ロンドンのミュージカルの動向
こんにちは。今回はですね、あなたが共有してくださったミュージカル速報の記事、2025年7月12日付けのやつですね。これをもとに、ミュージカル界の今を探っていきたいと思います。
はい、よろしくお願いします。この記事、なかなか興味深いですよね。画期のある話もあれば、ちょっと考えさせられる部分もあって。
そうなんです。では早速、ロンドンの話題からいきましょうか。ウエストエンド、かなり盛り上がっているみたいで。
まず、ヘドウィグですね。
そう、ヘドウィグ。大規模再演の可能性が濃厚と、ビッグウェイっていうプロデューサーが言っているみたいで。
あのカルト的人気の作品が、またウエストエンドで、ですか。ジェンダーとかアイデンティティとか、現代的なテーマをロックで力強く描いてますからね。
うんうん。
今また注目されるっていうのは、やっぱり時代の空気感もあるんでしょうね。
確かに、続報が気になりますね。
ええ、本当に。
そして同じくロンドン、キャバレーがなんと、1500回公演達成。
1500回、それはすごい記録ですね。
記念柄も、ジャネットジャクソンとか、エディレッドメインとか、すごい顔ぶれだったらしくて。
へえ、キャバレーは、あのキットカットクラブの持入型演出、あれがやっぱり大きいですよね。
大きいですね。
それと、もちろん、あの鋭い社会秘宝性、今も全然色褪せない。
本当に。で、さらに、キンキーブーツも帰ってくる。
ああ、来ましたね。
2026年の春、ロンドンコロシアムで、ヨハネス・ラデベ主演、これも見逃せないなと。
人気作の復活、嬉しいですよね。キンキーブーツは、実話ベースっていうのも、こうグッとくるポイントで。
わかります。多様性とか勇気とか、今の時代に響くテーマですしね。
ええ。
あと、ちょっと毛色が違う話ですけど、ザ・コア・イヤ・オブ・マン。
はいはい、あのパブガ舞台の。
そうです。あれが地元の合唱団350人以上と共演するって、これも面白そうだなと。
へえ、そら面白い試みですね。歌による繋がり、みたいなテーマが、より深まりそう。
ですよね。ロンドン、勢いありますね。
ブロードウェイと国際的な影響
ええ、本当に。ただその一方で。
そうなんです。ブロードウェイの話、ちょっと気になるニュースが入ってきて。
あの、女性作家の件ですね。
ええ、新シーズンの新作12本ある中の女性作家による作品が、たった1本だと。
1本。それはかなり少ないですね。
うーん、多様性って言われてる中で、これはどう見たらいいのかなと。
そうですね。これはまあ、業界が抱える構造的な課題と言えるかもしれません。
構造的ですか。
ええ。多様性への取り組みが後退しているんじゃないかっていう、結構厳しい声も上がっているようです。
なぜ、才能のある女性作家の作品が、もっと表に出てこないのか。
うーん。
工業的な判断なのか、それとももっと別の要因があるのか。ちょっと深く考える必要がありそうですね。
考えさせられますね。
さて、ちょっと視点を変えて、メディアとか国境を超える動き、これも興味深いです。
はい。まず、映画版のウィケットの話。
ええ。映画の新要素が舞台版にも取り入れられるかもしれないって。
作曲家のスティーブン・シュワルツ自身が、そういう可能性を示唆してるんですよね。
そうなんですか。
ええ。映画と舞台がこう、お互いに影響し合って、作品自体が進化していくみたいな。
なるほど。ポピュラーのエンディングが変わるかもとか、具体的な話も出てますもんね。
そうそう。もし実現したら、大ヒット作でもどんどん変化していくっていう、新しいスタンダードになるかもしれないですね。
面白いですね。そして、もう一つ、これは結構びっくりしました。韓国初のミュージカル、メイビーハッピーエンディング。
ああ、トニーショー6巻の。
そうです。あの作品が、ブロードウェイ版として、2028年に韓国へ逆輸入される構想があると。
これは、まさにグローバルな時代の流れを象徴するような動きですよね。
ですよね。人類に見捨てられかロボットのラブストーリーっていう、あのユニークな物語が、まず英語圏で認められて、大成功して、それで故郷に凱旋する。
いやー、すごい。
作品の持つ力と、ミュージカルっていうフォーマットが、本当に国境を越えていくんだなっていうのを実感しますね。文化的な再翻訳みたいな側面もあるのかなと。
なるほど、面白い見方ですね。いやー、というだけで今回は、ミュージカル速報の記事から色々見てきましたね。
ええ、ロンドンの熱気、ブロードウェイの課題、それからメディアや国境を越えた新しい動き。
華やかな話題だけじゃなくて、業界がこれから向き合っていくべき課題も見えてきました。
そうですね。これらの動きが、これから先のミュージカルの世界をどう形作っていくのか、これは引き続き見ていく価値がありそうです。
本当にそう思います。
さて、今日話した色々なこと、再演で盛り上がる名作、多様性という課題、国境を越える新しい物語、こういうのを聞いて、あなたにとって価値あるミュージカルってなんだろうってちょっと考えてみるのはどうでしょう。
単なる娯楽なのか、それとも何かを問いかける力を持つものなのか。答えは一つじゃないと思いますが、考えてみるのも面白いかもしれませんね。