ブロードウェイの最新ニュース
こんにちは。今回は、あなたが共有してくれたミュージカル速報サイトの記事、これをもとに、ブロードウェイとかウエストエンドの最新の動きを、ちょっと深く見ていきたいと思います。
なんか世界では今、伝統と革新、それに伴う課題みたいなものが、いろいろ出てきている感じですかね。
まさに本当にそうですね。話題作の裏側から、あとは業界の構造変化まで、結構興味深いニュースが入ってきています。単なる作品紹介というだけじゃなくて、舞台芸術の今が見えてくるかなと。
なるほど。じゃあまずはブロードウェイから、韓国発のメイビーハッピーエンディング。これ、トニー賞受賞も記憶に新しいですけど、アンドリュー・バースフェルドマン主演で限定公演が決まったんですね。
決まりましたね。
ただこれ、近未来のソウルが舞台のロボットの話じゃないですか。なのでキャスティングについては早速なんか議論も起きているみたいで。
そうなんですよ。作品自体が持っている普遍的なテーマと、それが生まれた特定の文化的な背景、その間でどうバランスを取るのかという問題ですよね。
特にやっぱりアジア系の俳優っていう声が上がるのは、作品のルーツを尊重したいっていうそういう思いの表れでしょうね。
グローバルに展開するときのそのローカライズとオリジナルの尊重っていう、永遠の課題みたいなところを象徴しているかなと。
深いですね。一方で同じブロードウェイ周辺ですけど、タイムズスクエアに計画中のカジノ、セーザーズパラス、タイムズスクエア。ここが俳優とか演奏家向けに月齢のジョブフェアを提案しているっていうちょっと変わったニュースも入ってきましたね。これはどう見ます?
あーこれですか。これは演劇関係者にとっては無視できない動きかもしれないですね。ショービジネスってやっぱり不安定さがつきものじゃないですか。
でもその公演の曖昧に安定した収入を得られるような柔軟な働き方、しかも有給トレーニング付きっていうのはまあ魅力的ですよね。俳優組合なんかも結構ウェルカブな感じみたいですし。
なんていうか芸術と商業のこれまでとはちょっと違う連携の形っていうのが模索されている感じがしますね。
安定は確かに魅力ですけど、でも芸術家が副業に頼らざるを得ないっていう状況自体が、なんか業界の持続可能性について問いを投げかけているとも言えませんかね。
ロンドンの新作と古典
それは鋭い指摘ですね。まさにその点がこのニュースの裏にある結構大きなテーマかもしれないです。さて、ブロードウェイのそういう新しい動きとはちょっと対照的に、ロンドンでは新作の立ち上げに苦労しているケースもあるみたいで、バーレスクですけど。
バーレスク?プレビュー中に演出家が降りて、主演のトドリックホールが演出も兼ねるって、それかなり異例の事態ですよね。それに衣装がまだできてないとか、上演時間が長すぎるとか、大丈夫なんでしょうかこれ。
そうなんですよ。イギリスの俳優組合、エクティが複数の問題があると指摘して、今競技中とのことですからね。現場は相当混乱している可能性はありますよね。
プレビュー期間中に演出家が変わるっていうのは、通常かなり深刻な創作上の対立があったか、あるいはプロダクション自体が抱える根本的な問題を示唆することが多いんです。ただ、ホール氏自身の多彩さを考えると、給与の策っていう見方もできるかもしれないですが、作品の成功にとってはかなり大きなリスクじゃないですか。
そうですよね。一方で、ロンドン郊外ですけど、今度は古き良き時代の輝き、トップハットの復刻版が上演中だとか、フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの世界観で、アービング・バーリンの名曲にタップダンス、こっちはなんか安定感がありそうですね。
まさに、1935年の映画が元になっている華やかな章ですよね。こういう古典の名作が現代のお客さんにどう受け入れられて、どうその読めるのかっていうのを見るのもミュージカルの楽しみ方の一つですよね。伝統が持つ力とも言えますかね。
伝統といえば、ソンドハイムのメリリー・ウィ・ロールアロング、これも名作ですけど、大成功したブロードウェイの再演版、あれの舞台映像が映画館で上映されるそうですね。時間を逆行しながら、友情とか夢の創出を描く。
そうなんです。トニーショー4巻に輝いたジョナサン・オロフ、ダニエル・ラドクリフ、リンジー・メンデスが出ているプロダクションですね。2025年の12月にスクリーンに登場する予定だそうです。さらに面白いのが、リチャード・リンクレイター監督がこれとはまた別に20年かけて撮影するっていう映画化も進行中なんですよ。
20年。
そうなんです。だから一つの作品が本当に多様な形で語り継がれていくんだなっていう長期的な視点がすごく興味深いですよね。
すごい話ですね。そしてもう一つ、誰もが知っている物語のいわば裏側を描く試みとして、新作シー・ウィッチ、あのリトルマーメドのアースラがどうやって海の魔女になったのかっていう話、これもなんか最近のトレンドを感じますよね。
そうですね。ヤングアダルト小説が原作のダークファンタジーですよね。若きのアースラ、イビーの物語、こういうおなじみのキャラクターの知られじゃる過去とか別の側面を描くことで物語の世界に深みを与えようっていう取り組みはやっぱり観客の知的好奇心を刺激しますよね。
なるほど。というわけで、今回も本当に色々な角度からミュージカルの世界を見てきました。新作への挑戦とそれに伴う海の苦しみみたいなもの、それから名作の再評価と新しい形での継承、あと業界を取り巻く経済的な動きまで、本当に目が離せないですね。
そうですね。特にキャスティングの文化的な背景への配慮の問題とか、制作過程でのトラブル、あとは異業種との連携みたいなテーマは、今後の舞台芸術の在り方を考える上でかなり重要な視点になりそうだなと感じました。
そうですね。あなたがこれらの動きの中で、特にこれはって心引けかれたり、これは考えさせられるなと感じたのはどの部分でしたか?ちょっと立ち止まって考えてみるのも面白いかもしれません。そしてこれらの舞台がいつか映像とかツアーとかであなたの元に届くとしたら、それはどんな体験になるんでしょうかね?