1. 向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』
  2. 第536回 合理的配慮とは?——大..
2025-11-14 16:18

第536回 合理的配慮とは?——大学教授の在宅勤務を実現するためには!?

▼番組の概要

合理的配慮/在宅勤務を実現する方法/病名を伏せた診断書/過去の働きの見える化/大学との交渉術/ダイバーシティ推進室等の活用/ゴネる力/味方を増やす

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サマリー

大学教授が在宅勤務を希望する理由や、合理的配慮についての法的解釈を探ります。通院しながら業務を遂行し、在宅勤務の必要性を訴える事例を通じて、合理的配慮の具体的内容や法的手続きについて考察します。また、大学教授の在宅勤務の実現には、合理的配慮や具体的な実績の提示が重要であると議論されています。大学内のダイバーシティ推進室やハラスメント相談窓口を活用した交渉が提案されることもあります。

在宅勤務の状況
こんにちは、遠藤克樹です。向井蘭の『社長は労働法をこう使え』。向井先生、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
さあ、ということでね、いきたいです。向井、どうですか、最近は。
最近ですね、あのー、スポーツジムで走ってるんですよ。
うんうんうん。
で、あれ闇コーチの話ってしました?
中国でね。
あ、しました?
はい、あの、ゲートに2人でガガッて入ってくる人の話とか。
あ、そうそう。
あのー、まあゲート、そうですね。
闇コーチがね、面白くって。
ちょっと。
今、引き続き。
それ目当てで。
そうそう。
ミーハーですね。
闇コーチ偉そうだなとかね。
うん。
1回ぐらい闇コーチ受けてみたらいいんじゃない?
いや、ほんとね。どこで頼めるのかなっていう。
確かに、それ探す方が大変。
で、どこにいるんだろう、この人たちっていう。
あのー、なんか闇なんだけど、すごく偉そうで。
で、あの、頼んでる人、いい人っぽい人多いですね。
あー、すごい主従の関係が結ばれてるんですね。
闇なのに。
闇なのに。
あの、毎回ね、闇なのにって僕言うんで。
なんでこの人こんな偉そうなんだろう、闇なのにとか。
心に突っ込んでるんですか?
なんでこの生徒さんこんな真面目に?
あの、なんか、やっぱね、真面目なんでみんな、
限界までやるわけですよ。
つらくなるじゃないですか。
そうするとね、怒られてるんですよ。
こんなんじゃダメだ、みたいな。
闇なのに、とか。
これ、これ、これもうすごいお得ななんか、
コンテンツ。
トレーニングだけじゃなく、こういう闇サービスを、
実体を目の前で見れて嬉しいなって思います。
どういうモチベーションなんですか?
あー、あともう一個、もう一個。
あの、日本と筋トレマシーンが、
違うんですよ。
へー。
どの辺の器具が?
あのですね、例えばまあ、こう、
重りを上げる。
こう、肩から上に上げると。
なんかあるじゃないですか。
あの、
なんか微妙に位置が違うんですよ。
ほうほうほう。
で、僕が言ってる、あの、最初は、
某日経を追ってジムだったから、
同じなんですよね、日本の機械が。
だけど、今通ってるところは、
まあ簡単に言うと、
中国国産マシーンばっかなんですよ。
安い。
で、悪くないですよ。
悪くないんだけど、微妙にね、
あの、角度なり、位置が違うから、
違う筋肉がこれ、
鍛えられていいんだか悪いんだか、
なんか、あの、
日本と違うところだな、みたいな感じしますね。
ああ。
じゃあ、中国で鍛えてる筋肉と、
日本で鍛えてる筋肉が違うみたいな感じですか?
いやいや、本当にね、違うんですよ。
あの、ずれてんの。
へー。
じゃあ、全体的には大きくなりそうですね。
そう、まあいいかと思って、
やってるんですけど、はい。
いろいろありますね、事務事情も。
闇のみならずということですね。
はい。
まあ、そんな中ですが、
