1. 向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』
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2025-09-12 12:44

第527回 上司を育てるAI──日報マネジメント新時代へ

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▼番組の概要

AI×日報管理で人が育つ/問題社員へのAI指導/パワハラの根本原因にAIがアプローチ/AIによる第三者としての介入/日報が続かない理由/管理職育成にもAIが効果的/AI日報、土木現場で実践!/“フィードバックの見本”がすぐ出る安心感

サマリー

AI技術が進化し、上司の育成における日報マネジメントに新しい視点を提供しています。具体的な事例を通じて、AIが部下と上司のコミュニケーションを助け、感情に配慮したフィードバックを行うことの重要性が説かれています。

AIと日報マネジメントの進化
こんにちは、遠藤克樹です。 向井蘭の社長は労働法をこう使え、向井先生よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
というわけでね、今日も行きたいと思います。
定期的に向井先生が、AI、チャットGPTないし、向井先生はジェミンが好きですかね。
はい。
まあいろいろね、AI絡みやってますけども、なんかまたここに来て、やっぱすげえなという話があるということですね。
そうですね。
どんな使い方してるんですか、最近は。
あ、最近はやっぱり文章判例の要約とか。
はいはい、それね、以前ご紹介でくださってましたよね。
あとは、こういう内容で文章を書いてくださいとか、文章を書くときに下書きで使います。
ああ、下書きね。
下書き、過剰書きで結構ちゃんと、過剰書きレベルで伝えても結構ちゃんと使えてくれるんですよ。
これ言っていいのかなと思うんですけど、こないだかなりのベストセラー出してる方で、ついに裏見たんですけど、本をね、全部AIでね、企画からね、書くところまでね、やっちゃってましたよ。
え、え、有名な人ですか。
まあまあまあ、それなりに、まあ本は結構売れてる方なんで。
で、その本は売れてるんですか。
その本はこれから出るんですけど、出るときには、もちろん本人の知識能力、今までの背景全部ふんだに出るもんですけど、じゃないとね、それを活かしてGPT使ってるとはいえと思うんですよ。
編集者じゃん、GPTがって感じで、本人は本の経験すごいので、GPTにボンボン投げかけていけば、自分が作りたい作品の方ができてくるんですよ。
で、ライティングも自分の書籍大量に出してるから読み込ませると、自分の文体も吸収してくれて、え、これすごいなと思って。
ちょっと待って、それ誰なんだろう。
そこは後でね。
あー。
そんな中で、すいません、ふと今向井先生の話聞いて思い出しました。
いや、最近AI使ってて、人間の気持ちも配慮してくれるようになってきてます。
ほう。
うん。
あの、覚えてる感じですね。
うん。
パターンを。こういうことを言うとこういう気持ちになった人間はみたいな。
で、こういうことやっちゃダメだよ、こういうこと言うとこうなりますよとか、人間の気持ちに配慮する。
え、どういうことですか。向井先生は人間の気持ち的なそのやり取りを結構実験してるんですか。
いや、そうですね。
あ、そうなんですか。
うん、実験してます。
え、な、なに、え、こういう風に。
お客さんへの回答で、こういう内容で書いてくれみたいな書くと、やっぱりこう、なんだろうな。
ちょっと棘があってよくないよとかそういう話。
よくないよというか、こういう伝え方は、あの、まあ、相手の労働者の人を激怒させる内容ですみたいな。
具体的な日報の問題
あー。
お客さんっていうより、あの、僕らはやっぱ、あの、働いてる人が間接的に相手なんで。
えー。
うん。その労働者の人がこういう気持ちになりますからこう伝えた方がいいですみたいな答え。
あ、そんなアドバイスくれるんですか。
あ、きますよ。
へー。
めちゃくちゃきますね。
へー。
あ、すごいなとここまで来たかっていうのが現状で。
へー。
で、やっぱりあの、パワハラって問題あるじゃないですか。
へー。
あれってなんで問題になるかと、感情的になるからですよね。
うん。うん。そうですね。
感情的に、まあ感情的にならないパワハラってのもあるのかもしれないけど、大体は感情的に指導とか注意とか叱ったりするからですよね。
そうですよね。しかもそのパワハラを受けたって思う方は必ず感情が害されてるはずですよね。
そうですね。
超論理的のみにドライにそれはパワハラですねってならんですね。
それで、私は問題社員対応でいろいろやってるんですけど、その中で日報っていう問題があるんですよね。
日報という問題。
うん。問題とされてる社員の人に日報を書いてもらって、
で、当然日々の行動に何らかの問題があるから問題社員と言われて弁護士事務所にまで相談に来てるわけですよ。
へー。
で、嫌々ながら書いてくるんですよ。大体。
うーん。書かないわけですね。
ところがそれを見る上司の方はもう辛いんですよ。
なんですか?
要するに、わーまたこんなレベルの仕事しかしてないみたいな。
見させられる方がしんどい日報もありますよね。なるほどね。
それで長続き、会社も長続きしないんですよ。
