1. 二番経営 〜組織を支えるNo.2の悲喜こもごも〜
  2. #79ゆとり世代の底力とロスジ..
2025-11-05 37:28

#79ゆとり世代の底力とロスジェネの真価とは?雑談的「世代論」

▼今回のトーク内容: 

今回は「世代論」/設楽悠介&野村高文のPodcast「みんなのメンタールーム」/絶対にお便りを否定しない2人のMC/設楽40代、野村30代/聴いて凄いなと思わされる勝見50代/20代も凄いなと思う/改めて世代論を考える/勝見靖英なりの世代論/Z世代/アルファ世代/団塊世代/しらけ世代/新人類/バブル世代/団塊ジュニア/ロスジェネ/ゆとり世代/ゆとり教育/イメージは「学力低下・競争意識低下」/OECD学習到達度調査で首位陥落/「だからダメなんだ」という風潮/でも本当にゆとり教育の効果が出たのはその下の世代/生きる力/自分で考える力の醸成/世界でも学力トップランクに返り咲/競争をしない世代/本当に物足りないのか/多様性も許容/就職氷河期世代/こちらも優秀/精神的回復力が強い/現実主義/責任感/自立意識/1970年~82年生まれ/大学卒業は1995年前後/この時代に生まれた漫画の名セリフ/「諦めたらそこで試合終了」/「成功した者は須らく努力している」/このメンタリティ/生存をかけて能力を磨き続けた世代/もうひとつ「若いだけで優秀」という見方/テクノロジーの進歩/社会に知が蓄積し続けている時代/だとすれば若者は優秀になり続けている/多数の情報に触れる環境/知識の集合知/さらに加速するだろう/テクノロジーと世代論

▼番組概要:トップを支える立場から組織を動かす力を探るビジネスポッドキャストです。経営実務と理論にとどまらず、歴史的な人物の意思決定をひもときながら、現代の組織課題やリーダーシップの本質に迫ります。製造業に特化したコンサルティング企業、オーツー・パートナーズ取締役の勝見靖英と、幻冬舎「あたらしい経済」編集長の設楽悠介がMCを務める。毎週水曜日配信。

▼番組ハッシュタグ:#二番経営

▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfIAssluiJoSAgI6li4Vj1r8mZcoSc3LgdVuNptDV4kkJ5Atg/viewform⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

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▼パーソナリティ

勝見 靖英(株式会社オーツー・パートナーズ 取締役)1971年生。慶應義塾大学文学部卒。ジャパンエナジー(現ENEOS株式会社)、PwC、デロイトトーマツコンサルティング、日本IBMなどを経て、2015年7月よりオーツー・パートナーズに参画、2018年4月より取締役。製造業を対象とした戦略策定、業務改革、ERP/PLM等大規模システム導入等のプロジェクトを多数経験。プロジェクトマネジメント、チェンジマネジメントを得意とし、現在は経営企画/会計/人事総務/組織開発/IT/マーケティング広報等を管掌。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://linktr.ee/yasuhide.katsumi⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

設楽 悠介(幻冬舎「あたらしい経済」編集長)1979年生。明治学院大学法学部卒。マイナビを経て幻冬舎に。同社でコンテンツビジネス局を立ち上げ。電子書籍、コンテンツマーケティングなど新規事業担当。2018年にブロックチェーン/暗号資産専門メディア「あたらしい経済」を創刊。幻冬舎コミックスの取締役を兼務。「Fukuoka Blockchain Alliance」ボードメンバー。ポッドキャスターとして、Amazon Audible original番組「みんなのメンタールーム」や、SpotifyやAppleにてWeb3専門番組「EXODUS」など配信。著書に『畳み人という選択』(プレジデント社)。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/ysksdr⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

▼ディレクター:

関岡 憲彦

▼プロデューサー:

野村 高文 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/nmrtkfm⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

▼制作:

Podcast Studio Chronicle ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://chronicle-inc.net/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

▼カバーデザイン:

松嶋 こよみ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/⁠⁠⁠⁠

サマリー

このエピソードでは、ゆとり世代やロスジェネ世代についての議論が行われ、各世代の特性や社会における役割について考察されています。また、Z世代やアルファ世代との比較を通じて、異なる世代が直面する課題や期待も取り上げられています。ゆとり世代の教育は、従来の詰め込み型から脱却し、自ら課題を見つけて学ぶ力を育成することを目指した結果、学力が高まったと評価されています。一方、就職氷河期世代は、厳しい環境下での回復力と実用主義が求められ、精神的な成長を遂げたことが語られています。このエピソードでは、ゆとり世代と就職氷河期世代の教育や労働環境の違いが議論され、特にテクノロジーの進化が世代間の知識の共有に与える影響について触れられています。また、情報の拡散とその結果も考慮され、未来の世代の可能性についての見解が示されています。ゆとり世代とロスジェネ世代が抱える課題や力、さらに世代間の経験やテクノロジーの影響についても深く掘り下げられています。

