そっから起業したのが30後半なので14,15年ギャップがあってなかなかこういう人も珍しいのかなと思うので、
なんかどういう風にしてその15年のキャリアを築いてきたのかっていう話を。
何を考えてこられたのかね。
後半に聞いていきたいと思います。
それではお聞きください。
はいということでさやきさんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
僕がさやきさんと初めて会ったのは確か6月のボーダレスさんの合宿。
はいエンジンですかね。
そうです。
一泊二日の合宿があったんです。
エンジンって何ですか。
エンジンっていうのはですね、社会を希望をつくりたい社会課題解決をテーマに活動されているいろんな方が集まる。
社会起業家だったりとかある意味クリエイティブっていう文面でのプロフェッショナルの方とか本当にいろんなテーマで関わってる方々だいたい250名ぐらい。
千葉の奥の方に。
そう山奥に集まっていただいて本当全国から集まっていただいてしかも一泊二日で泊り込みの合宿っていう。
そんな人数で。
そうなんです。
とんでもなかったです。
完全招待制で。
エンジン組んでソーシャルグッドにエンジンかけてこうぜっていうそういうことでしょうか。
そうなんです。それでいろんな事業の紹介だったりとか逆にそこで悩みとかその事業の壁打ちをしていろんなプロフェッショナルがアドバイスもらう場だとかいろんな企画をさせていただいて最終的には
ビジネスライクでの出会いっていうものじゃなくてそこを飛び越えてなんて言うんでしょうねフラットな本当に友人として出会うみたいなとこから始まった方が
いろんな取り組みができるんじゃないかとなんか初めましてってこうやるよりかは。
なんでもうみんな同じ部屋で。
同じ部屋で。
250名必要じゃないですか。
ごめんなさいその2人とか。
ドミトリー式な感じ。
相部屋にあえてしてもう夜とかもみんな集まって飲んで同じ部屋になったりしてそこでその人としての距離を縮めていただいたことによってその後何かシナジーが生まれるといいなっていうそんなコンセプトで。
ソーシャル領域に関心があるよねって前提で集まっていい出会い方をできるっていうというところで出会いまして僕はですねボーダレスさんが出している9割の社会問題ビジネスで解決できるっていう本があるんですけど。
田口さんの本ですよね。
これをもう4週ぐらいしてました。
ありがとうございます。
これはかなり趣旨になっていること多いんですけどあそこで出てきてたアモーマだと思って。
それできっかけでいろいろお話ししてなんか僕とジュンさんでムニムニ始めることになったんでぜひ呼びたいなと思ってお声掛けしたという。
光栄ですありがとうございます。
簡単に事業内容のところとかを説明していただいていいでしょうか。
改めて今私がやっているアモーマナチュラルケアという事業なんですけれどももともとは14年前に始まった事業でボーダレスジャパンの中で2番目に古い実は事業。
一番古いのは?
一番古いのはボーダレスハウスっていう海外留学生の方々。
それこそ本の中に載ってるやつですよね。
その2番目の事業になっていてもともとのきっかけはミャンマーの林齢村っていう村にいる農家の方々がきっかけになっていて
その林齢村の農家さんたちの収入を安定させる健康で安全で安定した収入が得られるそんな暮らしを実現するためにこの事業を作ったっていう背景になっていて
もともと彼らが今もなんですけどタバコ農家さんが多くいらっしゃって巻タバコが結構多いんですよねミャンマーって
その巻タバコの葉っぱを栽培してるんですけどその葉っぱが結局虫に食われると穴がいちゃうと使い物にならないので農薬をガンガン使って
そうすると土壌も汚染されるし自分たちの健康も被害もあいながら作るんだけれども結局それをブローカーさんに安くしか買ってもらえない
ってなるとそれだけだと生活していくのが厳しいので結局借金をするみたいな状況が続いていたので
一件一件農家さんに私たちの事業を説明して契約農家になっていただきってことは
