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2023-05-29 14:55

ChatGPTで単文を添削してもらいつづける練習

「あなたは英語教師です。これから私が書く英語を添削してください。」というプロンプトのあと、英語を一文ずつ入れていく練習です。

レベルとのスピーチプロダクションモデルとの関係についても触れています。


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チャットGPTを使った学習方法について
冒険家のみなさん、おはようございます。 今日もですね、落雷に揺られて灼熱の砂漠を横断していらっしゃいますでしょうか。
本日は2023年5月29日、インドでは午前8時38分を回ったところですね。 今日も音声配信、むらスペを始めさせていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。 今日お話ししたいのは
チャットGPTで短文を添削してもらい続ける練習ということですね。 これを話そうと思ったのは、実は語学とも人工知能とも全然関係ない話なんですけど
ツイッターでですね、こういうスレッドが非常に盛り上がっていたんです。 これは絵を描いている人たちの間で盛り上がっていた話なんですけど
絵がすぐに上手くなる方法は実は存在するけど 心折れる人が多いのであまり実施されないということなんですね。
これがTogetherの方でもまとめられていたので、僕は実はツイッターじゃなくてTogetherの方でそれを見ました。
それはどういう方法かというと、絵の上手になりたい人が自分で絵を描いたものをすぐその場で上手い人に直してもらうということですね。
どんどん消されて直してもらうということなんですね。
僕は実は絵を描かない人間なので、よくわかってあげられないところが正直あるんですけど、
それがすごく傷ついてしまって、そういう練習ができない人が結構多いらしいんですよね。
僕がその時に思ったのは、最近はチャットGPTみたいに言語の生成人工知能ですよね。
それだけじゃなくて、絵とかイラストの生成人工知能もありますよね。
それを自分の描いた絵をそういう人工知能にアップロードして、それで直してもらうんだったら別にそんなに傷つかないんじゃないかなと思って、
それを質問してみようと思ったんですよ。
でも質問する前にそういうコメントがたくさんあって、
例えばこういうコメントもありました。
本来この添削薬こそAIでやるべきことだと思うんだよな、そういうコメントもついていましたね。
それに対してまた別の人が批判とかもしているので、正直僕は絵画とかのほうは全然詳しくないので、
この絵画の面でこれが人工知能に自分の描いたものをアップロードして修正してもらうという手法が、
自分の絵がうまくなるために役に立つかというのは正直よくわからないところがあります。
だけどこの考え方というのは実は第二言語でも同じなんじゃないかと思ったんですよ。
リキャストによる第二言語習得について
最初に考えたことは語学で言えば学習者が何か言った直後にネイティブスピーカーがリキャストするということに該当するんじゃないかなと思ったんですね。
リキャストというのは要するに言い直すということですね。
それをずっとやっていたら確かに上手になるかもしれないというふうに思いました。
だけど人によっては確かに自分が言った言語をその場ですぐに否定されるのが嫌な人もいるかもしれないというふうに思います。
そういう気持ちもわからないこともないです。
特にみんなで話しているときに、例えば飲み会とかパーティーとか、あるいは仕事のミーティングとかでもいいですけど、
みんなと話をしているときに、自分が第二言語で頑張って言ったことをすぐ言い直されたりするとちょっとムカつくという気持ちはわからないこともないです。
だけどこれを練習として割り切って、例えば最近はオンラインで1対1でネイティブの人と練習することができますよね。
そういうときにこれからやることは私とあなたのおしゃべりではなくて、私が一方的に話すのでそれをすぐにネイティブとしてリキャストしてくださいとかね。
そういうふうにお願いしてやるんだったら別に傷つくこともないだろうなとは思うわけですよ。
しかもそれはでもやっぱりお金がかかっちゃいますよね。
それはネイティブスピーカーの時間を拘束してやるしかないわけですから。
そこでチャットGPTが出てきたら、少なくとも人間に否定されるわけではないからこれで傷つくという人は、
人間は多様だから多少はいらっしゃるかもしれませんが、少なくとも人間でそれをやられたら傷つくけどチャットGPTなら傷つかないという人は結構いるんじゃないかなと思うわけですね。
かつチャットGPTはお金もかからないわけですよ。
なので、それって語学の練習方法にいいんじゃないかなと思って今ちょっとやってみたんですね。
僕自身がやってみました。
最初ちょっとヒンディ語でやってみようと思ったんですけど、ちょっと難しかったです。
なぜかというと僕がヒンディ語でそんなに言いたいことをガンガンチャットGPTに入力していくっていうのがまだそのレベルじゃないからなんですね。
必要なことはもうパターンで覚えてますので、
例えばオートサンリーで職場に行くときに説明する言い方とかはヒンディ語で普通にできるし買い物とかも普通にできるんだけど、
それって別に僕が自分で言いたいことっていうわけでもないんですよね。
スピーチプロダクションモデルと言いたいことを言う練習
例えば本当に僕が皆さんに対して言いたいことっていうのはチャットGPTっていうのはすごいと思いますよとか、
これは第二言語習得に役に立ちますよとかそういうことを言いたいんですけど、
でも例えば人工知能とか第二言語習得とかそういう語彙を僕はまだヒンディ語ではちょっとわかってないので、
これは正直自分の言いたいことを添削してもらうっていうのはちょっと難しかったんですね。
それで英語でちょっとやってみたんですけど、どういうプロンプトを入れたかっていうとこういうプロンプトです。
あなたは英語教師です。これから私が書く英語を添削してください。