世代論の導入
スピーカー 2
二番経営 〜組織を支えるNo.2の悲喜こもごも〜。
この番組は、トップを支える立場から 組織を動かす力を探るビジネスポッドキャストです。
スピーカー 1
こんにちは、株式会社オーツーパートナーズ 取締役の、かつみやすいでです。
スピーカー 2
検討者新しい経済編集長の、しだれゆうすけです。
二番経営第79回、今回のテーマは何でしょうか、かつみさん。
スピーカー 1
はい、今回ですね、人事組織論とも言えるんですけども、
雑談会です。
スピーカー 2
お、いいですね、久々の。
スピーカー 1
雑談会なんですけども、タイトルでですね、
スピーカー 2
乱暴な世代論という、私が名付けたんですけども、
スピーカー 1
世代論ってよくあると思うので、
それに関係した自論をちょっと持ってきてみたんで、
しだれさんに聞いていただきたい、そんな雑談会をできればと思っております。
ゆとり世代とロスジェネの実態
スピーカー 2
よろしくお願いします。
スピーカー 1
お願いします。
しだれさん、アマゾンオーディブルの人気ポッドキャスト番組、
みんなのメンタルーム、ご存知でしょうかっていうか、
しだれさんがやる番組ですけれども。
スピーカー 2
配信させていただいてます。
スピーカー 1
しだれさんと、この番組のプロデューサーでもある野村さんがやられている、
みんなのメンタルームという人気番組であるんですけども、
スピーカー 2
これもう、
そうですね、400回とかそんぐらいやってますね。
スピーカー 1
400回超えてますよね。
毎回楽しみに聞いていて感じるんですけども、
お二人が、この番組っていろんなお悩み相談を受けるっていう番組なんですけども、
400回ずっと聞いてて、絶対お二人否定しないなと思ったんですよ。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
お悩みに、それダメでしょとか、なんかそういうの絶対ないんですよね。
スピーカー 2
これでも、よく実はそういうふうに言っていただくんですけど、
実は別に二人で申し合わせたわけではないんですよ、始めた頃から。
今考える。
スピーカー 1
本当ですか。
スピーカー 2
普通にお便りを読んで、じゃあお互い言いたいこと言いましょうって言って、
やってみたらそうなってたという。
だから、完全否定したことは、もちろんこっちの方がいいんじゃないですかねっていうことをコメントすることはあるんですけど、
全体的に、いやもう何だよ、そんな相談してくんなよみたいな感じではないですね、確か。
もしくは世に言うビジネスインフルエンサーとか人気社長とかが、切るみたいなのあるじゃないですか。
若手の悩みを切るみたいな感じでもないんですよね。何なんでしょうね、これ何なんでしょうねっていう。
スピーカー 1
それを抑えてなくて、ナチュラルにやられてるっていうところで、すごいなと思ったんですよ。
お二人のバランスも、お二人が同調するかのように肯定だけしてるわけじゃないんです、今おっしゃってるように。
別の角度の提言とかもされていて、その中でリスナーさんのその後の話が入ってたりとかも時々あるので、
非常に学ばせていただいてるんですけど、その時に改めて、シュランさん40代で、野村さん30代じゃないですか。
スピーカー 2
30代40代すげえなと思ったんですよ、50代の私が。
スピーカー 1
そんな、このサンプル数少なくないですかと思ったんですけど。
そこが今回の雑談会のポイントなんですけども、今日の話は終始私の認知バイアスがかかりまくってます。
スピーカー 2
いいですよ、そういうの。
スピーカー 1
サンプル数が全然N数少ないんですけども、それをあたかも代表するかのような話をしています。
30代40代すごいって思う、私50代の勝美から見てですね。
20代もすげえなとか、何この高校生とかめちゃくちゃ思うんですよ。
もちろん自分のリスナーゲストで出ていただいた隅田さんとかも、大先輩ですごいって思う方もたくさんいらっしゃいます。
そうなんですけども、なんか常々ですね、若い世代すげえなと思うんですよ。
優秀な世代って若い世代だなと。
ただ私が直接やり取りするので、30代40代の方が圧倒的に多いので、その世代がなんで優秀なんだろうなって思い始めて、
いや待てよと、若いってだけで優秀なんじゃないかっていうふうに急に思い始めたんですよ。
