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今日ですね、お話ししたいのは、教師とメディアと同級生というね、こういうことですね。
これをね、話そうと思ったのは、ちょうどね、本当に昨日ツイッターで、あのー、
なんていう人だっけ、かわITさん、かわ、あのアンダーバーでITっていう、僕ね、この人のことフォローしてないんですけど、あの
この人とですね、豊福さん、あの豊福新平さんがその、あの、まあツイッターでその対談している、対談しているというか、まあ、あの議論していて、その中にですね、このかわITさんが書いていることがちょっと面白かったんですね。
面白かったというか、まあ僕はこういうフレームワークであんまり見ていたことはないなと思ったので、それであの、ちょっと僕にとってはすごい新しい
フレームワークだったので、ちょっと面白いなと思って今日ご紹介しようと思ったところですね。はい、でね、ちょっとじゃあ皆さんにここで一つ聞いてみたいんですけど、あの
ツイッターでですね、豊福新平さんという方をフォローしていらっしゃる方、いらっしゃいますか、もしいらっしゃったらハートマーク、もしあの
フォローしてない方いらっしゃったら涙のマークでどうかと思いますが、この、あの
豊福新平さんは、その教育とITのね、分野のところで非常に著名な方で、いろいろあの活動もしていらっしゃいます。
で、とてもあの発信力のある方で、ツイッターでもですね、たくさんあの、あ、涙のマークきてますね、まあそうですね、あんまり、そうですね、教育とITっていうところなので、日本語教師の方じゃないんですよ。
なので、まあ日本語教師の中には、日本語教師の間ではそれほど有名ではないかもしれませんが、まあその教育とITっていう分野のところでは結構
有名な方で、あのすごく発信力もある方ですね。はい、で僕はフォローしていて、ツイッターでもその、あの通知をオンにしてるんですね。
なのでその、あのこの人が何かツイートしたら必ず見るようにしています。で、この人、この豊福新平さんとさっきのね、この革ITさんが
えーと議論しているところで、このその豊福さんが議論している相手の革ITさんという方がですね、
こういうことをツイートしていました。えーと、まあちょっとその議論の流れというか、そのそれを話すともうだいぶ話が長くなっちゃうんですけど、
あのツイートをちょっとあの、読んでみると、以下引用ですね、はい。
もちろんあえての極論書いてますよ。授業中の挙手と同じで、可視化した評価材料として学習側が支援や提案を目的化したら何ら意味がありませんから。
まあここのところはそんなちょっと、これまでの文脈があるのであんまり気にしないでほしいんですけど、その後にですね、こういうふうに書いてあります。
授業中は教師・学習者、メディア・学習者、学習者間のインタラクションをデザインしないと本当に授業は崩壊しますからね、というふうに書いてあるんですね。
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つまり授業をデザインするときのインタラクションのそこに3つの軸がある、3つのフレームワークでその授業のデザインを考えることができるということがこの発言の中に前提としてあるわけですね、はい。
で、その3つの軸がそれぞれ学習者がどういう相手とインタラクションするか、つまり相互にインタラクトというのは日本語で言うと相互作用とかそういうことが多いですけど、相手に触れるかということですね、はい。
それが学習者から見るとまず1人は教師であると、でもう1つはメディアであるということ、でもう1つ学習者間のインタラクションということは要するに1人の学習者から見れば同級生ということになりますよね、同じクラスの他の学習者ということになります。
で、この3つの視点でその授業のデザインをするのが大事だということなんですよね。
実はですね、僕はあんまりこういう視点で考えたことはなかったんですけど、でもこのフレームワークで振り返ってみると僕のやっている実践というのがまさに本当に結構ピッタリハマるんですよ、この3つのフレームワークにね。
で、最初の例えばその教師と学習者の間のインタラクションということでは僕は個人面談というのを大事にしていて、今98人とかいるクラス持っているんですけど、それもまあちょっとね、さすがに98人毎週は無理なんで、だけど半分ずつね、50人ずつ毎週50人ずつやって、
まあその参加者のね、これは教師研修なんで日本語の授業じゃないんですけど、参加者から見ると2週間に1回僕との個人面談があるという感じになっています。
で、まあそれがその教師と学習者は個人面談があるということと、あとメディアですよね、学習者から見てメディアがある、でメディアというのは一般的には教科書とかが多いと思いますけど、僕の場合はその反転授業のビデオですね、反転授業のビデオをライブセッションの授業に来る前に見てもらうようにしています。
なのでそれがですね、このメディアと学習者のインタラクションということですね。
