1. 向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』
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2017-11-16 18:19

第119回「『最近の若者』に衝撃を受けた向井蘭・・・」

第119回「『最近の若者』に衝撃を受けた向井蘭・・・」
弁護士の向井蘭が、経営者の立場に立って、労働法の基礎だけでなく、ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説する番組です。
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向井蘭の社長は労働法をこう使え
法律の下で展開されるビジネスの世界
ポッドキャスト 社長は労働法をこう使えは
弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って
経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく
ビジネスに関する法律の問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
向井蘭の社長は労働法をこう使え
向井先生、本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、今回はですね、向井先生の持ち込み企画ということで
やってまいりたいと思いますが、
今日はどんなテーマでいきましょうかね。
若者の意識変化についてっていう
ちょっとジジ臭い感じで
ジジ臭いってことですか?
ジジ臭い。
ジジネタじゃなくてジジィ。
親父ギャグじゃないですか。
というわけで
びっくりしたことがありまして
びっくりした事実が?
ものすごくびっくりしました。
今、採用活動をやってまして
来年の年末に弁護士になる予定の方の採用をやってまして
弁護士試験に受かった子たちが
そうですね、小試験受かった。
今はもう昔と違って小試験合格する前から
説明会を実施したりするんですよ。
ある程度受かるだろうっていう人を想定して
まだ合格発表出てないけど?
出てないけど、説明会やっちゃうんですよ。
説明会で皆さんすごく真面目な感じで
リクルートスーツちゃんと着てですね。
それで話聞いてもらったんですけど
やっぱり実際表情だけでは
何を考えているか分からないから
アンケート取るんですよね。
アンケートを取ってびっくりして
何がびっくりしたかというと
私はどっちかというと
事務所の将来について説明したんですね。
今お客さんも伸びて売上も伸びて
非常に好調ですと。
みんなも一緒にぜひうちの事務所
加入して一緒に働きませんかと
っていう説明したんですよ。
かきつばったの発展とか
結構厚かったんでしょうね。
そしたら30人いたうちの4人
4人ぐらいが
何て書いてきたかというと
顧問顧客数と
弁護室がすり合っていないのではないでしょうか
って言われて
03:00
それは何を意図した回答なんですかね。
要は一人当たりの担当顧客が多すぎて
ブラック事務所ではないんですかとお宅はと
そっち?
ああそういうこと
ブラック弁護士事務所扱いと
一人ぐらいそういう方いてもいいと思うんですけど
4人か5人いたんで
4人5人ってことは
思ってても書かない人もいるから当然
半分ぐらいそう思ったんじゃないですかね
僕の印象では
半分もっとかな
ってことは
じゃあ来てる子が
そんな仕事やりたくないような効果っていうと
そんなことはなくて当然
皆さん有名大学出てますし
小試験確実に受かるだろうっていう子も
たくさんいるんですね
それでこの反応なんで
相当意識をこっちも変えないと
まずいなと
実際にでもちゃんと
弁護士事務所きれいに回ってますよね
ただ急激にお客さん増えてるんですよ
この半年で
すごいですね
本当に急激に増えてありがたいんですけど
2人今年
去年の年末か
加入してもらって
一生懸命働いてもらってるんですけど
ちょっとはっきり言って
こんなに増えると思ってなかったんで
だから
2人雇用して
仕事あんのかなって
むしろ心配するぐらいだったんですよ
2年前は
2年前に今頃
ちょっと余剰人員で
投資のために取ったぐらい
そうです
取り返し先生も
多めに
似てましたね
採用して
いざというとき
備えた方がいいんだ
っていうのをおっしゃってたから
すごく優秀な2人がいたので
ぜひと
ただもうそれは
効果不効か
予想が外れまして
ものすごい勢いで増えてるんですね
全然余剰人員じゃなくなってるわけですね
全然
逆に取ってなかったら
どうしてたんですかって話ですよね
取ってなかったら
崩壊してましたね
そんな勢いで増えてる
本当まずかったですね
世の中の流れが大きいと思いますね
労働事件に関心持ってる
会社さんが多いから
早めに相談してもらえるっていうのが
すごく増えましたよね
そんな中で
そんな中で
ですので
本当に本気になって
うちも人のこと言えないで
どうやったら労働時間減るか
人も増やしますけども
考えないといけないですよね
悩みせきららりの話じゃないですか
うちでさえそうなんで
他の業界もっと
06:01
若者は思ってんじゃないかなって
それあれですか
時代があるので
正しい正しくないとか
いい悪いじゃなくて
昔であれば
そういうコメントは
なかったっていう感じがあるので
なかったですね
まずなかったと思います
なんでなかったんですかね
働き方に対する意識の違い
だと思います
どちらかというと1年目は
勉強させてもらってるという感じで
体壊すのはもちろん嫌だけど
勉強させてもらってるので
なんとかこう
どういう仕事があるのかなっていう
仕事の中身に興味があるけど
量とか時間とかは
睡眠時間がないと困りますけど
きちんと普通に寝られるんだったら
別にそんなに気にはしないですよね
しなかったです
14年前は
今はすごい
ものすごい敏感ですよ
ですから他の業界なんて
もっとだと思いますよね
私の主観ですけど
弁護士の先生なんて
とんでもない東流もの中で勝ち残って
なんとか日本の中でも
トップオブトップに近いじゃないですか
そんなことないけどね
努力という意味では相当されてますね
努力はしてきたと思いますよ
踏ん張る力もあるはずじゃないですか
ある一定においてとかいろんなところでは
そういう方でもやっぱり
ブラック企業なんじゃないか扱いをしてくると
そうなんですよ
働くと全然感覚違うんですね
違う
違う感じがする
自分の労働力を売るっていう感じですよ
直接お話しされました?
