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2021-09-14 13:03

HUMANKINDの感想と要約(その2)「人懐っこさ」と「知性」は比例する?


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メタ音声配信ラジオ、こんにちは、いわみです。
9月14日火曜日いかがお過ごしでしょうか?
冒頭から情けない話で申し訳ないんですが、腰が痛くてですね。
僕、過去に何度かぎっくり腰ってやつをやった経験があって、
癖になるというか、もともと腰痛持ちみたいなところはあるんですけど、
ちょうど今日もですね、結構久々だと思うんですが、
痛めてしまって、今、力の入らない状態で喋ってるんで、
途中でもしかしたら変な声が出たら申し訳ないんですが、
ゆったり喋っていこうかなと思っています。
腰痛持ちの方はですね、分かると思うんですけど、
特に何と言うことはない時にですね、始まるというか、痛みが走るんですよね。
すごく重いものを持ち上げたりとか、無理な体勢をしたりだったら分かるんですけど、
大したことないというか、
腰痛になったらちょっといつもはやらないタイミングで、
僕の場合は今日朝だったんですけど、いつもやらない動きみたいなのをすると、
なるかなみたいな、そういう感じなんですけど、
僕の場合は最初にピキッてきてですね、
後からだんだん遅れて痛みが広がってくるっていう、
ちょっとこれは、なったことのある人にしか分からないあれかなと思うんですけど。
あともう一個腰痛の話題で短く話させてもらいたいんですけど、
過去に何度かギックリ腰をやってるって言いましたけど、
多分ですね、僕2回目やった時がですね、今でも忘れられないんですけど、
ちょうど妻がですね、まだ付き合ってる時に、
明日実家に挨拶に行くっていう日があったんですよ。
確かそれは冬休みの1日目だから多分12月の年末だったんですけど、
僕はその前日の仕事の最終日の時にですね、
ギックリ腰をやってですね、結局その次の日に行けなかったっていうですね、
思い出があるなっていうのを今話しながら思いましたが、
そんな不景気な話は置いといてですね、
少しでもためになる話をしていこうかなと思っていますので、
よろしくお願いします。
今日もですね、本の話をしてみたいんですけど、
今日は今読んでいる本の感想というか、
自分なりの要約みたいなのを話してみようかなと思っていて、
前にも話したんですけど、HUMANKINDというですね、本の。
これ人類学とかそういう感じの本ですけど、
それがすごく面白いので、今2回目読んでるんですね、僕ね。
正確に言うと上巻をですね、上下の上巻だけを2回目読んでて、
まだ下巻買ってなかったので、下巻読む前にちょっと時間が空いてしまったので、
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もう1回読もうかなと思ってですね、今読んでるところなんですけど、
やっぱり2回目読んでもですね、とても面白いというか、
すごいエキサイティングな内容なので、これを話してみようかなと思っています。
それでこのHUMANKINDというのは、書いた人が何だっけな、
ルドガーブレグマンさんというオランダ人だったと思うんですけど、
学者の方ですね。結構若い30代前半ぐらいの方なんですけど、
その前に書いて話題になったのが、冷息なき道だったかな。
ベーシックインカムのことですね、代々的に取り扱った本で、
最近ベーシックインカムって割と聞く言葉になったと思いますけど、
多分それのきっかけを作ったのが、
ルドガーブレグマンさんの前に書いた冷息なき道ということで、
これも僕読んだんですけど、これもすごく面白い本で、
その人の既栄の学者さんの書いた新しい新刊ということで、
上下めっちゃ長いんですけど楽しくて読んでるということで、
それでこのHUMANKINDという本の根本の主張は何かというと、
人間というのは基本的には善良であるということで、
これは割と今までも論のあった、賛否いろいろあった考え方と思うんですけど、
この本の中では人間は基本的には善良であるっていう、
本能的にってことですよね。
だから割と、例えばテレビとかで、
ドキュメンタリー番組なんとかショーってあるじゃないですか、
ちょっと今出てこないですけど、
無人島で何人かが共同生活をして、
だんだん人が悪くなっていくとか、
女性がいっぱいいて男性一人を奪い合うみたいな、
ネットフリックスかなんかで有名になったやつあったと思うんですけど、
ああいうのって基本的に、もちろんエンタメ要素は別にして、
人は基本的に放置しておくと本性としては悪いものであるっていうですね、
多分そういうのを前提に成り立っていると思うんですね。
そう思っている人はそういうのを見て楽しいんでしょうけど、
僕みたいなそういうのを見ても何も面白いと思わないし、
でもそれはその違いは何なのかなって思っていくと、
おそらくだから僕も人間っていうのは基本的に善良であるっていうか、
別にそんなに悪いことするの疲れちゃうなって思うタイプなんですよね。
そういう人には刺さる内容だなと思うんですけど、
それで書いてある内容とか主張ももちろんそうなんですけど、
扱おうとしているテーマがめちゃくちゃ壮大なんですよ、この本の魅力の一つとして。
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どちらにでも言えるし、どちらが主流っていうのは多分時代によって変わってくると思うんですけど、
この本の中では善良であるってことを、本性は善良であるってことをすごく推してるわけですけど、