それで世代というか30代40代、私50代とかっていうのがあって、この世代論を改めて考えようと思ってですね。
いいですね。
チャットGPTとジェミニーとクロードを立ち上げてですね、5時間ぐらい格闘してですね。
スピーカー 2
すごいですね。
スピーカー 1
かつみなりの世代論をちょっと作ったっていうものを聞いていただきたいんですけども。
まず世代論って日本人すごく好きでして、今で言ったらZ世代ってよく言いますね。
15歳より若いとそのZの次なんでアルファ世代とも言っておきます。
Z世代っていうのはデジタルネイティブで、どうのこうのっていう話はいろいろあると思います。
Z世代が今大学生とかになってきて20代で社会人になり始めて、
彼らが社会に行ってその受け側の大人たちが困ったもんだ的な論調の書籍が出ていたりとか、
Z世代を部下に迎えたときのマネージャーの心得的な本とかもいっぱい出てるんですよ。
Z世代やべえじゃねえかみたいな雰囲気ですよね。
でも大人はこうやって頑張ろうみたいな感じのが入ってるわけですよ。
あとはそれはこう直接仕事をする人たちの感じだし、
今度はマーケットとして見てのZ世代とかアルファ世代向けにこういうことをやっていかなきゃいけないよっていうようなビジネス書とかもあります。
これって毎回毎回あるんですけどZ世代の前はゆとり世代って言葉があって、
ゆとり世代困ったもんだっていうのでこれドラマにもなってたりとかしてるんですよね。
若い世代っていうのは常に困ったもんだって言われていて、
あと近頃の若者っていうようなのが古代エジプトの壁画に書いてあるっていうような。
スピーカー 2
有名な話がね。
スピーカー 1
有名な話がありますよね。
これ実は都市伝説で古代エジプトにそんなものはないんですが。
スピーカー 2
そうなんだ、なるほど。
実はもうそれそうなるもんね。
スピーカー 1
でもなるほどなっていう感じありますよね。
でもこれZ世代、ゆとり世代に関わらずですね、今のエジプトの話じゃないんですけども、
昔ですね、今のおじいさんたちですね、
おじいさんとは言わないかな、66歳から75歳の世代って白毛世代って言われたんですよ。
スピーカー 2
なるほど、はいはいはいはい。
スピーカー 1
何を話してもなんか白毛てると。
段階世代の次の世代なんですけども、なんか全然熱狂しないと。
段階世代って安保闘争とか。
そうですね。
思えてた世代なんですよ。
それが落ち着いた後になんか白毛ちゃってるみたいな。
ちょっと択感した世代が出てきて、世の中で戦われたわけですね。
その次に今の60歳から65歳の世代になると、これ新人類って言われたんですよ。
はいはいはい。
スピーカー 2
新人類ですよ。
スピーカー 1
そうです。
人類としても認めてくれないのかみたいな感じなわけですよ。
うんうん。
で、なんかもう新人類わけわかんないっていう論調があるんですよね。
その次ですね、世の中が浮かれてた時に社会に入った世代、今の55歳から60歳、バブル世代って言われたんですよ。
スピーカー 2
バブル世代、はい。
スピーカー 1
で、これポイントはバブル世代って、バブルの時代に本当に世の中で大騒ぎしてた人っていうイメージあるんですけども、
そうじゃなくてバブルの時代にですね、新しく新入社員で入ってきた人たちのイメージなんですよ。
バブル期に就職をした人たちをバブル世代と言います。
全然苦労してねえだろうと学生のくせにブランドモン来やがってみたいな感じで言われたわけです。
スピーカー 2
ですね。で、いわゆる就活も楽だっただろうし。
スピーカー 1
そうそうそうそう。実力もねえのにみたいな感じね。
でも会社の中ではその世代がめっちゃ多いみたいだね。そこだけ採用が大きいから。
その通りですね。
スピーカー 1
で、その後ですよ。就職氷河期、しだらさんの世代ですね。ロスジェネと言われるような。
ここはちょっと長くてですね、今の43歳から55歳と言われているんですけども、1970年、71年から82年生まれぐらいの方たちになるんですけども、
ダンカイジュニアっていう世代もですね、ちょっと重なっているんですけども、とにかくご苦労なさった世代っていう感じですね。
スピーカー 2
いや、そういうことですね。僕ダンカイジュニア、ロスジェネですね。
スピーカー 1
はい。もうゆとりとかしらけとか新人類っていうことは言われなかったんですけど、もうリアルにしんどい世代。
スピーカー 2
リアルにしんどい。今でもしんどいみたいなね。今でも金融的にあれかもって言われてますもんね。
