映画の感想と好み
コーノ
独り言、ふたりごとの方で、パートペースの、早速というか、あの後、思ったこと、だって。
なんかこう、なんかより自分に近いのはを考えて、自分の、もっと自分の好みによるとしたら、どういう映画になるかみたいな感じで、考えて。
なんかその、自分が今まで好きだったやつとかも、含めてやけど、もっとうまくいかない話の方が、俺は好き。見てて。
コーノ妻
それはそうやん。
コーノ
そうそうそう。だからそれに、過度に悲観するわけでもなく、なんかこう、喜ぶわけでもなく、描かれてる日常に。
もっと淡々としたやつ。
コーノ妻
だって、そういう映画かなって、ちょっと覚悟してたもん。見る前は。
でも、全部うまいこと言うから、意外やったっていうのはあるけど、
あの、普通やったら、もうちょっと、ちょっとずつ、かわいそうなことが多いやろうなって思ってた。
かわいそうっていうか、なんか、全然ほんとうまくいかなくて、ちょっとその、あんなにずっと微笑んでられへん感じ。
それはどうでしょうよ。あなたのお好みは。
コーノ
なんかそれはそう思ったなと思ってた。そっちの方が、あの映画の感じの方が多分受け入れられやすいやろうなと思う。
コーノ妻
あー。
コーノ
一般的には。
コーノ妻
そうなんですかね。
コーノ
だって、幸福な様子の方が見やすい。
コーノ妻
うーん、幸せやった。
うん。
コーノ
どうか。
コーノ妻
全然でもその、どういう評価のされ方なんか、いまだに全然見てなくて。
コーノ
うーん。
コーノ妻
演技力とかそういうやつだけではなく、あれですか、ライト層も見やすいみたいなのもあるんですか。
コーノ
なぞない。
コーノ妻
ね。ほんまに予想以上に見やすかったんでね。
ただ、若い時に見てたら何が見どころかなんもわからへんとかはあると思うけど。
コーノ
うん。つまらぬ部分は全然。
コーノ妻
なんか、何にも起こらないっていう覚悟があったから、意外とドラマがあるなって思ったけど、
コーノ
うん。
コーノ妻
そんな覚悟がなかったら、なんも起こらへんやんってなってると思う。
コーノ
うん、普通に意外に思ってみたら。
うん。
俺でもっと淡々としてるかなって思ってたから。
平山になる体験と孤独感
コーノ妻
思ってたよ。
コーノ
でもそのほうが自分のパンミには合ってるかなと思って。
コーノ妻
でしょうね。
コーノ
まあ十分地味やったけど。
コーノ妻
そうやね。ちょっとな、覚悟しすぎてるというか、そっちを期待しすぎてるところがあるから、
ドラマチックって感じるだけで、十分地味やで。
コーノ
でももっと何にも起こらん映画というかって。
もっとこう、そんなに喜びがない映画みたいな感じで。
自分はそっちのほうが好きかな。
コーノ妻
うん。
あんなに満たされてると、好みから外れるやろうなって思う。
コーノ
うん。映画自体は全然面白かったし、見やすかったけど。
コーノ妻
距離は感じるかなって。
フェチズムじゃないと思います。
やっぱり自分の感覚より距離が感じる。自分はそうじゃないから。
うん。公式サイト結構見ました?
コーノ
ちょっとだけでした、見て。
コーノ妻
私もちょっとだけ。結構インタビュー、監督のインタビューも載ってそうでしたね。見てないけど。
田中みんさんのインタビューでも、最後の5分間の役所さんの演技がすごいって言うとありました。
コーノ
あー、5分もあるの?
あ、1曲分あるか。
コーノ妻
すごいよ。
コーノ
これはなぁ、すごかったからかも。
コーノ妻
はい、すごかったね、やっぱり。
もうそこに撮るだけですか?
コーノ
そうかなぁ。そういう個人的な感想というか。
コーノ妻
あれ?全部食べた?
コーノ
あ、ほんまや。忘れた。
コーノ妻
食べられた。いいよ。
それ全部食べていい?
