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2025-07-30 17:53

ながらcast4/195 パウル・クレー展に行きました

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関連する画家(カンディンスキーなど)の作品も多数あったのが意外でした。そのおかげで、同時代の中でのクレー、他の画家との関係性みたいなものも見えてきて、逆に面白い展示でした。そして、私の好きな現代の画家フォロン FOLON がクレーのある部分を色濃く引き継いでいることがよくわかったことも収穫でした。

サマリー

静岡市美術館で開催中のパウル・クレー展に参加して、クレーの作品と彼に影響を与えた画家の作品を観賞しています。展覧会では戦争にまつわる作品や、クレーの色使いの変遷を感じられる内容が印象に残っています。

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今日は風が強いです。
今日は7月30日、水曜日です。
今日で7月終わるのか?
いや、明日までか、7月は。
今すごい蝉、鳴いてましたけどね。
今日からまた私、1週間始まります。7月30日水曜日のながらcast始めます。
この番組は、自分大好きな61歳、私、笹雪の声のブログ、声の日記です。
通勤途中に歩きながら収録してますので、息がはぁはぁ上がったり、周りの雑音、騒音、風切音などが入ったりしますが、何卒ご容赦ください。
今日もなかなかの日差しで、サングラスと日傘必須で歩いてますけども、
今すれ違った、僕よりも高齢の男性も日傘さしてましたね。
しかも昨日、まだちゃんと見てないんですけど、松子の知らない世界でもまた日傘特集やってたので、
まあ本当これから日傘ますます普及していくんじゃないかなと思います。
まあ全く無頓着な人もいるんで、本当何とも言えないんですけども、
この日差しから少しでも逃れられるっていうことでね、もう日傘は本当マストだなって私は思っております。
展覧会の概要
さて今日はね、昨日行った展覧会の感想をお話ししようと思います。
静岡市美術館で開催中のパウルクレー展に行ってまいりました。
もう開業期が始まってから結構経っちゃってから行ったんですが、
まゆり県も実は買ってあって、行く気満々だったんですが、やっぱりね、動画の編集やら、また撮影に行ったりとか、
どうしてもね、休みの日はそれが優先になってまして、ようやく昨日行くことができました。
パウルクレーって知ったら行こうって思うぐらいの思い入れまでは行かないけど、好きな画家ではあるんですね。
ただまあ私が持っているイメージって、どちらかというと、わりと淡い柔らかい色調だったり、明るめの色調で、
細い線画とあったかがみのある色調との組み合わせで、ちょっと抽象的な絵を描く人。
どちらかというと、織物みたいな色使い、表現。
あとは予備知識としては、バウハウスに招聘されて教師をしてた。
それは絵なのか、あるいは織物も確かやってたと思うんですけどね。そういう結構バウハウスにも関わっていた作家、画家っていう認識ですね。
あとは、ちょっと子供っぽいような線画の絵というか、線画だけじゃないんだけど、
あの人の特徴って、細い線で描かれたモチーフと、そういう淡い色調だったり、そういったものが印象的で、
そういった作品が見られるのかなと期待していったんですね。
ただ、ポスターを見ると、使われている作品が割と重い感じの絵だったんですね。
そのサブタイトルの中にも、戦争みたいな文言が入っていたので、
もしかすると、彼の生涯を描きながら、そういった時期の作品も展示されているのかな、ぐらいに思っていきました。
作品の内容
実際、会場に入ってみて、最初に出てくるのは、たぶん、ものすごく初期の作品で、
細密に描かれた、緻密に描かれた線画で、仮面をかぶった人なんだけど、その仮面がたぶん、道化師ピエロみたいな仮面を外している人で、
かなり繊細なというか、ちょっと言い方悪いけど、神経質な感じのする絵なんですね。
それがスタートなんですけど、そこから並んでいるのが、実はパウル・クレイ本人の作品もあるんですが、
彼に影響を与えた、あるいは同時期に同じ方向を目指していた画家の作品なんかも、かなりの割合で展示されているので、
パウル・クレイの作品だけ見たいという人にとっては、若干表紙抜けする内容となっていますが、
逆に、彼がどういう影響を受けたり、どういう人たちと知り合って、仲間になって、絵を描いていったのかという、
彼の変遷みたいなものがわかるような展示になっていて、そこはね、僕は面白く興味深く見ることができましたね。
彼は最初の頃は色に関しては、なんて言ったかな、わからないぐらいのことを言ってたんですよね。
おはようございます。