つまりそのタバコを作ってた畑を全部やめて私たちのその農薬のハーブにまず切り替えてもらうっていう
真逆も真逆ですよね
しかも農家さんからしたら知りもしない会社でやってる会社で知らないハーブを作るってリスクじゃないですか
外国の人がやってきて
そんな今のやつを全部やめて作り変えるっていうしかも植えてすぐに3ヶ月でできるみたいなそういうものでもない
でもそこを一件一件お話ししてゼロから栽培指導も行って切り替えていただいてまず契約農家になっていただくと
私たちはその際に買取保証という形でそのハーブを買い取るような形になるんですけどそこもちょっと変わっていて
一般的にその買い取る価格っていうのは市場に連動したマーケットプライスでも基本は買い取るんですけど
私たちはそうではなく目的が彼らの収入を安定させるっていうことなので
今も毎年農家さんたちヒアリングをかけて住宅その家賃にいくらかかるのか教育費にいくらかかるのか食品にいくらかかるのか
どのぐらいその家族全員が安心して暮らすためにいくらのお金が必要なのかってことをまず算出して
そうするとこんだけの収入が1年間に必要っていうことと
あとは栽培する生産コストっていうことを考慮した上で値付けをするっていうふうにしてるので
通常の価格の何倍も高い値段で実際買い取ると
普通のプロダクトを作る過程と本当に逆ですもんね
なるべく安く作って利益率を高くしようというのと発想がもう違います
そういう形で値付けをしてなんで例えば直近で言うと今ミャンマー本当に洪水もあって大変だったんですけど
物価は上がっちゃってるので本当にガソリンも5倍10倍とか米も高くなってみたいな感じで
生活費がすごい高くなってるんですよね
ってことはやっぱり1年間にかかる生活費にかかるお金はもちろん上がるので直近も私たちはさらに値段を高くして買い取る
大変そう だからどんどん上がっていくんですよね
でもそれを売るのが日本の市場がメインとかで皆さんが持ち金が増えてるわけでもない中で
そうですね値段を上げずに何とか今踏みとどまっていてすごい細かい話になりますけど
例えばうちはもう無農薬で肥料も化学肥料は使わずあっちのミャンマーのグループ事業を作ってぼかしっていう
ぼかし 系粉とかいろいろそういったものを使った肥料を使って栽培してるんですよね
本来だったら多分オーガニック認証とかそういったものを使った方がマーケティング的には良いと思うんですけど
それはそれでコストがかかるそういうところにコストをかけるよりかはやっぱりそれをできるだけ農家さんに還元したいっていう考えで
あえてだからそういう認証も取らずにやったりもしてるっていうとこ繋がってるんですけど
そこから始まってその買い取ったハーブを今は日本の赤ちゃんだったりとか
妊活から始まって妊活妊娠産後のママ向けの商品としてスキンケアオレとかハーブティーとかそういったものとして販売をしてるって感じ
そのハーブを買い取ることを決めた後に日本でのニーズを考えて商品を作っていったっていう感じなんですか
実際のところは逆で実際まず日本で売ってみて売れるっていうことが確実に見えたタイミングで農家さんに作ってもらうっていう感じなので
実質農家さんに作ってもらったので10年前とか事業は14年前から始まってるけどまずそこで確認してやらないと作ったはいいけど売れなかったら
またゼロからやり直しになっちゃって結局農家さんに安定して収入を増やしていくってことができないので
今も新しい商品かつ原料を作るっていう時はまず他からまず調達して原料で商品を作って
これはいけるなっていうふうに マーケットにやってみて
そうですね販売点数が安定してきたら農家さんに依頼する作ってもらう作付けするっていうような順番でやってる
なるほど ちょっと息は長いんですよね
すごく気になったのがその事業としてやろうとしていることがお金をいただくお客さんとそれを使って解決したいことが
ミャンマーの方ってなるとこうちょっと距離があるじゃないですか
そこは距離があってこの形じゃ難しいよって言われたりするのかなと思ったんですけど
そういう認識なんですか?