スピーカー 1
ありますよね。
スピーカー 2
税金が高いとか。
スピーカー 1
で、その世代の次に来たのがちょっと間が空くんですけども、これが今の21歳から38歳、40歳手前ぐらいの方たちですね。
これはゆとり世代と言われていて、ゆとり教育期に成長をして来たという、そういう世代です。
なのでバブル世代とか就職氷河期っていうのは就職をするっていうタイミングで見られてたんですけど、ゆとり世代以降はゆとり教育っていう。
スピーカー 2
はい、そうですね。
スピーカー 1
教育方針が変わった時の世代ですね。その中に悟り世代っていう、またゆとりの中での傾向みたいなのも言われたりとかっていうのがあって。
で、今のZ世代に至るということになるわけですね。
はい。
で、冒頭申し上げた勝美が、いやなんか優秀だなと、優秀な人多いなと思ってる30歳代、これはまさにゆとり世代と言っていいと思います。
Z世代と教育の変化
スピーカー 1
はい、それから40代ですね、志田さんの世代っていうのはロスジェネ就職氷河期世代。
で、この世代について、当然ゆとりと言われてたしロスジェネと言われてたんですけど、ロスジェネ氷河期世代っていうのは未だにその言葉っていうのが、父の遺産のような形で語られることっていうのがあるわけですけども、ゆとり世代って今もうあんまり言わなくなってます。
スピーカー 2
そうですね。
はいはいはい。
スピーカー 1
なんですけども、改めてですね、30代になってゆとり世代ってどんななってるかっていうところを、今ここにですね、ちょっとオープンにしていきたいっていうのが今日の趣旨なんですけども。
スピーカー 2
なるほどね、はいはいはい。
スピーカー 1
ゆとり世代っていうのは30代ともう乱暴に言っていいと思います。
で、この世代っていうのは、もうその名を表すようにですね、ゆとり教育を受けてきた世代という感じになります。
で、このゆとり教育っていうののイメージっていうのがですね、ゆとりっていうのは要は学校のカエルキラムのコマ数を減らしてですね、で、相互学習とか今までないようなものをいって多様な人材を育てようっていう感じでやったんですけども、その詰め込み型の教育から脱するっていうことで取り組みましたと。
知識変調詰め込み型の教育からですね、まあそういう詰め込みやってると学習意欲が下がるので、そのついていけない人もいたと落ちこぼれも出てきたということでその反動からですね、このゆとり教育っていうのが生まれてきたわけですけども、そうすると学力を低下するですとか競争意識がなくなるよっていうふうに言われてて、だからもうゆとり世代っていうのはみたいな感じで言われるっていうのがあったわけですね。
ただ、その詰め込み型をやめたわけですけども、それなんか当然コマ数減らしたわけだけではなくてですね、その時の教育の方針としてですね、生きる力をちゃんと育成しなきゃいけないっていうことをその世代には教育のプログラムとして入れたということだそうです。
例えばですね、自分で自ら課題を見つけて、自分で学んで自分で考えて主体的に判断行動ができる、そんな資質と能力っていうのを育成しましょうと。豊かな人間性を育むっていうようなことを目指したですね、この教育体でもあったわけですね。
学力低下したって言われたのはですね、そのゆとり教育が始まって最初の頃のOECD向け、先進国向けのですね、学生の学習到達度調査っていうテストがあるんですけども、それでですね、ゆとり教育が始まった最初の年にですね、日本のランキングそれまで1位だったのがキュッと下がっちゃったんですね。だからダメだって言われたんですよ。
ダメだって言われてそのままその議論っていうのはもうなくなってですね、ゆとりダメだったみたいな感じの風潮っていうのに影響ができたんですけども、実はですね、その調査っていうのは当然毎年やり続けているんですけども、ゆとり教育が始まった瞬間っていうのは当然ゆとり教育が浸透してないですね。だからそのときに測ったって別にあんまりいいになかった。
前の世代の教育だったりするんですよ。ただゆとり教育の影響を一番受けてきたっていうのが2022年に行われたこのテスト、調査だったりするんです。それで数学と科学の分野で日本は先進国で第1位、独解力で第2位と。世界のトップランカーなんですね。つまりゆとり教育をちゃんとしたらですね、学力的にもめちゃくちゃ高いっていうのが証明されてます。
