1. 向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』
  2. 第76回「無料での情報発信の重..
2017-01-20 16:40

第76回「無料での情報発信の重要性とは?」

第76回「無料での情報発信の重要性とは?」
弁護士の向井蘭が、経営者の立場に立って、労働法の基礎だけでなく、ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説する番組です。
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向井蘭の社長は労働法をこう使え 法律のもとで展開されるビジネスの世界
ポッドキャスト社長は労働法をこう使えは、弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って、経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく、
ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。 向井蘭の社長は労働法をこう使え、向井さん、本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
向井さんですね、最近第2回にわたって、向井先生という人が弁護士としてどういうふうに戦っていっているのか、みたいなところをご自身で喋っていただいているんですけど、
はい。
実はそれについてですね、質問が来まして、その紹介をしたいと思うんですけど、今までどんな話をされていましたっけ?
今まで、顧問契約の発想、何に対してお金をもらうかっていうのは、特定の業務とか仕事っていうよりは、信用していただいて、何かあるときに役に立つ、駆けつけると、そういう信用に対していただく。
そうですよね、ホームレス小谷君の事例とかされてたと思うんですけど、気になる方は過去の2回聞いていただくと面白いんですけども、
そんな中でですね、なぜ向井先生はニュースレッターやメルマガをずっと出し続けているのでしょうか?という質問が来てまして、
ちょっとこれについて、第2回のやつを聞いての質問が上がってきたので、これをあえて、ついこの間かな?来たばっかりなんですけど、先にこれを取り上げたいなと思います。
あの、有料にしないんですか?って言われたことなんですよ。
有料にした方がいいですよって、何回か言われたことなんですよ。
それは読んでいる読者の方?
読者の方、特に社会保険の無視の先生方は、仕事でやってるから払うと思うよと、なんか簡易性にしたりとか、有料にしたらもったいないよって言われた。
なるほどね、そのくらいの情報、価値ありますよね。
でも当時は、なんか有料にする方がもったいない。お金もらうと価値が消えそうな感覚があって、そういうことはやらない。
あとはやっぱりお金もらうと自由度がなくなるっていうか、義務感が生じるっていうか、なんか変わりそうだったんで、そういうことは今も考えてないんですけど、無料でお配りしてるんですけども、
やっぱりギブアンドギブだなと思いますね。9年間続けてきて。
9年もやってるんですか?
9年やってるんですよ。もうちょっとで9年。
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メールマガオ?
丸9年。今105号だか106号だかですね。毎月1回ね。
そんな長くやってたんだ。
途中から岡弁護士、岸田弁護士も参加して、この30号くらいは3人でやってるんですけど、それで
実際どうなんですか?
反応はいいですよ。
いいんだ。9年もやってると、反応が良くなかったらやれないですよね。
最初はね、2年間くらいノーリアクション。
本当ですか?
打てど響けど全く返球なし。
へー。
打てど響けどおかしいな。
打っても響かないわけですよ。
壁打ちで壁に向かってボール打ってるつもりなのに、どんどんボールが吸い込まれてるみたいな感じ。
帰ってこないと。
帰ってこない。
そんなのが2年?
2年。ほとんどなかったと思いますね。2年間。
当時まだ本も出してない頃とかですか?
本も出してない。
その頃から出し続けてたんですね。
出し続けた。
へー。
だけど、継続するのが重要だろうと思って。
で、これは後付けですけどね。最近思い出していい言葉があって、丸さんの女って遠藤さん知ってます?
