質問の背景と内容
こんにちは、遠藤克樹です。向井蘭の『社長は労働法をこう使え』、向井先生、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということでね、いきましょう。
はい。
はい。
どうですかね、早速もう質問いっちゃいますか。ちなみに、あれ、今、中国?
ない。今日は上海にいます。
寒いんですか?もう、年末の雰囲気が。
東京と変わらないんですけど、僕がいる場所が暖房が効かなくて寒い。
部屋の問題?
部屋の問題。
それで、ちょっと収録中、見えない皆さん、リスナーの方々見えないですけど、すごいダウン着てるような格好をしてたんで。
そういうこと?
はい。寒いんですよね。
そういうことですね。話し説の問題。
話し説の問題です。
失礼いたしました。
さあ、ということで、今日の質問、早速いきたいと思いますが、今日は非常に代わり種の質問でして、
ちょっと背景を伝えないと、質問読み出すとわからないので、ご説明しますと、
私がですね、ぜいり氏のマネトレという大久保健太先生という、ぜいり氏の先生の大魔頭を鍛えるラジオマネトレという番組を実はちょっとやっておりまして、
そこに来た質問を、回答を聞いたリスナーの方が向井先生にも聞きたいと思って持ってきましたという質問です。
はい。わかりました。
ボーダレスな番組になっておりますので。
結構多いですよね。
遠藤さんの番組聞いて、それで向井さんの番組にたどり着きましたみたいな。
よく声かけられますよ。
それがついに質問でまたいできたというね、新しい動きになっております。
ありがとうございます。
さあ、ということで、そんな中で質問をいくんでいきたいと思うんですが、
大久保先生のマネトレの416回を聞いて、向井先生にも聞いてみたいと思いご連絡をいたしますということです。
大久保先生の方に来ていた質問をご紹介させてくださいというふうになっていたので、私の方で見れるので持ってきましたので読みますね。
3年前に独立したNo.2だった人間が同じ事業を行っていたようなのですが、うまくいかなくなったようで助けてほしいと連絡がありました。
彼は非常に交渉力が高く能力があったので、当社としても事業が傾き始めているという実情があり、
状況的にうちに戻ってくるという選択肢が良いのではないかなと思っています。という質問でした。
向井先生の見解
会社があって、No.2が同じ業界に独立をして、行ったんだけれどもうまくいかなくて。
なのでどうしようと逆に出て行ったのですが、相談に来たので、たまたま自分のところもちょっとうまくいかなくなり始めていたから、
彼優秀だったし、よし戻って来たらいいんじゃないかと思っているのだけどどうですかと。
という質問に対して大久保先生は端的に言うと、2つ。
能力はお金で買える。その上で何よりもその人はなぜ辞めたのかの問題特定の方が大事だというお話をされていました。
大久保先生はその以外にも多くのお話をしてくださっておりましたけれども、端的に言うとそんな感じでした。
ということで、この件について向井先生は労働法の専門家としてどのようにお考えられるでしょうか。よろしくお願いいたします。
僕の答えは簡単ですね。
大久保先生と角度が違っていて同じ答えだと思うんですけど、簡単です。
簡単ですってなんですか。
簡単です。
角度が違うけど。
角度が違うけど、ほぼ同じこと言ってるかなって。
分かった分かった。これ分かっちゃったかも。
分かりますよね。今までの聞いてた。
ちょっと待って。逆にハードル高くてまずいな。
ちょっと勇気を持っていいですか。
どうぞどうぞ。
外注。
違う?
