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2025-10-17 13:37

第534回 ChatGPTでは育たない、人を強くする経営

▼番組への質問はこちら

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▼今回の概要

AIと社員育成の狭間/効率化だけでは弱くなるヒト・組織/責任を負う/本質的問題に踏み込む/「問いかけ」が人を成長させる/考える力を失わないために/AIを使う会社とAIに使われる会社/強くなる

サマリー

このエピソードでは、生成AIの活用と社員教育の重要性について議論されています。効率化と考える力のバランスが求められています。経営者は社員の思考力を育てるために、AIの利点を活かしつつ、人間関係や責任感を育成する必要性を考察しています。AIの活用においては、社員が責任を持ち、問題の本質に踏み込むことが重要だとされています。特に、経営者が社員に問いかけを行うことで、思考力や責任感が育まれることが強調されています。

風邪と会話の始まり
こんにちは、遠藤克樹です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、池野典史さん、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということでですね、今日も行きたいと思いますが。
はい。
最近は、なんかちょっと声やられてませんか?
最近ですね、この間札幌行ってきたんですよ。
はいはい、ご一緒しましたね。
そうそう。
人が多かったんで、全然喋れませんでしたね。
ほんと遠藤さんとお会いしたのに、ほとんど話さずに帰ってきたんですが。
札幌に行って、一泊して帰ってきて、風邪ひいたと。
あ、風邪ひいたんですか?
そうそう。
あららら。
久々に風邪ひきましたね。
で、まあ風邪は治ったんですが、ちょっとだけ咳だけ残っちゃってるというので。
秋山先生、咳残りますもんね。
私も番組も10年ぐらい一緒にやってるんで、ほんとに咳残る人っていう印象ありますもん。
いや、ほんとそうなんですよ。
同じこと繰り返してば、咳残る人。
咳残る人ですよね。
でももう体調はいいんですね?
体調はもう復活しましたね、しっかりと。
じゃあ少し、たまにちょっと間が空いたら咳してるということですかね。
そうです。
お体には気をつけていただきまして。
はい。
生成AIの影響
早速今日の質問を入らせてください。
はい。
いきましょう。
タイトルというかテーマをいただいてまして、
生成AIと社員教育の狭間でというタイトルでご質問いただいております。
はい。
いきましょう。
私は社員が40名ほどの製造業を経営しております。
最近はチャットGPTなどの生成AIが浸透してきて、若手社員がとりあえずAIに聞いてから動くという場面が増えています。
効率が上がった一方で考えるプロセスを省略してしまっているのではないかという違和感が拭えません。
AIをうまく活用しながらも人としての思考力を磨くために経営者としてどう関わっていけばいいものか。
脇山先生のお考えをお聞かせいただけないでしょうか。
はい。
この経営者の方ですかね、すごい視点が素晴らしいなと思って。
そう言いますと?
最近ではAIをどうやってうまく使うかというところで思考が止まっている方が多いので、その先まで考えているなと思いますね。
そういうことですね。
どっちかというと、あれですよね、チャッピー、チャットGPTを使うことのリスク。
チャッピーって言うんですってね。
そうそう、この間チャッピーって言っている人聞いて、マジかよと思いながら、ちょっと今無理して言ってみました。
これって今私たちはAIをどう使うかということを考えていっていると思うんですよ。
それこそAIに行けばいいと思っているんですね、私は。
使い方?
そうそう、どう使えばいいかみたいな。
確かにそうですね。
大体出てくるのが製造業って書いてあるじゃないですか、この方はね。
一ついいのは製造業とか農家の方みたいな感じで、機械のトラブルとかが起きたんだけど毒が原因だと思うみたいなのは本当にいろんなパターン考えてくるのでいいと思うし、