なんかよく聞きますよ。
聞きますね。
よく聞きますよ。
ネーミングが面白いですよね。
丸さんのパチンコの同行ですよね。
そう。
あんまり知らないんですけど、実際の方も知らない方いらっしゃると思うんで。
要するに脱税してる会社経営者を追い詰める国税察官の女性が主人公の映画なんですよね。
通称丸さんですね。
通称丸さん。丸さんの女。
丸さんの女で、パチンコ業を営んでる社長さんがいるわけです。
で、脱税の争いがあって、ささずに行くわけ。
ところが何にも見つからない。
こんなはずはない。内定調査では脱税してる確証がある。
だけど証拠がない。おかしい。
探しても探してもない。社長に聞いても知らぬ存ぜぬ。
で、困って困って、社長を問い詰めてるうちに、社長もだんだん後ずさりしてきて、壁にぶつかっちゃったんだね。
そしたらなんと、その壁がくるっと回転して、
忍者屋敷みたいな。
忍者屋敷みたいな。
で、裏の部屋があったんですよ。
そこに札束とかが、金の延べ棒があったか忘れちゃったけど、積まれてて。
終わりですね。
そんなシーンがあるんですね。
で、もう社長ががっくりきて、
壊れてもうたと。
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実刑の可能性ありますからね。脱税金額によっては。いきなり刑務所の可能性あるから。がっくりきて。
で、伊藤志郎じゃなくて、津川雅彦かな。
津川雅彦が、マルサの女のパートナーの担当課長みたいな。
そういう役割なんですよ。中年男性のね。
社長と、これどうやって貯めたのと。
我々公務員には想像できないよと。
あのねーて、その山崎勤さん。
山崎勤さん。
山崎勤さん社長。
あのねーと、なんとかさんと。
金っていうのは、どうやって貯めるか知ってるかと。
これコップあるでしょ。
そのシーンがある。
コップにね、水注ぐだろうと。
これ、喉渇くと。
飲むだろう普通、あなた。
飲みますと。
ダメなんだ。
どんなに喉渇いても飲んじゃいけないんだ。
注いで注いで貯まるだろうと。
いっぱい丸々貯まっちゃうだろうと。
飲みたくなる。ガブ飲みしたくなるだろうと。
飲んじゃいけないんだ。
ずーっと。
表面張力が限界になると、水滴で垂れてくるだろうと。
それを舐めるんだ。
これが金の貯め方なんだと。
はぁー。
っていう場面があるんです。
これ有名な場面でね。
僕も、中学生だった時には全然意味わかんなかったです。
今になるとよくわかる意味が。
要するに金の話じゃなくて、
信用って貯まってんだけど、見えないんですよ。
見えないんですよ。
うんうん。
うん。
山崎勤が言うみたいに、
コップに貯まってる途中でやめたりとか、
お金要求したりすると、なくなっちゃうわけですよ。
ところが貯まって貯まって貯まって、それでも飲まない。
使わない。
と、こぼれてくるんですね。
はぁー。
うん。
これが、だいたい修行の場合は、
顧問契約になったりとか、案件の紹介ですね。
ところが我慢できないわけ。
特に弁護士業界は、個人向けの分野は、
課払い。水貯まったら飲めば。
儲かったんです。
なるほど。
すぐね。
でもそういう時代じゃないから、なかなか貯まらないんですよ。
うんうん。
そこをどうやって我慢するかがポイントなんですよ。
なるほどね。
そのメルマガもさっきの一緒なわけか。
そう。
そこの貯まってきたものをすぐにお金にピュッて返るのは簡単なんですけど、
そう。
それをあえてしてないわけですね。
やらない。
だからこそ、そこから案件として紹介の案件来たり、
訴訟の案件来たり、顧問契約来たりとか。
そう。
いろいろ、たまには長芋でしたっけ?
そう。長芋ね。
お饅頭とかになってるみたいですよ。
そうです。
そう。
あれ見て、あ。
だから私のやり方、おそらくセミナーとか、
おそらく実力のある先生は簡単だと思いますよ。
うーん。
だけど、セミナーとか、SNSとか、
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情報発信とかやったってすぐ来ないんですよ。
だって向井先生2年全く反応ないって言ってましたもんね。
うん。
だからそれは丸さんの場面を思い出していただいて、
あのね、おそらく借りれますよね、レンタルビジネスって。
これ入れるんじゃない?
YouTubeでも入れるんじゃない?
入れるかもしれないし、今Amazonプライムとかで見放題があるじゃないですか。
ありますね。
あれでやってると思うけど、
脚本書いた人は伊丹十三さんなのかもしれないけど、
すごいなと思いますね、今思えばね。
あ、YouTube見れますね。
見れちゃうの?いいのかよ。
ちょっとこれ流すわけにはいかないですけど、見れそうですよ。
伊丹十三さんの。
おそらくそのね、パチンコ店のゴンドウ社長ってのは名場面だから、
はい。
おそらくYouTubeの。
何のポッドキャストでしたっけこれ。
あ、そっか。
いやいいです、いいです。
名場面だね。
名場面だから、好きな人はそこだけアップしてる可能性がありますよ。
また山崎ストモの話し方がね、かっこいいんだ。
かっこいいの。
本当に。
向井先生いつ見てる?
僕ね、中学生とか高校生のとき一回見て、
そこで感化されてんの?
いや違う違う違う。
そのとき分かんない意味が。
ですよね。
で、その後大人になってから、
あ、確かこんなのあったなって、
小試験受かってからかな。
金ないから小試験受かってからですね。
受験生のときそんなお金ないから。
で、レンタルして。
でもそのときだって、
うーんと思って、今やっと思い出して、
あ、結びついたって感じ。
そうなんだ。
本当ですよ。
でもね、インターネットで検索したら、
同じようにこの場面好きな人いっぱいいて、
いや、最高傑作場面集とかに集まってますよ。
いや、だってかっこいいのよ。
とにかく山崎勤太郎さんの話し方。
もう皆さんぜひこれは見ていただいて。
いや、大変だと思いますよ。
娯楽業で投資して回収するっていうのは。
本当に苦労してる凝縮してるね、発言。
よくこんなの作れるなと思いながら。
そこがね、分かんないとダメなんだよね。
なるほど。
中国の弁護士さんもね、営業上手な人はそんな感じですよ。
中国の方も。
今まで結構中国の方の失敗というかね、
苦労した話多かったですけど。
営業上手な先生は見返り求めない。
分かってるんですね。
分かってる。分かってる。
でも日本でされてましたけど、
上海に行かれて、なおさらその辺の見分けがかかってません?