コーノ
こっちでもいいけど。
コーノ妻
喋ってたら。
発見も忘れてた。
新商品や。
ハムやってこと忘れてた。
なんもないんですか?
うーん。
コーノ
なんかその、
いや、その部分やけど、思ったのは。
やっぱその、喜びとか、笑顔とか、満ち足りてる感じが出すぎてて。
コーノ妻
めっちゃ出てたなぁ。
コーノ
なんかこう、自分が好きやったやつとかって、
コーノ妻
そういう感じじゃないけど、
コーノ
その、例えばそういう、主人公であったりとか、本人であったりとかが、そんなに嬉しそうじゃないし、そんなに満ち足りてる感じはないけど、
でも、いいやんって思うようなやつが好きやったから。
これでいいやんって思うようなやつが好きやったから。
だからそこに、その、本人の満足度がそんなになくても別に。
っていうとこかな。
コーノ妻
だって、それで言ったら、100%私に近い映画でしたよ。
あの、満ち足りてる感じは。
すごく気持ち分かるってなるもん。
そこに近い。
コーノ
だからそこまで求めてないの、自分が。
そうなの。
コーノ妻
あんまり、それにリアリティも感じないし、そういう感情に。
ならへんし、かな、自分が。
コーノ
そういう意味で言うと。
めっちゃ落っこちる。
コーノ妻
なんか役所さんのインタビュー、最初の方だけちょっと聞いたけど。
コーノ
あ、音声の?
コーノ妻
いやいや。
YouTubeなんですけど、喋ってるだけなんで。
全然、いろんな役をやってきたけど、どの役も自分とは違うって。
自分に似てる役なんかなかったっていうねんで。
今回の平山も、自分はそんな立派な人じゃないとかって言ってあった。
すごいよね。
なんかそういう人なんじゃないかって思っちゃう。
コーノ
あんまりいろいろ似てないけど、
なんかでも、その、ドラマの陸王と、
コーノ妻
あと、コロンチと、
コーノ
あとは、その、出楽園と、それぐらいちゃうかなって。
コーノ妻
でも、こんなにちゃんと追っかけてないから、わかんないな。
あっちこっちで見てる印象はあるけど、覚えてないな。
コーノ
でもその、なんだろ、あんまり普段の顔っていう感じの作品っていうのはあんまなかったから。
コーノ妻
うん。
今回のなんか、誰もが平山になるっていうのが、
意図されてるような映画だったらしいですよ。
コーノ
どういうことか分かんない。
コーノ妻
平山になる?
自分がなったような体験を、なんか。
コーノ
うん、まあその、細かい生活の描写があったから。
でもやっぱり、だいぶきついと思うけどな。
あの生活は。
一番、やっぱりこう、あれで満足できないのは、
話し相手がいないとか、
一人でいることを、
食べに行くとことか、人はいって、
銭湯っていつも会う人とかはいるけど、
現代人というか、
コーノ妻
もっと、
コーノ
マス相の人たちは、もっとコミュニケーションを取りたいだろうし、
平山になっても孤独には、
耐えれへんちゃうかな。
コーノ妻
なんか、あなたは孤独に耐えれそうな気がするんですけど、
コーノ
どうなんですか?
あれぐらいのコミュニケーションがあれば、
耐えれん。
コーノ妻
もっと喋りたいって、あの生活してたらなります?
無口な生活の思い出
コーノ
えー、どうなんかな。
ずっとはしんどいかもしれんけど、
あれも、
あそこに落ち着いたっていう感じがあるやんか。
今までいろいろあって。
だから、
飲み屋があったらいいんちゃう?
ちょっと喋ってたし。
コーノ妻
あんまり会話っていう会話じゃないけどね。
特に喋り好きじゃなさそうやけど、
実際はすごい喋ってるじゃないですか、あなたは。
コーノ
俺が?
コーノ妻
なんかちょっと読めないんですよね。
どうかな。
コーノ
喋ってない時ってあったのかな。
コーノ妻
実家住んでる時はさ、無口なんじゃない?逆に。
コーノ
いや、まあ長い期間っていう意味で。
コーノ妻
高校生の時とか。
いや、高校の時めっちゃ喋ってたよ。
大学生の時は?