たぶんこのアモンマに限らずなんですけどたぶんボーダレスの考え方がソーシャルコンセプトと言われる
まずやっぱ誰の何の課題を理想の状態に解決していきたいのかっていうここがあって
いわゆるアモンマで言うとそれをハーブのハーブティーとかで売るっていうこっちはビジネスモデル側
ここはハウなんですよねだからある意味課題解決するためだったらまあそこって色々変わっていいぐらいの感じなので
なんかコンセプトのソーシャルコンセプトその社会課題の方とその解決する方法っていうのは別に必ずしもリンクしてなくていいっていう考え方に立ってる
ボーダレスさん全体としてその事業立ち上げのノウハウとしてその形になってるという
そうですねもちろんリンクしてる場合もあれば僕はリンクしてなくてちゃんとそれがちゃんと収益性が出る形になっていれば大丈夫
だってボーダレスさんといえば社会課題をビジネスの力で持続可能な形にして解決し続けるを
あらゆるジャンルあらゆる業種どんな人がやりたいといってもできるようにやっていくという代表格だという認識なんですけど
ありがとうございますまだまだなんですけどね
内側から見てもやっぱりそれが一貫されてるんですか
そうですねそういう意味ではちょっと今のお答えになってるかわからないんですけど本当に私がやっぱりいろんな会社から来て
その思ったのは本当にそのシンプルにそのソーシャルインパクトって言われるその社会課題の解決する明確な仕様ですね
そうですね例えばアモンマで言ったら私たちのKGIっていうのは契約農家件数なんですよね
契約農家件数が塗り上げとかじゃないんですね
塗り上げ利益じゃないんですよ こっちの顧客の数とかでもなく
なくどれだけ契約農家件数を増やせるかとかビジネスレザーファクトリーという
そのバングラデシュの銀行の方々の雇用創出を目的にしたレザーブランドも
KGIはバングラの方の雇用の数っていうところが徹底されてるんですよね
やっぱりそこがKGIに置かれてるのと利益がKGIになってるってやっぱり経営判断も違うし
日々のいろんな施策落とし込むときにもやっぱり変わってくるっていうのを目の当たりに私はして
で元々私リクルートにいてリクルートも社会の負を解決するっていう風にやっていた
私は本当に大好きな会社なんですけどただ別にリクルートは悪いとかっていうことじゃなくて
ほとんどの会社そうだと思うんですけど 民間企業の共通したあれですよね
株主がいて約束した利益を守らなければならないっていう局面があったときに
どうしてもそれがいかないってなるとやっぱり利益を生み出すためにどうしたらいいかっていうところが
やっぱり大事な部分になる瞬間っていうのはやっぱりあって
で例えばそのビジネスレザーファクトリーを例にすると
KGIが営業利益みたいなものを借りた場合と雇用の数ってなった場合やっぱりわかりやすく言うとですね
例えば利益を重要視した場合じゃあ何をKPIにするか
単純に考えたら革製品、鞄とか靴に価値があればもっと値段上げようよと
ニースが高ければってなったら営業利益率上がって利益出るよねってなるんですけど
ボーダレスは絶対にやらないなぜならば雇用の数が大事だから
つまり彼らの手仕事を増やさないと意味がないんですよね
なんで彼らに発注できる数、つまり商品の販売点数を増やさない限り意味がない
彼らの給与は単個上げれば上がるかもしれないけど雇用の数は増えない
ってなるとKGIと連動しないんでいかに販売点数を増やすかっていうのが今KPIになってるんですよね
なんでアモーマもそうなんですよ契約の課金数を増やすために商品の販売点数を増やす
だから例えば値段を上げて商品利益上げることができるかもしれない
それに聞いててそれができたらすごいよねって思う一方で
普通に自分でビジネスを起こそうとかいろんな商売やってる人たちの文脈で言うと
自分たちが生き残っていくためにお客さんにちゃんと売れ続けるためにってことだけでも大変なのに
いろんな枷がある中で目的はこれだって言ってそれをやってる
すごく難しいことをされてるように聞こえるんですけど
なんで私自身も実際途中で自分で起業したり膨大じゃないところで起業したりした時に
周りもそうですけど本当はこういうことをやりたい
でも自分のまず会社をちゃんと起動に乗せるためには場合によってはその利益を
まず利益をちゃんと出すために例えば商品を販売台で売っていくのとか早いじゃないですか利益化するのって
とかってやっぱり選択しちゃいがち
だけどボーダレスはやっぱり絶対そこに向き合い続ける
それでできないんだったらやっぱりその計測的にそのインパクトを出し続けるっていうことが難しいから
やっぱりピボッとするんですよね
ビジネスモデル自体やっぱり変えにいく
