1. 向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』
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2021-09-24 17:58

第320回「質問:社員の横領が発覚しました・・・」

第320回「質問:社員の横領が発覚しました・・・」弁護士の向井蘭が、経営者の立場に立って、労働法の基礎だけでなく、ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説する番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/mukai/q/
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向井蘭の社長は労働法をこう使え
法律の下で展開されるビジネスの世界
ポッドキャスト、社長は労働法をこう使えは、
弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って、
経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく、
ビジネスに関する法律の問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
向井蘭の社長は労働法をこう使え、向井先生よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、今週も行きたいと思いますが、何か最近いかがですか?
最近は・・・
えっと・・・
あ、走ったりもしてますね。
ジョギング。
何か足痛くなって走りなくなったみたいな話してませんでしたっけ?
そう、もうね、たいして走ってないのに
人体が痛くなってですね、減らしたんですけど、
また週2回ぐらい、
大体1回あたり5キロぐらいですね、走ってますね。
引き続きね、やってるんですね。
してるんですが、
暑いと、この前マラソン、オリンピックのマラソンあったじゃないですか。
北海道。
そう、北海道。
で、北海道でも熱中症でこう倒れる選手とか、
入ってたじゃないですか。
私もね、よくわかります。
というのは、記録測ってるんですね、僕は。
スマートウォッチつけながら走るから、脈拍残るわけですよ。
30度下回るぐらいの夜走ってるんですけど、東京の。
脈拍の上がり方がやっぱりね、冬と全然違いますね。
えー、そうなんだ。そりゃそうですよね。
あっという間に、僕の最大限界数値ぐらいまで近づきますね。
暑いと。
そのぐらい、やっぱりきついですね。
なかなか酷使しながら頑張ってるんですね。
いやー、なんかわかんないんですけど、最初適当にやろうって毎回思うんですけど、
最後なんか頑張っちゃうんですね。
追い込み。さすが、その辺はメンタルアスリートですね。
いやー、あんまり良くないと思うんですけどやっちゃうんですね。
脈拍上がる、どのぐらい違うんですか?冬と夏上がってるところで。
だいたい10から20違いますね。
同じスピードでも。
体に良くないですよ。
全然、スポーツジムで僕走ってたんで、全然わからなかったんですよね。
環境は一定だったってことですね。
エアコン効いてるじゃないですか。
だからだいたい25、6度ぐらいで走ってたんでわかんないですけど、
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やっぱ29度、28度ぐらいと全然、あと湿度。湿度が全然違うんですよ、スポーツジムと。
8月とかね。あれはね、体に良くないですね。
僕も向井先生に影響を受けましたよ。
あ、そうですか。
フィットビットつけるようになったんですけど。
どうですか?面白くないですか?
面白いですよね、これは。
僕はハマってますね。
数字で全部データが残るんで。
フィットビットの方がいいのかな。
だんだん凝り始めると止まらなくなっちゃって。
いろんなデータが欲しくなってきて。
そうなんですよ。
睡眠も出ますよね。
睡眠ももちろん。
フィットビットも人気あるんですよね。
REM、NON-REM。
NON-REMね。
トータルの実質睡眠時間とか。
実質睡眠時間とか脈拍とかですね。
まずいまずい。これ今まで行くと健康の話で終わっちゃいそう。
いきますかね、質問。
はい、どうぞ。
今日の質問なんですが、シンプルな質問です。
社員、ごめんなさい。シンプルって言っちゃいけないですね。
いきます。
社員の往留が発覚しました。
これで経理の往留は3回目です。
法犯罪の域だと思いますが、向井先生は会社の支援をされる中で
往留や虚偽申請などの問題についてお詳しいと思いますので、
