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2019-12-12 02:42

ながらcast008 「ホモ・ルーデンス」冒頭部分の朗読

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今回は、AGPTEKというメーカーの外付けマイク(1,000円)を買ったので、早速試してみました。なお、付属の短いコード(L字プラグ付)を使うと音量が小さくなるようだったので、使わずに録音しています。今回は、やってみたい番組のプロトタイプとして、本の朗読&解説という形式に挑戦してみました。BGMも変えてます。心配なのは著作権です。全部読んだらアウトだろうけど、一部ならいいのだろうか?
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ホモ・ルーデンス 第1回 前書き・序説
我々人間は理性を信仰していたある世紀が、
とかく思い込みがちだったほど理性的であるとは到底言えないことが明らかになったとき、
我々の種族である人類の名称として、ホモ・サピエンスと並べて、
作る人、すなわちホモ・ファベルという呼び名が持ち出された。
しかしこれは前者よりさらに不適切なものであった。
物を作る動物も少なくないからである。
作りについて言えることは、また遊ぶということについても同じであって、
実に多くの遊ぶ動物がいる。
それにもかかわらず、私はホモ・ルーデンス、すなわち遊ぶ人という言葉も、
物を作る機能と全く同じような、ある本質的機能を示した言葉であり、
ホモ・ファベルと並んで、一つの一を占めるに値するものであると考える。
ここまでの部分で、ホモ・ルーデンスという冒頭部分ですが、
このホモというのはですね、ヒューマンの元になっているラテン語で、人間という意味なんですね。
サピエンスというのは理性的という意味で、
理性的な人間という意味でホモ・サピエンスが使われています。
同様にファベルというのがラテン語で作るということ、
そしてルーデンスというのが遊ぶということで、人間をどう定義するかというテーマなんですね。
この本では、著者のホイ・ジンガーが、人間を遊ぶ人、ホモ・ルーデンスというふうに定義付けて、
それについて考察を進めていくという形になっています。
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