で、3番目はですね、その同級生ですよね、つまり学習者の間のインタラクションということでは、僕はそのあれですね、ZoomとかGoogle Meetでライブセッションをしている。
それが本当にそのもう僕が説明とかしたりしないんですよ、そのライブの時は僕はその本当にただ司会者みたいな感じで、次はこの点について話してくださいみたいなことを言うだけなんですね。
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はい、なのでそのZoomとかGoogle Meetの時はこの学習者が同級生とインタラクトする、そういう時間という風になっています。
なのでこのですね、川ITさん、この人が言っている3つの視点でスパッと僕のやっていることがちゃんと分かれて、しかもそれなりにバランスが取れていることがここでも確認することができたので、これはとても面白いなという風に思うわけです。
こういうフレームワークというのはとても大事で、僕はよく言っているのは、実際とても大事なことで他の人も言っていることですけど、
特にこういうオンラインとかですね、コロナが始まった後のオンラインが使えるようになった環境での教育の実践としてはですね、今今日申し上げた3つのインタラクションの種類という3つのフレームワークがありましたね。
それとは別にですね、2種類のフレームワークを大体いつも意識していることが大事だと思っています。
かつそういうことを今までも意識してきました。
その一つのフレームワークというのは、同期か非同期かということですね。
同期というのはつまり同じ時間を共有してGoogle MeetとかZoomで入って同じ時間にやるということです。
それが同期とかライブというものですね。
その非同期というのはそうじゃない、アシンクロナスといいますけど、同じ時間ではないときのインタラクションですね。
例えばチャットとかがそうですね、WhatsAppとかLINEとかそういうのがこういう非同期のやり方になります。
そこにですね、これが一つのフレームワーク。
もう一ついつも意識しておいた方がいいフレームワークがですね、
一人で一人ということとみんなということですよね。
そのインタラクションの方向性がですね、
例えば先生がね、僕が反転授業とかでやっているときは発信者は僕だけで、参加者の皆さんは受信者になるわけですね。
こういう一人対たくさんの人、一対多といいますけど、
一人とたくさんの人の間のコミュニケーション、インタラクションという一つのタイプと、
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それと多対多ですね、要するにたくさんの人、複数の人と複数の人が同時にインタラクションする、そういうタイプのものと、
あともう一つは一対一ですね、一人と一人の人がインタラクションする、
そういうこの三つのパターンがあるということも、
授業をデザインするときには僕はいつも大体意識して考えていることです。
それぞれに今言った三つのパターンですよね、
つまり一対多と多対多と一対一ですね、
これのそれぞれに同期と非同期というのが入ってくるわけです。
つまり同じ時間にやるか、それとも別に時間を共有しないで別々の時間にやれるかどうかということですね、
同期と非同期というのは。
それを考えると、例えば一対多というときはですね、
一対多の非同期、アシンクロナスとか同じ時間ではないものとしては、
私の実践としては反転授業というのがあります、反転授業ですね。
これは僕が事前にビデオを撮っておいて、
それを参加者の皆さんがライブセッションに来る前にビデオを見てくるわけですね。
これはいつ見るかはそれぞれ人によって全然違うので、
同期ではないわけです。
かつ一対多になるわけですね。
それで一対多の同期、つまり同じ時間にやるというときにはどういうものがあるかというと、
これはですね、このときによく使われるのが、
カフュートとかクイズとかメンティメーターとかスライドとかですね、
こういうプレゼンテーションを一方的にしないで、
せっかく同じ時間に来てもらっているんだから、
教師の言ったことにすぐ皆さんが反応できて、
かつですね、これ一対一じゃなくて一対多なので、
参加者の方は皆さんの総意が見えるような形にする必要があったりするわけですよね。
そういう意味でこのスライドとかメンティメーターという、
カフュートにも同じような機能がありますけど、
アンケートのようなものですよね。
皆さんどう思いますか、ABCDのうちから選んでくださいと言って、
それで参加者の人がその四択なら四択で、
すぐに意思表示をすることができると。
参加者全員の総意として、Aは少ないけどBが多いとか、
そういうことがすぐに分かるような、そういうツールがとても重宝されるわけですね。
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これが一対多の時です。
次の多対多の時ですね、これはみんな対みんなですから、
同じ場に複数の人がいて、それぞれ意見、お互いに意見を言いながら、
