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向井蘭の社長は労働法をこう使え
法律の下で展開されるビジネスの世界
ポッドキャスト社長は労働法をこう使えは
弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って
経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく
ビジネスに関する法律の問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
向井蘭の社長は労働法をこう使え
向井先生、本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、今回もご質問いただいておりますので
早速いきたいと思います。
この方、以前107回で取り上げた方ですね。
また質問いただきました。
はい。
小学校の事務職55歳の方からいただいております。
107回でサブロク協定上限の質問に
明快な答えをいただきまして、大変ありがとうございました。
大変勉強になりました。
はい、ありがとうございます。こちらこそ。
ところで、今回は副業の質問です。
先生は以前、副業はどんどんやるべきで
法律上も問題ないと言われていましたが
老期法の法第35条、毎週少なくとも
1回の休日を与えなければならないということで
種の職業の学校の職員が
種の職業の学校の経営者、校長の許可を得て
勤務時間後に他の職、例えば塾の講師、
習い事の先生、コンビニ定員などに就いたとして
老期法の毎週少なくとも1回の休みがない状態になった場合
副業を許可した種の学校の経営者、校長先生が
何か労働基準局からの追及や
また何か法的に責任を負う事態になるのでしょうか
よろしくお願いいたします。ということです。
はい、ありがとうございます。ご質問ありがとうございます。
まずご質問に答えることから先にいたしましょうか
はい、よろしくお願いいたします。
老期法の問題意識はよく私も分かりまして
老期法の38条1項という条文がありまして
労働時間は事業上をことにする場合においても
労働時間に関する規定の適用については
分担するという条文があるんですね
これはですね、要は雇い主が違っていても
同じ日に働いた場合、例えばですね
例えば8時間学校で働きましたと
その後塾の講師として2時間働きましたって場合は
10時間労働としてカウントするんですよ
え、そういうものなんですか
それで塾の講師の学習塾側としてはですね
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2時間しか働いてないんですね
ところが例えば学習塾の先生のアルバイトが
時給2000円だとしますよね、仮に
ちょっと2時間働いたら4000円だと思うじゃないですか
普通に思いますね
でも前の昼間の学校の仕事と通算すると
1時間労働だから2時間って割増賃金が発生するんですよ
するんですか
だから4000円じゃなくて1.25倍の5000円が必要なんですよ
それは塾の経営者からしたら
なんで前に残業代上乗せて割増払わなきゃいけないんだ
という感じしますけど払うんですか、それ
払わないといけないんですよ
それ学校側が払えとかその辺はどうなるんですか
それは後の方
後の方
へー
それなんかへーですね
へーでしょ
なので一つ老期法をどう扱うかという副業は難問ではあるんですけど
一応法律上はそうなってるんですね
休日ご質問はですね、休日確保
休日確保っていうのは老期法35条という条文がありましてですね
使用者、労働者に対して毎週少なくとも1回の休日を与えなければならないと
こういう有名な条文がございます
そうすると例えば土日も働いちゃうと
毎日働くじゃないですか
これは法律に違反するんじゃないか
要するに塾の学校からしたら
ですよね
だけど通算すると毎日じゃないですか
本人で見ればですけどね
本人で見ればね
これおかしいよねっていう話になって
どっち取るかっていう話なんですけど
これは通算すると言われてるんですよ
要は塾側としては週1回休みを与えないといけないから
週1回しか与えなくなっちゃうんですか
そうですね
だから休日は1回取らせないといけないから
スタイムで月勤の先生の場合は
土日どっちも仕事お願いするっていうのはできなくなるんですよ
ですからご質問に答えますと
休日加工の規制はやはり使用者が異なっても対象となるのでしょうか
っていうのはなりますと
なります
もうそれが回答ですか
ただしとかなくもうそのままなんですね
普通にどこかの雇用される形で復業した場合
最近増えてるかもしれませんが
大抵週5じゃないですか
その前提からいくとほぼ週1しか復業できないことになる
その責任は復業先
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労働契約を後に締結した事業主が多いと解釈されてるようでして
普通は復業ですよね
復業先が休み取らせたりはありまして
賃金払わないといけないから
復業先の責任になっちゃうんですよ
今日はへーって感じの回ですね
すごく時代遅れっていうか
そんなの知ったことじゃないよっていうね復業先からしたら
最近で言うと明確に復業を認めてる会社さんとかあるじゃないですか
ありますね
それは起業するのも認めてますけど
いわゆる労働者としての復業
ダブルバーグとか言うんですか
その場合も厳密にはこれが適用されてくる
されます
労働者として働く場合はね
ただ僕がちょっと説明が足りなかったのは
復業どんどんしてくださいっていうのは
アルバイトどんどんしてくれっていうことじゃなくて
自分で例えば僕が学校の先生だったら何をしようかなって考えたら
まずYouTubeに自分の授業をあげますね
何の話でしょうか
自信のある編み出した暗記法とか
実は例えば歴史の先生だったらね
覚えやすい説明の仕方ちょっと何と説明するかわからないですけど
自信のあるコンテンツをアップして
それこそ動画で撮って
撮影してアップして
あとアプリも作ります
携帯アプリ スマホのアプリ
作ってこれをマスターすれば
5時間でマスターするなんとかとか