コーノ
大学生の時はどうかな。大学生の時は、
うーん、あんまり覚えてないけど。
なんか話す場があれば話してたんやろうけど、
コーノ妻
どっかあったさ、両親と。
なんかこう、全てを煩わしく感じてそうな世代や、その時期って。
コーノ
うーん。
どうやったかな。
あんまり覚えてないやん、やっぱり。
コーノ妻
前すぎて。
コーノ
なんかバイトがこう続く、長く続くようになったら喋ってる人とかある。
コーノ妻
バイト仲間と?
コーノ
バイト中やけど。
学校とかでも、固定の人と同じ場所にいるとかになったら話してたけど。
コーノ妻
それがなかったら別に一人やったから。
覚えてないな。
コーノ
やっぱり耐えれないんですかね、今になってあの無口な生活は。
平山の存在による憧れ
コーノ
え?どういうこと?
誰が?俺が?
うん。
コーノ妻
いやー、どうかな。話したいことがなかったら別に。
でもすごい満喫してたよ。
コーノ
うん。だから話したいことがなかった。別に気になるじゃん。
コーノ妻
うん。話したいことないかな。
情報を仕入れないっていうのがきつそうですね、あなたにとっては。
コーノ
暇って思うからな。その感情が結構強いかな。
退屈?
コーノ妻
あの生活めっちゃ忙しいと思うんですよね、私。
コーノ
俺だから、苦手やねん。やっぱり同じこと続けるのが。そういう意味では。
私、時代が時代やったら、全然ああいう生活してそうって思った。自分が。
自分が男で、もうちょっと前の世代に生まれてたら。
コーノ妻
分かるけど。
だってさ。
コーノ
平気やったってこと?
結構その、親のさ。
コーノ妻
これちょっと、あ、まあいいよ。
親の生活に近いなって思ったの。
コーノ
ああ、そういうことか。
コーノ妻
貧しさとかを抜きにして、毎日のルーティンでやってることと頑張ってる割合みたいな。
コーノ
なんですか、いい。
これはなんかほんま乗せれへん。
あかんの?
乗せれへんやつやけど。
すごいちょっと、これはどうかなって思ったことがあって。
コーノ妻
はい。
コーノ
あれ、お兄さんが見たかったらどう思うかなって。
イエス。
すごい思ったな。
コーノ妻
なんか思うかな。
コーノ
どっちかなと思って。
コーノ妻
どっちかな、どっちやろう。
コーノ
その、親との角質っていう点では、ちょっとまああそこまでひどくないけど。
そうですね。
親があるし、で、なんかこう、まあ趣味に生きるみたいなとこもあるやんか。
上野お兄さんの。
だから、自分はもっと辛いからこんな風に思えないって、あんまり好きじゃないと思うか、
コーノ妻
自分はこれぐらいの理想やなって思うか、どっちかなと思って。
でも理想になると思います。
目指すのこれやなってなるかもしれないですね。
コーノ
いいと思うかな、じゃあ、フィーバーは。
コーノ妻
うらやましいがあるかもしれないですね。
参考にするとか、そういうレベルやと思います。
コーノ
なんかちょっと仕事が人と関わるからしんどいみたいなとこがあるやんか。
結局ゆーたんの立場になってるのか。
コーノ妻
で、なんかそこまで、外見というか、捨てきれないとこがあるやんか。
コーノ
人があるの評判というか。
だからその辺でどっちかなと思って。
コーノ妻
たぶん趣味がちょっと違うから、100%投影はしないとは思うけど、
憧れの存在とかになるかもしれないですね、平山が。
コーノ
どうなんでしょうね。難しいな。
コーノ妻
結構なんかきついものがあるかなと思って。
悔いというよりかは、やっぱりちょっと違う路線って思うかもしれない。
そこまで響かないかもしれない。
もしかしたら。
コーノ妻
爽鋭というわけしないかな。
でも勧められたら嫌やぞ。
映画見ないんでね。
コーノ
見せようとか思わんよ。
コーノ妻
めっちゃ見る人やったら、見てたかもしれない路線な気がする。
コーノ
そんなもんかな。
これは別にいいけど。