このテストっていうのは16歳から65歳までの成人を対象にしてされる独解力、数的思考力、ITなどを活用したテストなんですけども、日本っていうのは前世代ですね、高齢層45歳から65歳、それから30代40代みんな受けるんですね。で、前世代日本でトップランクです。
スピーカー 2
そうなんですね。なるほど。
スピーカー 1
実は世代関係なく日本人めっちゃ自信持っていいよっていう感じの結果が出てるんです。
ただその中でもダントツに優秀なのがですね、ゆとり世代と言われる世代なんですよ。
スピーカー 2
なるほど。意味があったのか、効果が。やめちゃったけどねって話ですよね。
スピーカー 1
そうです。もう意味があったどころかって感じなんですよね。
で、学習の能力が高くなったって話はしてるんですけども、実はですね、この時に先ほど課題を自分で見つけてとか、そういう学習のプログラムが入ったって言ったんですけど、総合学習っていうプログラムが科目として入ったんですけども、何かっていうと自分で調べてですね、こういう課題がある、じゃあみんなでこうやって解決をしようっていうようなカリキュラムだったそうです。
その時にですね、当然チームワークするんですよね。チームの中にはいろんな意見があります。で、多様な意見っていうのを調整して仲間と協力して共同して解決するっていうようなことを、通常の授業としてやってるんですよね。
で、その中で、いや俺これやりたいからっていうのを主張してるだけだとですね、当然そのチームワークってできないわけですよね。その中で多様性を認めながら相手を否定しない、あるいは素直にそれを受け入れるっていうコミュニケーションスタイルっていうのが、そのプログラムの中で醸成されてたんですよね。
なので、冒頭で申し上げた人を否定しないっていうのは、ナチュラルにですね、教育の中で染み付いてたスキルとも言えるんじゃないか。
で、なんですかね、優秀なだけじゃなくて、性格がいいとか、いい子だなみたいなのがもう圧倒的に国の教育プログラムで僕は生まれたと思ってて、言う通り教育最強じゃんって僕はすっごい今思ってる。
就職氷河期世代の特徴
スピーカー 2
そうなんだ。世の印象とほんと違いますね。それなんかダメだったから辞めたみたいな。だから言う通りはみたいな。
スピーカー 1
絶対僕間違ってる。今の30代もうダントツに優秀。
スピーカー 2
でもそれは僕も下の世代と仕事をしてて思いますね。それは感じるところだから、まさに。
スピーカー 1
ただもちろんですね、僕はもうそれですべてもうオールオッケーって感じなんですけど、一方でですね、その上の世代、それこそ就職氷河期とかバブル世代とかから見るとですね、競争をゴリゴリにしない世代でもあったわけですよね。
運動会のトップ競争とかでも1位2位3位につけないみたいな話もあったので、競争心がないとか、ちょっと物足りないとか、打たれ弱いんじゃないかっていうような評価があるのもこれまた事実。
でも何かいいと思うんですよ、僕は。っていうのは、これは平田さんの同僚の美濃和さんも言ってましたけど、美濃和さんも30代ど真ん中じゃないですか。
スピーカー 2
そうなんですよね、今年40だからまさに。
スピーカー 1
ですよね、野村さんとかとも。
俺がゆとり世代とは思えないですからね。ゆとりない感じの人生を歩んでますから、まあまあそれはいいんですけど。
スピーカー 2
僕それがポイントだと思うんですよ。この世代って多様性も許容できるから、頑張る人は頑張るんですよ。だって頑張ることにふたはしてないわけですよ。
そういうことか。
だからもう24時間働く人はいてもいいわけですよ。
スピーカー 1
なるほどね。
そういう人たちがトップリーダーとして、スティーブ・ジョブズみたいな人とかも生まれやすいと思います。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
でも全員がそれだったら社会うまくいかないじゃないですか。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
その中に本当ファーストフォロワーだったりフォロワーになるような人材っていうのが、精神的な許容度の非常に高い世代っていうのは。
スピーカー 2
殺さないんですよね。そういうちょっととんがった人とかもちゃんと受け入れるような世代でもあると。
スピーカー 1
めちゃめちゃ私の認知バイアスのかかった城を展開してるんですけど。
僕なんかそんな感じです。いやもうすげえ30代最高って感じなんですよ。