いやアンケートほらその後見てるから
アンケート見た後に話す機会がないし
ちょっとだから
来週って言っちゃった
収録日バレちゃいますけど
合同説明会っていうのがあって
弁護士会合同の
それにまた来てもらえる方も多いと思うんですけど
聞いてみようかなと思うんですよ
それ逆にまた発表していただきたいですよね
どういう
うち死亡しない人
あとでやっぱりそういう感覚ですかと
私の
若者に対するイメージは合ってますかっていうと
その通りですって言うと思いますよ
一方で
別の質問を僕をするようにしてて
例えばすごい高い報酬もらって
長時間労働だったらどうですかと
言うんですよ
例えば日本有数の法律事務所は
全然うちより労働時間が長い場合も多いと聞くと
終電で帰れない日も多いと聞くと
年収は
1200万初任給
初任給から
どうですかと言うと
09:01
そんなの嫌だって言うんじゃないですか流れで言うとね
いいですって言うね大体
大体いいです
それだったらいいですっていう
どこですか
まずブランド
一つは年収高いですよね
ブランドがあって
かつ労働時間長くても年収に見合ってると
将来性もあると
大きいから
大きいから
そうそんなもんだよね
だってそんな単純なもんですよね
分かんないからね
そこはOKなんですね
そこはOKみたい
で心配してたのは
でもタクシー代がかさむなとか言ってて
いやいやタクシーいらねえから
近くに住めばいいからね
11千数百万
六本木でも赤坂でも
ワンルームを借りればいいだけだから
確かに
そんな心配いらないから
いや僕実家遠いんですよねとか
いやいや帰れないから
帰れないから
帰れないから
そんなの近くに歩いて帰ればいいような
ところに借りればいいだけだから
確かに
タクシー代1万かかっちゃうんですよね
いやいや心配するとこそこじゃない
そこじゃないですよね
可愛いっていうかね
単純では単純で
分からないからね業界のもと
その辺をですね
いろいろ年収が高くてもある程度有名で
勤務時間がどんな長くても年収高くて
ある程度大きくて将来性があればOK
一方で見合わない給料に対して
かなり実力がつくかもしれないけど
それブラックなんじゃないかな
そう
そういうのに捉える
こういう今向井先生の中での
最近の若者って言い方がちょっと変ですけど
イメージが出た中で
どう捉えてるんですか最終的に
最終的には
こっちが合わせないといけないと思ってます
そこが重要なんですね
合わせない
仕事もきついときは拒否できるようにして
結局幸せ僕に来るんですけど
来て土日も休めるようにして
当然睡眠時間は十分取れるようにして
何とかしたいなと思ってますね
できると思いますけどね
裁判所もね
ダメなんですよ
例えばね
千葉とか埼玉とか
裁判所行くじゃないですか
横浜とか
片道1時間かかるんですよ
うちから
うちの事務所から市街から
往復2時間でしょ
行って何やるかって言ったら
残業代裁判の最初の頃は
もう質問2,3問されて裁判官から
終わりですよ
1分もかかんないの
2時間かけて行って
12:01
弁護士2人行って
お客様も一緒に行って
意味あるって話ですよね
電話でいいじゃんって
途中からは大事ですよ
和解とか裁判官から
質問次回にさせてくださいと
疑問点まとめて
原告被告に双方ちょっとご質問します
あるんですよ
そういうのはもちろん行かないといけないけど
1回目2回目3回目とか
ほとんど空転するような
分かってる文章だけ出して終わりとか
メールだけ書けば分かるような
もうはっきり言ってそんな感じですね
仕組み上直接やらなきゃいけないんですね
電話でできるんですよ
電話会議って
ところが裁判官の許可がいるんですね
例えば静岡とか名古屋とかになると
すいませんと日程つかないんで
今回だけ電話でやらせてくださいって言うと
いいですよって言ってくれるんですけど
千葉 埼玉 横浜はやってくれないんですよ
来れるだろうと
来れるだろうと