お互いに意見を聞いたりするということですね。
これは同期型ですね。
つまり同じ時間でやるときにはグループディスカッションというのが適していると思います。
僕の場合は本当に100人とかいるクラスなので、
それをグループに分けないでディスカッションしようとしても正直無理ですね。
100人いるところでみんなが同時に喋ってみんなが同時に聞くなんてちょっと無理なので、
少人数の半というふうに言っていますけど、
半と呼ばれているグループに分けてそこでディスカッションをしてもらっています。
これはグループディスカッションというのはライブでやるのに適しているわけですね。
これも非同期型、つまりライブじゃないコミュニケーションも当然あっていいわけで、
僕がやっている今のコースではそれぞれのグループでも小さいグループチャットを作って、
そこで皆さんに意見交換ができるようなそういう環境を作っています。
次が1対1の方ですけど、同期型としては同じ時間に教師と学習者、
教師研修の場合は参加者というふうに呼んでいますけど、
ここでは学習者と言いますけど、
教師と学習者の1対1のコミュニケーションとしてはいつも言っていますけど、
ブログとかではスマート面談というふうに言ったりしていることもありますけど、
要するに個人面談ですよね。
その個人面談をやっています。
これを簡単に時間をかけないで、つまり効率的に個人面談の管理をするツールをたくさん出ていて、
僕はアポイントレットという種類のウェブサービスを使っていて、
これは無料バージョンでも時間も設定できるんですよね。
1つのリンクごとに時間も設定できています。
僕がこの教師研修のコースで皆さんに参加しているのは5分の個人面談。
5分の個人面談ができるリンクというのを作って、
それを教師研修の皆さんに共有しています。
そうするとそのリンクから教師研修の参加者の皆さんが申し込むと、
5分間の僕との1対1との面談が予約できる、そういうサービスなわけですね。
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この他に仕事用にとか、30分僕と個人面談、
僕とミーティングするリンク、それから1時間60分ミーティングするリンクというのも作っていて、
こういうのは同僚の皆さんと共有しています。
なので同僚の皆さんとか、あるいは他の組織の人とでも頻繁に意見交換しなければいけない、
頻繁に打ち合わせをしなければいけない人とはこういうリンクも共有して、
いつでも僕の空いている時間しか予約できないようになっているわけですね。
このGoogleカレンダーと連動していて、
もうGoogleカレンダーに何か予定が入っていたら、
そちらのアポイントレットからはその時間には予約ができなくなるようになるんですね。
2、3分ちょっと時差があるんですけど、
Googleカレンダーで何か予定を入れたら、
その2、3分後にはアポイントレットの方でその枠が消えて予約できなくなるようになります。
こんな感じなので、
こういう同期型の1対1のコミュニケーションも、
今ではそれほど管理の時間がかからずできるようになっていますね。
それからもちろん非同期型、
つまり同じ時間ではない1対1のコミュニケーションとしては、
WhatsAppを使っていますので、
教師研修コースの参加者の一人一人と一応、
WhatsAppでLINEのようなものですけど、
ショートメッセージを送れるようにはしています。
ただしこちらはコンテンツに関してはほとんど、
授業の内容についてはあまりそういうやり取りはしていなくて、
個人面談に来なかった人にどうしたんですかとかですね、
そういうことを連絡するのに使っているだけですけどね。
こんな感じで、
今までですね、僕は、
1対他、
他対他、
それから1対1、
それに同期か非同期かっていうね、
こういうフレームワークでよく授業のデザインを考えていたんですけど、
それにですね、今回ちょっとそれとは別に、
学習者が誰あるいは何とインタラクションするのか、
という意味で、
そこにですね、
教師とのインタラクション、
そしてメディア、教科書とかね、
反転授業のビデオとか、
そういうメディアとのインタラクション、
それから他の同級生とのインタラクションというね、
こういう3つの視点で授業をデザインするという、
そういうフレームワークもちょっと今回、
新しく知ったので、
これもですね、今後ちょっと活用していきたいと思っています。
はい、それではですね、
本日の村爪もここまでとさせていただきたいと思います。
本日もご参加くださいまして、ありがとうございました。
今日のね、この、
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教師とメディアと同級生というね、
こういう僕の話につきまして、
ご感想とかコメントとか質問がありましたら、
ぜひこの村爪のハッシュタグ付きで、
ご共有いただければと思います。
はい、それでは今日も良い1日をお過ごしください。
そして冒険は続きます。