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2023-05-05 08:51

朗読してもらえば「自分の言葉になっているか」がすぐ分かる

チャット GPT で作文を書かせること自体は問題ないと思いますが 自分で理解できるレベルの日本語で書いてもらう必要はあると思います。学習者が自分の作文を理解できているかどうかを確認するには それを朗読してもらってその音声ファイルを共有してもらうことで簡単に実現できます。

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朗読してもらえば自分の言葉になっているかがすぐわかる
冒険家の皆さん、おはようございます。
今日も落雷に揺られて灼熱の砂漠を横断していらっしゃいますでしょうか。
本日は2023年5月5日の子どもの日ですね。
インドでは午前8時34分を回ったところです。
今日も音声配信、むらスペを始めさせていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
今日お話ししたいのは、朗読してもらえば自分の言葉になっているかがすぐわかるということですね。
これを話そうと思ったのは、チャットGPTの使い方で、いろいろ心配していらっしゃる方が多いからですね。
チャットGPTとか、これはですね、ディープエルとかもみんな同じなんですけど、
自分では理解できないレベルの作文とかね、そういうものを提出してはいけないっていうね、こういうルールは守るべきだと思います。
僕はチャットGPT自体を使うこと自体は、作文のときに禁止しなくてもいいと思っているんですよ。
ですけど、少なくとも自分が書いた文章を理解できない、
そういう場合は少なくとも語学の授業の成果物としては認めるべきではないと思っています。
要するにですね、そういうルールを作ったとしても、しかし本当は理解できてないのに、
理解できているふりをして提出してしまう学習者をどうすればいいかっていう問題がその次にやってくるわけですよ。
それもね、僕は基本的には別に何もしなくていいとは思うんですよね。
だって理解できないようなものをいくら大量に作文を書いてあって、
それは学習者本人のためには全くならないわけですよね。
なので損するのはその学習者本人だけなので、
ちゃんとそれを指摘した上で、
それでも本人が別に自分のわかっているモデルの格好いい、拡張高い作文を書いてくる、
そういうことがあったとしたら、それは別にそれでいいんじゃないかなというふうに僕は思っています。
ですけど、学校の規則上それができないようなこともまだあると思うんですよ。
そういう場合は今日もこのタイトルになっていますけど、
自分の作文を朗読してもらえればいいと思います。
学習者が自分の作文を朗読するときに、
自分の作文を朗読してもらえばいい
イントネーションとかプロミネンスっていうのがありますよね。
なのでそれを聞けば自分が喋っている文をちゃんと理解できているかどうかっていうのは
教師にはすぐわかります。
これは教師じゃなくても誰でもすぐわかります。
わかっていない文字の羅列をただ音声化しているだけなのか、
それともちゃんと意味がわかっていてそれを読んでいるかっていうのは本当に一目瞭然です。
じゃあ今度はそれをどういうふうにシェアするかっていう具体的なものとしては、
いろいろなアプリがあるので本当にそれを何でも便利なものを使えばいいと思うんですよね。
本当に一番簡単なのはVOCALっていうアプリがとても有名ですね。
ただVOCALはとっても簡単なんですけど、
だけどこれは2倍速とか3倍速で再生することができないんですね。
教師がこの学習者の朗読を確認したりするときには、
これはかなり重要になってくると思います。
アプリを使って朗読をシェアする
2倍速とか3倍速で聞きたいというふうに思う先生方は多分たくさんいらっしゃると思うんですよ。
そういう場合は他のそういうことが可能なアプリとか
ウェブサービスとかを使えばいいんじゃないかと思います。
例えばYouTubeとかもそうですよね。
YouTubeは2倍までは速度を上げることができますし、
あとその拡張機能とかを入れればもっともっと早く、
確か10倍ぐらいまで再生速度を上げられる拡張機能とかもあります。
なのでYouTubeにアップロードしてもらうというのも一つの手だと思いますね。
ただYouTubeの場合は音声ファイルをアップロードすることはできないので、
その画面キャプチャーですよね。
画面をキャプチャーして実際に読み上げている文章を画面に表示して、
それを音声で読み上げているところを録画にして、
ボイスリーディングの活用方法
それをYouTubeにアップロードするという形でもいいんじゃないかと思います。
YouTubeはもちろん一般公開というのもありますが、
限定公開といってリンクを知っている人だけが見ることができるような、
そういう公開の方法もありますので、
みんなに見せたくない内容だったりしたら、
そういうリンクで教師に提出するようなこともできます。
あるいは音声だけでやりたいんだったら、
一番僕が使っているのもそうなんですけど、
一番簡単なのはSpotify Anchorというアプリですね。
これはさっきも言いましたけど、
Vocalのようなもので録音したMP3とかの音声ファイルを
Spotify Anchorにアップロードして、
それをGoogle Podcastにつなぐと、
Google Podcastの方では少なくとも3倍速ぐらいまでは
確かできたんじゃないかと思います。
Spotify Anchorのウェブサイトでは、
これを直接2倍速、3倍速で再生する機能は
多分なかったと思いますけどね。
で、これは学習者にとっても教師にとっても
手間は増えてしまいますよね。
学習者はそれを朗読しなければいけないし、
それをアップロードしてシェアしなきゃいけない
という問題が出てきます。
教師の場合はそれを確認するために
朗読を聞かなければいけないという手間が増えてしまいます。
しかし、これはただ単に学習者の不正を防ぐということだけではなくて、
学習効果も僕はかなりあると思います。
朗読ですよね。いわゆる朗読になるし、
しかもそれが自分の書いた文章なわけですよね。
自分の書いた文章なので、最初から
第2言語習得で言われているスピーチプロダクションモデルでしたっけ?
それで言う最初のメッセージの生成の部分もちゃんとあるわけですよね。
そこから全部つながって形式化して、
最初は概念化って言うんですけど概念化して形式化して音声化するっていうね。
そういうスピーチプロダクションモデルに沿った形で
発話のところまでいっているので、
なので第2言語習得上も僕はこれはそれなりに
学習効果があるんじゃないかなというふうに思っております。
朗読してもらう学習法の効果とメリット
それでは本日もムラスペをご視聴下さいましてありがとうございました。
今日のこの朗読してもらえば自分の言葉になっているかがすぐ分かるというコンテンツにつきまして、
ご感想とかコメントとか質問がありましたらぜひムラスペのハッシュタグ付きでご共有いただければと思います。
それでは本日も良い1日をお過ごし下さい。そして冒険は続きます。
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