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2022-11-16 20:00

自分を変える方法――いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学

本日の音声配信は「自分を変える方法――いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学」という本についてご紹介しました。

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今日、ご紹介したいのは、「自分を変える方法 嫌でも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学」というこういう本です。
これ、なんで話そうと思ったのか、実はよく覚えていないんですけど、もしかしたらアンジェラ・ダックワースの本をちょっと見ていた時に、その流れで来ていたのかもしれませんね。
皆さんもちょっとお伺いしてみたいんですけど、自分を変えたいというふうに思うことっていうのは結構ありますでしょうか。
もう自分はとりあえず完成してるからいいやっていう方もいらっしゃると思いますが、自分を変えたいという方はハートマーク、そんなに変えるのも面倒くさいしいいかなという方は涙のマークでリアクションいただけますか。
どうでしょうかね。
この本はですね、ありがとうございます。涙のマークもいただいてますね。
とりあえず変わらなくていいというのはもちろんあってもいい。
ハートのマークもいただいております。ありがとうございます。
もちろん変わるというのはどこまで変わるかによりますよね。
例えば別に同性愛の方が異性愛に変わるとかそういう必要は全くないと思うんですよね。
だけど例えば自分の先延ばしをしてしまう癖とかそういうのを変えたいとかそういうふうに思う人もいるんじゃないかと思います。
この本は自分のアイデンティティに関わるところを変えるという必要はないと思いますし、そういう本では全然ないんですけど、
だけど自分の先延ばしとかそういうところを変えたいという人向けに書かれている本ですね。
もう一回この本の具体的なところを説明しますが、タイトルが自分を変える方法。
嫌でも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学という本ですね。
著者はケイティ・ミルクマンという人です。
多分皆さん聞いたことないと思います。
行動科学の論文とか読んでる人じゃないと。
てか僕も読んでないので知らないんですけど。
おまけにこれがケイティ・ミルクマンの初めての本なんですね。
一般向けの本としては初めての本なんです。
なので僕も知らなかったし多分皆さんも知らないんじゃないかと思いますね。
だけどアンジェラ・ダックワースという名前はもしかしたら聞いたことがあるかもしれません。
アンジェラ・ダックワースというのはグリッとやり抜く力という本がベストセラーで有名な方なんですけど。
その方がこの本の序文を書いていて、かつ本文の中にも同僚なんですよ。
このアンジェラ・ダックワースさんと。
なのでこの本文の中にもアンジェラ・ダックワースさんは何度も出てきますね。
一緒に行った研究とかそういう話も出てきます。
今のところ45の評価があってアマゾンの商品ページでね。
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5つ星のうちの4.1になっていますね。
Kindle版は1426円が定価。
オーディブルももう出てるんですね。
これねまだ新しい本なんですよ。
今年の10月4日に出たばっかりの本でもうオーディブルも出てるっていうのはなかなか
この本屋さんがね気合を入れてこれは売れるというふうに思ってるんじゃないかなというふうに想像しています。
本の長さは320ページですね。
じゃあちょっとこの本の中身をこれから
基本的に僕が自分で個人的に振り返りたいので
それでまとめるんですけどね。
でもそれにすいません皆さんいつも付き合っていただいてありがとうございます。
主にですね7つの方法が書いてあるんですね。
本当はそれぞれもすごく細かく書いてあるので
7つだけではないんですけど大きく分けると7つの方法が書いてあります。
自分を変える方法ですね。
まず第一章は嫌でもやる気が出るフレッシュスタートの絶大な力ということですね。
これはね実は僕はあんまりそれほど意識していなかったですね。
要するに新年の誓いってことですよ。
それ考えればまあそれはみんなやってるじゃんというふうに思うんですけど
でもね、いつももうあれですよ。
年が押し迫ってきた頃に12月の下旬とか
みんないつも忙しいじゃないですか。
それでもうその年末の忙しい時期が終わって
ようやく紅白でも始まった頃に
そうだ1年の計を元旦に立てないといけないなと思って何か考えるとかね。
そういうパターンが多いんじゃないかと。
少なくとも僕はそういうパターンなんですよ。
これだけ具体的に強力な効果があるというデータもたくさん書いてあるので
それを考えるとそれは非常にもったいないなと思いますね。
なのでもう今11月でしょ。