うん。
それで僕ら困っちゃって。
で、日報も続かなくて途中でやめちゃってと、証拠がなくなると。
日記とか日報とか、毎日つける家計簿とか、ああいう類の難しいとこですよね。どうしても続かないっていう。
確かに、家計簿続かないって言われたら分かりやすいですね。
それで何を私したかっていうと、あるちょっとうまくいかなかった日報を昔から昔の記録から出してきて、で、AIに指導してもらったんですよ。
日報指導。
そう。
そしたら、すさまじいフィードバックと指示が出まして。
へー。
建設業の事案だったんです。土木工事かな。で、まあそれらしいことちょろちょろって書いてくるんだけど。
どこどこの現場に行ったとかそういう感じですね。
でも何をやってどこまで何したかとか、何も書いてないんですよ。
うんうん。
うん。で、それをいちいちやっぱり書くのはやっぱり上司の人もしんどいらしくて。
あと今言われて思いましたけど、何かどこの観点で指導していいかがもうその上司の方ももう悶絶しますよね。
言いたいことありすぎて。
ありすぎてありすぎて。そう。それでAIでやってもらったんですよ。この実際の事例ですね。
あの名前とか匿名にしてやったんだけど、そしたらすごいんですよ。
あの悪い記載はこれです。
で、これでは作業の進捗が分かりませんと。人のどの部分なのか、型枠は立て込みなのか解体なのか。
専門用語ですか。
立て込みって何なんだって。どのぐらいの量を実施したのか不明ですと。
で、良い例。このように記入してください。これが良い例です。
Aコーク、2階床、配金作業完了。Dの13、150、1.5トン。よく分かんないんだけど、読み込んで作ったんだよ。
相当具体的な指示の良い例まで書いてくれるんですね。
すごいな。あと引き継ぎ事項、あなたは無しと書いてますけど、そんなはずはないみたいな。
で、こういう風に書けって書いてくれる。
要するに、明日の午前、コンクリートの打折予定、ポンプ車配置の再確認とか書けと。
ヒアルヘアットなし。そんなことはないんじゃないかと。こういう風に書いてくれる。
で、上記の例を参考に具体的に書いてください。
業種業界に特化した形でのちゃんとした参考事例まで出した上で、ダメなとこ良いとこちゃんと整理して、足りないとこみたいな感じなんですか。
今回の指摘は〇〇さんの管理者としての成長を期待しているものです。
これね、この人実は管理者で仕事してもらったんですよ。
で、この人って管理者になると途端にパニックを起こして問題行動を起こすって人なんですよ。
事実として。
事実として。で、仕事投げ出しちゃってクレーム来るってそういうパターンなんですね。
で、管理者としての成長を期待しているものです。
で、不明な点があればこの後時間を取りますので必ず質問に来てください。
今まで書いてるんだよ。フォローしてるわけ。期待してるんだよって。
これ、これすごいでしょこれ。
上司いらずね、てか変に上司に日報を指示されるよりもそちらに行っていただいた方がこちらも受け取りやすそうですね。
むしろ上司を教育してる感じですよね。
確かに。確かに。
こういう使い方してるのは僕はあんまり知らないんですけど、むしろこういう分野に向いてる、要するに人間の感情が邪魔するわけですよね。
いろんな場面で。客観的に自分を見てフィードバックするってすごく辛いんですよ。
それがわずかこれ1分ぐらいかな。1分もかかってないと思いますよね。
3、40秒ぐらいで出てきて、なので情報さえちゃんとあればできますから。
AIの活用と労働法の進展
私はこの日報っていうのは古くて新しいやり方で、AIで日報を管理してコメントつけると、
上司も勉強になるし、部下の人も要するに前向きなんですよ。
なるほど。AIが第三者として関係性の中に入ってきてくれるみたいな状況になるということですね。
本当はただ上司の人も言いたいことあるわけですよ。もやもやとして。
自分の現役の時、自分が作業してる管理者、現場管理者の時と比較してもやもやするものいっぱいあるわけですね。
感情がありますよね。
ただそれを言葉で丁寧に表現するってすごく辛いわけですよ。
それを下書きを一瞬で書いてくれるっていう。
確かにね。感情湧いてる時って言語概念化を冷静にしようとすると、
違う方向に行っちゃいますからね。この野郎みたいな方にね。
なので、私はこれやろうかなって思ってますね。
いや使い方次第ですね。この辺は本当に。
そうですよね。すごいですよね。
いやでも本当に仕事の手におはみたいなものはAIバンバン食わしちゃった方が成長早そうですね。
そうですね。
自分で日報書いて、これやる人やりますよね。自分で日報書いて上司にこういう感じの人で、
上司のデータもある程度書いて、日報出そうと思うんですけど検索してくださいって先にやってもらって詰めてったら
だいぶいい日報にもなりそうだし、使い方次第ですね。
はい。なるほど。
いや労働法の現場の世界にまで相当入り込んできているぞAIということでね。
AIマネジメントなんて言葉が言っていいのか分かりませんけれども、
使い方次第ではやっぱりすごく人の成長にもつながるだろうということも含めて、
今日はご提供いただきましたので、ぜひ参考にしてくださいということでおりましょう。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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