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こんにちは。ミュージカル速報、ミュー速の記事からですね、世界のミュージカルの最新の動き、これを一緒に見ていきたいと思います。
ブロードウェイの話題からロンドン、ウェールズ、あと映画家の話まで、あなたのために特に注目したいポイントをお届けします。
短いニュースが多いですけど、一つ一つ見ていくと背景とか、大きな流れみたいなものも読み解けるかなと思います。
世界のエンタメの今をね、一緒に感じていきましょうか。
ブロードウェイの問題
はい、では早速ブロードウェイから。これはちょっと考えさせられるニュースですね。
ニューヨークで予定されていたコーラスラインの非組合公演、俳優組合に入ってない方々の公演ですね。
これが権利元から省演中止と。
ああ、そうでしたか。
原因が、制作側が黒人のキャラクター、リッチー・ウォルターズを脚本から削除しちゃったことだそうです。
なるほど、これは誰に脚本を変えたっていう話じゃないですよね。
コーラスラインって、やっぱりダンサー個人の実話に近い物語が魂というか、
だからキャラクターを特にその人種的な背景を持つ重要な役をなくすっていうのは、作品のオリジナルの意図を損なうと。
そう、権利元が判断したということでしょうね。
過去にも改編が問題になったケースはありますけど、今回は特に作品が持つ多様性を守るぞという点で、かなり強いメッセージ性を感じますね。
なるほど、作品の核を守る、そういう判断だったわけですね。
同じブロードウェイでは、大女優のパティール・ポーンがインタビューでの発言について謝罪するという、そんな出来事もありました。
ありましたね、そのニュース。
やはり影響力の大きい方の発言は時に大きな波紋をよぎますよね。
特に今の時代、どんな言葉がどう受け取られるか、演劇界の中でも議論のあり方自体が少しずつ変わってきているのかもしれないですね。
うーん、そうかもしれませんね。
国際共同制作とイベント
一方でこちらはすごく嬉しいニュースも入ってきています。
劇団式がディズニーミュージカルを通じて、なんとブロードウェイとそれから韓国のカンパニーと共演したと。
へー、それはすごいですね。
アメリカの朝の番組、グッドモーニングアメリカで放送されたそうで、しかもそれぞれの母国語で歌声を披露したということなんですよ。
いやー、これは素晴らしいですね。
特にそのアジア系アメリカ人の方たちの文化遺産月間に合わせた企画っていうのがまた意義深いですよね。
違う国のカンパニーが同じ作品、しかもディズニーっていう世界的なコンテンツでつながって、それぞれの言葉で表現するっていう、なんか文化交流のお手本みたいな試みですよね。
本当にそうですね。
さて次はイギリスとヨーロッパに目を向けてみましょうか。
ロンドンでは夏の恒例イベント、キッズウィーク、今年も開催されるそうです。
へー、キッズウィーク。
夏休み期間中、大人が一緒なら17歳以下の子供一人が無料になるんですよね。
そうですね、これは単に子供料金が安くなるっていう以上に、やっぱり未来の観客を育てるっていうすごく大事な投資ですよね。
当時に夏の観光シーズンに家族連れをどんどん劇場に呼び込むことで、ウエストエンド全体の活性化にもつながっているわけですし。
なるほど。
短期的な経済効果と、それから長期的な文化の継承と両面で非常に意義深い取り組みだと思いますね。
未来への投資、そして現在の活性化にもなっていると。
ウエールズに目を向けると、改修が終わったシエーター・クルイドが再オープン。
記念すべき最初の公演はジョナサン・ラーソン作のティックティックブーム。
おー、ティックティックブームですか。
ええ、新しい芸術監督ケイト・ワッツァーバーグさんの初演出作品としても注目されているみたいです。
なるほど。ラーソンの作品で再スタートを切るっていうのは、何か劇場の新しい方向性を示す、そういう意図があるのかもしれないですね。
新しい才能と演劇史で重要な作品を結びつけるっていう、象徴的なオープニングと言えそうです。
映画から舞台への展開
さらにイギリスから、これも興味深い話が、2004年のアメリカ映画、サーティン。
あの頃欲しかった愛のこと。現代はサーティン・ゴーイングオン30ですね。
ああ、あの映画。
これがマンチェスターでミュージカル化されるそうです。
2025年の秋に初演予定と、あの映画なんか懐かしいって感じる方もいるんじゃないですかね。
ええ、いますよね。あの作品がミュージカルになるんですね。
特にああいうロマコナ要素の強い映画を舞台化する時って、オリジナルの持つ軽やかさとかユーモアのニュアンス、
それを違う文化とか言語とか、あと舞台っていう生身の表現でどう再現するのかっていうのが結構鍵になりますよね。
単にストーリーを移植するんじゃなくて、そのアダプテーションの名義が問われるところかなと。
確かに。そしてもう一つ、映画からの舞台化の話です。
ネットフリックスの映画、ユーロビジョン、歌がせん、ファイアーサーガ物語。
ああ、これもまたはい。
これもミュージカル化が進んでいるそうです。
主演のビル・フェレルも制作に参加していると。
これはまたなんか興味深いですよね。
実際のユーロビジョンソングコンテストのある種の過剰さとか独特のカルチャー、
特にLGBTQプラスのコミュニティとの長年のつながりみたいなものも作品には描かれてましたけど、それを舞台でどう表現するのかなと。
原作映画のユーモアとその背景にある文化的な文脈をどうバランスさせるのか、そこは注目したいですね。
そうですね。最後に映画そのものの話題です。
大ヒットミュージカル映画ウィキッドの続編、ウィキッド・フォー・グッドの最新トレーラーが公開されました。
おお、来ましたか?
はい。2025年の11月公開予定ですね。いよいよ物語が完結に向かうと。
いやあ、舞台版があればけ世界中で愛されている作品ですからね。
二部作に分けての映画化っていうのはこれは大きな挑戦ですよね。
トレーラーへの反応を見ても期待の高さはまあ伺えますけど、
同時にその舞台版のファンが持っているイメージとか期待にどう答えていくのか、
制作時の手腕が問われますよね。
特に舞台ならではの魔法とか感情の高ぶりみたいなものを映像でどう表現して物語をちゃんと完結させるのか、
うーん、非常に気になりますね。
本当に気になりますね。
さて今回は顕微とか表現の問題から国際交流、次世代育成、そして人気作の新しい展開まで本当にいろいろなニュースをお届けしました。
あなたにとって何か新しい発見はありましたでしょうか。
こうしてみると物語っていうのは常に形を変えながらメディアとか文化を超えて旅をしているんだなってことがよくわかりますよね。
ここで一つあなたにも考えてみてほしい問いがあるんですが、
映画から舞台へ、あるいはその逆もありますけど、物語がある媒体から別の媒体へ、または違う文化圏へ移植されるとき、
成功するために絶対にこれだけは残さなきゃいけないっていう魂みたいなものって何なんでしょうかね。
そして逆に変えるべき部分、変えても良い部分っていうのはどこにあるんでしょうか。
あなたが好きだった法案作品、何かを思い浮かべながらその理由を探ってみるのも面白いかもしれませんね。
なるほど深い問いかけですね。今日の情報があなたの知的な冒険の何かきっかけになれば嬉しいです。
また次回、興味深い情報の世界でお会いしましょう。