なのでそれを考えるともう今ぐらいから来年の1月1日からはこういうふうにしたいということを考えておいて
それをもう皆さんに宣言してね。
やるのもいいんじゃないかと思います。
あとね、その他にも誕生日とかね。
そういうのもこのフレッシュスタートに効果があるということと
あともうそれっぽい日付にしたら何でも効果があるということも書いてあります。
例えば日本の間隔とはちょっと違いますけど
欧米とかだと今日から春が始まりましたとかいうことが書いてあったりするんですよね。
カナダとかだったら6月1日か7月1日。
6月1日が春の始まりだったかな。
なんかそんな感じでもうカレンダー上今日から春っていうのがあるわけですよね。
なのでその日から始めるとかですね。
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そういうふうにするとフレッシュスタートの効果が強い。
あとあのあれですね。
引っ越しの効果もあるということですね。
僕みたいにもう本当に2年か3年に1回引っ越ししている人間にとっては
それもすごく大きな生活習慣を変えるのにはすごく役に立ちますね。
チャプター2は衝動性を逆用するということですね。
つい動いてしまう仕組みを作るって書いてあります。
これには誘惑バンドルっていうのがあって
頑張らなければいけないことと楽しい誘惑に負けてしまってもいいことをくっつけてしまうということですね。
この本の例の中の一つは
ジムに通う人にそのジムに行かないと貸し出しされないiPadとかがあって
そのiPadの中だけでオーディブルの続きが無料で聞けるとかですね。
そういうふうにすると利用率が上がるというのがあります。
僕自身も実は昔ジムに通っていた頃があって
ただのジョギングのあれなんですけど
重量上げとかそういうのじゃなくて
トレッド見る、いわゆるルームランナーですよね。
それをするだけにジムに通っていたんですけど
そこで僕もiPadとかを持って映画を見るというのもよくやっていました。
あとは誘惑につられてしまうのでオフィスをすごく魅力的にして
そうすると仕事に来たくなるような効果があると
Googleとかもオフィスを非常にリゾートホテルみたいにしていると書いてあります。
第3章は先延ばしなんですけど
タイトルはまた先延ばしした自分を最適な強度で縛るになっているんですけど
ここは先延ばし限定ではなくて自由を制限するということですね。
自由を制限することが経済的にはありえないことなんだけど
実際にやってみるとそれを選ぶ人が多いっていうんですね。
例えば収入から自動的に一定の金額が定期口座に振り込まれて
それが何年という時間が
しかもそれが自分が引退する頃の年まで
その頃まで開学できないようになっているとか
そういう口座が実は人気があって
結構それに申し込む人がいたりするっていうんですね。
あと面白いなと思ったのは
約束を破るとお金を寄付してしまうアプリっていうのがあるらしいんですよ。
例えばジョギングしなかったとか
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そういうのでも何でもいいんですけど
それがしないことが分かってしまうとお金が寄付されてしまう。
あらかじめそのお金をこのアプリに入金しておいて
だけどそれを達成すると取り戻すことができるし
達成できなかったら寄付されることになっちゃうんですね。
しかもこれだけでもすごく効果はあるんだけど
寄付する相手が自分の嫌いな団体に指定しておくと
さらに効果が高まるというのがあるらしいです。
例えば日本語教師の皆さんだったら
留学生とかといつも関わりがあるので
ネトウヨの団体とかそういうの嫌いだと思いますよね。
そういうところにお金を寄付するように設定しておくと
もうそれだけは絶対やりたくないから
だから頑張るようになるということがあるわけです。
チャプター4は合図と計画ですね。
これは合図付きの計画という最高の味方というサブタイトルもついているんですけど
アンジェラ・ダックワースがこの本にたくさん出てくるという話をさっきしましたけど
アンジェラ・ダックワースはここで書いてあることに限らず
いろんなライフハックみたいな自分を変える方法の中では
この合図付きの計画というのが一番効果が高いというふうに言っているそうです。
というふうにこの本では書いてあります。
要するに何かというとリマインダーなんです。
リマインダーなんだけどこれが直前にしなければ効果が薄いらしいんですよね。
かつこれがもちろんリマインダーのアプリもありますけど
例えばカレンダーとかでアラームが来るようにとかね。
でもそれだけじゃなくて僕がこれ面白いなと思ったのは
やらなければいけない行動を起こす前に
あなたはどんな行動をしていると思いますか?
そういう質問がすごく効果的らしいんですよ。
ここで出てきたのは投票ですね。
投票する前にどんな行動をしていると思いますか?
というふうに言ってそれに答えてもらうと
普通はあまり考えていない人もいるし
考えている人もいるけど考えていない人もいるわけですよね。
まず何月何日にどこでそれを投票しますかということを聞いて
その後に三つ目の質問として
投票所に行く前にあなたは何をしていると思いますか?
