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2024-06-06 25:04

ながらcast3/231 【虎に翼関連】「あたらしい憲法のはなし」に込められた理想

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はい、sasayukiです。ながらcastを始めます。 この番組は、自分大好き
60歳の私、sasayukiの声のブログ、声の日記です。 通勤途中に歩きながら収録してますので、息がハッハッ上がったり、周りの雑音騒音、風切音などが入ったりしますが、
何卒ご容赦ください。 ちょっと今日は雲が出てますが、陽も差してますね。
紫陽花も咲いてますね。綺麗に。 今、NHKのローカルニュースだと、
紫陽花の映像が映りがちですね。
今朝は沼津の映像でしたね。
今日、 虎に翼の話、割としがちなんですが、今朝も面白かったね。
花岡さんとの話もなかなか良かったんですけども、その後、審議会みたいなところで、
2人の教授がバチバチに 火花を散らしていて、
いいぞいいぞって感じで見てましたが、あの保守の教授、
あれが、 戦後から結局、あの勢力ってずっと生き残っていて、
今もまだ、 家が大事だ、家制度大事だって言ってる人たち、間違いなくいますよね。
そういう勢力、そういう人たちが、
憲法改正、改憲を言い出してるんですよね。
それが本当にずっと、 種火のようにというか、結構怖だかに今も主張してたりするので、
本当に怖いなっていうのは僕の実感なんですが、ある意味今日の映像はそれを如実に見せていて、
非常に、 攻めた演出になってたなと思います。
家制度の良さを言うのって、
それって、 男だけですよね。女性も言うかもしれないけど。
そこのところをね、やっぱり、すごく、
肝に銘じておかなきゃいけないなって、
思っております。 さて、今日はですね、そこはスルッと言って、
今日は、 やっぱり昨日、ベアテシロタさんの話をしたんですが、
もう一つ、どうしても僕が思い出してしまう話で、
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この日本国憲法が、
交付施行に合わせて、
中学1年生のために書かれた、
新しい憲法の話という小冊子がありました。
その話を今日はしようと思います。 じゃあ、言ってみよう。
はい、この、 新しい憲法の話。
あの、
今までにない概念を、
持って登場した、この日本国憲法を、
噛み砕いて、 条文そのものはやっぱり、
法律なので難しい部分があるわけなんですけども、
その考え方、目指すところを、 中学1年生にもわかるように、
書いたものなんですね。
これは施行された年から、3、4年、教科書として、
教科書というか、複読本かな?として使われたもので、 文部省が発行したものなんですね。
そこには、憲法で重要な考え方、
例えば、
戦争の放棄とかですね、 基本的人権の尊重とか、
そういったもので、今までにない、 さっきも言いましたが、概念を、
説明していて、非常に、
わかりやすく、かつ、なんだろう、 焼け跡になった日本を、
勇気づける内容だったなぁと思います。 さて、この新しい憲法の話。
僕は、あるちょっと版を、
冊子として、
ずっと前、40年ほど前に購入した、 本当、わらばん紙みたいな紙にすられた、
結構印刷も潰れたものを、 昔買って、で、今回、虎に翼を見た時に、
これ、もう一度読みたいなと思って、 探したんですが、なくて、
ちょっと再び、また購入した、 っていう経緯がありますが、
この中で、僕は40年前に、 A.ロクスケさんの話の中で、
僕が戦後一番感動した手紙ですって言って、 この新しい憲法の話の、
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戦争の放棄のところを、 朗読してくれました。
当時、20歳ぐらいだったんですけども、 僕すごくそれに感動した覚えがあります。
うまく伝えられるかわかりませんが、 僕もその戦争の放棄の部分、
新しい憲法の話から、 読んでみようと思います。
6.戦争の放棄。 皆さんの中には、今度の戦争に、
お父さんや兄さんを送り出された人も多いでしょう。 ご無事にお帰りになったでしょうか。
それとも、とうとうお帰りにならなかったでしょうか。 また、空襲で家や家の人を亡くされた人も多いでしょう。
今やっと、戦争は終わりました。 二度とこんな恐ろしい、悲しい思いをしたくないと思いませんか。
こんな戦争をして、日本の国はどんな利益があったでしょうか。 何もありません。
ただ、恐ろしい悲しいことがたくさん起こっただけではありませんか。 戦争は、人間を滅ぼすことです。
世の中の良いものを壊すことです。 だから、今度の戦争を仕掛けた国には、大きな責任があると言わなければなりません。
この前の世界戦争の後でも、もう戦争は二度とやるまいと、多くの国々でいろいろ考えましたが、