具体的な事例やその対応方法などのご経験を教えていただけないでしょうか。
実は労働法の中で、この平和に見える日本でも
不正領域ってありまして、社員不正対応かな。
ありまして、我々の仕事でも実は、
大きな柱じゃないけど、中くらいの柱の一つなんですよね。
そうなんですね。不正領域。
日本でも、中国でも多かったけど、日本でも実は多いんですよね。
そうなんですよ。
不正領域って具体的に言うと、この方おっしゃってくださってる往留はもうもろですかね。
もろですね。
他にもどういった…
例えばですね、盗みですね。
現金。
古典的なものだと、工医室のロッカーから財布を抜き出して、
お金を取るとかね、人のお金を取るとか。
結構工場とかではよくあるんですよね。
あとはレジの現金を抜き取るとかですね。
これもよくある。
あとは病院の受付の人が、現金生産の…なんて言うのかな。
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忘れちゃったんだけど、普通の診療じゃない診療の場合、
現金で受け取る…忘れちゃったんですけど、そういう仕事があって、
そのお金を景気処理を遅らして、自分の懐を入れて使ってたっていう。
受付の方が。
受付の人。
現金が多いですよね。
飲食とかよく聞くのはそういうところですかね。
あとは機密情報も、今はもう現金と同じぐらいの価値がある会社も増えてるんで。
研究所付系とか。
機密情報の持ち出しですね。
そっちも不正という領域に扱われるんですね。
今の時代はなります。
経費の不正請求とか不正使用。経費関連が多いですね。
架空のミアの領収書を作って請求していたとかね。
引きますね。
定期代の不正利用とかありますね。
あとは在職中の協業行為、引き抜き行為。
独立目当てでお客さんを引き抜いたり、
あとは同僚を引き抜いたりするっていう。
それが不正に当たるんですか?
在職中は間違いなく不正ですね。
辞めた後は争いがあるんですよ。
それが違法かどうかは。
就業規則とか合意書、契約書の存在によっては違法になるんですけど、
在職中は間違いなく違法です。
在職中に一緒に?
独立しようぜって言って、
例えば大口のお客さんと示し合わせて接待して、
俺が独立したらついてきてもらえますか?みたいな。
そういう計画をしてる。
不正に当たるんですか?
不正に当たります。
犯罪までいかないけど、不正ですね。
他にもあるんですか?
不正って広いんですね。
社内の性犯罪、歪説行為ですね。
それも不正の領域なんですか?
不正でしょう。不正といえば不正かな。
違法行為という意味では不正ですね。
広い意味の不正行為。
性犯罪?
性犯罪、歪説行為。
あとは社内の暴力行為、障害行為。
結構幅広い。
そうなんですよ。自分で考えてみて結構多いなと思って。
あと社外の犯罪、社外犯罪。
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プライベートで痴漢をしちゃったとか、
薬物犯罪をしちゃったとか。
大体このぐらいかな。
ちなみに不正というのは法的な概念なんですか?
法的な概念じゃないですね。
違うんですね。
不正というのは一般用語としてあって、
これの中に法的な問題としてどういうのが含まれるかというと、
今出たような、
秘密情報だったり引き抜きもそうだし、
性犯罪、歪説行為とか暴力行為もそうだし、
社外犯罪、痴漢だったり暴力行為とかも。
これでもここまで来ると、
秘密引き抜きぐらいまで。
あと社内の中でそういう性犯罪が生みるんだとちょっと分かるんですけど、
それ以降、暴力行為、社外犯罪、性犯罪も含めて、
労働法とか会社動向の領域を超えてる感じがするんですけど、
密接な関係というか、あるんですか?
何とですか?
労働法と。
労働法と。要するに処分しないといけないから。
だから労働法と関係ありますよ。
そうか。
これシリーズものでやったほうがいいぐらいに情報量がありそうな匂いがするんですけど。
そうなんですよ。ちょっとセミナーにしようかなと思ってて。
なるほどね。そうなんですね。
いやいや、別にポッドキャストで喋っていいと思いますけど。
じゃあどこか今日はどこだ?
1個面白いの抜きましょう。
どうなんですか?分かりやすいのだと機密とか応料とかその辺ですか?
機密はシステム入れないと無理ですね。
システム入れて、
例えばお客さんの情報をUSBに取り込んだり、
自分のプライベートGメールに転送したりとかが、
すぐアラームで通報されるような仕組みじゃないと無理ですね。
システムを入れないと、
会社対応のパソコンで仕事してもらわないと不可能です。
制約書取って、
e-learningで勉強してもらってもやる人いっぱいいるんですよ。
やっぱり転職先と転職考えてたりする人だと、
突然大量にダウンロードしてきたりとか。
どういう感じなんですか?