逆に農作業とかでシートがこういう風になっているんだけども、この場合はどんな対応策がいいと思いますかみたいな情報を渡すことによってそこから貝を導いてくれるみたいな使い方はめちゃめちゃ私もいいと思いますね。
農業も今やっぱりそんな感じなんですね。
だってなんか農家の方の番みたいなところでやってかっけえなと思ってましたけど、そうではないのか。
本当ね、ある意味データを見ながら対応を変えていくという意味では農業はすごい活用されていくんじゃないでしょうかね。
まあそうですよね。
一方どういうところがちょっと注意しなくちゃいけないかというと、人間関係のトラブルについてAIにどう相談するかみたいなところってあると思うんですよ。
どこのドメインの相談かって話ですね。人間関係ね。人間関係相談どうなんだろう。私周りにあまり聞いたことないですけど、多分使っている人、要はコーチング的に使うってことですよね。
例えば部下にこういうことを言ったら反論されたのでどうしたらいいですかとか。
それ使ってるでしょ。みんな。
その時にやっぱり私はすごい注意が必要だと思うんですよ。
そうなんですか。
だってですよ。あれじゃないですか。恋愛でそれこそ彼女を振り向かせるにはどうしたらいいですかってAIに聞いてその答えをこういうふうにアプローチしてくださいとかってやると全く一緒じゃないですか。
でもしょぼい先輩に聞くより良さそうじゃないですか。そんなことないか。
いやいや。しょぼい先輩はいいかも。いやわかんないですよ。しょぼい先輩に聞いてアタックしたらダメだったって言ったらめっちゃいい経験になるかもしれない。
それはでもポジティブシンキングじゃない。どっちがいいアドバイスかって言ったらなんかチャットGPTな気がするなと思いましたけど。
まあいいやいいや。
この経営者の方も書いてある通り私たちっていうのは今後AIをどう生かすかという意味はです。私が捉えてるのは。
AIを使ってその社員さん一人一人が強くなるか弱くなるかなと思うんですよ。
ポイントがね。
ですから例えば社長さんもね社員にAIどんどん使えっていうのはめちゃめちゃいいと思います。
その意味をどこに置くかというとAIうまく使って作業の効率化を図ってとか生産性上げてねってそれだけでいいんでしょうかと。
目的のどこの話ですね。
一つはこれですよ。
ただじゃあこの方が心配してるようにAIをどんどん使っていくことによって社員さんが思考力が弱まっていくと問題解決ができなくなるということは組織が弱くなるってことじゃないですか。
社員の強化
考えられなくなるからという意味ですか。ここで言う強いっていうのは山先生はどのように定義されてますか。
問題とかトラブルとかが起きたときによしやってやるぞという気持ちが湧き起こるということです。
とにかくそういうことじゃないんだ。全部AIが問題解決してくれれば大丈夫でしょっていう方もいらっしゃるんですよ。
でもそれはなんか倫理道徳的に良くないでしょって言いたいわけじゃなくて。
AIで解決できることしか扱ってなかったらその会社さんはいらないってことになってしまう。
その会社もそうですし、一旦その人いらないって話になっちゃいますよね。
その人いらないし、そこでしか問題解決できない会社がいらなくなってしまう。
確かになってちゃうのか。言っときいいですよけどね。
ですからやっぱり私が今自分の顧客の方ともそういう話はするんですけども、
AIを活用することによってどうやってそのスタッフが強くなるか。
ここで強くなるというのは大きいわけで2つ。
1つは責任を負う気持ちが高まるかどうか。
もう1つは人間関係における問題の本質に踏み込もうとするかどうか。
逆転で言うと責任を負わない。AIがこういうふうに言ってたのでこういうふうに対応しました。
っていうのは責任を負ってないことになっちゃうじゃないか。
もう1つは問題の本質というか、社員の方がなかなかモチベーションが上がらないんですよみたいな。
じゃあAIに聞いてみよう。褒めるといいです。褒めてみました。
上がりませんでしたみたいな時に、
その社員の方がなぜそのモチベーションが上がらないのかっていうことを見ようとしてないってことになっちゃうので。