今日のお質問も早速いきましょう。
はい。
今日はですね、520回で、
丁寧にご回答いただきありがとうございます。
前向きに働くことが第一と理解しました。
感謝申し上げますということでいただきましたが、
520回、
専門型裁量労働制で在宅禁止は違法?合法?
というタイトルでやった話ですね。
大学教授の打刻の話とかをしたんですけれども、
もし聞いてない方はぜひそちらも聞いていただくといいんですが、
早速いきましょう。
現状を補足させてくださいということでいただきました。
はい。
私は通院しながら勤務しておりまして、
薬のおかげで業務はこなせておりますが、
通勤に1、2時間、さらに複数キャンパス移動で
半日を要する日もあります。
専門が文系なので、
理系のように実験で大学に張り付かず研究ができます。
教員として講義、ゼミ、会議、学生対応は出勤しており、
オフィスアワーを決め、
休日夜間に来る学生からのLINEでの相談も対応しております。
ただ予定のない日は月1日でも在宅勤務を認めてもらえないかという背景があり、
一部管理職の在宅一律禁止という方針には疑問を感じております。
そこで質問をさせてください。
合理的配慮の定義
病名や診断名を詳細に開示せずに、
合理的配慮として在宅勤務、週1日やリモート打獲を申請する場合、
法的に大学と交渉する良い方法はないものでしょうか。
こういうことなんですけれども。
はい、わかりました。
ちょっといろいろ考えてきましたので、
お伝えできればと思います。
まずですね、この合理的配慮ってわかりますか?
これ法的用語ですか?
法的用語なんですよ。
わかりません。
わかりませんよね。
合理的配慮っていうのはですね、
私もあれちょっと今、定義が書いてあるのが忘れちゃったんですけど、
健康上の問題、障害などの問題がある場合に、
その人が働きやすいように配慮してあげる義務です。
それが合理的配慮になります。
なるほど。
その何らかの事情で配慮が必要な人がということですね。
そうですね。
目が見えないとか、ちょっと耳が聞こえにくいとかいう方が、
障害のない人と同じような参加ができるように必要な、
適切な対応をするというのが合理的配慮ですね。
例えば、視覚補助機器とか、
あとは、聞こえづらいんだったら補聴機器。
障害者雇用の場合、特に障害者雇用の場合は、
そういった機器を用意したりとかですね、
そういう義務があるとされてはいます。
それで調べたんですけど、
大阪の病名を大学に伝える必要があるかというと、
それはないようです。
病名を伝える義務は書いてないですね。調べたんですけど。
あと、障害者手帳もいらないんですよ。
ただ、何でもいいかというと、
私はちょっと体調が思わしくないんで、
こういう配慮してくださいだけじゃやっぱりダメで、
まずステップ1としてはですね、客観的な証拠は必要ですね。
求める以上、判断する方もそうなっちゃいます。
まず医師の診断書・意見書ですね。これは必要ですね。
病名は伏せず。
そう、病名は体調不良とか書いてもらって、
配慮を求める手続き
詳細な病名は伏せて、症状と必要な配慮を書いてもらう。
週に1日、在宅勤務を導入することで心身の負担が軽減され、
安定して業務を継続できますとか、
こういう症状と具体的な配慮を書いてもらう。
今日はめちゃくちゃ実務的ですね。
そうですね。
あと2番目としては、
要は在宅勤務って何やってるかわからないっていうのが、
おそらく大学側の懸念だと思うんですけど、
自分のやってる仕事をリストアップして、予定表を作る。
こういうことをやります。きちんと報告します。
緊急時にはチャットや電話でも即時対応できます。
自分の研究目標は今期はこの絵です。
在宅勤務の実現のための過程
要はやってくれやってくれだけじゃダメだから、
自分はこういう義務を果たしますと。
学生の対応もしますし、講義の準備もちゃんとしますと。
オンラインでも会議に参加できますとか。
そういう自分のやるべきことを見える化する。
あと実績をちゃんと書く。
これまでも休日、深夜、在宅でも対応してます。