どういう職種が多い?
ITですね。
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IT企業。
何系の情報を抜くのが多い?
お客さんの財務情報とか、
コンサル業もあります。
お客さんの経営情報ですね。
なるほどね、確かに。
あとは経営計画とか。
機密情報を抜いて売るとかっていうよりも、
自分が転職するときに欲しい情報を持ち出したり。
自分のためにが近い。
自分のためが多いです。
なるほど。
売るまでの、そこまでの人はいないかな。
自分のキャリアアップのために、
ここの情報を抜こうみたいなのが、
結果的に不正行為にあたってて。
逆もあるんですよ。
フルスから持ってきたやつを使ってるっていうのも、
やっぱり微妙なんですよね。
それもやめてほしいと。
明確に言えば不正にあたりますね。
例えば中途で入った方が、
フルスのデータを使って業務をしている場合は、
それは不正になっちゃうってことですか。
その場合は、誰が問われるんですか?
それをさせている会社の人?
いやいや、使った人がルール違反。
でも、そこまで設備を通している中小企業はほとんどないですね。
大企業ばっかりです。
いや、そんなにセキュリティ組めないですよね。
セキュリティ何百万どこじゃないでしょうね。
何本だろう?何本使ってるんだろう?わからないけど。
しかも今なんて中小とか、逆にベンチャーとかなんて、
Googleとかマイクロソフトのクラウドのフリーのものとか使っちゃったら、
それこそスプレッドシートやドキュメントなんて、
ガバガバで解放されちゃいますからね。
そうですね。
だから、本当に専門のソフトウェアシステムを入れて、
指定されたパソコンを使ってもらわないと不可能ですね。
相当情報は抜き取られていると思った方がいいですね。
なるほどですね。
もし次回あるのであれば。
不正という話でいくと。
不正というテーマについて、
労働法との関係について。
基本的に重要なのは、人間は弱いってことですよね。
弱い。悪いっていうより弱い。
性悪説に俺立ちたくないんだって社長さん多いんですけど、
そうじゃないのよ。性弱説だもん。
弱いのよ。お金が。
うまいことをまとめましたね。
うまいことを言ってるでしょ。
これちょっと受け売りなんですけど。
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受け売りなんですか。
かなりひどいと思いましたけど。
これちょっと思い出して今、
うまいこと喋ってるだけなんですけど、
要するに、僕もね、中国なんかよくわかって、
結局ね、権限あったりお金とかが身近にある人は、
手伸びちゃうんですよね。
で、悪い人かっていうと、
実際取り調べみたいな僕も日中でやったことありますけど、
悪いっていうより弱いっていう感じがしますよね。
今思えば。
弱い。誘惑に負けちゃう。
流されちゃう。
周りに流されちゃう。そういう人が多いから、
だから厳しくするっていうのは本人のためでもあって、
例えば、今大手コンビニに行くとですね、
最大手のコンビニありますよね。
なんとかイレブンっていう会社。
東京、今ほとんど7、8割今変わってるんですけど、
セルフレージに変わってるんですね。
使いました?
だいぶ。
ですよね、もうだいぶ経つんですけど、
お釣り自動的に出るじゃないですか、お金入れて。
ピーってやって、自分で。
一見人手不足対策なんですけど、
あれって不正防止でもあるんですよね。
お釣りから、レジからお金抜き取れないようにしてるんですよ。
あと、釣り線誤魔化す人いるんですよ、昔から。
例えば、1万円出して、
小銭いっぱいの時に100円、200円抜いちゃうとか、
数えないから、忙しい人とか。
タバコをちょっと2つお願いとかって言って、
1万円差で出す人とかいるじゃないですか。
抜くってそういうことね。
100に渡さず抜くってことですね。
いるんですよ、昔から。
そういうのできないようにしてて、
要するに不正対策っていうのは社員のためでもあるんですよね。
ということです。
ということですね。
不正の回、結構大事そうですので、
今後またあればやっていきたいと思いますし、
もし質問等ありましたら、ぜひお待ちしております。
はい。
ということで、向井先生、ありがとうございました。
ありがとうございました。
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