SSRI、SNRI)、認知行動療法、リハビリテーションなど包括的なアプローチが必要です。


たけお先生は、PPPDの診断名をつける必要性については議論の余地があるとしつつも、患者の不安軽減には有用かもしれないと述べています。


めまいの原因となる疾患は多岐にわたるため、症状や発症様式から適切に鑑別することが重要です。また、前庭神経炎後にPPPDへ移行するケースもあるため、経過観察も大切です。


この放送は、最新の医学知識を一般の方にもわかりやすく伝える試みとして、毎回異なるテーマで続けられています。

00:02
内科医たけおの心身健康ラジオ。皆さんおはようございます。たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、いろいろいろちょっとへっくり立つ小話を毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
また毎朝5時半からライブをやっていて、公開の末収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、めまいシリーズ第3弾になりますけれども、毎週火曜日は興味津々論文をお送りしておりまして、
今日もですね、めまいにまつわる論文をご紹介してみたいと思います。
今日はですね、いわゆる何回か出てきた内科医が知っておくべき疾患ということで、
日本内科学会雑誌ですね。
我々内科医が、ほとんどの内科医が入っているところの超巨大学会の雑誌ですけれども、
そこの中から内科医が知っておくべき自民効果疾患ということで、
めまい編BPPV、PPPD、突発性南腸メニエル病などということになっているこの論文をご紹介してみたいと思います。
当然ですね、内科医向きなんで、ちょっと内容難しいかもしれないですけれども、極紙くらいで、
あと昨日の資料をご覧いただいた方は、ちょっと基礎知識があるかなというふうに思いますので、
頑張ってついてきていただけたらと思います。
ちなみに今日覚えていただきたいのはですね、このBPPV、おとといお話ししましたよね。
これ、めまいの経緯で一番多いんだよみたいなお話をさせていただきましたけれども、
ただ、慢性のめまいですね、長く続くめまいで意外と多いのがこのPPPDという、
ちょっと後から正式名称を言いますけれども、が意外と多いということを知っておいていただきたくて、
このPPPDというのを結構医者でも知らない人、今でも結構いるんですけれども、
実はすごいトピックな病気なんで、ぜひとも知っておいてもらえたらいいかなというふうに思います。
ということで、この用詞が非常に秀逸でして、用詞ちょっと読み上げますけれども、
めまいは発症様式から、急性、発作性、慢性の3つに分類される。
これちょっとこの後表出てきますけれども、
前提神経炎は聴覚症状を伴わない急性めまいで発症する。
突発性難聴は急性めまいを伴う場合がある。
半数ぐらい伴うという話をさせていただいたかと思います。
メニエル病では、難聴や耳鳴りを伴うめまい発作を繰り返す。
この繰り返すというところがポイントですよね。
しかもその耳の症状も伴うという。
で、量性発作性等異めまい症ですね、PPPVですけれども、
糖分動によりめまいが誘発される。
頭振ったらなるということですね。
で、このPPPDの正式名称がですね、持続性知覚性疾変。
噛みました。
はい、もう一回。
持続性知覚性主性誘発めまい。
03:00
これがPPPDなんですけれども、
は慢性めまいの中で最多なんですよね。
で、立位や歩行、態度、視覚刺激で悪化するということで。
あとは心性めまいの原因となる精神疾患の中では不安症が最多であるということで、
本当にね、めまいの原因って色々、原因というか、
めまいの原因となるような病気ってものすごいいっぱいあるんですけれども、
こういうふうに症状とかで見極めていくっていう、そんな感じになってきます。
で、じゃあ本文に行きますけれども、
はじめに言うところで、めまいの多くは内耳が原因で発症するが、
内耳って耳の奥にあるところなんですけどね、
そのバランス感覚を使わせるところですけどね。
で、めまい患者は自民効果に限らず内科を受診することも多いということで、
これ非常に多いんですね。
めまいでね、週に数人は来院されますね。
っていう感じなんで、内科医が本当に知っておかないといけないっていう感じですね。
で、1、めまいの分類ですけれども、
めまいはその責任部位から末小性めまいと中小性めまいに分ける分類が
用いられてきたが云々というふうに書いてあって、
これね、本当にその通りで、
一昨日も言ったかもしれないですが、
末小性めまいというのは、いわゆる自民化的な問題ですね。
耳の奥にあるバランス感覚の問題で起こってくるのを末小性めまい。
で、頭の方で問題が起こるのが中小性めまいというふうに分類されるんですけれども、
そうじゃなくて、発症様式による分類が大事なんじゃないかということで出てきたのがこの表1ですね。
発症様式によるめまいの分類ということで、
大きくこの急性、発作性、慢性というふうに分かれるという、
これ非常に良いと思いますよね。
で、まずね、これ急性から書いてあるんですけれども、
実は発作性の方が分かりやすいというかかなと思って、
発作性っていうのはその通り、もういつって明らかに言えるっていう感じですね。
この急性と発作性の違いって何時何分何秒みたいな感じで言えるのが
発作性っていうふうに我々よく研修とかに教えるんですけれども、
それぐらい発作性っていうのはかなり発症って言いますけれどもが明確なんですね。
で、それに対して急性の方はそこまでゆっくり起こっているわけではないんですけれども、
でも徐々に起こってきてっていうのが急性ということになります。
で、急性めまいの代表的な病気はこの前提心経炎っていうので、
前提心経炎は一昨日の放送からご質問いただいてますけれども、
この概要を読んでいただけたらと思うんですけれども、