いろいろあるじゃないですか
ナンバーワン教師YouTuberみたいなところを作り上げてしまう
ナンバーワンは絶対無理だけど
そういう時代だから
自分自身をブランディングして情報発信をしていくと
企業じゃないですか
はっきり言って僕らから学校生徒からすると
先生の教え方の上手い人下手な人ってものすごい落差が激しいんですよ
確かにそうですね
気の毒で教え方上手い人とそうじゃない人の差が同じでしょ
年功序列で
でも全くレベル違うんですよ
教師力ね
本当気の毒でね
教え方上手い人が学校の先生として出世するか
全然そうじゃなくて
意外と先生同士の人間関係を築けない人とか
生徒には人気あるのにね
多いですよね
僕なんか高校なんかは
本当に数学の先生ですごく教え方
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これ高校の同級生に出ると誰だか分かっちゃうけど
教えるの前の先生がいて
でもちょっと変わってて
癖があるんですけど
最高に面白くて
好きになったんですよ僕はそれで数学
一気に成績も上がって
そのぐらい違う人生変えるんですよね
だから試してみたくなるじゃないですか
そのぐらい意気込み持って教えてる先生で
やればいいんですよね
自らが
自ら
配信をすればいい
微分析文ができない子供を
諦める前にこれを読めみたいな
見ろみたいな
微分析文はこう使えみたいな
自分のタイトルじゃないですか
高校生は微分析文こう使えみたいなね
面白いですね
面白いでしょ
諦める前に俺の授業を聞けと
このぐらいのことをやれる時代でしょ
田舎で先生やってたって
深井先生がおっしゃっていた副業っていうのは
その次元の副業なわけですね
もちろんそっちですよ
コンビニのバイトとか
塾の講師とか
時間の発揮
大変失礼なこと言うかもしれないですけど
時間の切り売りじゃないですか
同じレベルでぐるぐる回って終わりですよね
アプリ作ったり
YouTube上げると
いろんな人から反応がくるから
仕事にもやりがいが出ますよね
学校の親御さんからは
何て言われるか分かりませんが
生徒とかは面白かったり喜んだりね
またやってるよみたいなね
今でしょみたいな
あんな物真似される可能性ありますね
そうですよね
人気教師になりますしね
僕だったら絶対にやりますね
わざわざ他校のほうから
何々先生のところで
子供をやりたいとか
親とか出てきて
送り込んできたりもありそうですしね
本当ですよ
そんなになっちゃったらね
出版の話来たり
講演の話来たり
あと取材とかね
取材とかね
名物講師としてね
もっとやればいいのにっていう
だからこういう副業って言っても
アルバイト的なものに留まると意味がなくて
どんどんそういう自分で情報発信するなり
自分で自営業として何か想像するなり
やらないと
今あれ受験アプリでしたっけ
受験サプリ
サプリ
サプリすごいよね
そんな
もう爆発してるじゃない
だから超一流講師の授業が聞けちゃうわけでしょ
大学受験とかに使う
学校はいらなくなるよね
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要するになんていうのかな
今の先生と比較しちゃうじゃないですか
はっきり言って歴然とした差があるでしょ
そりゃそうですよね
だって日本有数の人の名前で聞けちゃうわけだから
優秀な子ほどもやる気なくなっちゃう
学校の
やる気あったら逆に全部即床でできちゃうわけでしょ
受験サプリずっとストリーミングで聞いて
自分で勉強して
昔だってこんなのありえないもんね
今受験サプリって名前名々変えて
スタディサプリっていう名前に変えたんですね
要は受験以外の子も
もっとマーケット広げましたね
巨大産業になってるんですよ
飲み込む可能性があって予備校も含めて
そういう時代だから
だから学校の先生も意識を変えていかないと
近い将来本当にどうなんだろうな
なかなか学校の先生いらないまではいかないけど
非常に厳しい状態になりかねない
いわゆる教育過程上の教育のプロセスが
合わない人たちも出てきますよね
そこの話はあくまでも
鴻海先生がおっしゃってた副業の進めは
創造的な副業というか
いわゆる企業経営とかに近いですよね
労基法外れますもんね
僕が言った時は頭になかったんですよ労基法
こういう質問が来るとは全く想定してない
年代によるんですよ
こういうご質問する方の年代と違いますね
やっぱり副業イコール労働みたいな
それはあるかもしれないですね
我々世代だと副業だと若干株とか
そっちとかのアフィリエイトとか
そっちの匂いが流行った時期があったりするので
それ自体も企業に近いですからね
それはありますけどね
でももうスタビレーションアフィリエイトも
付加価値がないともうダメですよね
コンテンツメーカーにならないとダメでしょ
メーカーになるための努力を
学校の先生もしていただきたいっていうか
僕本当にやるせない気持ちになりましたよ
はっきり言って
その後教え方下手な先生がどんどん出世していったの
当然だし
ひどいなっていう
だけどすごく人柄がいい先生がいて
いい先生なんですけどね
でも偏屈な先生ほど上手いんだよね
勉強も大好きでしょ
子供も大好きだから意外と
だから本当に徹底的に
分からない子のためにやってくれるわけ
補修をするくらい
補修じゃなくてね
要は確認しながら顔見ながら
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その場の講義
お前分かってねえんじゃねえかみたいな感じで
なんだその顔みたいな
そんな感じですよ
でもすごくやっぱり
理数系ですごく優秀な子は
物足りないかもしれない
僕なんかぴったりで
なるほどそういうことかと思いましたよね
なるほどですね
そういう時代もあって
おっしゃってる副業はそういう話だった
でも一応この方のご質問にも
直接お答えいただきました
ぜひその話両方を踏まえて
今後の副業等々考えていただけたらなと思います
というわけで向井先生
本日もありがとうございました
ありがとうございました
本日の番組はいかがでしたか
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