だから色の表現を避けていて、ずっとその線みたいなものに、個室ではないと思うんですけども、線を使った表現を割と模索していたようですね。
どうも最初の頃は、シュールレアリスム?違うか。抽象的な感じの作品が、後期もそうではありますけどね、そういった作品で名を馳せたのかな。
結局バウハウスに招聘されるぐらいなんで、数名の仲間なんかと一緒に、そういう絵画グループを立ち上げたのか、あるいは誘われたのか。
青のなんとかっていうグループで展覧会を開いたりとか、そんな感じで、なかなか活発に活動していたようなんですけども、色との出会いは、どこ行ったんだっけかな。
ちょっと中近道だったかな。そっち方面に他の画家の仲間たちと旅に出て、それ以降なのかな。色を使い始めるのは。
実際結構ビビットな色使いの作品なんかが出てきたように思いますが、記憶を頼りに喋っているとかなり的外れなことを言いそうですね。
というのもね、さっき言ったように、他の人の作品も一緒に混在しているんだよね。だから見る方も結構注意して見てないと、クレーの作品かなと思うと違う人の作品なんてこともよくあったりして。
クレーの魅力
ただ、俺が印象深かったのは、印象深かったから言うわけじゃないんだけど、クレーは印象派に関してはちょっと否定的な目で見ていたようですね。
なので印象派に似たような表現をわざとおちょくるような感じで知った作品があったような気がします。
あるいは後期持った後の方で、モンドリアンみたいな縦横の直線を白と青と赤みたいな原色で塗っていく手法がありますよね。
あれに関してもやっぱりちょっとパロディ的な感じで、ああいう縦横の線の中を色で塗るんだけど、それが結構カラフルな感じでいろんな色で塗り分けるみたいな作品も書いてたりしましたね。
そんなわけで今日はパウルクレーのふわっとした感想をお話ししてきましたが、全体の印象としては俺の求めているクレー、度は薄かったって感じですかね。
もうちょっと俺にとってのクレーらしい作品を見たかったなって思いますが、逆にバウハウス時代の作品とか、どうなんだろう、バウハウス以降なのかな、
カンディースキーとの交友関係とかですね、そういったものも垣間見えたりして、
そのあたりは逆に、何だろう、やっぱり作家、画家がただ一人そこで自分だけの世界を確立して、周りに壁があって俺の世界って言ってるんじゃないだなと、
やっぱりお互いの作品に影響されたり、影響を与えたり受けたりしながら、作風っていうのができていくのかなっていうのがちょっと垣間見える、そんな展覧会でしたね。
非常にそういう意味では興味深い展示でしたね。
戦争との絡みで言うと、彼も結局、当時、これは第一次大戦の時なのかな、自分の盟友とも言える画家2人が自ら志願して、
戦地に赴いて、2人とも亡くなってしまうっていうことがあったようですね。
クレイ自身も徴兵されて、ただ訓練は受けたんだけども、前線ではなくみたいな感じで、そこまで戦闘の場所までは行ってないような感じでしたけども、
そういった戦争経験は、やはり作品として何点か展示はされていましたね。
そのあたりも、ただ、はっきり描いた作品は本当に1つかな、2つかなぐらいのところで、やはりどこまでもというか、やはり抽象的な表現みたいな感じがしましたね。
あと、僕は実はフォロンという画家が好きで、アムネシティなんかのイラストを描いている人で、割と最近も展覧会があったりした方なんですけど、東京のステーションギャラリーと京都でもやったかと思うんですけどね。
大阪かな?とにかくあっちでね。ちょっと僕は見そびれてしまったんですけど、結構前、10年以上前に静岡でもやった時は見に行ったりしたんですが、ものすごいクレーの影響を受けているなっていうのが改めてわかりました。
クレーっぽいなぁとは思ってたんですけども、なんか矢印をフォロンはよく使うんですけども、その矢印のモチーフってクレーがやっぱり使っていたり、
あるいは水平のライン、細い線の水平のラインと、あとはそれに色分けされた島模様、それがグラデーションみたいになっているみたいな表現とか、非常にフォロンがクレーのある部分を結構濃密に受け継いでいる。
なっていう気がしましたね。 あとやはり、クレーの魅力って線だなと思いました。そのフォロンに受け継がれているようなその線の表現、結構繊細な感じはするんですけどね。
一筆書きみたいな感じで描かれた鳥とか、いろんなモチーフがかなりシンプルな線で描かれているんだけど、それがまた魅力的だったりしました。
そんな感じでね、クレーの魅力、普段とは違う角度で見ることができた。そんな展覧会でした。
というところで今日はおしまいです。最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。ではまたね。チュース。
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