そのソーシャルインパクトに直結するモデルにならないと変えるし
っていう風になんかやり続けるっていうのが面白い
それで言うとミャンマーの農家さんたちをより良くしようといういいことですよね
これを寄付収入で賄って何とかしようというよりは事業収入でやっていこうとされてるってことなんですか
寄付とかってなかなかコントロールができない
なるとやっぱり自分たちでよりインパクトを出して最大化していくってなるとコントロールできるっていう意味で言うと
ビジネスモデルにした方が多分やりやすいんじゃないかっていう発想でやってるんですよね
より持続可能な確かさっていうことですよね
あとはなんか私たちディープインパクトみたいな言葉を最近使ったりも
ディープインパクトお馬さんの話ではなくですね
インパクトもさらにディープな
インパクトを出そうっていったときにいろんな多分軸があって
やっぱり仮に契約のほか数を増やすっていう数それも大事なんだけども
このやっぱり1っていうこの数値の意味深さみたいなところにもすごく価値というか意味があるなと思って
数だけが全てじゃないと思ってるんですよね
例えば今回のアモーマの話で言うと
やっぱり私たちがこの事業一緒に農家さんたちやることによって
確実に農家さんたちの暮らしだったり人生そのものが変わってるっていう場面に遭遇するわけですよね
例えばの話で言うととある農家さんがご夫婦でいて
奥さんが旦那さんが全然働かないと怠け者で全く働かない
どうしたものかってなった時に私たちの農家さんでハーブを作ってもらうってなった時に
ミャンマーではその妊婦さんとかママとかそういったところに立つのはすごい神聖なものとして考えられているので
そういう人たちのための商品を作れるというのはすごい誇らしいっていうふうに皆さん言っていただいていて
そしたらもう人が変わったように旦那さんは朝早くからお弁当を持って働きにいて暗くなっても帰ってこないみたいな形に変わって
奥さんがこんなにも人が変わるのかとそこで言いたいのって何て言うんでしょうただ契約の課金数を増やすというよりかは
その人実体も誇りを持ってやりがいを持って働いて
生きがいみたいなことですね
そうですよねっていうことも起きているっていう意味もあるし
あとは子どもたちの教育にやっぱりお金がかけられるようになる
今までだったらかけれなかったけど子どもたちの教育にかけられることによって
あとある農家さんはもう子どもたちよりは絶対大学に行かせるんだっていう形で働かれて
そうすると今まで中学校までしか行けなかった子どもたちが高校に行けるようになり大学に行けるようになってなると
その子の人生その未来も変わるっていうところがあるわけですよね
思うとこの契約の課金数1っていう数値の先にもっと実はいろんなストーリーがある
その経済を達成するとさらにこういうの広がってるよねっていうのも想像しながら経済を置くみたいな感じなんですね
そこがだからその数値だけじゃ見えない深さ
数値だけ追えばいいのかっていうとそういうわけじゃない深さとの両方がすごくあるなっていうのはやっぱり実際にやってみて見えたところというか
それはディープインパクトそういうふうに置いておくと働いてるアモーマンのメンバーもやっぱりやりがい働きがいにもつながっているということですか
なのでやっぱり売上いくらやるぞみたいなのではなくてやっぱりそこにあるからこそ大概どの事業も大変なことばっかりじゃないですか大体のことって
でもその先にあることを想像するから頑張れるその人たち自分がこれだけ1日のほとんどの時間を費やし働いて
特にメンバーみんなママなんで みんなママ
全員ママです自宅で働いているママたちですけどでもその限られたその時間リソースっていうものをやっぱりそこに繋がってる
直接繋がるってことがあるとやっぱり頑張ろうと思えるっていうふうにみんなメンバーは言ってますね
沢木さん自身もちょくちょくメンバーの現場とかも行かれてそういうの目の当たりにしてもうやっぱりすごく幸せな気持ちになる
そうですよね幸せになるしまだまだ足りないからもっとやっぱりインパクトを出したいなって思いますよね
言っても私たちが契約できてる農家さんって一握りでミャンマーのほとんどの方々って農家さんなんですけど
5万といらっしゃる本当にもっともっといろんなことをやれるかなっていうのは行くと思うやりがいを感じました
それって2つの点で理想論だよって聞いてる人もいると思うんですよ
いろんなことができればいいけどそれってまずビジネスとしてそれをちゃんとまかないだけのなんか仕組みなのかノウハウなのかっていうのがどうやってるんだっていうことと
