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2024-06-05 25:46

ながらcast3/230 【虎に翼関連】「冬の蕾〜ベアテ・シロタと女性の権利」

日本国憲法に女性の権利を明記した立役者について描かれたマンガを紹介します。冬の蕾――ベアテ・シロタと女性の権利 (岩波現代文庫 文芸 328) https://amzn.asia/d/gGRCIqh
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はい、sasayukiです。ながらcastを始めます。 この番組は自分大好き
60歳の私、sasayukiの声のブログ、声の日記です。 通勤途中に歩きながら収録してますので、息がハァハァ上がったり、周りの雑音、騒音、風切り音などが入ったりしますが、
何卒ご容赦ください。
はい、休み明け、水曜日か。
結構今日は晴れてますね。 もう今週梅雨が来るっていう話もあるんですが、
今日は良い天気です。 体調も徐々に戻りつつあって、
昨日の夜、昨日火曜日の夜、 久々にズンバのクラスに出ました。
かなり軽めにリハビリ的にやりましたけど、それでも45分のプログラムなんですけど、最後の1曲はちょっともう
壁際に座って休んでました。
これやっちゃうと、 できなかないんだけど、無理するとね、なんかそこから戻ってこれないと嫌だなぁと思って、
自分のまだ戻り具合が
心配っていうのでね、この回復力が弱まっている気がしているので、
まあ軽めにやって最後の1曲もパスしてっていうところで、今朝は一応疲れてはいるけど、
なんとか大丈夫って感じですね。 体温も
前は36.2なんて言ってましたけど、 どうも36.5が今の体温みたいで、
2って言ってたのって、 もうちょっと寒い時期だったからかなぁ。
ちょっとこれは謎です。その併熱って、 季節によって変わるのかなぁ。
でもまあどうも36.5あたりで、 ずっと落ち着いてはいますね。
はい、 なんとか
やっております。 さて今日はですね、
先週も話した 虎に翼の話のちょっと
発展系というか延長戦というか、それ起点の別の話をしようかなと思います。 じゃあ行ってみよう。
とはいえ今朝というか昨日と今日、 一回変な盛り上がりがあったんですが、
要は、 今トラコが、トモコがいる、
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民放の改正作業をしているチームのところに、
おそらく東大の 大先生がやってきて、
新しい民放の草案を見て、 怒ってやってきた。
つまり、家制度を 解体するのはまかりならんっていうことなんですよね。
いやーこれやっぱ来るよなっていう話なんですよ。
それに対して、 トモコがどう出るか、トラがどう出るかっていうのが今朝のポイントだったんですが、
なんとなくスンとしてたっていうのになっちゃったんだけど、
ここの数日って結構、
色が変わったっていうのかな。 先週の終わりの時点では、その日本国憲法の
その 示した
高らかな理想みたいなものに勇気づけられた トモコだったわけなんですけど、いざ新しい職場に行ってみたら
すごい、一回 弁護士の道から
諦めたっていうことに対する追い目があるみたいで、
それもあって、あと家族の生活も 背負ってるっていうのもあって、
それでスンとしちゃってるっていう感じの 流れになってたんだけど、
その 大先生に
急に話を振られたんだけどさ、 フワッと答えてたっていうところなんですが、まさにこの
大先生の言ってることっていうのが、
その時代の
割と一般的な 感覚だったわけですね。
それに関連してなんですけど、今日あの トモコの恩師の穂高教授だっけ、あの先生も出てきましたね。
この先生のことでまだ話してなかったんですが、 ちょうどその
トモコが法律事務所を辞めるきっかけになったのが、 あの教授ですよね。あの妊娠していることを勤め先の
津加寺の事務所で、津加寺に言わないまま働いて、 結構激務で使命感、自分が女性の
リーダーというか、先にね、 自分が切り開いていくんだ的な使命感で頑張ってた時期に、
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その母校で教授に頼まれて話をするときに、 倒れちゃってみたいな流れで、
で、結局その教授が津加寺の事務所を訪れて、 妊娠していることを告げるんだよね。
ただその前の病室での会話がめちゃくちゃ印象的だったんですよね。 つまり、
トモコは、 その弁護士の仕事を続けたいっていう思い、
自分が学友たちの思いとか、辞めていったその先輩たちの思いも背負って、
頑張んなきゃいけないって思っているのと、
穂高教授が、 そんなに興奮してはお腹の子に触ってしまうよっていう、
この見事なはぐらかしをされたわけですよ。 その時に何か多分彼女の中で、
崩れたんじゃないかなっていう気もしないでもないんですけど、 つまり、
法を学んだり、法を扱ったり、法を教えたりする人たち、
ですら、女性が働く、
トモコの場合は専門職、専門家として働くっていうことに対して、
あくまでもまずは家庭を大事にしろっていう価値観だったっていうことなんですよね。
そのことを思い知らされたというか、 我々は若干この穂高教授に対して、
近しい仲間だって勝手に思ってたんだけど、
