1. 無限塔の秘密
  2. #020 メガIT企業が苦戦してい..
2023-01-08 15:19

#020 メガIT企業が苦戦している中、V字回復しているまちの本屋さんの話

めっちゃ気になりませんか?

ニュースレターに追加で色々書いて配信していますので、チェックしてみてください!→https://ayakoizumi.substack.com/

--- Send in a voice message: https://podcasters.spotify.com/pod/show/mugento/message
00:00
(悲しい音楽)
こんばんは、無限島の秘密彩子Pです
今日はですね、すごい面白いニュースを知ったので
皆さんにシェアをしたいと思っています
どんなニュースかと言いますとですね
今、FacebookとかSpotifyとかNetflixがですね
かなり株価がめっちゃ下がっていますということで
テクノロジー系のすごいメガカンパニーがですね
財政難に陥ってるらしいんですよ
Teslaとかもそうですよね
で、その反面でものすごい伸びてる会社があると
ごめんなさい、これはアメリカのニュースなんですけどね
何の企業かというと、本屋さんらしいんですよ
Vans & Nobleっていう、私もちょっと今回初めて聞いたんですけど
名前をね、そういう本屋さんがめっちゃ利益を上げて超成長していて
かつ30店舗ね、新しい店舗を今年オープンする計画ですということを
去年の末に発表したらしいんですよね
Amazonがリアル店舗の運営を試みて
それで大失敗をして撤退をしてるんですけど
その跡地とかにね、続々と店舗をオープンするらしいということで
すっごい面白いじゃないですか
なんでなんでっていうふうに思いませんか
最初はVans & Nobleもすごい2018年ぐらいまでは
大損害を出して1800万ドルの損失も出して
レイオフもすごいたくさんしましたと
店舗の運営もパート3に全部切り替えて
かつ社長がセクハラで訴えられて解雇されたとか
ものすごい惨憺たる状況だったらしいんですよ
当然売上も下がっているし
オンライン販売もしてるらしいんですけども、それも下がっていて
株価が80%以上下落っていう
なんかもう本当に終わってますねっていう感じですよね
考えると、グラフとかも載っていてね
本当にもうなんて綺麗な右肩下がりを描いてるんだ
というような感じのグラフなんですけど
こういう状態をどんなふうにして解決して右肩上がりにしたんだと
しかもこのネット社会でリアル店舗ですよ
びっくりですよね
03:02
まずこの社長が変わってね、違う新しい人になったんですけど
その社長さん、ジェームス・ドーントという方らしいんですけど
その人はですね、イギリスのまたこれも本屋さんのチェーン店であるウォーターストーンズっていうのをね
非常にV字回復させたことがある方らしくて
もともとロンドンで一個小さい本屋さんを経営し始めたんだけど
すごく美しいお店で
面白いのがですね、変なプロモーションを全部禁止したらしいんですよ
2冊買うと1冊無料みたいな
そんな変なプロモーションもやめたし
かつ出版社から宣伝広告費っていうのをもらって
うちの本を宣伝してくださいっていうのをですね
するっていうキャンペーン、どこもやってると思うんですけど
それをやることも完全に禁止したと
本当に非合理じゃないですか、ものすごい
なんだけれども
彼はね、何をしたかというと
本屋さんの窓際に本当に最高のスペシャルなファブラスな本を着たかったと
それをかつお店で働く人たちに
何の本を並べるかっていうのを決める権利を与えたらしいんです
これが本当に英談だったということで言われてます
とにかくね、この社長さん自体が本が大好きであり
本が大好きなスタッフさんが自分の好きな本を並べて販売すると
で、その売るっていうね、本を売るっていうことを
とにかく楽しんでほしいというふうにしたらしいんですね
で、ものすごい土地狂ってるというふうに言われた戦略が
さっきのロンドンで大成功を収めて
で、返品もほぼゼロ
で、その本棚に置かれた本の97%が買われていったと
これは本当に出版業界というか本屋の業界では
本当にありえない数字らしいんです
ということでこのドーンとさんがバーンズ&ノーブルの新しい社長に任命されたと
で、その任命されたタイミングがちょうどコロナが流れ出した時らしくて
小売店とか本屋さんも含めた全てのですね、お店に大打撃がありましたよね
リアルテンポは特に
かつ当時のバーンズ&ノーブルのお店っていうのは
なんかものすごい退屈な、面白くない本屋さんだったということで
お客さんも来ない
なんだけど、そのドーンとさんは
コロナの普及をチャンスとして取り扱って
もうゴミを一掃するんだというふうにですね
06:03
指示をして
お店のスタッフの方々に全部の本を本棚から取り出して
そのまんまその本棚に置くべきか
または撤去すべきかっていうのを
もう一回その自分で決めてねって
で、お店の全部のセクションとかをですね
本のセクションとかありますよね
本棚のなんとかこうなとか
そういうのも全部一新していいよということで
していった結果
ものすごいですね
あの店側にものすごい裁量権がありますよね
これがあると出版社っていうのは
ものすごい何してんだっていう感じになってですね
相当クレームが来たらしいんです
なんですけど重要なことはですね
その知的に満足できる環境を作ることで
すごくかっこよかったりスマートだったり
気取った方法ではなくて
来てくれた人たちの心に栄養を与えることが必要なんだって
いうことを言ったらしいんです
そんな本屋さんを自分は経営したいんだというふうに考えていて
お店のスタッフを信頼し
全部本のセレクションからすべて任せて
自分が愛している本をですね売ってくれということで
やった結果ものすごい本の売上が伸びてですね
そのコロナ前のレベルに急激に戻って
その後も伸び続けてっていう感じになったらしいんです