一方でなんかそうかもなって思うのは基本的には自分のために働くのが始まるじゃないですか自分を食わせるために自分の家族を食わせるためにっていうところから始まるんだけど
自分じゃない何かのため誰かのためっていうのがある人ってめちゃくちゃ強いじゃないですか他人のためというかこのインパクトのためってなってるとそこを乗り越えられる強さになってるのかな
その両方なのかなと思ってるんですけどどうですか
続ける意味っていうのは大きくもしていかないといけないのに少なくと今の農家さんたちがやっぱりこのまま安定し続けるためにやり続けるやっぱり必要性もあるだから生半可な気持ちはできないなっていう緊張感もありつつも逆のこと言うとやっぱり誰かのためにやるって大選定自分が満たされなかったら誰かを幸せにするって本来は難しいんじゃないかなと思って
そうそうだから私個人の考え方としてはなんかその誰かのためが先に来るよりかまずはでもやっぱり本当に自分の家族の幸せだったりとか自分のやりたいこと自分の幸せっていうのがあった上でさらにその誰かを幸せするっていう風にできた方が結果続けられる
たぶん一家政はやれたとしてもどっかでこのままでいいのかなって
アメリカのメンバーの方はそういう人たちなんですかそれともそういう風になってる人が来るんですか
どうなんでしょうねなんかでも私がそのメンバーと話すときにはいわゆる面談みたいなことが入ったときに人生どうしたいから入ります
人生どうしたい
実はボーダレスジャパンの目標設定のシートみたいなのもあるんですけど人生どうありたいかそれで仕事において自分は何を実現したいのか
じゃあそれにつながって今1年どうするのかみたいな感じでそもそも人生どうありたいかから始まるんですよ
えーそれどんな回答えになってくるんですかどうしたいっていきなりあれですよね
超抽象的な
さいき代表にそう言われてえー人生どうしたいなんて聞かれちゃったわーって
楽しくいきたいです
えーどこまで自分のこと話していいのかしらっていう
でもなんかそこがなんかまあもちろんその今時点で考えられる範囲でいいと思うんですけど
なんかそこが本当はこういうことやりたいのになんかこううまく調子で合わせして今ここでやりたいからってやってても
どっかで歪みが生まれたりどっかでなんか違うなってなっちゃうから
そういう意味では本当に最終的にこうしたいっていうものを具体的に何やりたいんですかって話と
結構大事だなと思うのはその人の強みとか特性をどう生かすかが大事だと思ってて
なんでそのアモーマーのメンバーと話しますそれこそボーダーズの他のメンバーもそうですけど
やりたいこともそうなんだけどどこが強みなのかってことをとにかく引き出して
その強みを生かせた方が多分その人も苦しくないんですよね
何にも無理しなくても強み生かすか自然にできちゃうしそれで結果が出ればいいループになっていくので
それを生かせて何したいかみたいなところを一緒に言語化していって
今の仕事でそこがちゃんと繋がるように
人作りというかその人のマネジメントの観点も適材適所みたいなことだと思うんですけど
言うはやすしだと思っていて普通なかなか大企業さんでも実現してるとこ少ないんじゃないのかな
むしろ逆ですよねこの会社はこういうロールモデルなので
そこ足りてなかったら勉強してきてここに合うように評価の時までにやってきてくださいねとか
この像を求むそうなってくださいっていうのがこの部署はこうですっていうことが多いんだと思うんですけど
大変じゃないですか一人一人それを
でも結果その方が本にもスイッチ入るしやっぱ結果もパフォーマンスも出るしみんなハッピーになると思うんですよね
そこでやっぱり何か無理やりやってる方が絶対どっかでうまくいかなくなるので
ボーダレスジャパン自体は中に人事がいないんですよその日
採用人事はいても中で人を移動してこうやる人事ないんですよ
例えばこのポジションでやってみたんだけどどうもなんかこううまく回んないよねってなった時にはやっぱりこの人の強み何なんだろうっていうところ
田口含め鈴木とかも見てだったらここで生かすのはどうかって言ってもう本当に違うポジションに
それも違う事業会社にっていうこともあり
はい移動したりとかってやってとにかくその人のやっぱり強みみたいなところを生かせるところに配置する
さゆきさんのインタビューの中で人の煩わしさ私の実感が結構8割ぐらいは人の問題
人が集まれば集まるほど人の問題が増えていくしなかなか解決できない
みんなそこに悩んでるっていうのが割と組織の実態だと思うんですけど
そういうことに煩わされることなくこのソーシャルインパクトにまっしぐらでみんなで迎えることとかめちゃくちゃ幸せだっておっしゃってたんですけど
本当?疑ってる?
