ちょっと自分の外に向く力を、
もうちょっと自分の生活というか、
体を整える時間っていうふうに、
ちょっと切り替えれるかなっていうふうにも思いますね。
なるほどね。
自分自身のメンタルだったり、
体だったりとかのバロメーターになってるわけなんですね。
そうですね。
いや、素晴らしいですね。
緑がある生活って、
変化を楽しむだったりとか、
その元気さで見るっていうのがあるんですけど、
それは線で見たときの楽しみ方じゃないですか。
日々、そんだけたくさんの緑に囲まれて暮らしているっていう点で見たときの、
癒し効果だったりとか、
なんかそういうものってあるんですか?
そうですね。
僕は今一人暮らしなんですけど、
一人暮らしをすると寂しいので、
帰ってきたときに、
やっぱり生き物があるっていうのが嬉しい。
本当は動物とかだと、もっと自分から寄ってきてくれるとか、
そういう喜びもあるんでしょうけど、
そうなると、やっぱり本当にもっと責任を持ってやらなきゃいけない。
植物だからそういうのがないって言っちゃうのは、
ちょっと無責任かなっていう気持ちもあるんですけど、
そういうやっぱり、何か自分以外の生き物がいてくれるっていうのは嬉しいですよね。
なるほど。そういうふうに、
観葉植物というか、
見るためにいてもらうっていう側面ももちろんあるんだけれども、
ただ物として存在しているっていうのではなくて、
共に暮らしているっていう、
まさに、だから植物と暮らすラジオなんですね。
そうですね。
なるほどね。
今、僕の目に見える範囲にもたくさんの緑があるんですけど、
おそらく全部、育て方というかケアの仕方は違うじゃないですか。
そうですね。
すごい難しそうな印象があるんですけど、
モクさんはそういった植物を育てるようなお仕事をしていたりとか、
何かそういうのを習っていたりとか、そういうのあるんですか?
いや、全然そういうのではなくて、
僕、仕事がサービス業、医療系の仕事をしているので、
基本人間相手なんですよ。
人間相手だと、やっぱり相手のその時の状態によって、
自分の対応もある程度変えなきゃいけないところありますけど、
それに比べたら、植物のお世話はもうある程度決まりきったパターンがあって、
その中で、ちょっとずつこの植物は元々どういうところに住んでるから、
こういう特徴があって、だからそういう対応をしなきゃいけなくって、
っていうのが、わりとやっていくうちに覚わっていったかなっていう感じなので、
特別、難しさ、今となってはって感じですけど、難しさは感じてないですかね。
聞きたいことが僕いっぱいあるなって思っちゃったんですけど、
まず、お部屋に飾りたい、育てたい、共に暮らしたいっていう思う植物っていうのは、
どういうふうに選定しているというか、
何でもかんでもというよりは、やっぱりモクさんがいいなって思ったものを、
ご自宅に受け入れているわけじゃないですか。
そうですね。
それってどういう基準なんですか?
ビジュアルがかっこいいとか、生え方が面白いとか、そういうのなのか、
その、お世話の仕方が難しそうだからあえてとか。
基本やっぱり、面白いと思える植物っていうのがあるんですけど、
面白いもちょっといろいろ種類があって、
葉っぱの形が面白いとか、育ち方が面白いとか、
育て方が面白いとかあって、
もちろん流行りの植物っていうのもあるので、
そういうのにちょっと気がいっちゃって、
でもやっぱり自分のライフスタイルに合わなくて枯らしちゃうっていうこともあって、
そういうのを何年かしていくうちに、
自分はきっとこういう育て方のものなら大丈夫だなとか、
こういう形の葉っぱだったら長く好きでいられて、
お世話していきたいと思えるかなとか、
ちょっとずつフォーカスがあっていった感じですかね。
なるほどね。
ビジュアルでいいなと思ったとか、
その葉っぱの形がいいなとかって思った場合って、
その育て方がわからなかったりとかもあるじゃないですか。
そういうのはどうやって調べるんですか?
ネットで調べて出てくるみたいなことなんですか?
そうですね。世の中にある植物、
だいたいネットに載ってるものが流通してるので、
まずは調べてみて、
で、育て方を見て、
これだったらできるかなっていう、
割と低めのハードルでとりあえずやってみます。
ダメにしちゃうことも山のようにあるんですけど。
とてもじゃないけど育てられないみたいな感じのものもあるんですか?
ありますね。
一時期ちょっと盆栽とかにも興味があったことがあったんです。
ただ、あれってやっぱりすごくこう、
今まで積み重ねられてきたノウハウとかがあって、
たぶん載ってるんじゃないかなって思います。
そうだね。
でもお仕事も人関係のサービスをやられているっておっしゃってましたけど、
植物を好きになる。
ご自身でそんなに育てようと思う。
なんでいいのかっていうのは分かったんですけど、
そのなかなか僕も現時点で自分で育ててるものとかっていうのもないですし、
植物家に飾りたいなって思うきっかけみたいなことって、
どういう時に思って、
モクさんは今そんだけたくさん育ててるんですか?
もともとたぶん母親が好きだったかたち。
子供の頃から割と身近にあったっていうのがベースにはあるかなと思うんですけど、
じゃあある方が落ち着くっていう感じなんですね。
そうですね。
なんか土を触ってるとか水やりをしてるっていうのが割と身近だったので、
それが大きくなったら自分の部屋でやれるものっていう形に変わってったのかなって思いますね。
なるほどね。
そっか。やっぱ犬とともに育ってきた子たちは、
やっぱり大人になって犬がいた方が安心するなっていうのがあるみたいに、
植物も同じなんですね。
だと思いますね。
へー。
いやなんかもう、ただでさえ大変そうなのに、
本当にハードルが高いものは高いんだなっていうことが分かって、
ちょっとやっぱりおいそれと手出していいのかなっていう気がしちゃいますね。
いや、でも僕が思うのは、
何か気に入ったものが一つでも、ちょっと気になるなってものが一つでもあれば、
とりあえず買ってみて、とりあえず調べてみて、
乗ってる方法でとりあえずやってみるっていうのが、
意外としっくりくることが多くて、
ガジュマルわかります?