でさらに売れ始めると
店のスタッフもですねものすごいやる気になるじゃないですか
なのでもっともっとよく本屋さんのお店を良くしたいという風に
自律的に行動するようになったということらしいですね
そこのニュースに書いてあったのがですね
音楽を売りたいんだったら
音楽のその曲を愛さなくてはいけない
メディアで成功したいんだったら
そのメディア新聞とかテレビとかそれを愛さなきゃいけない
映画で成功したいんだったら映画を愛さなきゃいけない
そういうですね教訓を言ってるんですね
例えばなんだろうレコード会社とかだったら
レコード会社が売りたいプロモーションしたい
そのねアーティストをフューチャーするじゃないですか
レコードショップとかでも
なんだけれどもそれってそのお店のスタッフが本当にね
それを好きでやってるかと多分そうじゃなかった
ないケースがありますよね
っていう教訓とあとそのなんだろう
材料を与えるということですね
その地元の本屋さんにちゃんと権限を与えるということ
そうするとお店の外観とかですね
09:01
棚の配置とか品揃いとか
そういうのもどんどんどんどん改善されていって
ものすごく素敵な本屋さんになるらしいんです
もちろんだから同じアメリカのバーンズアンドノーブルでも
店舗によって全然ね雰囲気が違うんだろうな
っていう感じがするんですけれども
とにかくその本と売る本とですね
読んでくれる人来てくれる人ということを大事で考えて
それ以外はもう本当にもう第2第3の話なんだよっていうことなんですよ
やっぱりこうなんかビジネスの戦略とかね
考え始めるとやっぱりなんかどうしても論理的に
いろいろね進めたがるじゃないですか
進めないと進まないみたいなところもあって
なんだけれども人って恋に落ちるのに理由がなかったりしますよねって
いう話なんですね
でそういうロジックで他の人を説得するっていうこともなかなか難しいじゃないですか
まあわかった感じはするんだけどなかなか腑に落ちないみたいなところがどうしてもありますよね
でそれをちゃんと組んだ上でそういう日頃な部分を組んだ上で
経営とかビジネスができるかどうかっていうことなんですよね
でかつそのお客さんがですね長居するっていうことをめちゃくちゃウェルカムしてるらしいんですよ
なのでまあ入り浸っちゃうんですよね
まあだから普通お店ってなんか本屋さんちょっとどうかわかんないですけど
回転率とかもねきっと気にするんだろうけれども
やっぱりそのコロナウイルスで自粛生活っていうのが続いて
家に閉じこもっている人が何をするかっていうとやっぱり自分を振り返ったりとか読書をして
新しい気づきを得たりとかそういうことをしていた人がすごく多かったんですよね
なのでそういう内面への関心がすごく高まったことにもつながったと
そういうことになるんであれば
じゃあその街の本屋さんの存在意義ってどういうことなんだろう
そもそも日本に本屋さんってほとんどないですけどね
そういうことで要はお店の地元の人が働いている地元の本屋さんは
地元のスタッフが好きなみんなに読んでほしいと思っていて
素晴らしいと思っている心に栄誉を与えてくれているなと思っている本を並べていくということで
めちゃくちゃ売り上げが上がっているっていう話です
まあもうなんて言うんですかね
MBAとか勉強してないですけどそういう世界の話じゃないですよね
人の好きだっていうものほど好きだっていう気持ちほど
12:01
その自分を何だろうな夢中にさせるものはないですよね
やっぱ好きだから続けられるとか好きだからもっともっともっと良いものにしたいとか
もっと面白くしたいとかっていうふうな情熱がどんどん湧いてくるわけじゃないですか
なのでそうじゃなくて本当にロジックで考えたりとか分析的なところでね
それもすごい大事なんですけど分析をするとか成功パターンとか
そういうものでビジネスを進めていくとこれからはうまくいかないですよね
もう大量消費の時代は終わっているので
人の根源的な欲望とかそういうところにいかに寄り添えていけるか
人のことを考えることができるのかっていうことに全てがかかってるんじゃないかなってすごい思いました
私も営業活動をやっていてものすごく思うんですよね
思うし反省するところも多々めちゃくちゃあります
やっぱりそのBtoBの営業なんでちょっとね
BtoCの営業とはまた違うところがありますけど
やっぱりそのBtoBだからといってその決済権者がね意思決定をする人が
やっぱり自分と違うメンタルモデルとかを持っていたりすると
まあ思いって通じないじゃないですか
そういうところがあるのでそこをどうやって寄り添って
その人に対してより良い提案のストーリーを描けるかっていうことなんじゃないかな
もちろんね売るソリューション自体もね考えなきゃいけないところではありますけれども
そのソリューションの商品が決まっていたところでですよ
その人がどういう位置づけに当たるのかとか
どんな未来を描いてくれるのかとかですね
あとまあその人が自分のメンタルモデルの中で想像しえなかったことって
なかなか納得をしてくれないもんなので
そこに気づきを与えてそれでそれでもなおかつ
いらないんだったらいらないでもいいし
そういうことなんじゃないかなと思うんですよね
なんか面白いですねすごく
そんなようなですねニュースを見まして
めちゃくちゃ面白かったので共有をしました
ちょっと英語のページですけれどもそのまま貼っておきますので
ちょっとね日本語翻訳とかをして読んでみてください
このポッドキャストは狭い会社員生活から
現代の世界に移住した綾子Pが
中二病視点から日々の考え事をお送りするポッドキャスト番組です
15:00
リベルタス 混沌と秩序の間からというニュースレターとバンドルをして配信をしています
ニュースレターのリンクが概要欄にありますので
ぜひそれでもチェックをしてみてください
それでは聞いていただきありがとうございました
15:19

コメント

スクロール