本当なんですよねなんかそうなんですよ私もいろんな会社来て大きい会社も来てやっぱりもちろんいろんな人もいるし
みんなが向いてる方向もまあそれぞれレイヤーも粒感も違ったりとかするじゃないですか
だからなんか下手したら物によっては裏でね話を通しといて社内調整しといて望むとかよく大企業とかもあったりもするし
っていうのがボーダレスに来たら本当になくてなんか私自身実感することとしてはやっぱりその
授業をインパクト出していくための自分の力のなさだったりとかそういう壁にぶち当たる苦しさはあっても
なんかそうじゃない人とのいざこざみたいなことでの苦しさは1ミリも私自身は感じてなくて
でなんかちょっと余談ですけどなんか以前そのミネルバ大学ミネルバあるじゃないですか
ハーバードを決定でも入った合格率2%の大学ですね
ミネルバのいわゆる3ヶ月くらいのリーダー育成だったり組織開発みたいなところを学ぶ講座があって
それ私受けてたんですよねでその中でそもそもそういろんな企業の課題系課題をどう特定していくどう解決していくのかってなった時に
それこそそのパーパスみたいなものが大事だといろんなのが出てきたんですけど
パーパス系とかね
最近聞くじゃないですかあれこれなんかどれもボーダレスやってるなって思っちゃったんですよ
当たり前のようにやってると思う
事例としてこれもやってるあれもやってるって思ってやっぱり一つはそのパーパス系ですよね
それがいわゆる社会課題アモマだったらそのミャンマーの農家さんの貧困問題解決とかだし
あれも明確なんですよわかりやすい
そうですよねKPIにそれを言ったらそらそうですよ
わかりやすいなんか世の中を良くしていこうってどうしても大きいかしらだとね
抽象度高かったりもすると思うんですけどやっぱり社会課題わかりやすいってなるとみんながやっぱりその一点を見てるから
逆にそれ以外にあんま論点にならないんですよね
なんで例えば朝Aでやっていこうっていう戦略があって
でもよくあるんですけど夕方にはやっぱBがいいかもってバッて変わるとか
実はなんかその今私の事業でも新商品出したんですよ
昨日リリースしたんですけど実は1週間前に商品名変えた方がいいって言われて
パッケージも全部印刷したんですけど
した後に
はいタグチでこれもっと売るためにこうした方がいいって言って決めて実は変わるんですよ商品名が
みたいな話普通考えられないじゃないですかリリースしてすぐ
揉めそうですよねそんなこと言い出したらね
でもやっぱその商品が売れてその原料が使えて農家さんにインパクト出すっていうためにはそっちの方が確かにいいねってなったら
判断基準がそこにあるから
そうそこなんで異論はないインパクト出せる方のそっちにした方がいいよねって逆にAでやり続ける意味はない
それって普通のその利益を上げ続けましょうみたいなことが普通はKPIにあって
それで言うともうこんな吸っちゃったしとか無駄なコストになるからやめましょう
で本当はお客さんのためにはこっちの方がいいと思っても
利益をね今確保しなきゃいけないからこっちの決断しますみたいなのが
いびつになっちゃうってことなんですかねじゃあ
そうやっぱりだからそのパーパスが結局違うところになっちゃう
でも今回で言うとやっぱりより販売点数を伸ばして農家さんに買い付けられるようにするってなったら
そっちの方がいいねってなったら確かにそっちにしましょうって言って何の異論もない
だからもう軸が常に定まってるから変なところで
いやだったら早く言ってくださいよみたいなよく大器用とかなるじゃないですか
そんなコロコロ買えないでくださいみたいな 言いにくい
でもそれはその時点ではわからなかったことだし
でも今こっちの方が確実にいいってわかってるんだったらやらない理由ないよねっていうシンプルな
常に判断軸がブレないものがバシッとあるんで
逆にだからそれ以外でなんかああだこうだっていうゴタゴタはそんな場合ではないっていう