おそらく当時の男性の感覚って、 おそらく進歩的であった、
あの教授ですらやっぱりそういう価値観だったっていう流れの中で、
昨日登場した東大の保守の教授が、
家制度を守らなきゃいけないって言ってくるのは、
当然じゃ当然の話。本当にそういう時代だったんだっていうことを、
改めてドラマの中で感じるわけなんですけど、
ここで今日取り上げたいのは、日本国憲法の中に女性の権利っていうものを
入れたっていう、そのことに非常に貢献した人がいるんですよね。
外人さんなんだけど、ベアテ・シロタさん。後にゴードンさんと結婚して、ベアテ・シロタ・ゴードンさんという方なんですね。
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彼女が、この話は後でもう一回しますけど、
日本国憲法の中に性別に関わらず人権があるっていう、そこの部分を入れるために、
非常に粘り強く交渉して勝ち取った部分で、
その時の非常に肝になったのは、彼女は日本の文化っていうのをよく知っているもんだから、
相手っていうのは日本の国なんですけど、彼女はGHQ側として憲法の総案をまとめたんですが、
そこの中で日本の関係者、専門家が、憲法にわざわざ女性の権利を書かなくても、
民法で書けばいいじゃないかっていうふうに言って、憲法に書くことを拒むんだよね。
でもそこでそのベアテさんは、日本人のことをよく知っているからこそ、ここで憲法に入れとかないと絶対に民法ではそのことは保証されないってもう確信していたからこそ、
そこで非常に粘り強く、粘ったんだよね。
で、広がりて今回、憲法にその家制度がもうなくて、女性の権利もちゃんと書いてあるにもかかわらず、
民法の総案の段階で保守系の教示がごねてくるっていうことがある意味、
勝者というか、憲法にあってすらこうなんだから、仮に憲法に書いてなかったら絶対に女性の権利みたいなものって民法に入らなかったんじゃないかって思うんですよ。
だから今回このシーンを見て改めてベアテさんの功績っていうものを感じた、そんな気持ちでおります。
実はこのベアテシロタさんの話、私昔漫画で買ったんですよ。
で、そのことをうっすら覚えていたっていうこともあって、今回ですね、
木村大さんの今さらですがっていう番組があって、そこで今回の虎に翼の主人公のモデルになった、
名前がちょっとごめん覚えてないんだけど、その方の話をちょっと特集してたんですね。
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で、その中で憲法に女性の差別をダメよって、幼いな俺の表現も、書くことに貢献した人としてこのベアテシロタゴードンさんが紹介されて、
今の多分インタビューしたのかな、映像なんかも出てきたりして、ちょっと厚めに紹介されてたんですね。
で、その話をこんな番組やってたよっていうのを職場の同僚から聞いたときに、
もしかしてそれベアテシロタさんじゃないって言ったら、多分そうだと思うっていうことで、先週ちょっと話したんですけどね、再放送というかNHKプラスで見たらまさにそうだったんで、
漫画を改めて読み直したんですけども、彼女の生い立ちってかなり特殊で、お父さんがピアニストでしかもかなり有名な方だったんですよね。
ちょっと細かいところ忘れたんですが、日本に滞在して、彼女最初は別の国で生まれて育ったらしいんですが、ある時期から日本にやってきて、子供時代を日本で過ごしていたらしいです。
で、その時に友達の家庭の様子とか見ながら、この母親っていうものが日本の家庭では非常に決定権がないみたいなこととか、いろんなことを実は彼女は子供の時期に見ていたんですね。
で、疑問も持っていた。なんで日本ではこの妻、もしくは母が強いてあげられてるって言うとちょっと言い過ぎかな。でも権利を持ってないっていうことに対して、子供なりに疑問を持っていた。
だから彼女はそもそも国籍が違うっていうのもあるんでしょうけども、違う文化で育った上で日本に来て、もちろん母親と父親っていうのも日本の文化とは違う感じだったんじゃないかなと思うんだけど、
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そんなこともあって素直に疑問を持っていた。で、おかしいなっていうのも感じていたっていう子供時代を送ってたらしいんですね。そのことが後に憲法の草案を作るときにやっぱり大きく響いてきた、大きく影響してるっていうことだったらしいんですね。
その漫画に彼女の生い立ちが非常に簡潔に書かれているんですけども、日本で育って、大学生活をアメリカで送ることになって、親元を離れてアメリカに行って、
そこも女学校、女子大だったのかな。そこでいろんなことを経験していく。それも結構大きかったと思うんですけども、女性しかいないっていう中でいろんな活動を自分たちでやって決定して実行していくみたいなこともやっていた。
かなりリベラルというと変なのかな。そういうことに熱心な学校でもあったっていうところで、彼女もその青春時代を過ごしたっていうのも大きな影響を与えていると思います。
はい、そんなわけで今日は、虎に翼の番外編というか、拡張して、ベアテ・シロタさんという憲法の草案に関わった方の話をしてきました。
アメリカに行って大学生活を送っていたんですが、そのまま日米海戦になってしまったんですね。真珠湾攻撃。日本には帰れないし、手紙を送っても多分なんですけど、届かない。