外注で汲むじゃなくて。
外注で汲むのはありですね。なるほどね。
外注で汲むのはありですね。
そっちじゃない。なんだなんだ。簡単ですなんだ。
簡単ですって何かっていうと、同じことがまた起きますっていう。
本質論の方ですね。
要は営業力の高いから一生懸命働くと思うけど、また同じことが起きますと。
お客さん独立したいとお客さん一部分けてくれとか。
こういう投資家が現れて、ジョイントベンチャー作るんだとか。
独立したいとか。
同じようなことが起きると思いますよね。
形を変えて、違う形で同じことが起きるって話ね。
はい。これはね。
絶対そうでしょうね。
僕は断言できるに近い。
いやーそうでしょうね。
なんでかというと、そういう事例をたくさん見てきたから。
労働問題扱ってて。
なるほど。実績ベースで言えるということですね。
もちろんね。悪い事例しか前見てないだろうと。その通りなんですよ。
だから僕の中での悪い事例だから、心を入れ替えてね。
信頼できるパートナーで一緒にナンバー2でまたやっていけるんじゃないかと思ってますと。
という可能性もゼロじゃないけど、僕はね今まで見た事例は同じことが大体何年後かに起きるっていう感じでしたね。
あー。
それでもいいんだったらグループに入れるっていう。
で、接注案は、遠藤さんなるほどと思いましたけど、
外注で切り分けて仕事を得意な営業に特化して、部合でお金を払うっていうのはありですよね。
ありだけと。
両方ありと。
日本の問題は解決してないし、形を変えて現れるっていうことが絶対起きるっていうのが、
そうですね。
まず大事なポイントですよね。私もその前提で、たかが解決策の話でしかないんで。
そうですね。確かにそうですね。
やっぱり社長さんの中には優しい人がいて、
いいよいいよとまた一緒にやろうっていう人いるんですけど、
大体失敗してますよね。
そういう時大体常任も付け込んできたりするとこありますからね。
つい、かわいそうだし、戻ってこいよってこともあれば。
そうですね。あと今は苦しいから。
苦しいから欲しい。
大きくしてるけど、だんだんお金も収入も上がってくると態度変わったりとかするので、
基本的には同じことをすることを前提に、
じゃあ付き合うか、付き合うとしたらどういう形がいいかっていう。
大熊先生と変わらないかなって気がしますけどね。
いやいやそうですね。大きく見方は同じ。
その上で言葉とらえ方が違う感じですかね。
そうなんですよね。これが分かってるか分かってないかで、
大きく経営は変わると思いますね。
要は社長さんって人が変わったり、能力が上がったりするの好きなんですよね。成長したりとか。
特に日本人の社長さんは好きなんだけど、
ほとんどないです。
だいたい同じです。採用した時と。
もちろん若い時は社会常識なかったり経験がないんで、
その経験積んで結果が出るようになった。それはありますけど、
だいたい変わらないんですよね。
身も蓋もなくて、公園で言うと死にとするんですけど、
変わらないですよ。
変わるって言ったら、本当に数パーセント、1パーセントもないんじゃないかなと思います。
変わるか変わらないかって言うと変わらないっていう、
向井先生の見てきた経験も含めてそうなんだろうと本当に思います。
あと社長の特性として変わってほしいから変わったはずだという風に見がちでその目で見ちゃうんで、
変わった部分だけ見て結局変わってないでつまずくという話ですよね。
そうなんですよ。おっしゃる通り、自分の結論に都合のいい事実しか見なくなるから、
あいつ実はいいやつだったなとか、こういう思い出があるなとかなるんですけど、
だいたい同じ。身も蓋もないんですけど。
身も蓋もないですけども経験ですかね。きれいごとではないのでやるんでね。
いや私重要なのはきれいごとで経営しないってことだと思いますよね。
好きじゃないですか、やっぱりそういう人を成長させるとかなんだけど。
それは大事なことではありますけどね。
そうなんですよね。そういう機会を与えるっていうのは大事なんですけど、
そんな甘くない。だいたい変わらないっていう人ですよね。
身も蓋もない、つまらないんですけど、だいたいそういうつまらないことが大事ですよね。
そのつまらないというか見たくない事実、現実を受け入れてどうするのかっていうところが大事なんでね。
それが何だっていう話になっちゃうと、結局足音使われるのは経営者側ですからね。
もう私ね、いっぱいそういう事例見てきたんで、断言できます。
断言できるんで、ギリがたい人はずっとギリがたいわ。
議論のまとめ
例えば独立するときでもお客さん持ってかないで、ずっと連絡取り合って、
むしろ紹介してくれるとかね、独立した後もね。
そういう人はずっと変わらないんですけど、
本当残念なんだけど、現実はそんな感じかなと思いますね。
身も蓋もないんですけれども。
押してる通りになるほどなと思ったのは、いやいや外注でいいじゃないですか。そうなんですよね。
営業力買って営業に特化した半島執行役員とか、
名刺持ってもらってやればいいんですよね。
おっしゃるとおり。
それは接注案でいいなと思いましたね。
ということで、今回本邦初の謎のボーダレス界という形になりましたので、
ぜひ経営一つですからね、財務の側面から見た一つの問題を、
労働法から見たらどう見えるかって話なんで、
いろんな角度から見る実行でもあるので、
この取り組みは非常に面白いなと思いますので、
私いろんな側面の他にもやっておりますので、
そっちの方で向井先生に気になるぞというものがありましたら、
同じような形で投げていただけたらと思います。
ということで今日のところ終わりましょう。
向井先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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