なんかパーパスがしっかりしてるみたいなのもありつつ
田口さんのやってるコミュニケーションとかが結構伝播してるのかなとかも思ったりもしたんですけど
その辺って感じることありますか
でも本当に鈴木も田口も他の企業家もそうですけど
いかにそのKGIに置かれてるソーシャルインパクトどうやったら最短で出せるかだけなんですよね
基本その軸でしか会話しないって言ったらあれですけど
だし後はもしかしたらもちろんこれだけじゃなくて
一個はパーパスがあるからいろんな何言ってるんですかみたいな
パレーションが起きないっていうことも一個あるのと
とにかくフラットなんですよ組織が管理職ないんですよ
企業でも代表はないでしょ
そうそう代表はいます事業の代表いますけどそれ以外全員メンバー
へえ部長みたいないない
いないマネージャーも課長もいない全員フラットで
それこそ田口鈴木もボーダーシャパンの代表副代表ですけど
その役割なだけでみんなフラットなので新卒だろうがなんだろうが
普通に違ったら私はこう思うとか全然言える感じなので
ニックネーム分が田口さんって私たちは言ってます鈴木さんのことはスーさんとか
そういう意味では言いたいことは言える環境だし
それも一個あるかもしれないですねフラット
でもパーパスが強いからそれ達成するために議論できるっていうのはやっぱフラットですもんね
そのためのアイディアはみんな出したほうがいいし
一応それで参加しましょう
例えばこれを売るためにとかこの策に対して
うちの上司全然聞き耳持たないんですよとか言っても通じないんですよみたいなこととかが
そんなことよりもこっちのミャンマーの農家さんの数を増やすにはどうしたらいいのかに照らし合わせたら
そんなことあんまどうでもいいことだみたいな感じになってみんながそう思ってる
そうですそうです
すげえ
みんな本当に最速で最大化するためにどうしたらいいかっていう軸でしかないから
普通にロジカルに考えたらそっちのほうがいいよねっていう判断になる
普通は働いてても年齢が言ってたり色々キャリアがあったり年収が高かったりしても
もっと自己堅持欲が強かったりとか自己承認欲求が強かったりする人っていっぱいいるじゃないですか
結局そのために働いてるんじゃないのみたいな人で割と溢れてる印象が僕はあるんだけど
自分のそのためじゃなくて他人の何かのためにやってると大人になっちゃうんですかね
すごい大人になった人が集まってそれをしてるのか
ここに来たらそういう構造としてシステムとして大人じゃないですかそれって
個人間でマウントしたいよとかあいつのほうが給料少ない多いのになんちゃらなんからとかは
この他人のためのことを考えたらそんなちっちゃなことだよって思えるって大人の判断じゃないですか
そこはさっきの話に繋がるんですけど結局そのベクトルが自分に向いてて
たぶん満たされてないってことなんだなって思うんですよね
まずは自分
そうそうそう でもそれコントロールできなくないですか
マネジメントとしては だからそこってやっぱり周りが何か言って
力技でどうにかなる話じゃなくて本人自体がそこに気づいたり満たされない限りはたぶん
変われないことですよね
だからなんかここに来たから変わるってよりかは
どっかのタイミングでそういうことに気づいて満たされて本当の意味でやっぱり何とかしたいってなったら
正直その今私たちがやってることもなんか本当にこの課題を解決したいってなったら
自分のプライドなんてどうでもいいんですよ
関係ないとか自分の失敗とかなんとか関係なくて
だから例えばその自分一人頑張らなくてもいいって言ってて
結果インパクトが出せればいいんだとしたら
いろんな人にもっとアドバイスもらったり力借りたりしたらいいし
確かに普通は
チームの達成したい目標より自分のプライドの方が大事って思ってる人が多いと思うんです
比較しちゃうどうしても
でもそれって別にインパクトに関係ないから