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2025-09-07 14:05

今週のミュージカルニュース(CW35&36)

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British Invasion/『ロミーとミッシェルの場合』ミュージカル/オフブロードウェイ新作紹介/ジミー賞女優『&JULIET』抜擢/『四重人格』バレエ/『エクソシスト』ミュージカルパロディ/韓国ミュージカルショーケース再び開催/最長ラフィキ役降板など

 

ミュージカル速報:ミュージカル速報(ミュー速)|note ※このPodcastはミュージカル速報で紹介したその週のブロードウェイ・ウエストエンドのミュージカルニュースをNotebookLMでPodcast化した番組です。紹介した記事の詳細はnoteをご覧ください。

サマリー

今回のエピソードでは、ロンドンやニューヨークの最新のミュージカルニュースが紹介され、特に注目の新作やキャスティング情報に焦点が当てられています。また、韓国の創作ミュージカルのショーケースも取り上げられ、日本のミュージカル界における影響が考察されています。今週のミュージカルニュースでは、ワシントンDCのケネディセンターの人事問題や、ニューヨークのシーザーズによる博物館設立が取り上げられており、これらのニュースを通じて芸術界のダイナミズムや広告戦略の複雑さが浮き彫りになっています。

最新のミュージカルニュース
さあ、今回の深掘り始まりました。
よろしくお願いします。
今日はですね、ミュージカル速報、ミュー速さんの近日公開記事プレビューを元ネタにして、最新のミュージカルニュースをこう深く見ていきたいと思います。
ロンドン、ニューヨーク、アジアと、本当にいろんなところから情報が入ってきてますね。
はい、盛りだくさんですね。
60年代ブリティッシュロックの新作とか、あとちょっと変わったパロディーミュージカルなんていうのもあって。
ふむふむ。
今日は、この情報の中から特におっと思うようなポイントを皆さんと一緒に探っていけたらなと。
いいですね。
短い時間ですけど、ミュージカル界の最前線、つかんでいきましょう。
世界中の舞台裏では常に新しい動きがありますからね。
個々のニュース、それだけじゃなくて、その背景にある大きな流れみたいなものも一緒に見られると、より立体的に今を捉えられるんじゃないかなと思います。
なるほど。では、早速注目の新作情報からいきましょうか。
まずはロンドン。
ロンドン。
ブレティッシュインベージョンという新作ミュージカルのワークショップが開催されるそうです。
それ聞きました。
演出ふりかけは、トニーショーのジェリー・ミッチェル。
おう。
で、脚本がジャージボーイズのリック・エリス。これかなり強力な夫人じゃないですか。
いや、本当に実績のあるクリエイターが揃いましたよね。
ですよね。
しかも、60年代ブリティッシュロックっていうテーマも、世代を超えてアピールする力がありますからね。
確かに。
ただ、伝説的なバンドの楽曲とかイメージを扱うってなると、結構権利関係とかも含めて、制作上の挑戦も大きいんじゃないかなって。
ああ、なるほど。そういう難しさもあるんですね。
音楽とにがどう融合するのか、期待も大きいですけど、その手書案にも注目ですね。
単にヒット曲を使えばいいってもんじゃないと。
そういうことですね。
注目のキャスティング情報
わかります。次はニューヨーク・オフブロードウェイです。
はい。
映画のロミーとミッシェルの場合、これがミュージカル化されます。ロミー&ミッシェル・ザ・ミュージカル。
へえ、あの映画が。
そうなんです。
主演はローラベル・バンディとカーラ・リンゼイ。90年代のあのポップカルチャーが好きの方には、たまらないかもしれないですね。
90年代映画原作っていうのは、今の観客にとっては程よいノスタルジーと、あと共感を呼びやすいですよね。
うんうん。
友情とか自己肯定みたいな普遍的なテーマを、当時の雰囲気でどう描くか。主演のお二人のコメディーセンスも光りそうですし。
期待できそうですね。
ええ。オフブロードウェイ初で、こういう親しみやすいコメディーが出てくるっていうのは、良い流れだなと思います。
オフブロードウェイといえば、もう一つかなりユニークな作品も出てくるんですよ。
ほう。
ホラー映画・エクソシストのパロディ・ロック・ミュージカル。
え?
エクソシスティック・ザ・ロック・ミュージカル。
それはまたすごいタイトルですね。
インパクトありますよね。
パロディ・ミュージカルって、元ネタへの愛があればあるほど面白くなるジャンルですけど、これはまたかなり大胆な題材を選びましたね。
しかもですね、プロデューサー陣がまた面白いんですよ。
と言いますと?
元NECのランスバス。
え?あのランスバス?
そうなんです。あと、東二賞女優のマリサ・チャレット・ウィノクル。
ほうほう。
で、さらに驚きなのが、オリジナル映画で悪霊の声、あの声を担当したアイリーン・リーツまで。
え?ご本人が?
プロデューサーとして名を連ねてるんです。
