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2023-08-18 13:55

第419回 保険金不正請求のビッグモーター「パワハラは構造的な問題!?」

第419回 保険金不正請求のビッグモーター「パワハラは構造的な問題!?」

弁護士の向井蘭が、経営者の立場に立って、労働法の基礎だけでなく、ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説する番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/mukai/q/
00:03
こんにちは、遠藤克樹です。向井蘭の社長は労働法をこう使え、向井先生よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、向井先生、今日も行きたいと思いますが、最近労働問題、いろいろとメディア記事がね、名古屋自動車学校事件を立て続けにやりましたけれども。
はい、はい。
今日はね、ビッグモーターのロジャー克樹というと、保険の不正請求みたいなことでメディアでは騒がれているようですけれども。
はい。
同時にSNSとかを見ると、むしろ労働問題というかパワハラがすごいみたいな切り取られ方がしてますよね。
そうなんですよ。僕なりにちょっとお話ししたいことがあって。
見解があるということでね。
はいはい。
えーと、こういう無理なノルマをやらざるを得ない職場っていうのは、パワハラも起きやすいですね。
あー、そうですね。
で、だいたいやっぱり暴力とかまでいってると、もう会社の経営として破綻しかかってる場合が多いですね。
破綻するか、そのまま伸びてホワイトになっていくかみたいな。
あー、なるほどね。ゆっくりになっていくか、どっちかっていうか。
そうなんだけど、ビッグモーターはずっとそういった状態が続いてたんじゃないかなと思わせるような内容ですね。
ほうほうほうほう。
無理なノルマを社員に求めて、達成を求めて、パワハラ暴力が暴行していた。
そういう職場かなと思いますね。
あの、私どちらかというと、このビッグモーターさんの話は、
保険のいろいろね、不正請求みたいな形で、車の修理のときにわざとちょっとこう、
自分で傷つけたりして、保険会社に請求してみたいな、ほうほうの話だと思ってたんですけど。
はい。
番組で、この番組で言葉にして言ってはいけないんじゃないかぐらいの、結構えげつないバジ増言ですか。
そうですね。
車内ラインとかで飛び交ってるっていうのが出てて、言える範囲でギリギリカスとかゴミとかクズとか。
ゴミとかね。
もうちょっとこの先行くぞ。
まあまあ脅迫に近いようなね、内容ですよね。
というのが拡散されてるってのはちょっと知らなくちゃですね。
そう。
こういう、あと殴る、蹴られて仰技ができてるとか、そういう写真も出てますね。
そうなんですよ。そしてラインのキャプチャーがまあすごい取られて、出回ってるんですね。
03:04
そうですね。まあ内部告発でしょうね。
すごい量の、いう状況ですが。
はい。
どうなんですか。実際にやっぱりこのパワハラと何の関係性という見方なんですかね。
やっぱりもう、こういう無理な系、無茶な系してると、今パワハラが横行して、今表に出て、ここまで炎上するって珍しいかもしれないですけども、
Googleビジネスとかに書き込みがされて、人が来なくなると。
はいはいはい。
こういうことはよくありますね。
結構規模ですからね、今回。
はい。ですから、商売の仕組みとかやり方とかを、根本的に、経営者そのものも変わらないと、変えないと、無理だと思いますけど、
とにかく、こういった、何て言うんだかな、構造的にパワハラが生じやすい仕組みですよね。
はい。
で、あと私パワハラチェックリストって作ってるんですけど、このPodcastでも紹介されてるんですけど、
例えばですね、あ、似てるなと思ったのがあって、職場の本審会、飲み会、社員旅行に来ない場合は、降格をする。
えっと、そういう基準があるんですか。
はい。その、ビッグモーターにはあるんですね。
社員の旅行とか飲み会に参加しないと降格になっちゃうんですか。
旅行、飲み会に来ないと降格。
そうですね。
要は暗黙のってことですよね。
いや明確に。
明文化されてるんですか。
明文化されてる。はい。
あ、え、それって、えっと、向井先生プロの目線から成り立つんですか。それっていうのは。
いやダメですね。
あ、でも。
もちろん。
堂々とある。
そういう文化なんですよね。
へー。
で、私のパワハラチェックリストにもそれがあって。
ありますよね。
まあ降格までないけど、飲み会に来ない人間は信じられないみたいな。
もうありえないみたいなチェックリストあって。
旅行、飲み会に。
あ、当たってるなーって思いましたね。
ちなみに今ね話が出ましたのでパワハラチェックリストの方は310回と11回にですね。
2回分けてね。
ありがとうございます。
やっておりますので是非ご覧になってない方そっちの方お聞きいただきたいんですけれども。
はい。
そうですね。
310と11回は30問バージョンだったかもしれないですけど。
はい。
今52問ぐらいのバージョンもあって。
そこにはね、旅行飲み会に来ない若手従業員はありえないみたいなのは入れてるんですよ。