基本的には何かの風とかですね、その後に起こってくることが多いですけれども、
めまいは結構強く出ることが多いですね。
BPPVとメニューエールについて3番目に多いということで比較的出会うことが多いですね。
06:04
で、ただこれこの資料のところにも書いてありますけれども、
実は前提心経炎の後にふらつきが結構長引く方っていうのもいらっしゃって、
ふらつきというかめまい感ですね。
その場合にはこのPPPDですね、この後お話しする。
これがその後に続いているっていうこともしばしばあるんですよね。
なのでこの辺は前提心経炎かと思ってたら、
実はもうPPPDに移行してたみたいなこともしばしばあるので、
注意が必要という感じですね。
で、続いて突発性難聴ですね。
突発性難聴はこれも昨日も話しましたけれども、難聴って病名についてるんで、
耳の症状があるですけれども、基本的には難聴なんですけれども、
なんですけれどもめまいを脱平するっていうこともあるんですよね。
だからここの分類に入っているっていう感じになってきます。
で、症状のところかな。
そうですね、症状のところに書いてありますけれども、
軽症例では難聴の自覚のなく耳鳴りや自閉塞管のみの場合もあるということで、
約40%に何らかのめまいが合併するっていうことになっていて、
なので結構ね、聞こえないっていうのではなくて、
そのめまいで医療機関を受診するっていうこともありますね。
っていうような病気です。
これは後遺症を残すんで、本当に治療のところの一件目にも書いてありますけれども、
できるだけ早期にステロイドの全身投与を開始するって、
これ非常に重要ですね。
これ治療が遅れると、本当に難聴が残ってしまったりっていうこともあります。
で、発作性めまいですね。
そんなところに行くと、まずは代表的な病気、メニューエル病になりますね。
メニューエル病はね、もうちょっとあんまり詳しくは言いません。
っていうのは、めまいイコールメニューエルって思っている方が非常に多いんで、
ただね、これ一つだけ知っておいていただきたいのは、
メニューエルの診断ってね、実は非常に難しいんです、実は。
だから、自傷メニューエルはやめていただきたいですし、
あとは実際にね、医療機関にかかってメニューエルと診断されている方でも、
実はメニューエルじゃないっていう方も結構いらっしゃいますからね。
なので、この辺はね、どれくらいちゃんと正確にメニューエルの診断がされているのかっていうのを
かなり聞く必要があるかなというふうに思いますね。
ただですね、診療内科医としては、このメニューエルはね、心身症の一つなんで、
メニューエル心身症的な見方もあるんで、
この治療のところにストレスの緩和に努めるとかっていうのも書いてありますけれども、
確かにストレスで悪化することもあるんで、
診療内科医的には非常に役に立てる病気の一つっていうことになりますね。
続きましてがBPPVですね。
寮生放出性遠い目眩症っていうことで、
これはもう一昨日のクイズでいろいろお話したんで、いいかなというふうに思います。
09:01
寮生ってついてるだけあって、全然寮生な病気ですけれども、
ただ一部の方はね、繰り返したりすることもあるので、ちょっと注意っていう感じですね。
で、本題の、時間半分をまた誤ってますけれども、
慢性目眩を生じる疾患っていうことで、
長く目眩を感じている方って結構いらっしゃいますよね。
その中で、今までは心音性とか機能性じゃないみたいに言われてた方の中にですね、
この実はPPPDっていう病気ですね。
持続性、視覚性、視性誘発目眩ですね。
の方がね、結構多くいるということが最近わかってきました。
で、これも実は診断ちょっと難しいんですけれども、
ただこの表にですね、この問診表っていうのがあってですね、
この問診表で、まずはスクリーニングっていうか、
見極めていくっていうことが一般的に行われることが多いかなというふうに思います。
で、あとはですね、治療ですね。
治療はなので、かなりね、総合的な治療が必要でして、
昨日言ったリハビリですね。
あとはお薬ですね。
で、お薬何を使うかというと、SSRIとかSNRIっていうですね、
我々心理医療内科医とか、あと精神科でよく使われるような、
抗精神薬っていう、精神、心に作用する薬なんですけど、
元々は抗頭薬なんですけどね。
というものとか、あとは認知行動療法ですね。
ここでね、心理療法が出てくるんですけれども、
そういうのがされることが多いっていう感じですね。
なので、昨日お話したリハビリとかも含めてですね、
やっぱりお薬だけで良くなるっていうような病気ではないので、
フォーカス的な心理面とかリハビリも含めた治療が必要になってくるっていうのが
PPPDの特徴です。
で、実際のところですね、
このPPPDという診断名をつける必要性がどこまであるかっていうのはね、
個人的にはちょっと思うところではあるんですけれども、
やっぱり患者さん側としてはね、
この病名がつかないことによる不安感みたいなのも結構あるじゃないですか。
だからそういう方にはね、こういう病気があるっていうことを知っていただくだけでもね、
いいんじゃないかなというふうに思いますね。
っていうふうな感じです。
あとは、最後、視認性めまいもありますけど、
これはちょっと省略させていただいて、
なので今日はですね、このPPPDですね、
持続性地質、また噛みました。
持続性、視覚性、視線油発めまいですね。
これだけを知っていただけたらいいかなと思ってお話ししました。
はい、それでは最後、しんしんじゃんけんにいきたいと思います。
いきますよ。
しんしんじゃんけん、じゃんけん、ちょき!
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
お相手は内科医の竹枝でした。
ごみしんしん。
11:53

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