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2022-10-26 20:07

スイッチ!変われないを変える方法

今日の音声配信 #むらスペ では『アイデアのちから』で有名なハース兄弟の本をご紹介しました。

https://amzn.to/3DvOOVY

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今日ご紹介したいのは、スイッチ変われないを変える方法という、こういう本ですね。
スイッチって、表紙を見ると、英語のアルファベットでスイッチって書いてあるんですけど、
検索するときは、これで検索すると出てこないんです。カタカナでスイッチですね。
しかもスイッチの後にビックリマークをつけないと、カタカナだけでも出てくると思いますけど、正式なタイトルはカタカナのスイッチにビックリマークですね。
それで変われないを変える方法というのは、表紙には書いてあるけど、アマゾンとかのタイトルとしては出てこないですね。
だからスイッチビックリマーク、それだけで出てきます。
これ話そうと思ったのは、何かのオススメで出てきたんですけど、そのオススメのところにアイデアの力っていうね、
そういう昔僕がすごく面白いと思った本のことを覚えてるんですけど、その本の著者が書いた本だということが書いてあったんで、
これは面白そうだなと思って、早速ダウンロードしてみたということですね。
あと確か、たまたま今月の割引、今日の割引だったかな、今日のディスカウントか今月のディスカウントかちょっと忘れちゃったんですけど、
まだ割引だから今月のディスカウントになっていますね。
確か1900円とかするぐらいのが、990円とかそのぐらいで買えたんですね。
それでもうちょっと、これはいいやと思ってダウンロードしたというのがあります。
その著者の方はチップ・ハースという人とダン・ハースという人。
これね、名字が同じなんで兄弟なんですよ。
この兄弟のお二人が書いている、そういう本ですね。
評価はですね、230個の評価があってね、Amazonですけどね。
それで5つ星のうちの4.3なので、かなり評価高いと思っていいと思いますね。
商品ページに書いてある、ちょっと短い紹介を読んでみましょうか。
人間や組織がいつまで経っても変われないのってなぜだろう。
それは私たちの中で象感情と象使い理性が戦っているから。
怠け者で気まぐれだけどエネルギーの源になる象。
計画的なリーダーだけど頭でっかちで空回りすることもある象使い。
両者が協力し合うためのちょっとした工夫を取り入れたら驚くほど簡単に変化は起きる。
平社員が会社全体に変革を巻き起こすことも可能だし、
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一人の若者が絶滅危惧種を救うことだってできるのだ。
10ヶ月以上にわたりニューヨークタイムスのベストセラリスト入りを果たしたハース兄弟の人気作。
というふうに書いてありますね。
一応本の長さは349ページですね。
日本語版翻訳が出たのは2013年の8月24日です。
だからもう9年くらい前ですね。
最新の本というわけではないんですけど、ここで書いてあることは結構面白いですね。
多分この本の一番の博美というか、一番いいところは、
認知心理学とか研究している人の専門的な話はすごく複雑なんだろうと思うんですけど、
それをすごくシンプルに説明しているわけなんですね。
さっき商品説明のところに象と象使いという言葉で、
象が感情で、象使いが理性だというような例えがありましたけど、
それにもう一つ加えて、感情ですね感情。
この3つの要素に分けて色々なやり方を紹介しています。
なので全部で10個のやり方が書いてあって、
しかもその10個の一つ一つにすごく具体的な例とか、
そういうこともつけて、いろんな10個のやり方を書いているんですけど、
理性と感情と環境というのをね、
理性は象使い、感情というのは象、
環境については道筋というふうにこの中では書いています。
象があったって道がないところはちょっと象も動きにくいですよね。
なのでちゃんと道を整えるというわけですね、環境を整えるというわけ。
この3つのメタファーでお互いの関係が説明されているので、
そこがすごく分かりやすいという、
そのシンプルさ、その分かりやすいメタファーが、
この本の一番いいところじゃないかと思います。
そこの3つのところを紹介している短いところがあるので、
ちょっと引用してみますね。
最初は象使いに方向を教える。
抵抗しているように見えても、実は戸惑っている場合が多い。
従ってとびきり明確な指示を与えよう。
象にやる気を与える。
怠けているように見えても、実は疲れ切っている場合が多い。
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象使いが力づくで象を思い通りの方向に進められるのは短い間だけだ。
従って相手の感情に訴えることが重要。
象に道を歩かせ協力してもらおう。
そして3つ目が環境の道筋ですね。
道筋を定める。
人間の問題に見えても、実は環境の問題であることが多い。
本書ではこの状況や環境のことを道筋と呼ぶ。
ここまでが引用ですね。
最初の第1章はこうした全体の本について書いてあるんですけど、
第2章からが具体的にその方法が書いてあります。
第2章と第3章と第4章がこの象使いに方向を教える。
つまり理性に働きかけて変化を起こす方法ですね。
第2章、第3章、第4章がこの理性に働きかける方法なんですけど、
第2章はブライトスポットを見つけるっていうタイトルになっています。
