写真シェア化だったので掲載。
ヒルマ・アフ・クリフト展

「青年期」、ヒルマ・アフ・クリント作、ヒルマ・アフ・クリント財団蔵
MOMATコレクション展

「点より」李禹煥、国立近代美術館蔵
Summary
映画「片思い世界」についての感想や、ひるまアフ・クリント展と国立近代美術館のコレクション展の体験について話しています。特に、ひるまアフ・クリントの作品に見られるスピリチュアルな要素や独自のモチーフについて考察しています。
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こんにちは、ninjinkunです。
映画「片思い世界」の感想
先週たまたま時間があったので、片思い世界という映画を見てきたんですが、
完全にノットフォーミーな映画だったので、感想はここで終わろうと思います。
レビューは結構良かったので、好きな人は多分いるかもしれないし、面白くない人もいるかもしれないですが、
とにかく自分向きではないなということが分かったので、あまりぐちぐち語ることはせず、
ここでバシッと、私向きではなかったというところで終わろうかなと思います。
坂本雄仁さんの脚本、大豆田トワコとか好きなんですけど、
あと花束みたいな恋をした、は見て、当時はあの伝承自体が面白かったんだけど、
今から思うともう別に2回目見たい映画でもないし、そういうことだなという感じですね。
というわけで、別の話題に行くんですけど、
週末にまた美術館に行ってきて、東京と国立近代美術館でやっているひるまアフクリント展に行ってきました。
これはですね、ひるまアフクリントさんっていうのは私も初めて聞いたんですけど、
スウェーデンの女性の画家で20世紀の初めに活動してたという人で、
今まであんまり美術史的に重要だと言い続けられてこなかった人なんですけど、
近年再評価が進んでいて、ここで日本でも初めて大規模な展覧会が行われるとなったようです。
これは私が聞いているラジオのアフターシックスジャンクションで、
実際に主催というかその企画をされているキルエタの方が話されていて、
じゃあどんなもんじゃという感じで行ってきました。
この人の特徴は、まず20世紀初頭で女性の画家っていうのがまずかなり珍しいですし、
この人は王立芸術アカデミーできちんと絵画の教育をね、高等教育を受けた上で、
例えばいろんな教えを描いたりとか、例えば動物の解剖の専門書の図を描いたりとか、
また初期の方ではかなりカチッとした風景画とかを描いたりして、バチバチに絵が上手い教育を受けた人なんですけど、
その人が途中からスピリチュアルな方向に行って、
恒例とか神のメッセージを聞くようになり、そのイメージを絵画に落とすようになり、
結果的には現代から見ると抽象画に近いような、そういう不思議なモチーフをたくさん描くようになっていくっていうのが、
一つ面白いところかなと思います。
ただその番組の中でも言ってたんですけど、スピリチュアルって今から言うと結構なんですかね、
まあちょっとヤバいっていうか、うわって思う人もいそうな感じだし、
自分はどっちかっていうとなんですかね、サイエンティフィックなものを好んでいる方ですけど、
当時は結構サイエンスとまだそれがスピリチュアルなもの、精神世界とかがまだ隣り合っている時代で、
恒例とか、あとは展覧会の中にもラジエムの発展とか放射線の発展とか、そういう目に見えないものがようやく発展されだした時代、
あと多分これは伝授されてなかったけど、フロイトが無意識とかそういう概念を提唱しだす前じゃないかな、
前かちょうどその時代かもしれないですね。
なので今みたいに何でもかんでも科学的に説明しようっていうふうになる前に、
そういうものが並列であった時代にそういうメッセージを聞くようになったと。
なので結構、なんでしょうね、完全にそれがその魔女劇だったかわからないですけど、そんなに珍しいことじゃなかったみたいですね。
で、見た感想なんですけど、これはね、確かに見たことない感じでした。
自分が好きな絵の感じとは言えないんですけど、なんかね、今まで見たことがないタイプの絵だなっていう感じで、
抽象画とも違うんですよね。不思議なモチーフがいっぱいあるんだけど、どれも結構記号っぽい感じで文字が入ってたりもするし、
一方でね、難しいかって言われると結構ポップな感じもあって、
最後にグッズコーナーがあるんですけど、結構みんな可愛いって言いながら選んでたりとかっていうのでね、
ちょっと概要欄に少し撮った写真でも貼っておこうと思うんですけど、なんでしょうね、だいぶ不思議な体験でしたね。
特に10の最大物っていう、とにかく不思議なモチーフの絵をすごく大きなキャンバスに、
自分の身長よりもだいぶ1.5倍くらい高いんじゃないかな、に10枚描いて、
それを一つの部屋の中で内側の壁にあって、ぐるっと周りを回って見れるようにしたって部屋があって、ここはすごく圧巻でしたね。
ちょうど展示の壁側に椅子というか座れる場所が作ってあったりして、近寄って見てもいいし、少し離れて休んでもいいしっていう感じで、
ここは良い空間だったんで良かったなと思います。
まあ人に勧めるかと言われると特に勧めはしないんですけど、なんでしょうね、
なんか今までと違う絵画が見たかったら行くと面白いかもしれないですね。
はい、というわけでなかなか不思議な体験をしました。
あとね、その後半の方でこの人が青の本っていうね、自分の今までの作品をまとめた人に紹介するための本とかを作ってて、
結構そのキュレーションとか、その保存とか、あとは宣伝までいくかわからないけど、そういうことにも結構意欲的な人であったってことがわかるんで、
かなり、なんでしょうね、1920年代とか30年代に活動した人なんですけど、
かなり現代的な感覚を持った人だってことがわかって、それも面白かったですね。
はい、そういうものも展示されております。
国立近代美術館のコレクション展
はい、それがヒルマーフクリント展。
で、えーとね、ただその東京都、あ、違うわ、国立近代美術館のその特別展だったんですけど、
そこにコレクション展の共通入場券もついてて、
国立近代美術館は前も1月か2月に行ったんじゃないかな、その時はコレクション展見に行ってたんですけど、
たまに行くんで、毎回同じかなと思ってちらっと覗いて帰ろうと思ったんですけど、
結構中身が変わってて、普通に正直コレクション展の方が楽しめたかもしれないですね。
私の好きなパウルクレーとか、
あとは、これは前もあったかな、リーユーファンのドットがかすれていくような絵とか、
あとは日本の人の絵も結構いろいろあって、川井緑堂とかね、はい。
あとなんかその春モチーフの絵とかも屏風とかあって、
結構ねその近代美術館、多分20世紀以降の絵なら基本集めるという方針なんじゃないかな。
なので日本画を学んだ人の、だから近代の日本画ですよね。
明治以降の日本画みたいなものも持っているし、もちろん海外の人の作品もあるしというのでね、
結構コレクション展は見応えがあるんで、
もし何かしらそういう近代、現代の美術に興味がある人は行くと面白いかもしれません。
正直1月に行ったニューヨークのモンマンに比べると、
まあだいぶ見劣りすると言うと気の毒だけど、
まあ何でしょうね、小規模ではあるんですけど、
とかその目玉みたいなものは少ないんですけど、
それでも十分楽しめる内容だと思いますんで、私は好きですね。
というわけで今日は、
最初にさらっと触れたから忘れてしまったけど、片思い世界か、
についてさらっとだけ触れ、美術展ヒルマ・アフクリント展に行ってきました。
というのと、その後に見た国立近代美術館のコレクション展も良かったよというのを喋りました。
それではありがとうございました。
10:08
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