学生対応とかもしてます。
メールやり取りを添付するとか。
そうやれば、医師の診断書とこれまでの実績と、
これからきちんとやるべきことをやりますとなれば、
普通はダメだって言わないと思うんですけどね。
もしダメだよって言われたら、
大学の中にダイバーシティ推進室とか、
健康管理センターとかがあると思うんで、
ハラスメント相談窓口じゃない、
前向きな話し合いができるような、
そういう大学内の窓口にお願いして、
交渉を進めるっていうのがいいと思いますね。
なるほど。
それでも難航するとなかなか厳しいですけど、
まあ弁護士さん立てるかですね。
そこまでするかというところは。
でも弁護士立てるといいのは、
法律の世界になるんで、大学はやっぱりビビるんですよ。
なるほど。
物然世界が変わりますね。
進む可能性も十分あります。
そっかそっか。
なので、それでも難航したら、
弁護士さんはあり得るかなと思いますね。
でもこの方の話を伺っていると、
やるべき研究だったり、
学生対応の教育側面においてのお仕事もきちんとされているようですし、
ただちょっと体調がね、お病気の内容がわからないですけども、
それを踏まえてちゃんとやっているのに、
あくまでも一律って形で在宅は禁止だってなっちゃっている。
これを考えるとちょっと大学側ね、
資材だったり、公立なのか国立なのかわかりませんけど、
例外規定を認めるのはすごい嫌な機関ではきっとありますよね。
大学とかって。
この辺はどうなんですか?
ご経験をある中で例外規定を認めるっていうこともすごい、
大学側のなかなか通らない立場もあるような気はするんですけど。
そうですね。
ただ合理的配慮だと言えばですね、無視できないので。
なるほどね。法律の話に厳戒すれば。
で、私はちゃんとこういうふうに在宅で仕事ができますってやれば、
大学も動くとは思います。
なるほど。本当そうですよね。向井先生がおっしゃられたものを全部用意した場合、
これ普通に会社経営の世界だったら、
これさすがに在宅、この方に認めますよね、普通ね。
認めますね。
しかも毎日じゃないですかね。
毎日じゃないので、認めて仕事をしてもらうということになると思いますね。
なかなかやっぱり働いている場所によっては融通が効かない度合いが違うんですね。
違うんですね。
ということですね。
大変ですね。
そういう感じですかね。合理的配慮という観点の。
さすがですよね、この方も非常にご自身でも勉強されて熟知されていた上で、
じゃあ具体的にどうすればいいかというと、
医者の証明的なものと、
交渉のアプローチ
いかに自分がちゃんとやってこれているのかということの具体的なスケジュールみたいなものを用意すると。
話は聞いてくれると思いますね。
いうことですか。
そうですね。
先生最後に一言、公的以外のこの方へのアドバイス一言ございますか。
大学ってやっぱりちょっともめごと嫌がるので、
バランスが義務とお願いのバランスが必要で、
これ権利、自分はここまでやってますというアピールと、
あとはやっぱりちょっとごねるみたいな。
これも大事ですかね。
おめごとなるのすごく嫌がるんで、譲ってくれる気はしますね。
なるほど。
あと味方がいるかですよね。
この方。
同僚や上司に。
いれば変わる気はしますね。
実は同じようなふうに思っているね。
文系専門の方の先生とかも相当いらっしゃるそうですよね。
意見の先生でもそうでしょう。
別に毎日行く必要あんのって話ですよ。
確かに。
日本の研究機関の方々の働く環境もきっちりと届いていかないといけないませんからね。
ぜひこの辺はまた一緒に考えていきたいですね。
一旦今日いただいた質問の内容ですとここまでの回答となりますが、
ぜひまた何かありましたらお待ちしております。
ということで終わりたいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ご報告お待ちしております。
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