ここでは一つの例として、一番最初に出てくる例として
セイブ・ザ・チルドレンっていうNPOがありますよね。
そこでベトナムで、
これずいぶん前の話だと思うんですけども、
ベトナムかなり今は経済的にも発展しているんですけど、
この例の時点では、まずこの本が書かれたのが2013年だし、
しかもその時点でもちょっと前の話だったので、
今のベトナムとはちょっと違うと思うんですけど、
その当時のベトナムではまだ栄養失調の子どもが結構たくさんいて、
その問題を解決するためにセイブ・ザ・チルドレンの人たちがやったことが、
もちろんお金がたくさんあって、
栄養のある食べ物をみんなに定期的に毎日配ることができればいいんですけど、
とてもそんなことは予算もないので、
何をやったかというと、
ベトナムの近くの同じ村の中で、
栄養失調ではない子どもを見つけるんですよ。
その子どもの母親に聞いてみると、
実は食事の仕方が他の家庭とは違うということがわかってきたんですね。
例えばカニとかエビとか田んぼにいるのを捕まえて食べさせたりとか、
そういうのが貴重なタンパク質になるわけですよね。
その方法を他の栄養失調の子どものお母さんとかにも教えて、
それで食生活を改善したという例が挙げられています。
これがブライトスポットを見つけるということですよね。
理性的にどうすればいいのかを見つけるその一つの方法として、
まず成功例を見つけるということです。
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これは今僕が読んでいる別の本なんですけど、
ポジティブディバイアンスというのかな、PDと訳されることがあるんですけど、
その本でもすごく似ている例が出てきますね。
つまりプラスの方向に平均より飛び抜けている人を見つけて、
その方向でそれを分析すると成功する方法がわかるということですね。
すみません、時間がないからもうちょっと早くいきます。
第三章は大事な一歩の台本を書くというタイトルになっていますね。
ここも理性に働きかけるところの二つ目なんですけど、
ここはお医者さんの病院の話なんですけど、
一つすごく難しいリスクを伴う手術があるんですよ。
その手術をできればしたくないんですよね、リスクがあるからね。
だけどその手術を決める前に、
実はまだ一つ薬を試していないということがわかったんですね。
そういう場合は47%のお医者さんはリスクを伴う手術を延期して、
まずは効くかもしれない薬を投薬するということにしたらしいです。
47%、ほぼ半分の人ですよ。
だけどその時にまだ試していない薬が二つあった場合は、
これがなんと47%から28%まで落ちてしまうというデータがあるんですね。
それがこの本ではディシジョンパラリシス、
意思決定の麻痺というふうに書いてありますけど、
要するに選択肢が増えると、それがどんなに良い選択肢でも、
私たちは凍りつき最初の計画に戻ってしまうというね、
そういうふうに書いてありますね。
なので選択肢が少ないほうがいい、できれば一つだけのほうが、
その選択を取ってくれる可能性があるということですね。
理性に働きかける三つ目のやり方が目的地を指し示すということなんですけど、
つまりゴールですよね。
ゴールはどうすればいいかということを、
分かりやすい言葉で説明するというわけです。
これがここで挙げられている例の一つが、
学校の先生が1年生、とても問題の多い、いわゆる低偏向みたいな小学校だったんですけど、
そこの1年生に対して、今年度の終わりまでに3年生になりましょう、
というふうにクラスの目標を宣言したんですね。
1年生に対してですから普通は2年生になるわけなんですけど、
だけどそうじゃなくて3年生になりましょう。
しかも3年生というのが1年生のイメージから見るとかっこいい先輩みたいなね、
そういうイメージなので、ただ単に2年生になるだけじゃなくて、
3年生になるということがすごくかっこいい夢のある、
1年生でも通じる1年生を動かすことのできる、
そういう目標だったということですね。
こういうふうに目的地を指し示すということですね。
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それが第4章に書いてありました。
この3つが理性に働きかける方法ですね。
つまりブライトスポットを見つける、それから大事な一歩の台本を書く、
そして目的地を指し示すということですね。
この本は最初にも言いましたけど、理性と感情と環境ですよね。
この3つを整えようということなんですけど、
2番目に書いてあることが感情に働きかけて変化を起こす方法です。
ここも3つのことが書いてありますね。
3つのやり方がね。
例えばそれが第6章なんですけど、
第6章というのは感情に働きかける一つ目の方法なんですけど、
ここでは変化を細かくするということですね。
ここで一番わかりやすい例としては、
5分間お部屋レスキューというのがありますね。
実は僕も似たようなことはすごくやっているんですけど、
要するに家全体をきれいにしようとすると大変ですよね。
大変だから腰を上げることができないんですよ。
とりあえず5分のタイマーだけセットして、
その5分間だけ部屋を掃除しようと思ったら始めることができるわけですね。
なので実際に5分してやめてもいいし、
もし気分が乗っていたら5分以上続けてもいいわけですね。
始めることができたら実際に部屋の掃除を続けることができて、
家全体あるいは部屋一つ分がきれいになってしまうとかね、
そういうこともよくあるわけです。
なので少なくとも最初の一歩をやるときは、