でもその時間あったら
そのエネルギーあったら他のことできるわけですよね
その時間もありますしね
それをちょっとなんとか
うちの弁護士で千葉 埼玉 横浜
あと神奈川もいっぱい渋あるんですよ
横須賀とか川崎とか
ちょっと遠いじゃないですか
だからそれもちょっと本当できれば
電話で終わらせてもらいたいな
それも
嘆きというかぼやきと言いますか
いやだって困らないからね本当に
困らないから
お願いしてもダメなものなんですね
お願いできるような状況じゃないんですかね
それをなんとかお願いしようかなって
うちの事務所でやろうかなと思ってます
それだけで1ヶ月
時間にして1人当たり最低でも
5,6時間7,8時間は置くんですよね
エネルギー的にもかなり楽になるんで
それだけでも全然違いますよね
1人当たり8時間とか
月で事務所としては100時間ぐらい
平均でみたいな世界ですね
だから働き方改革やってまして
って裁判官に言えば
それなかなか挑戦しますね
しょうがないよね
でもそういう時代の流れだから
もう本当に変わらないとダメですよね
自分たちがね
裁判官もそうですよ
判決ゼロから書いてるんだから
全部自分で手打ちですよ
A430枚とか20枚
テンプレあるんじゃないですか
ないないない
テンプレあるってちょっと言い方
テンプレというか
判決の1ページ目の書式みたいのがあるけど
何ポイントとか
縦何字横何字
15:01
あんなのあるけど
全然ないですよ
全部自分で
非効率ですよね
どうなんだろうね
非常に無駄が多いですよ
日本の地方システムは
遅いしね
中国とかは
早い早い
そうなんですか
日本の3、4倍は早いんじゃないかな
スピードは
ちゃんと合理的なシステムになってるんですか
合理的
間違える
早いってことはやっぱり
それなりにミスも増えちゃうから
だけど
大枠は僕は想定通りですよ
最近は
これダメだなって言ったらダメだし
これ勝てんじゃないかって言ったら勝てるし
だからそんな
早いからダメってことはないんですよ
本当に日本が没落してる理由の一つですね
このスピードの遅さ
本当に悲しくなります
というわけでね
今回は向井先生の
日常を感じる
このぼやきという
口みたいな
でも経営者の人聞いてもらったら
参考になると思いますよ
そういう本音で見られてるから
若者たとえば10年15年来ないと
もうその会社潰れますよね
もう未来ないですよね
この間ゲストで一生になった財務の
大久保先生が
大久保先生
最近私よく仲良くしてる
アウトロー採用っていうのを企画して
アウトロー取る仕組みに彼参加されて
今かなりそこから人を発掘してるみたいなんですけど
まさに最近の若者はという文脈で言うと
世の中で言う
もう既に寄卒と言われる
大学卒業しちゃってでも就職しないで
いわゆる採用システムの中からは
外れちゃった人たちをアウトローと呼んで
大体30歳くらいまでの方々が多いらしいんですけど
結構大学というのはどうでもいいんですけど
いわゆる有名大学とかも
かなりいるらしいんですよその中に
っていう人たちを
企業とマッチングさせるという
アウトロー採用というのをやってる方がいて
そこにいるそうと
今向井先生が言ったお話は
多分通じたりするものがありそうだと思ったんでね
ちょっと今度
大熊先生みたいな人が来るんですか
いやあれアウトローすぎますね
大熊先生うちの事務所で採用してくると
ちょっと波風がかなり
既存の社員がちょっと
既存の社員がちょっと
ビビってしまうんで
というわけで前回
次の弁護士の方々の集まりの時には
どんな話ができるのか
ぜひフィードバックしてください
はいありがとうございます
楽しみにしております
というわけで本日もありがとうございました
ありがとうございました
本日の番組はいかがでしたか
番組では向井蘭への質問を受け付けております
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