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2023-06-14 08:29

ChatGPTの回答を改善できるときと、できないとき

ChatGPTに慣れていない人はプロンプトを改善してみて、ChatGPTの限界まで挑戦してみましょう。

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プロンプトによる改善
冒険家の皆さん、おはようございます。
今日もですね、ラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していらっしゃいますでしょうか。
本日は2023年の6月14日になりますね。
インドでは午前8時45分を回ったところです。
今日も音声配信、むらスペを始めさせていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
今日お話ししたいのはですね、
チャットGPTの回答を改善できる時とできない時があるということなんですね。
これを話そうと思ったのはですね、
チャットGPTっていうのはもうポンコツだから使えないっていうね、
そういうふうに言っている人の中にですね、
実はそれはですね、チャットGPT自体の機能の限界ではなくて、
プロンプトの方を改善すると、
チャットGPTの回答がもっといい回答が得られるのに残念だなというふうに思ってしまうことがあったりするわけなんですね。
しかもそれが結構少なくない頻度でそういうことを目にすることがあります。
まず大前提として、チャットGPTにはまだできないこともたくさんあります。
普通の人間みたいな空気を読むとかそういうのはやっぱり苦手だと思いますし、
それから間違いを言ってしまうこともあります。
だけどその一方でプロンプトで解決できる時もあるんですよね。
そのプロンプトっていうのはご存知の方も多いと思いますが、
チャットGPTに対してこういうふうにしてくださいというふうにお願いしたり、
あるいはこれはこうですかというふうに質問したりする文章のことですね。
そのプロンプトの書き方で解決することも結構あるんですよね。
例えば、僕たちみたいな語学教師の関係者の例としてよく挙げられるのは、
例えばですね、チャットGPTと音声の会話をすることもあります。
そういう時に、例えばインド人が日本語であなたとロールプレイをしたいですというふうに英語でプロンプトを書いてしまったりすると、
日本語の言葉の後に英語の翻訳をわざわざ入れてくれたりすることがあるんですね、チャットGPTがね。
これは別に、ただ文字でテキストチャットみたいな感じでコミュニケーションするときにはもちろんそれでもいいと思うんですよね。
しかも初級の前半ぐらいのまだ自信がないぐらいのレベルだったらそれでも全然OKだと思います。
まず相手がそのチャットGPTが何か日本語で書いてその後に英語の翻訳をつけてくれたらそれをありがたいというふうに思うこともあると思うんですね。
だけどその一方で会話の練習をするときに日本語で会話しているのにその後で英語の翻訳までわざわざ入れたりするとそれはとても不自然な会話ですよね。
実際に日本人が日本語で喋った後にその後でそれをいちいち英語で言い直したりとかしませんよね。
だったらずっと最初から英語で話したりした方が早いわけですから、そういうこともあります。
プロンプトによらない限界
それから逆に英訳が欲しいのにつけてくれない時とかもあるんですよね。
例えばその語彙のリストを作る時とかですね。
そういう時にも後で見直してすぐに思い出せるように日本語の勉強したい言葉の後に英語とかヒンディー語で意味を書いてもらいたい。
そういう時にこちらが頼まないとそれをつけないでただその日本語のリストだけ返してくるというようなこともあったりします。
こういう時に必要なのは当然ですね。
こちらの要求をちゃんとプロンプトにはっきり書くということですね。
例えば会話の練習するんだったら英訳つけない方がいいですから。
英訳はつけないでくださいというふうにはっきり書いた方がいいですし、逆にその語彙のリストを作ったりするときは、
学習者の媒介語の翻訳もつけてくださいとかあるいは例文も一つつけてくださいとかね、そういうふうに指示をするのもいいと思います。
だけど実はですね、それでもまだ十分ではなくて何でかというとですね、
プロンプトに明記したら必ずやってくれるかというとやってくれない時もあるんですよね。
明記したのにやってくれないという時も結構あります。
それでもダメな時は再生成ボタンというのがあるんですね。
リジェネレイトの英語だとリジェネレイトって書いてありますね。
そういうボタンを押すと今度はプロンプト通りにやってくれたりということもできます。
再生成ボタンは別に何回やっても上限は多分ないと思うので、
何回も何回もこの再生成ボタンを押して、それでちゃんとこちらの必要な望んでいた結果が出るまでそれを続けたりすることもできますね。
その他にも解決方法としてはやっぱり色々試行錯誤してみるということですよね。
それで試行錯誤していくとこれは自分のプロンプトの問題ではなくて、
今のChatGPTの現時点での限界があってそれでできないんだなということが分かってくると思います。
それからもう一つは上手くいっている人がブログとかでそのプロンプトを公開していますので、
それをもちろんコピペしていいですよというふうに書いている場合はそのままコピペして使ってしまえばいいんじゃないかと思います。
例えば京都大学の柳瀬先生とかもそういうふうに明記して公開していらっしゃいます。
自由に使っていいですよというふうに書いていろいろ共有していらっしゃいますので、
そういうのを皆さんで使ってみるというのも非常に勉強になります。
勉強になるというかこういうふうに書けば動くんだなということ、
あるいはこういうふうに書かないと動かないのかとかそういうふうなことが分かってくるのでいいのではないかと思います。
今日の話は要するにチャットGPTの回答を改善できる時とできない時があるということですね。
チャットGPTの機能限界と改善の方法
改善できるときはこちらのプロンプトをやり直せばチャットGPTの回答を改善することができますし、
しかしチャットGPTの機能の限界みたいなのがありますから、
どういうふうに頑張っても欲しい結果が得られないというときももちろんあるということです。
その区別ができるぐらいまではやっぱり語学教師だったらちょっと頑張って体験してみるべきではないかなというふうに思っております。
それでは本日もムラスペをお聞きくださいましてありがとうございました。
今日のチャットGPTの回答を改善できる時とできない時という話につきまして、
ご感想とかコメントとか質問とかありましたらぜひムラスペのハッシュタグ付きでご共有いただければと思います。
それでは本日も良い1日をお過ごしください。
そして冒険は続きます。
08:29

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