それって一番わかりやすいところで言うと、
キリスト教っていうか聖書みたいなのに現在っていう考え方があると思うんですよね。
アダムとイブとかそういう話ですけど、
それって人間はもともと罪を背負って生きて生まれてきたみたいなんですね。
その罪ってのはおそらく、人間は本性としては動物的なですね、
人のものを奪ったりとか傷つけたりしたいっていう本能があるっていうのが、
現在のうちの一つみたいな僕は捉え方をしてるんですけど、
このルドガーブレグマさんは、それは間違っているっていうことを言ってるわけですよね。
ただ主張してるわけじゃなくて、いろんな根拠とか、
科学的な実験データみたいなのを用いてそういうのを固めていくっていう、
それがすごく説得力があるし、なんかワクワクするんですよね。
だから言ってみればこれ、今までの人生の中の人間の捉え方は半分は間違ってるって言ってるようなもんで、
これはものすごく壮大な試みなんですけど、なぜか読んでいるとですね、
確かにそうかもなって思ってですね、
そういった本とか意見をきっかけに、
社会とか世界の人間観というのは大きく転換していくんじゃないかってですね、
ワクワクしてくる本なんですけど、
感想しか言ってないので具体的な概要みたいなのをちょっと挙げてみたいんですけど、
動物に知性と人懐っこさは比例するみたいな場所が書き方があってですね、
これはどういうことかというとですね、
動物のですね、銀狐という狐がいるそうなんですけど、ロシアとかの方に。
この銀狐というのはすごく童貌なんですよね。
全然人に懐かないし、凶暴だし、狼みたいなものですよね。
そういうのを、その銀狐という生き物をですね、従順にしようという実験が行っていた人がいて、
今でもその実験は続いているらしいんですけど、どうやって実験をするのかというと、
野生の銀狐をですね、囲われた大きな家というかその場所で、自然の中で半分飼育しているような状況にして、
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人間を怖がらなかったりとか、ちょっとその人懐っこさを発揮する個体というのが野生の中にもいるわけですよね、個体差があるので。
そういう個体だけを選んで、後輩をさせるという、そういう実験をしたらしいんですよね。
つまり基本的には狼みたいにすごく童貌で、人に全然懐かないけど、中には人間が来てもそんなに怖がらなかったりとか、
という兆候を見せるものがいて、そういう個体だけで後輩させていくと何が起こるかという、そういう実験なんですけど。
それでこの実験の結果としては書いてあったんですけど、4世代ぐらい経つと変化が現れて、
だんだん人を怖がらなくなって、むしろペットみたいに寄ってきたりとか、餌を狙ったりとか、ずっとこっちの人間の方につきまどったりするという行動が現れたというですね。
それだけ聞くと当たり前じゃないかって思うかもしれませんけど、それで実験の中で副次的な要素としてわかってきたのが、
人懐こさとか人間を怖がらないというところで選んで、そればっかり後輩してきて、そういう進化を遂げた狐はだんだん頭が良くなっていったという話なんですよね。
野生とか凶暴な羊じゃないや、銀狐に比べて、社会的な認知能力というか、野生的な判断力とかそういうのは変わらないというか、むしろ劣ったりするらしいんですけど、
社会的なですね、例えばその、餌をどこかに隠して、あそこだよっていうふうに人間が指さすだけですぐそこの場所を理解して取ってくるとか、
そういうのってチンパンジーとかでもあまり難しいらしいんですけど、でも狐とかはですね、頭の良くなったら銀狐はそれができるようになったみたいなですね、話があって。
この話がどこに人の善良さとどこに繋がってくるのかっていう話をしてなかったんですけど、つまりですね、そういう人懐こさとか人を別の個体を恐れない個体の方が、
なんていうかですね、賢くなって、結果その種を残しやすくなるっていうですね、ことが分かってきたわけですよね。
ちょっと人間のことでいうと結構、昔はその暴力的な人間とかそういう方が、種を残しやすかったっていう時代は多分今もちょっとあるかもしれませんけど、
それはですね、その、なんていうか、哺乳類全体のあれからすると、それはあまり正しくないっていう、ちょっと話が全然まとまらなくて時間が終わりそうなんですけど、
すっ飛ばして結論を言うと、人を信じるようなそういう善良な個体の方がですね、結果的に生存確率が高まるっていう、
それで結局的にその個体の知性が、知能が上がって、そういうに個体が増えていくって、それは人間でも同じじゃないかっていうことなんですよね。
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この後、他の別の章に書かれていた、ネアンデルタール人はなぜ絶滅したのかっていうことについて喋ってみようかなと思ったんだけど、
時間もなくなってきたし、ちょっと元気もなくなってきたので、また次回かまた別の機会にですね、もう少し自分の頭を整頓してから、もう一回この話題を話してみたいなと思っています。
ヒューマン・カインドというですね、水色の表紙の本で僕はKindleで読んでいますが、とても面白くて刺激的な内容なので、
そういう人文学とか社会学とかですね、そういうのが好きな人は多分めっちゃハマると思いますので、よろしかったら読んでみてください。
はい、そんな感じで今日は終わりにしたいと思います。
ちょっといつもより長くなってしまいましたが、お聞きいただいてありがとうございました。
良い一日をお過ごしください。さよなら。また。
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