この組み合わせ自体が、なんかもう一つのパフォーマンスみたいじゃないですか。
いや、それは意表をつく一全ですね。確かに話題作りっていう点では、すごく巧みだと思います。
ですよね。
ただその、ホラーとコメディーの融合、特にパロディーとなると、バランス感覚が作品の性比を分けますよね。
ああ、確かに。
どこまで本気でどこまでふざけるのか、そのさじ加減が楽しみです。
音楽ファン、特にロックファンにはこっちも気になるニュースかもしれないです。
ザ・フーのピート・タウンゼントによる名番、死獣人格。
はいはい、死獣人格。
これがロックバレーになるそうです。
ロックバレーですか?
はい、ニューヨークシティセンターでの限定上演。演出はロブ・アッシュフォード、衣装はポール・スミス。
これはかなり芸術性の高い試みになりそうですね。
ロックアルバムをバレーで表現するっていうのは相当挑戦的ですよね。
ですよね。
死獣人格自体、物語性が強いアルバムですから、ダンサーの身体表現を通じて、歌詞とか音楽の世界観をどう立ち上げるのか。
言葉を使わない表現だからこその難しさと、逆に新しい解釈が生まれる可能性もありますよね。
面白そうですね。
ロックファンとダンスファン、その両方を敷きつけられるかが鍵になるかなと思います。
本当に多様ですね。
さらにオフブロードウェイでは、2025年の夏から秋にかけて、なんと15もの注目講演が控えていると。
15本も?
アイルランドの幽霊譚とか社会問題、実は古典の際は、オリジナルミュージカルまで、もう本当に実験と多様性の場っていう感じがします。
まさにオフブロードウェイの新骨頂って感じですね。
うんうん。
韓国ミュージカルの影響
消極的なプレッシャーが比較的少ない環境だからこそ、こういう多様な作品が生まれやすいんですよね。
なるほど。
ここで試された新しいアイディアとか才能が、やがてブロードウェイとか世界の舞台に広がっていくことも多いですし、
この活気こそが演劇界全大の推進力になっていると言えるかもしれません。
そして、日本にもちょっと嬉しいニュースがあります。
お、何でしょう?
韓国の創作ミュージカルを紹介する無料のショーケース、「2025 K-ミュージカルロードショー in TOKYO」が11月に開催されます。
あ、K-ミュージカルのロードショー。
はい。スイカのプールとか5作品のダイジェストラ見られるそうです。
司会は加藤和樹さんとキム・テイタンさん。
へー、韓国ミュージカルのレベルの高さって近年本当に目覚ましいものがありますからね。
ですよね。
日本でもファンが増えてますし、こういうショーケースは観客だけじゃなくて日本の製作者にとってもすごく刺激になるはずです。
確かに。
単なる紹介に留まらず、将来的な共同政策とかライセンス契約とか具体的なビジネスにつながる可能性も秘めてる。
文化交流とあと市場開拓の両面で意義深いイベントだと思いますね。
なるほど。さて話題を少し変えまして、スターやキャスティングの動きを見ていきましょう。
はい。
まずはすごく夢のある話から、全米高校生ミュージカルアワード自民賞ってありますよね。
えー、自民賞。
あれで今年主演女優部門を制したばかりの18歳、ファビオーラ・カラバロ・キハーダさん。
おー、彼女ですね。
なんと人気ミュージカル&ジューリエットの北米ツアー、その新しいジューリエット役に抜卓されたそうです。
えっと、もうそれはすごいスピード出世ですね。
ですよね。
自民賞は若手才能の闘流門として業界からの注目度が非常に高いアワードではありますけど、
はい。
でも受賞者がすぐにこれほど大きな、しかも人気作品の主役級の役を得るっていうのは、
特に近年でもかなり目覚ましい抜卓と言えるんじゃないでしょうか。
&ジュリエットって古典のもしもを描くかなり現代的な作品じゃないですか。
そうですね。
だから彼女のようなフレッシュな才能が選ばれるっていうのは、作品のテーマとも合ってる感じがしますよね。
まさにおっしゃる通りです。
作品が持つ自分の人生を自分で切り開くっていうメッセージと、
まさに今キャリアを切り開こうとしている新生の起用っていうのは非常に効果的だと思います。
うん。
これは他の若い才能にとっても大きな始みになるでしょうね。
本当にシンデレラストーリーですね。
一方で、長年舞台を支えてきた方のニュースもあります。
はい。
ブロードウェイのザ・ライオンキングで、
ラフキー役を最も長く勤めたチシディ・マンミさんが、8月末で交番されました。
ああ、チシディ・マンミさん。
2000年から約9000ステージだそうです。
9000、それはもう想像を絶する数字ですね。
まさに行ける伝説というか。
ですよね。
一つの役をこれほど長く、しかも高いレベルで維持し続けるっていうのは、
技術や体力はもちろんですけど、精神的な強さ、そして作品への深い献身がないと絶対に不可能です。
うーん。
彼女のラフキーは多くの観客にとってザ・ライオンキングそのものの一部だったはずですからね。
ワシントンDCの人事問題
本当にそう思います。
彼女がいたからこそのザ・ライオンキングがあったって感じる人も多いでしょうね。
ええ。
彼女の交番はまあ、一つの時代の区切りを感じさせますけど、
同時に演劇っていうのは常に継承されていくものでもありますから。