また、こんな大戦争を起こしてしまったのは、誠に残念なことではありませんか。 そこで、今度の憲法では、日本の国が決して二度と戦争をしないように、
二つのことを決めました。 その一つは、
兵隊も軍艦も飛行機も、およそ戦争をするためのものは、一切持たないということです。
これから先、日本には陸軍も海軍も空軍もないのです。 これを戦力の放棄と言います。
放棄とは、捨ててしまうということです。 しかし、皆さんは決して心細く思うことはありません。
日本は、正しいことを他の国より先に行ったのです。 世の中に正しいことぐらい強いものはありません。
もう一つは、よその国と争い事が起こった時、決して戦争によって相手を任して、自分の言い分を通そうとしないということを決めたのです。
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穏やかに相談をして、決まりをつけようというのです。 なぜならば、戦を仕掛けることは結局自分の国を滅ぼすような羽目になるからです。
また、戦争とまで行かずとも、国の力で相手を脅すようなことは、
おはようございます。 国の力で相手を脅すようなことは、一切しないことに決めたのです。
これを戦争の放棄というのです。 そうしてよその国と仲良くして、世界中の国が良い友達になってくれるようにすれば、
日本の国は栄えていけるのです。 皆さん、あの恐ろしい戦争が二度と起こらないように、また戦争を二度と起こさないようにいたしましょう。
これが文部省が発行した、新しい憲法の話です。
もともとこの新しい憲法の話というものに出会ったきっかけをもうちょっとお話ししようと思うんですけども、
1985年の代々山コンサートというのが、京都の丸山音楽堂でありました。
ナターシャセブンとかが出ているコンサートで、僕もファンだったので、
いろんな方法でラジオで聴いたりとか、 自分が行ったりとかしてるんです。この時は行ったかな?なんか行った気がするんだけど、ちょっと曖昧なんだけど。
そこで、六助さんが、ひとしきり平和に関する話をしたんですね。
当時はかなり中曽根内閣の時代で、ある意味、これAさんが話してるんですけども、
中曽根康博っていう人は、国会議員、大議士の時代から、原子力予算をつけるっていうことに非常に積極的で、
ある意味、原子力推進の旗振り役というか、そういう部分があったような人だったらしいです。
そういう人が総理になっていた時代で、本当かどうかわかんないけど、日本を不沈空母にするって、
要は沈まない空母、要はアメリカの盾になるみたいな意図だったと思うんですけども、そういった発言だったり。
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あるいは当時、防衛費がGNPの1%を超えるかどうかみたいなことで、かなり論争になっていたり、
あるいはアメリカはレーガン大統領の時代で、彼はSDI、宇宙戦略構想みたいな、
要は宇宙でもドンパチやろうみたいな、そんな構想もあったりして。
僕らからする、当時学生ですよね、二十歳ちょいの。
にとっては、なんていうか、かなり嫌な時代だったんですよね。
そういう時代背景の中で、A.ロクスケさんが、反核の集い、核に反対する、に出るっていうことで、
その予行演習みたいなことで話をしたんですね。
だからベースにあるのは、その核に対する話で。
今言ったような、中曽根内閣、中曽根首相の話なんかも出てきたわけですね。
その中で、戦後最も感動した手紙を読みますっていうことで、文部大臣からもらったって彼は言ってました。
これが新しい憲法の話をもらったのか、もしくは本当に手紙みたいな形でもらったのか、
ちょっとそこはわからないんですが、彼が読み上げた文章はまさに新しい憲法の話の戦力、戦争放棄だったかな、戦力放棄の部分だったんですね。
この六助さんの話全体は非常に、自分にとっては心に響く内容だったので、
当時、友人たちに時々、自分で原稿を書いて、それをコピーして、手紙を配ってた。
今で言うなら人なんですけど、そこまでおしゃれでもないし、そこまで外向けでもないようなもので、
どっちかというと友人との繋がりを維持するための個人的な手紙を時々作ってたんですね。
そこに、六助さんの話の、昔で言うところのテープ起こし、文字起こしをしたものをワープロで打って、
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みんなに読んでもらいたいなと思って配った。そんな思い出があるんですね。
その時に、さっきの新しい憲法の話を読んでるんで、それを入手したいなと思っていたら、
ちょうど今自分が働いている本屋、40年前にもそこで買ったことがあるんですね。
そこの文章を使わせてもらって、みんなに手紙として送ったという経緯があります。
当時の時点で、六助さんは、
この戦後すぐに書かれた、戦力を放棄することで仲良くやっていける、
戦争で解決しないという、非常に高らかな宣言というか、高潔な誓いみたいなものに対して、
