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ながらcastです。この番組は、静岡市に住む50代後半の私、sasayukiが日常や仕事で感じたことを、台本なしで通勤途中に歩きながら発信するポッドキャストです。
今日もよろしくお願いします。
今日は久しぶりの配信です。というのはですね、ちょっと金曜日かな、午後ぐらい、お昼ぐらいから寒気がしてまして、ちょっと早退したんですね。
かかりつけの地美科に行って、診察してもらったり薬出してもらったりして、2日ほど寝てました、お家で。
まあね、同日寝て、月曜日は普通に出社したんですけども、そんなことでですね、ちょっと休んでたんで、久しぶりの配信になります。
今日はですね、先日見終わったテレビアニメの未来少年コナンについてお話ししたいと思います。
この未来少年コナンについて、語る熱量っていうのは、中学2年生の時に最もリアルタイムで見た時があったと思うんですけど、もう50代後半になるんですね。
40年経ってるっていう歴史を感じますけどね。
しかし、今回改めて、1話から全部見直して、改めていい作品だなと思いましたね。
僕にとっては本当に最も好きなアニメ作品ですね、今でも。
それを確認したっていう感じもします。
特筆したいのはですね、今回デジタルリマスター版ということで、色がすごく良くなってたんですね。
1話だけ、最終話の一つ前の回だけ、うまく録画できてなかったんで、プライムかな?なんかで通常版を見たんですね。
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そうするとやっぱり色がかなり古い、本当に昔の作品だなって感じの色の発色が悪いってことですかね。
色の鮮やかさみたいなのが落ちちゃってて、ちょっと残念な感じなんですけども。
今回NHKで放映したデジタルリマスターっていうのは、その辺りがすごく改善されていて、もちろんね、今のアニメとは全然比べ物にならないんですけども、
それなりにいいというか、結構綺麗な感じで見ることができたので、これは本当に良かったですね。
このデジタルリマスターってのを一体どのようにやってるのかっていうのを私は分からないんですけども、ある程度マンパワーでやってるんだとしたら、そこに携わった人たちに本当感謝ですね。
むしろそういう人たちの名前がクレジットされてもいいんじゃないかって僕は思います。
そのぐらい作品に良さというか魅力を与えていたんじゃないかなって思いますね。
デジタルリマスター万歳って感じです。
今回画面の大きさが変わったっていうのが賛否を巻き起こしたらしいです。
僕は直接見てないんですけども、結局昔のテレビの画面の比率、縦と横の4対3とかの正方形っぽいようなやつなんですけども、
今はみんな横長になっちゃってるんで、今回は正方形っぽいのを横長にする方法としていくつか考えられますけども、
単純に横に足らない分黒いのをつけるとか、あるいは引き伸ばすと顔が横長になっちゃうんで可愛くないですよね。
今回のデジタルリマスター版はむしろ上下を切っちゃって横長にしたそうです。
ここで製作者が意図したものの画面の上と下を削っちゃうっていうことになるので、いかがなものかという議論があったみたいですね。
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ただですね、僕はリアルタイムで見てたわけですが、今回改めて見直したときにそのことを全く意識しなかったですね。
頭に昇ってこなかったです。
たぶん上手にやってたんじゃないかな、もしかしたら本当に一律で上から何ピクセルとか下から何ピクセルって機械的に削っちゃったのかもしれないんですけども、
そのことは全くずっと見てたんですけど気にしなかった。
もう俺も年かなっていう気もしますけどね。
そういうのが気にならないっていうのはええじゃんかっていう気はします。
むしろ画面が綺麗になったっていうことで、また命が吹き込まれたなっていう喜びがありますね。
自分の好きな作品がまたこうやってね、蘇ってきたのは嬉しいし、本当にそのデジタルリマスターの作業に対して感謝したいですね。
たまたまですね、数日前の朝日新聞の転生人後に未来少年コナンのことが書いてあったんですね。
多分同世代だと思うんですけども、そこにね中学生の頃見てた時と違って、今見るとおじいの気持ちになって見ている自分に気がついたとか、レプカはレプカなりに生き残った人類を何とかしようと思っていたんじゃないかなんていう見方があって。
そこではですね、同じ作品を年をとってから見るっていうことで意味が変わってくるっていう話が書いてあって、僕も本当そうだなって思います。
当然中二の時に見てた時はね、もう自分はコナンだったし、ラナーを救いたいっていう気持ちに完全に同化して見てたんですね。
ちなみに昔話でいうと、この放送が始まったのが僕が中学2年生の時で、当時アニメがめちゃくちゃ流行った時期なんですね。
それが起爆剤になったのが宇宙戦艦ヤマトの大ヒットで本当に社会現象になって、僕もその当時友達と一緒に映画館に見に行ったりしてたんですね。
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昔のアニメの掘り起こし、名作アニメを振り返るとかっていう番組もいっぱいやってたし、本当に大ブームだったんですね。
それは僕の中でちょっとガンダム以前なんですけどね。
ヤマトで流行った時期っていうのがあって、成り物入りでついにNHKがアニメを作るっていうことで、物議を醸し出したというか、NHKがアニメを作る?何作る?みたいな感じで、