家全体をきれいにしようではなくて、
変化を細かくするわけですね。
細かくして5分間だけ部屋をきれいにしましょう、
みたいにするといいということが書いてありましたね。
それで感情に訴えるやり方の2つ目は、
人を育てるということなんですけど、
集団として変化させるということなんでしょうけど、
ここではですね、カリブ海のセントルシアという島で、
とても珍しい鳥がいたらしいんですよ。
きれいな珍しい鳥で、
そのセントルシアという島にしかいないんですよ。
それは世界的にはすごく価値があるんだけど、
実際の島民の島にいる人はそれが珍しいと分かっていなくて、
食べちゃったりすることもあるんですね。
でも本当にその時点では100羽しか残っていなかったらしいんですね。
1977年なんですけど。
そこに森林局に雇われた大学生がですね、
しかも予算も何もないんですけど、
でも何とかしなければいけないという時に始めたのが、
まずは人間の意識ですよね。
その島に住んでいる人の意識を変えるために、
このインコのTシャツを作って、
かわいいTシャツね、このインコが書いてある。
それをみんなで着るようにしたり、
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あるいはこの鳥についての歌を作ってもらって、
それを歌手に歌ってもらうとか、
あるいは車のバンパーに貼るようなステッカーね、
この鳥のステッカーを貼ってもらうとかして、
まずは島民の、
要するに島に住んでいる人たちの意識を変えて、
こんなインコが住んでいるこの島はすごいんだ、というね。
そういうふうに皆さんの意識を変えることによって、
それでインコを捕まえて食べるようなこともなくなったし、
みんなで保護するようになったということですね。
その結果、絶滅危惧種であったこのインコは、
今ではだいぶ数も増えているということです。
でね、
はいはい、ちょっと待ってね。
あ、はいはい。
感情に働きかけるのはもう1個あった。
もう1個あって、
まあいいや、でもすみません、
時間がなくなってきているので少し飛ばしますね。
でね、最後の環境を変えるというのが、
実はこれがものすごく影響があるということで、
ここにはですね、第8章環境を変える、
第9章習慣を生み出す、
第10章仲間を集める、
第11章変化を継続するというふうに書いてあります。
ここはもう第8章だけが環境を変えると書いてありますけど、
習慣とか仲間とか周りのコミュニティとかそういうのも含めて、
環境というふうに道筋を定めるというふうに、
この本では書かれています。
これがすごくびっくりしちゃう例とかもいろいろ載っているんですけど、
その一つとして、
例えばベトナム戦争の時にはですね、
アメリカ兵がですね、
ベトナムでみんな麻薬を徴収しているらしいんですよ。
この人たちがみんな戦争が終わってアメリカに帰ってきたら、
もうアメリカはすごいことになってしまうということを、
アメリカの政府は心配していたらしいんですけど、
でも実はそれが全然そういうことにならなかったんですね。
何でかというと、
ベトナムではみんな麻薬を徴収していたけど、
アメリカの国内に戻ってきたら、
それまでの家族とか恋人とか麻薬をやっていない人ばかり周りにいるので、
そうすると、
もうほんとにごく一部の例外を除いて、
麻薬を吸い続ける人はいなくなった、
というようなことが書いてあったりします。
そういうような形でいろいろな方法で環境を変えることが、
この変化を起こすことに重要だということが書いてあります。
もう一回復習として申し上げると、
まずは理性、もちろん理性で、
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頭でわかる必要がありますよね。
この変化、何か変化をしなければいけないということが、
頭でわかる必要があると。
この本では象使いと書いてありますけどね。
だけど頭でわかっただけでは実際に変化は起きないので、
それを感情に訴えるような方法が必要だと。
それがこの本では象を動かす、
象に働きかけるというような形で書かれていますね。
でもそれだけじゃなくて、
ちゃんと象が歩けるような環境を整備する必要もあるということですね。
この本ではそれが道筋を定めると書いてあるんですけど、
こういうメタファーで、
まず理性で判断して、
それで感情を動かして、
それで環境を変えることですね。
この3つの要素を変化させることで、
社会とか組織とかを変えていくことができる、
というのがこの本の主張です。
この本、今とってもいい本だと思うんですけど、
今は月替わりのディスカウントになっていて、
Kindleでは定額の半額以下で買うことができます。
もし買うかどうかは皆さんのご判断にお任せしますけど、
もし無料のサンプルでもダウンロードしてみようかなと思う方がいらっしゃいましたら、
ハートマークでリアクションいただければと思います。
まだ自分にはちょっと早いかなという方がいらっしゃいましたら、
涙のマークでリアクションいただければと思いますが、いかがでしょうか。
それでは本日もTwitterの音声配信、
ムラスペにご参加くださいまして、ありがとうございました。
ハートマークありがとうございます。
今日のこのスイッチ、変われないよう変える方法につきまして、
ご感想とかコメントとかありましたら、
ぜひこのムラスペのハッシュタグ付きでご共有いただければと思います。
それでは本日も良い一日をお過ごしください。
そして冒険は続きます。
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