なんかどうも軽井沢の方に閉じ込められてたというか、もう多分そこから出られないような状態で暮らしていたっていうことで、かなり寒いところですよね、軽井沢は。
お母さんも体調ちょっと崩し気味みたいな状況だったらしいです。一応戦争が終わった後ですね、ベアテさんは両親に会いたいっていう思いでですね、
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日本に行く仕事を探して、それがどうもGHQの仕事だったっていうことらしいですね。当時は普通に民間人は日本に入っていくっていうことはできなかったんですね。
そんな状況でGHQのメンバーとして日本に行って、自分の家に行って、そこはもう確か跡形もなく、会おうとしたけど会えなかった。ホテルのロビーで会いましょうみたいな電報かなんかを打ってたんだけど、それも届いてるはずがないっていうところで、
ホテルでちょっと粘ってたら、ボーイさんかな?ラジオでお父さんの演奏を聴きましたっていう人が現れて、放送局に聞いたりして軽井沢にいるっていうことがわかったそうです。
それでめでたく再会っていうことになり、彼女はそのままGHQの仕事をすると、日本語が堪能だったということで、通訳の仕事をされてたと思うんですけどね。
その一方で憲法の方はどうだったかっていうと、政府側と言うべきかな、国側が草案を出してGHQに提出するんですが、
前の明治憲法の時とほとんど変わってないっていうことで、かなりダメ出しが出たらしいです。
やはりそれまでの価値観があまりにも日本の価値観にみんなどっぷり使ってるものですから、
なかなかそれを打ち破るようなものが出てこない。GHQとしては天皇の問題とか、再軍備の問題、民主主義とか人権あたりをしっかり書いて欲しいっていう要望も伝えてあったようなんですけどね。
全然拉致が開かないっていうことで、苦肉の策としてGHQ側が草案を作成して、それを日本側に検討してもらうっていうようなことで、ものすごい短い期間、それは10日前後だったと思うんですけども、草案を書かなきゃいけないっていうことで、
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そこでベアテさんに白羽の矢が当たったと言うべきなんだっけ。当たるんだっけ白羽の矢が。
彼女は図書館を何軒かはしごして、ドイツのワイマール憲法でしたっけ、あと北欧の憲法とかそういったものの資料をいろいろ書き集めて、
彼女の中ではやはり女性の問題っていうのを非常に強く感じていたので、それを入れたいということで、その漫画の中にも彼女が作った原稿が部分的に出てくるんですが、かなり長い、もうちょっと法律じゃないぐらいの文章が出てくるんですね。
ただその後、いろいろ吟味してGHQの中でもいろいろ話をしながら宣伝されたものになっていくんですね。
いよいよその出来上がったものを日本側と接種をしていくっていうところで、天皇制ですごい時間がかかってとかですね。
それまでさっきの戦力の問題とか、いろんなところで時間をめちゃくちゃ費やしながら、GHQ側と日本側の接種というか話し合いが続いていって、
いよいよこの人権の問題にたどり着いた時にはもうかなりみんなヘトヘトだったんですね。
ただその中で日本側が言ってきたのは、日本側の委員が言ってきたのは、これは憲法に入れなくても民法の方で決めればいいじゃないかと。
要はその男女同権みたいな話は。って言ってくるんですね。
ただそこで部役さんは、その日本の文化とかをよく知ってるし、実際にそこでの生活者を見てる、友達のお母さんとかを見てるので、
そこでやっぱり踏みとどまるんですよね。これを憲法に書かなかったら民法では絶対に実現できないという確信があって、そこのところをなんとか通すんですね。
この辺りはね、この漫画を読んだ方が面白いと思うんで、機会があったら読んでほしいんですけども。
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木村みのりさんという方が書いた、冬のつぼみという漫画で、多分図書館でも読めると思いますし、漫画だからないかな。今はね、いわなみ書店から出ています。
木村はね、簡単な木じゃなくて樹木の樹に村。で、みのりはひらがなで、木村みのりさんの冬のつぼみ。
つぼみが漢字なんですけどね。そんな作品です。僕は木村みのりさんが大好きだったんでこの本をたまたま買ったんですけども、今ここに来て
ドラに翼とリンクしてきて、改めてベアテさんが憲法に入れてくれたからこその、今がベストだとは別に言えないんですけどね。
そんな風に思ったりもしています。 ただこの本、僕は最初の版で買ってるんですけど、そこの跡書き、今は違う人の跡書きになっているらしいんですけども、
当時の跡書きの中で、ベアテさん一人の功績じゃなくて、やっぱり市川夫妻さんとかそういった方たちの対照デモクラシーから続く
民権運動の流れがもともとあったっていう中で、
戦後の女性の地位向上みたいなものが花開いたっていうことも書いてありました。
今日はそんなところで終わろうと思います。最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。ではまたね。
ちゅーす。
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