06:09
はい。
あとね。
ちなみに番組で言うとですね352回にパワハラリスト6項目追加されておりますのでそちらも是非チェックしてください。
そっちで言ったかもしれないです。
はい。
あとはいわゆる好きねとかねフォローするぞみたいなこれを言ったことがあるというチェックリストに入れてるんですけどこれは30問バージョンでも。
はいはい。
今回ビッグモーターさんではそういう報道がされてますね。
もうありありとねキャプチャー取られて出てしまっていますね今みたいなことが。
そうですね。
そうですね。
あとは今回ビッグモーターさんのその経営計画手帳には会社社長の考えに合わない人間は今すぐされ、今すぐ会社を辞めろとこういうものが書いてあるんですね。
えーそうなんですね。
まあうんわからなくはないんだけど、会わないからもういらない首っていうのはなかなかちょっと今の時代すぐにはやってしまうとパオハラになってしまうかなっていうところはあって。
あー。
うん。
はい。
だからまあそういう路上操作が蔓延してる感じですよね。手帳とか見てもね。
なるほどですね。でも手帳とかの記載も確かにそう書かれて許される時代はありましたでしょうって感じはしますが。
もうさすがにそれを受け入れる。
そう。それを今令和の時代、令和の時代でもこれ社長まずいですよとかね。やめませんかとかを言えない。
言えないでしょうね。
あとこれも環境整備って概念があって、ビッグモーターでは100人の現場視察があって、ちょっとでもゴミがあるとクビなの。
広角かな?
言及広角かな?確か。
ちょっとでもゴミがあると。
何だったかな。
まあまあ本当ささいなゴミというか埃とかそういうところがあると、それだけでも。
あ、雑草。歩道10メートルに雑草があったら罰とか。
09:07
ビッグモーターとかね、地方とかに行くと相当広い面積で駐車場とか。
おーし、すごく広いですよ。
ありますからね。
そういう環境整備点検っていうのがあって、それがちょっとでもできないと広角条件に入ると。
これも私もパワハラチェックリストに書いて、謝罪文とか始末書とか好きだっていうのと、
あとあれがあるんですよ。
誤字脱字が気になるか。
書いたんですね、私はね。パワハラチェックリスト。
細かいこと気にするっていうのは、本当に必要だったらいいんですけど、
ほとんどいじめに近い必要じゃないところまでよくわからないこだわりで、
徹底的に吊るし上げるっていうね。
これはパワハラではよくあって、ぴったり合うなって思いましたね。
弁護士事務所の結構大物先生がいらっしゃるところだと、
意味不明な、理不尽な誤字脱字でそれをこだわるしかないでしょみたいな話があるというね、話がたしか。
よく知ってますね。
あれそれ僕が言ったんでしたっけ。
番組でおっしゃっておりましたね。
それは私の経験だですね。
僕は全然そんなことないですね、そこの点はね。間違いなく。
いやーすごいんですよ。もうちょっとした日本語の表現で怒鳴られたりとか、
別に私が経験してる以外でも他でもいっぱいいて、そういう人はやっぱりやめちゃいますね。下にいる弁護士とかすぐ。
ただね、弁護士の先生たちはやっぱり言語概念を使って駆使する知的商売でもあるので、
まあまあ言葉に対する厳しさはちょっとなんか我々の世界とは違うんだろうなっていう感じもしますけど。
もちろんね、厳しくすべきところはあるんですけど、
もうどうでもいいところを延々とこだわるみたいな人も多くて、そういう人はやっぱパワハラやりがちかな。
今の環境整備の話出ましたけども、中小企業とかは結構環境整備のコンサルとかを結構入れたりして、
結構徹底してそこを評価項目に入れてるって結構見ますよね。
なので今回そういったところが逆にパワハラにつながりかねないような要素も含んでいるっていうことなんですかね。
要は本当に必要なことはいいと思うんですけど、
なんかどうでもいいところを延々とこだわってやる気をなくさせるっていうのは本末転倒だと思うんですよね。
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私は思うんですけど、賛同してくれる人も多いと思うんですけどね。
もちろん綺麗な工場とか本当に優秀な工場だったりするっていうのは中国で言ってもわかるんですけど、
ただその差が生えてるから広角とか、どうなんだろうって思いますけどね。
ということで今回のビッグモーター事件不正請求の話が報道としては多いような印象ですが、
労働問題の観点でちょっといろいろ見ていくと、自社の問題であったり今の時流を本当に改めて向き合わなきゃいけないようなことがいっぱい出ておりますので、
ちょっと一度踏みとどまって自分たちの社内を見直す機会にもしていただけたらというところですね。
ということで本当に最近事件多すぎてですね、質問に答えられないところもあるんですけれど、
またちょっと必要な時事的な問題は取り上げていきたいと思いますので、引き続き岡井先生よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
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13:55

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