現実はずいぶん違ってしまったわけですよね。自衛隊は戦力じゃないっていう言い方もできるけども、
やっぱり一切軍備を持たないっていうところからは、ずいぶんかけ離れてしまっているっていうところが現実としてあって、
さらにそれを押し進めていこうっていう時代だったんですね。
A六助さんも自分で、それを自覚しながら話をしているっていうところはありましたよね。
ただ、僕にとっては、こんな素晴らしい文章が、国から、文部省から来たっていうのは、
ちょっとしたショック、驚きでもあったし、その時の理想みたいなものに触れることで、結構僕は勇気をもらったんですね。
そんなふうな思いで、今回、虎に翼の中でトモコが焼き鳥を包んでいた新聞紙を広げて、そこに日本国憲法が書かれていてっていう流れの中で、
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どちらかというと、戦争の放棄というよりは基本的人権みたいなところにスポットは当たっているドラマなんですけども、
改めて憲法の精神みたいなものに触れたいなと思って、この小冊子を自宅に探したらなかったんですよ。
自宅に絶対どこかにあるんだけど、本当に薄っぺらいものなので、どこかに挟まれて見つけられないだけなんだけど、結局ですね、40年前の在庫がまだあったので残りが、もう一回買いました。
はい、なので多分、我が家には2冊同じものがあるわけですね。
はい、そんなわけで、今日は虎に翼からちょっとはみ出して話題を広げてみました。
この日本国憲法が施行された年に発行された新しい憲法の話という文部省が出した社会科の複読本みたいなものですけどね、
子供向けに書かれた、子供と言っても中学生ですけど、今までとは全く違う考え方の憲法を理解してもらうために作った、そんな内容の本です。
サムネイルにはですね、自分が持っている慈悲出版みたいなバージョンの表紙を貼っておこうかなと思いますが、概要欄の方にはリンクを貼っておきます。
今入手可能なものもありますね。童話屋さんがとても安い値段でポケット版みたいな感じで出してくれてます。300いくらです。
よかったらぜひ、僕も全部読んでないんですけども、最初の全文の解説とかですね、あとは戦争の放棄のところなんかはぜひ読んでもらえたらなと思います。
ちなみにその前の文なんですけども、この本の新しい憲法の話の中でも、一番最初の部分はですね、新しい憲法ができましたよっていう語りかけから始まるんですけども、
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その前文の重要性とその内容をかいつまんで説明してくれています。僕もちょっとうろ覚えなんですけども、結局ね、前文っていうのは憲法全体を司るというか、
全体に影響を及ぼす一番重要な精神、考え方が述べられていて、その憲法の内容もその前文の考え方に相反するものは入れることができないみたいなことも書いてあって、
あとはその前文の中で書かれている3つの考え方の説明がありました。民主主義、国際平和主義、主権在民でしたね。確かその3つについて最初の方で説明されています。
ちょっと僕もね、民主主義と主権在民の違いが未だにちょっとよくわかってない。国際平和主義っていうのはわかるんですけどね。
民主主義っていうのが話し合いで決めましょう。ただ最終的には多数決というか、人数が多い方の意見に従いましょうみたいな話が書いてあります。
ただその後かな、すごい良いなと思ったのは、多数派の方の意見を採用するんだけど、少数派の方のことも考えながらやっていかなきゃいけないみたいなことも書いてあります。
今の与党に聞かせたい話ですよね。人数的に上回ってたら何やってもいいみたいな感じになっちゃうと、やっぱりその民主主義っていうのとは違ってくるっていうところが書いてあったりして、なかなか今を予見しているような説明があったり。
主権罪民は民主主義とつながるものだと思うんですけども、今まで権力っていうのは天皇に集中していたわけで、国民は天皇の子供、親民って呼ばれていたようです。
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だから権利はなくて上から言われたことをやるという、それが家庭でもそうで、家庭であればその子主である親父がトップにいて、その下の者は従うみたいなパターンですよね。
その頂点にいるのが天皇っていう時代だったからこそ、主権が国民にあるんだ、国民が一人一人が偉いんだっていうようなことを丁寧に書いてます。
改めて今読んでみるっていうのも価値があるんじゃないかなっていう気がします。
というところで、この新しい憲法の話、よかったら読んでみてください。
というところで今日はおしまいです。最後までお聞きいただきましてありがとうございました。ではまたね。チュース。
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