ガジュマル、名前は聞いたことがあるので一回検索します。
はい、見たことあります。
ガジュマルってすごくこの観葉植物の世界では、
手に取りやすいもので、
あ、そうなんだ。
はい。割とお値段もお手頃で手に入るので、
何かそれだけ持ってるよとかって人がいるんですよ。
はいはい。
で、それをなんとなくで育ててるけど、
もう10年育ててるよとかって人が結構ザラにいて、
その人は特別観葉植物が好きっていうわけではなかったりするんですよ。
やっぱりお家に何かちょっと植物があったらいいなと思って、
学会屋さんとかで買った子がなんだかんだそんだけ育ってるよみたいなこともあって、
意外と育ててみたら、
言ってはいますけど、意外と簡単だったりするんですよ。
じゃあ、どの植物と最初に出会うかっていうのも結構重要ですね。
そうですね。
やっぱり見た目がいいけど難しいものっていうのもやっぱりあるし、
と思えば、見た目自分にとっては好きだけど、
すごく育てやすいものっていうのもあったりするので、
なるほどね。
出会い方、出会うタイミングとかですかね。
はい、なるほど。
今、もくさんはたくさんの植物を育てられていて、
今、ご自宅にはいくつぐらいあるんですか?
鉢の数とかでいくとどれぐらいあるんですか?
そうですね。
でも3桁ないなぐらいですかね。
おお、すごい。
この前数えたときで70ぐらいだったかなと思うんですけど、
そんだけ育てているからこそより聞きたいんですが、
この植物の趣味として、
お仕事じゃないんでまたちょっと違うかもしれないですけど、
いずれこんなことができたらいいなっていう目標とか、
そういうものをついてあげるとしたら、
どんなことをやりたいなとかってあるんですか?
誰かに何かっていうことではないんであれですけど、
アーバンジャングルっていうインテリアのジャンルというかありまして、
そんな部屋に住みたいなっていうのが今一番目標ですかね。
アーバンジャングルって検索すると出てきますね。
めちゃくちゃ緑が多いお家ですね。
雑に言ってしまうと。
そうです。
本当に多いんですけど、
インテリア的にちゃんと見てて気分がいいというか整ってるっていうか、
雑然としつつも何か整いがあるみたいな。
自分が今そういうところに行けてるかって、
全然そんなことないと思うんですけど。
行けてる。結構行けてそうですよ。
僕から見える景色は行けてますよ。
本当ですかね。
そういうふうに今多分聞いている方はあまりイメージつかないかもしれないですけど、
モクさんの背景で見えるのって、
別に地面とか棚に鉢植えとかがたくさん並んでるとかじゃないんですよ。
それよりも90度。
壁側に鉢があって、空間側に緑が飛び出しているっていう並び方とか、
木の板とかについているのとかがあって、
観葉植物って地面に対して垂直に置かれるだけではないんだなと。
壁に対して垂直に置かれるパターンもあるんだっていうのを、
今日繋がった時に初めて知ったので、
こんなオシャレな飾り方があってもうすでに思ってますもん。
そうですね。
たぶん今石川さんおっしゃられたの、
美覚枝っていう最近とっても人気があったりするもので、
板につけて苔で根元を覆って、
それをさらに葉っぱが覆ってみたいな育ち方をするちょっと変わった植物なんですけど、
これが多分流行り始めてからだいぶガラッと飾り方変わったよなっていうのは思いますね。
お金持ちの家にある鹿の頭だけのやつの植物版って感じですよね。
ハンティングトロフィー、そうですね。
あれ植物でもあるんだっていう、すごいな。
でもそっか、その中でも木さんの中でもっと理想の形、
配置に意味がある観葉植物たちのセッティングとかといって、
生活にも根差しているものっていうのがアーバンジャングルっていうことなんですかね。
そうですね。
へえ、すご、おしゃれ。
仕事病って言葉があるじゃないですか。
もしかしたら木さんも植物じゃなくプライベートというか、
仕事の方でついついやっちゃうみたいな仕事病があるかもしれないんですけど、
趣味にも趣味病ってあるかなと思っていて、
僕の場合はね、ついついこのポッドキャストをやってるせいで誰かと話しててインタビューになってしまうみたいなことあるんですけど、
木さんの植物に関する趣味病って何かあったりしますか。
街歩いてたときにマンションのベランダに植物が置いてあると、
何が置いてあるんだろうなって見ちゃったりとか、
あと入ったカフェで置いてある植物、これいいなって思って調べちゃったりとか、
多分好きではなかったら気づかずに背景になってるものが気になっちゃうようになりましたね。
ああ、なるほどね。
やっぱりそれはいろんなものを知ると、街の普段歩いてるところの解像度が上がって、ついついそっちにフォーカスするみたいな感じのことやっぱりあるんですね。
そうですね。
なるほどね。
いや、確かに。そんだけ詳しく、そんだけ家にたくさんあれば、家にもあるやつかなとか思っちゃうでしょうね。
でも今日こうやって木さんにお話を聞いていて、じゃあ家に一つまずはやってみようかなって思う方も多いんじゃないかなと思うんですね。
そんなときに、まず最初に一つ目の観葉植物を家に置くんだったらこれがいいんじゃないかとか、