AIと社員の関係
やっぱり社員が強くなっていくというのはこのまず大きく分けて2点ですよね。
責任を負う気持ちが高まっていくとか、問題の本質に踏み込んでいくということが起きるかどうかっていうのが、
私はAIを使う、生かすということにおいてはめちゃめちゃ重要だと思っています。
責任と問題の、人間関係における問題の本質。
まあそりゃそうだよね。人間が唯一残るところの話なんですかね。
こないだね、大久保先生って大魔頭の機材裏の方がちょっとだけSAIの話になって、
最近エビデンスで、事実情報のエビデンスとしてチャットGPT貼り付けて、
もう資料って成り立ってません?みたいな話をちょっとしたら、
こんなヤツいたら俺は許さんから。原文読めコラって言ってましたよ。さすが専門家だなと思いました。
結局専門家の方もそういった意味ではどんどん弱くなってしまうかもしれませんね。
専門家っていうのが何なのかって話を一回深掘んなきゃいけなくなってきますよね。
なのでAIを社員の方とどう使っていくかっていうときに、私2つの視点を持っていただきたくて、
1つはAIを使って効率化していこうね。それを考えようみんなで。
もう1つはAIを使って自分たちが強くなっていくってどういうことだろう。
責任を負うとか、問題の本質に踏み込んでいくとかっていうところはどういうことかっていう、
この話し合いをしていこうぜっていうのをまずスタートにしてほしいんですよ。
それでもし改めてAIについて思ったんだけども、でもいいから、
そのキックオフみたいなことをやった後に、日常でどういうことをしていけばいいかっていうことを
最後に私の方からアドバイスさせていただきたいんですが、やっぱり問いかけですね。
AIって問いかけはしてくれないのでそんなに。やっぱり経営者のリーダーの方が
AIを使っている社員に問いかけをしていってほしいんです。
例えばその方がAIを駆使してこういうものを作りましたとか、
こういう答えがありましたって言ったならば、
じゃああなたはその答えのどこに納得しているみたいな問いかけですね。
なるほど。
なるほど、AIからそういう答えが返ってきたんだね。
じゃあその通りもしやったらば、誰にどういう影響があると思う?
っていうふうに問いかけることによって、その人の思考が回ってくると思うんです。
ですから私がぱっと思いついたのは問いは4つかな。
1つは今言った、AIのその答えにあなたはどこが納得している?
2つ目、その通りに動いたら誰にどんな影響がある?
3つ目が、あなたはどんな問いを投げてその答えをもらった?という。
最後はですね、そのAIと会話というか、
AIから答えをもらうことによってあなた自身の責任を負うっていう気持ちは高まった?
みたいな聞き方をすると、そのAIを使うことに対して
抵抗感とか心配がどんどん薄れていくと思うんですね。
この方々ですね、経営者の方は。
そして相手もAIを使って、はいどうぞじゃなくて、
AIを使った後に、そっかこれ納得してるのかな?とか
AIのヒントをもらって、このヒント通りに動いたら
誰にどんな影響を与えられるかな?みたいなところを試行するようになってくるので。
やっぱり問いかけというものをうまく駆使してもらいたいなと思います。
問いかけの重要性
チャットGPTそのものを正々堂々は使っていくが、
その中での問いかけというのをやっていくことで、
逆に人としての思考力が磨かれる方に伸びていくんじゃなかろうかというような感じですかね。
まさに経営者の方が社員の方に問いかけていくっていうのは、
やっぱりこれはチャットGPTにできないので、
そういう役割を今後、リーダーの方になっていくのではないかなと思っています。
なるほどですね。確かにね、問いかけてって言えば問いかけてくれますけどね。
うんうん。その問いかけの意図がどこにあるかですもんね。
確かに。
というわけで、今回、先生AIと社員教育の狭間ということでご回答いただきました。
終わりたいと思います。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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