もう本当にこれだけなんですね。
これでその後にどんどん一文ずつ、長い文章じゃなくて本当に一文ずつ英語を書いていくと、
もう本当にその場でどんどん添削してもらえるんですよ。
これは僕はすごいなと正直思いました。
これをちゃんと時間を決めて、毎日でも時間を決めて練習したら、
これは実際本当にすごく上達するんじゃないかと思います。
語彙も増えるし、文法の間違っているところもすぐにわかるしね。
今まで僕はこの言葉の意味は何ですかとか、
これを文法的に説明してくださいとか、そういう使い方はたくさんしてきました。
あとそれから他の人に仕事のメールを送るときに、
それを英文で書いてもらうとか、そういうことはやっていたんですけど、
この英語の上達を目的に、このChatGPTに一文ずつ添削してもらうっていうのは、
僕はやったことがなかったんですね。
ですけど、これは本当に非常に役に立つ方法だと、
少なくとも僕の個人的な体験からは思いました。
これ繰り返しますが、初級レベルだとまだそんなに、初級の前半ね。
初級の前半だとまだ単語のレベルとかもあんまり多くないので、
ちょっと難しくないかもしれませんが、
頑張れば初級後半、少なくとも中級ぐらいになったら、
自分の言いたいことっていうのはどんどん言えるようになってくる。
単文レベルではね。一文ずつ言うというのはどんどんできるようになってきます。
なので、そこのレベルまでいけていたら、
僕はどんどん使える練習方法だと思います。
これでもやっぱり大事なのは、
かつチャットGPTの力を有効に最大限活用するには、
自分の言いたいことを言うということですよね。
これがどうしてかというと、ちょっと少し面倒くさい話になりますけど、
スピーチプロダクションモデルという考え方があります。
これ第二言語習得のすごく大事な概念なので、
ご存じの人も多いと思います。
レベルトという人がこれを提唱したので有名ですね。
レベルトのスピーチプロダクションモデルで検索すると、
皆さんもいろいろ資料を見つけることができると思うんですけど、
まず話せるようになるには、
まず最初にメッセージの生成というふうに言いますけど、
あるいは概念化と言われることもありますが、
自分の言いたいことを意識化する、
それをちゃんと捕まえる、
何が言いたいかもやもやしているというときは、
それ言えないわけですよ。
当たり前だけど言えないからもやもやしているわけですよね。
でもそうじゃなくて、それを明確に俺はこれが言いたいんだというふうに
概念化するわけですよね、文字通り。
それがメッセージの生成というスピーチプロダクションモデルの
一番最初のところなんですよ。
これは要するに言い換えると、
自分の言いたいことを言う練習ということです。
よく文系練習とかたくさんやって、
あるいは学校で英語の勉強もしてるんだけど、
それでも言いたいことが言えないんです。
いざ何か言おうと思ったらそれが言えないんです。
そういう人をよく見ますけど、
それはもう本当にこの練習が足りてないからですね。
要するに言いたいことを言えるようになるには、
言いたいことを言う練習をしないといけないんですよ。
例えば、何か給を与えられて文系練習でたくさん話すとか、
そういうのはスピーチプロダクションモデルの最初の概念化とか
メッセージの生成という部分から始まってないわけですよね。
なぜかというと、言わなければいけないことを
他の人に与えられているから、
自分で概念化してないわけですよね。
自分のもやもやしているところをこれを言いたいんだというところが、
メッセージが生成されるところが、
そういう段階を経由してないので、
それで言いたいことを言う練習になってないわけです。
チャットGPTならそれができるということですよ。
例えば、瞬間英作文とかもそうですけど、
まず日本語を与えられてそれを翻訳するようなのは、
これは出版物とかアプリとか、
そういうものはみんなが使えるようになっているので、
ChatGPTで単文を添削してもらい続ける練習
それはしょうがないんですよ。
みんなが使えるような例文が出てくるわけですよね。
だけど、チャットGPTはこれがインタラクティブにできるわけですよね。
まず僕が自分の言いたいことを言って、
それをチャットGPTが添削してくれるというわけですね。
例えば僕の場合だったら、
冒険化メソッドというのは、
ソーシャルメディアを通した自律的な第二言語習得の方法ですとか、
あるいは鼻筋というのはこういうイベントですとか、
そういうのは当たり前ですけど、
英語の教科書とか、英語のアプリとか、
デュオリンゴとか、そういうのには出てこないわけですよね。
だからそういうことを勉強する機会がないわけです。
しかしチャットGPTでは、
まず最初に自分がそれを入力して、
それを添削してもらえるというので、
自分の言いたいことを言う練習がたくさんできるというわけですね。
しかもそれを添削してもらえて、
少なくとも英語とか日本語だったら、
それほど変な文法的に間違っている添削とか出てこないので、
それが本当に勉強の方法として、
ムラスペについて
非常にいいのではないかと思っています。
これからは、さっきも言いましたけど、
ヒンディー語はまだ難しいので、
これから第二言語習得とか、そういう語彙もヒンディー語で覚えて、
自分の言いたいことをヒンディー語でも言えるような、
少なくとも自分の専門にも関わるような、
これいくらですか、タクシーでそこに行ってくれますか、
そういう話だけじゃなくて、
自分の専門的な本当に言いたいこともヒンディー語で言えるような、
そういう練習もこれからしていってみたいと思います。
それでは本日もムラスペをお聞きくださいましてありがとうございました。
今日のこのChatGPTで単文を添削してもらい続ける練習について、
ご感想とかコメントとか質問がありましたら、
ぜひムラスペのハッシュタグ付きでご共有いただければと思います。
それでは今週も良い1週間をお過ごしください。
そして冒険は続きます。
14:55

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