社会的にもちょっと驚かれてた、そんな時代なんです。
僕らは中学生なりにNHKが作るんじゃ、どうせ説教臭いようなつまんないようなアニメだろうなって思ってたんですけども、とにかく1回目は見てみようと思ってみたら、もうドハマリしたんですね。
それが火曜日の夜の7時半、夜だったと思うんですけども、そこからはもう次が楽しみで楽しみで、もう僕の中学2年生っていう時代は火曜日の夜を中心に回ってたっていうぐらいですね。
もう本当に1週間経つのが待ち遠しくて、もう火曜日になるのをずっといつも楽しみに待ってるような感じでした。
もうそれだけのめり込んでましたね、本当に。
後半になってくると、なぜか特番みたいなのが挟まって放映されない時があったんですよ。
もうガッカリしちゃって、中2の僕は。
なんだ今週ないのかなんて思って、その変な特番が入ってきちゃってガッカリしてたんだけど。
ただ、後になってわかるんですが、それは制作が間に合わなかったっていうことで、その特番のせいじゃなかったみたいですね。
作る方もかなり頑張ってというか、宮崎さんが絵コンテ後半はずっと描いてたんですけども、頑張って描いて作ってた。
で、間に合わない時もあったって感じですかね。
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でもそのぐらいのめり込んで見てました。
まあでも今見ると、コナンのハチャメチャな行動力っていうのに圧倒されてしまうわけですけど、
例えば高いところから飛び降りたりとかね。
自分が子供の頃はそれを、たぶん爽快感を持って見てたと思うんですよね。
池とかね、そういう気持ちで見てたと思うんですけど、今はなんだろう。
もうこっちがジジイ化してるせいか、なんかヒヤヒヤしちゃう感じですかね少し。
ヒヤーって感じで見てて、飛ぶんだみたいな感じで見てるんで。
よく妻と一緒に夕飯食べながら見てたんですけども、
もう見終わると神さんなんか毎回疲れちゃってて、到底2本連続してみることはできないって感じですね。
とにかくコナンの破天荒な行動力ですかね。
これが全体の物語全体を前に進めるための原動力になってるって考えると、
めちゃくちゃすごい役割を担ってたなって思いますね。
それに最初に出会ったジムシー、ラナーをはじめ、いろんな人が巻き込まれていくって感じかな。
本当に最後の最後になると、ダイスもいい人になり、モンスリーも善人になって、みんないい人になって終わっていくっていうのが宮崎さんらしいなと思いますね。
偶然だけど、そのちょっと後にカリオストロなんかも見たので、テイストの近さみたいなものを改めて確認したんですけども、
やっぱりその動き、漫画映画って呼ばれるような動きの面白さはやっぱり爽快ですね、今見てもね。
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ちなみにその漫画映画的な動きの楽しさって、徐々に失われていったものじゃないかなって気がします、宮崎さんの作品の中で。
カリオストロなんかもものすごい動きを見せてたんですけども、だんだんリアルになっていきましたよね。
僕の中でですね、ちなみに宮崎作品が面白かったのは、ラピュタ、あとは紅の豚あたりまでで、それ以降は難しくてよくわからないっていうのは正直なところです。
なのでね、僕にとって未来少年コナンっていうのは、最も好きなアニメであるし、同じ意味で宮崎さんの作品の中でも一番好きと今でも断言できますね。
もちろん深海のことが好きだったりいろいろあるんですけどね。
ちなみにこのコナンの全体的な大きな流れとかっていうのは、太陽の王子ホルスの冒険っていうね、これは東映の昔のアニメなんですけども、
あれに非常に似てるなって、これは多分ネットで検索すればみんな言ってることじゃないかなとは思うんですけども、これもね、宮崎さんも関わってる作品ですよね。
ホルスっていう主人公の男の子とヒルダっていう女の子の物語なんですけども、
こっちは割とこの人々の団結でね、グルームワールドだっけ、悪者に背後するっていうような雰囲気で描かれている。
結構ね、よくできた、本当に面白い作品で、今見てもきっと面白いと思うんですけどね。
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その雰囲気を若干残しているけども、コナンにはもっと底抜けの破天荒さと明るさがあるのがやっぱりすごい特徴だなって思いますね。
結構大変な状況も、笑い飛ばしてしまうって言うと変なんだけど、そういう明るさみたいなものがみなぎってますよね。
もともとね、「失われた人々」っていうタイトルの小説が原作なんですね。
アレグザンダー・Kっていう人の作品なんですけども、僕は読んでないです。
ただ当時の記事を読んでいると、非常に暗い物語らしいです。
人類が破滅しかかった後、残されていた僅かな人たちが再現していくみたいな、重く描こうと思えば本当に重たい感じになる物語で、
製作者の人たちは、原作を読んで結構参ったらしいですね。非常に重いくらい。
でもそれをああいう面白い作品にしたっていうのは、本当にすごいなって思いますね。
20何話もある長い作品なんですけども、やっぱり見始めるとね、結構どんどん見れちゃう。
あと特筆というか、言っておきたいのはですね。
映像研には手を出すな!の冒頭にね、コナンが出てくるんですね。
コナンを見てアニメに目覚めるっていうあたり、僕が結構震えたシーンなんですけども、
コナン好きとしては嬉しかったですね。
はい、じゃあ今日はこんなところです。最後までお聞きいただきましてありがとうございました。ではまた。