そうですね。
公認の方がこの重要な役をどう引き継いで新しいラフキー像を作り上げていくのか、そこにも注目が集まりますね。
確かに。さて、では次に舞台裏やちょっと業界に関する話題に移りたいと思います。
少し複雑な背景を持つニュースもありますが、あくまで報じられている情報を中立的にお伝えできればと思います。
お願いします。
まず、ワシントンDCのケネディセンターで、ダンス部門のチーム3名が一斉に解雇されたという件です。
ああ、そのニュース見ました。
センター側は新たな方向性のためと説明しているようですが、一方で労働組合を支持したことへの報復ではないかという声も上がっているようです。
うーん、芸術機関における人事とか組織変更っていうのは時にまあ様々な憶測を呼びますよね。
ええ、特に経営人の方針と現場のアーティストとかスタッフの間に意見の相違があると報じられる場合、その背景は慎重に見る必要がありますね。
ドナルド・トランプ前大統領が理事会のチェアに就任してから50人以上がセンターを去ったという報道もあって、
芸術界での表現とか労働環境への懸念と結びつけて語られている側面もあるようです。
なるほど。公的な芸術機関の運営において、政治的な影響力とかリーダーシップの交代がプログラムや人事にどう影響するのかというのは常に議論される点ではありますね。
はい。
今回の件が今後のアメリカの芸術支援とかガバナンスのあり方にどういう影響を与える可能性があるのか注視が必要でしょう。
そうですね。私たちはここでどちらかの見解を支持するというわけではなくて、あくまでこうした異なる視点が存在するという情報をお伝えするに留めたいと思います。
はい、ありがとうございます。もう一つ、今度はニューヨークからの話題です。
ニューヨークのカジノ計画
ニューヨーク。
カジノ運営で知られるシーザーズがですね、タイムススクエアに計画中の複合施設に関連して、マンハッタンに新しい公民圏の博物館を設立するために1,500万ドルの資金提供を表明しました。
1,500万ドル。それは大きな額ですね。公民圏博物館ですか。
博物館の設立自体はもちろん意義深いものに思えるんですが、これが同社が進めているタイムススクエアでのカジノ計画への支持を得るための一環ではないかという見方もあるようなんです。
ああ、なるほど。企業の地域貢献とその裏にある大型開発プロジェクトの推進が絡み合っている。そういうケースは都市部ではしばしば見られますよね。
博物館設立という文化的な投資がカジノ建設という商業的な計画とどう結びついているのか。
ブロードウェイの関係者などからはカジノ計画そのものへの反対の声も根強くあるみたいで、治安とか環境への影響を懸念しているんですね。
ええ、ですからこの資金提供についても純粋な社会貢献だと評価する声がある一方で、カジノ計画を巡る議論を有利に進めるための戦略だと見る向きもあると。
なるほど。
これもまた単純な善悪では割り切れない都市開発と文化、経済が複雑に絡み合った事例と言えるでしょうね。提供された情報としてこの動きとそれに対する様々な反応があることをお伝えします。
はい、ありがとうございます。さてここまでミュージカル速報さんの記事プレビューから本当に世界各地の様々なニュースを見てきました。
華やかな新作の話題から若手の大統、ベテランの新たな門出、そしてちょっと業界が抱える複雑な側面まで本当に動きが絶えませんね。
そうですね。
全体を通して何か特に印象に残ったことってありますか?
そうですね。やっぱりミュージカルという世界が持つそのダイナミズムですかね。
ダイナミズム?
新しい物語とか表現が次々と生まれる一方で過去の作品が新たな形で蘇り、あるいは社会的な課題と向き合ったりもする。
うんうん。
伝統と革新、商業性と芸術性、なんかそういった要素が常に攻め合いながら変化し続けている。
まさに生き物のような芸術形式だなと改めて感じますね。
本当ですね。
今日皆さんが耳にした情報が次に劇場へ足を運ぶ時の楽しみを増やしたり、作品を見る目を少し変える?そんなきっかけになったら嬉しいですよね。
ええ、本当にそう思います。
そしてこれらのニュースって作り手側だけじゃなくて、観客である私たち自身の好みとか期待もどこか反映しているのかもしれないですね。
ああ、なるほど。それで最後に皆さんにこんな問いを投げかけてみたいなと思うんです。
はい。
今日紹介した中には、ブリティッシュインベージョンとかロミー&ミシェルみたいに過去の時代や物語に吸収とか共感を誘うものもありましたよね。
ええ、ありましたね。
かと思えば40人格のバレー家とかオフブロードウェイの多様な試みのように、未知の表現とか驚きを求めるものもあった。
はい。
皆さんがこれからミュージカルに求めるものってどちらかというと心に寄り添う懐かしさとか共感の方でしょうか。
それとも想像力をガンガン刺激するような新しさとか驚きの方でしょうか。
うーん、それは面白い問いですね。
もしかしたらその両方を作品ごとにうまく求めているのかもしれません。
少しご自身の感激体験なんかを振り返ってみるのも面白いかもしれませんね。
14:05

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