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というふうに質問するわけですね。
そうすると例えば人によっては
通勤から帰ってきて最寄り駅から降りて自宅に帰る途中で
投票所に寄るとか
そういうふうにそこで答えるわけですよね。
そうするとそこで答えることがリマインダーになって
自分の脳内に記憶されて
実際にその投票日の駅から降りて自宅に向かう前に
そういえば今投票するんだったなというふうに思い出すことができるという
これが僕は結構いいやり方だなと思いましたので
ちょっとこれからやってみたいと思いますね。
チャプター6は怠け心を出し抜く
怠惰なおかげで続くようにすればいいというのですね。
ここは習慣化すればもうそれが自動的にできるようになるので
それに逆らう方が難しくなるという話が書いてあります。
いくつもすごくたくさんやり方が書いてありますね。
チャプター6は自身の異様な力
心だけでなく体まで変えてしまうというふうに書いてあります。
これが僕がすごい面白いなと思った例の一つが
ある人が遅刻して授業に入ったらしい
数学の授業にね。
黒板に書いてある問題が一つあって
その人は宿題だと思ってたんですよ。
遅れてきたからそれがどうしてそこに書いてあるか聞いてなくて
だけどこれ宿題なんだろうと思ってそれを書いて
とにかくすごい難しい問題で
だけど一生懸命頑張って
その宿題を解いてその先生のところに提出したら
実はそれが世界でまだ解決されていない問題だったということなんですよ。
これちょっとびっくりしちゃいました。
これはこの人は宿題だと思っていたから
つまり誰でも他の同級生だったらみんながやっているようなことだと思っていたから解けたことで
たぶんまだ世界で未解決の問題だと思っていたら解けていなかったんじゃないかということが書いてありました。
これ本人の話だったかな。すみませんちょっと今ページめくってないのでわからないんですけど。
あとチャプター7というのがこれが3つ目の最後の話なんですけど
同調する力を利用するみんなの強烈な影響力というふうにありますね。
これがすごく面白かったのはこれ著者自身がやった実験なんですけど
大学で講義するわけですよ。
たくさんの学生さんが大講堂にいるわけですよね。
それが前日にその3名の学生を除いて残りの人全員に
その大学の学長の顔を講義中に出したら
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みんなで歓声を上げて口笛を吹いたりするように指示しておくんですね。
そうすると3名だけはそのメールを受け取ってないわけなんですよ。
だけどその学長の写真がスクリーンに出た瞬間に他の人が
ひゅーとか言って拍手したりね歓声を上げたりするので
それに合わせて別にその学長好きでもなんでもないのに
一緒に歓声を上げたりするようになるというのね。
それを授業のその場で実験するというのはこれとっても面白かったですね。
でもやっぱりそれはもう自分の知らない人でも周りが歓声を上げていたら
ついやってしまうというふうになるわけですね。
これが実は例えば努力する人と同じグループに入ったら努力するし
そうじゃないグループに入ると努力しなくなってしまうとかっていうのがあって
これが努力に限らず例えば宿題やるにしても
忙しくて宿題できない人とかいますよね。
そういう人とかと一緒になってしまうとやっぱり影響を受けてしまうというのはですね
僕もいろんなことを少なくともこのインドに来てからは
たぶんほとんど全部の授業を班で分けてやってるんですけど
やっぱりその班によって全然違うんですよ。
本当に全員がすごくいい結果になる班と
全員がみんなでダメになってしまう班というのがあって
これが本当に一つの大きな問題で解決しなきゃいけないことなんですね。
明らかに全員でとてもいい結果になるというのは
それは本当にすごく明らかにいい効果なんですね。
なのでちょっとこの人は最後までいけるかな難しいかなと思っていた人が
やっぱり同じグループ同じ班の人に触発されて
それで最後までやり抜くということが本当に何回も見てきました。
でもちょっとその逆のところも見てきているので
そこは本当にこれからいろいろ改善しなければいけないなというところですね。
本当にグループによって全然変わっちゃうんですよねその結果がね。
最後に第8章があるんですけど
これはですねそこまでのところとは違って
要するにすぐに変わる方法というのはいっぱいあるんだけど
だけどすぐに変わる方法というのは実は永続しないという傾向があると。
なのであんまりすぐに変わるのは可能なんだけど
だけどそのすぐに変わる方法をやり続けなければいけない
というのもまた逆の一面ではあると。
なので例えばダイエットとかね
そういうジョギングとか走り始めることはできるけど
走り続けるというのは難しいですよね。
だけど走り続ければ慢性病にかからないで済むとかそういうのがあるので
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だからその人間をすぐに変わることができるけど
だけどそれをやめたらすぐに戻ってしまうことも
覚悟しておきましょうというようなことが書いてありますね。
最後にちょっと僕の感想なんですけど
これね今までのいろいろな断片的に知っていたことが結構多かったというのはちょっと事実ではあるんですけど
だけどこれが体系的にまとめられているので
もし本当に自分が変わりたいと思っている人が一冊だけ何か読むとしたらこの本はすごくいいんじゃないかと思います。
それからやっぱり行動科学とかそういうのは今すごく変化している進歩している分野だと僕は思っているんですけど
先月出たばっかりの本なのでそういう意味でもこれはとてもお勧めできる本なんじゃないかなと思いますね。
もし今週のハナキンPDでこれについてもまたご紹介してみようかなというふうに思っております。
もしリスナーの皆さんもこの無料のサンプルぐらいはダウンロードしてもいいかなというふうに思いましたら
ハートのマークいただければと思います。
聞いた限りではもう全部ある程度知っていることだから別にいいかなという方は涙のマークいただければと思います。
それでは本日もムラスペにご参加くださいましてありがとうございました。
今日のこの自分を変える方法 嫌でも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学
この本について僕がしゃべったことについて感想とかコメントとかあるいはご質問とかありましたら
ぜひこのムラスペのハッシュタグ付きでご共有いただければと思います。
それでは本日も良い一日をお過ごしください。そして冒険は続きます。
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