いや、やっぱり中国の競争激しいですからね、全部ね。
そうすると、しかも弁護士じゃないからあっちでは、
いろいろ見えますよね。
本当ですね。
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だから、あんまりそんな儲かってないですけど、
非常に貴重な経験。
日本の仕事にすごく行ってますよ。
すっごい競争厳しいと、ゼロサムゲームになりますよ。
誰かが得して誰かが損する。
そうすると、絶対どっちもどんどん疲れてきて衰退するんだけど、
そこで勝ち抜いてる人は別の発想で勝ってる感じですね。
そこの勝負に乗らない形でやってるんですね。
中国のビジネスモデルは13億人いるでしょ。
13億人。
やりやすいわけですよ。
確かに。
無料でばらまくんですよ。
無料でばらまいて、例えば動画も映画も、
無料で見れるんですね。海賊版じゃないですよ。
だけど13億人いるから、
広告ちょびっと挿入すれば、ものすごい広告収入上がるわけですよ。
確かにね。
日本で同じことやったらそのコンバージョン率8倍とか9倍になるってことですね。
そうそう。
ですので、なんていうのかな、
上手な頭のいい人は早くから気づいて、
そういうビジネスモデルを作ってるんですよね。
なるほどですね。
これがね、なかなか、
頭いい経営者は本当に、
例えば、
日本料理屋あるでしょ。
はい。
日本料理屋で流行っているお店の一つの特徴は、
何だと思いますか。
日本料理屋で流行っている特徴、
それを中国の方が気にしているってことですね。
リッチ。
リッチで、サービスとかじゃなくて流行っているお店で、
ああ、なるほどな、リッチ。
なんでしょうか。
えー、なんですか、このKコンサルの番組。
いやー、僕もね、
あのね、
ライバルが多いリッチであればあるほど、
繁盛店の率が高いんですよ。
普通は、
ライバルいないとこ狙うじゃないですか。
ね。
すでに集客されるから、
そうそう。
流せるようなフローになってくる。
そうそう。
はー、なるほど。
人数多いからね。
うん。
だから私も、
まあ、あえてこういう話してるのは、
会社側の労働事件どんどんやってもらって、
日本料理村じゃないけど、
ああいう感じで、
世間に認知してもらいたいなと。
知らないでしょ、ほとんど。
うんうんうん。
遠藤さんも知らなかったですよね、
僕と仕事するまで。
いや、ほんと、
上海のネタ増えてますからね、私も。
ええ。
知らなかったです。
知らないじゃないですか。
うん。
知らないじゃないですか。
知らないことには依頼しないじゃないですか。
そうですね。
絶対に。
確かに。
だからそういうね、認知が、
我々の業界は足りてないんですよ。
うーん。
だからまず僕だけでも、
まあ、やったほうがいいんじゃないかなと思って、
なるほどね。
まあ偉い先生から怒られちゃうかもしれないけど、
まあでもそんな僕自体が認知されてないような気がするから。
だいぶ、あのー、
領域決めたらかなり有名人だと思いますけどね。
うんうん。
だから、
そんな感じで、
ちょっとこの3回分くらいのポッドキャストは、
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はい。
経路が違って、
そうですね。
一般の事業会社とかお客様は、
ええええ。
なんだこれって感じでしょうけど、
ちょっとね、あのー、話したくて、
貸与を設けていただきました。
逆にね、向井先生というのは、
使用者向けとか経営者向けの弁護士をされている方で、
はい。
多分経営感覚がないと、
なかなかそこの修行をどうして、
参謀として仕事しにくいじゃないですか。
間違いないですね。
今回の3回っていうのは、
逆にその経営者的な目線でのお話があったと思うので、
はい。
そこはなんかね、
その社長さん達も安心できるというか、
ああそういう観点持ってるんだなというのも伝わって、
私的にはなんか非常に面白かったです。
ありがとうございます。
いや本当にそうですよね、
あの感覚がこいつ違うなって思われたら、
あまりお願いしたくないですからね。
うんうん。
だからまあそういう目線で、
まあ仕事をしてますけどね。
そうですね。
はい。
ぜひ、
はい。
今日の話どういう風に活かすかは、
資料の方も、
経営者の方も、
なんかそれぞれ活かせる形があったと思いますので、
はい。
うまく使っていただきたいですね。
はい。
本日もありがとうございました。
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