これがまず最初のゆとり世代の考察ですね。
で今度もう1個ですね40代しだらさんの世代です。
就職小学期世代ここはですねもう名付けるとレジリエンスとプラグマティスムとしての優秀さっていうなんかわざと難しい言葉を使ってみたんですけど。
まずレジリエンスってよくビジネスでは使われる言葉ですけどもこれ回復力とか回復性とかって言うんですけど。
精神的な回復力がめっちゃ強い。粘り強い。
あとはプラグマティスムっていうのは実用主義というか実利主義とか言ったりしますよね。
現実主義とも言います。でとにかく責任感が強い自立性が強いと。
当たり前ですよね。就職できなかったんですよ。
スピーカー 2
いや大変だったんですよね。
スピーカー 1
もうほんと大変ですよ。でも頑張ればなんとかなるっていう風に。
これは生存者バイアスって言葉もあるんですけど勝ち残った人の論理かもしれないけれども。
もう世の中がもうほんと真っ暗なわけですよ。
いやもうこの仕事やろうと思ったらもう就職しできませんみたいなえーっていう感じ。
スピーカー 2
だって今年採用がないですみたいなことが起こってたんですよ。
スピーカー 1
普通に起きてましたよね。
スピーカー 2
例えば去年2年前ぐらいから就活始めるじゃないですか。
でじゃあ今年は10人ぐらい取ってたねみたいな。
で来年自分の時はどのぐらい取るのかと思ったら今年中止ですとかザラにありましたからね。
その志望企業が採用しないんだみたいな。
スピーカー 1
私が今その50代前半でバブル世代とこの就職氷河期のちょうど間というか両方重なってる世代なんですよ。
なので去年までの先輩はめっちゃいいところに100人単位で入ってたと。
あれあれ今年全然取ってねえんだけどみたいな感じもある一方で特定の業界ではまだまだバブル採用してたりとか。
存在してた時代なんですよね。
なのでちょっと両方見ててちょうどなんかほんとギリギリのところにいたって感覚があるんですけども。
でその時にですね僕なんかこう時代を象徴するなと思ったんですけども。
その就職氷河期っていうのが時代的にはいつかっていうとこれ1970年から82年生まれの方たちってことになるんですけども。
その方たちが大学を卒業するタイミングって90年代の半ばぐらい。
1995年以降から数年間って感じになるんですけども。
その時にですね時代を映す鏡と言ったら漫画ですよね。
僕は好きだから言うわけですけども。
1996年漫画史に残る名言が生まれました。
何か安財先生のあのセリフです。
諦めたらそこで試合終了ですよ。
もう誰もが知ってる名言です。
諦めたらそこで試合終了ですよ。
頑張りなはれと言ってるわけですよね。
そこで勝利を手にすると。
これ1996年です。
スピーカー 2
就職氷河期世代が就職をする苦労してた時代に生まれた言葉です。
もう一個あります。
スピーカー 1
1998年。
これも私が大好きな作品のセリフなんですけども。
これは鴨川源二が高村に送った言葉。
わかる人いるかな。
はじめの一歩というボクシング漫画でですね。
高村という選手がですね。
ブライアンホークっていう世界チャンピオンに初めて世界戦に挑んだ時にですね。
その高村選手を育てて。
頑固親父のジムのですね。
トレーナー鴨川源二さんが舞台に立つ高村に向かって放ったセリフですね。
努力した者が全て報われるとは限らん。
しかし成功した者は皆すべからく努力をしておる。
っていうこともあるんですよね。
もうなんか今でも胸アツになるセリフなんですけども。
頑張れってことですこれ。
スピーカー 2
そうですね。いや頑張れってことなんですよ。
スピーカー 1
結果はともかくやっぱり努力すると報われることもあるだろうっていうのを。
少年漫画を通してですね。
それがこの就職氷河期のど真ん中に生まれてるんですね。
これは象徴的だなと。
もちろん今の時代とかそうじゃない時にもすごい言葉っていうのはあったかもしれないんですけども。
本当にこのセリフって漫画好きの男性だったら全員が知ってるものだと思うんですよね。
なんでそこが生まれたというところだと思います。
実際にそこで頑張った人たちっていうのは生き延びるイコール成功っていう風に捉えるんですね。
そこで生き延びてきて非常にこう何ですかね。
努力して頑張って手にしたから。
ちゃんと周りに優しいかどうかは別として頑張ろうよっていう感じのメンタリティを持っている。
だからそこの責任感が強い。
世代の特徴と支援
スピーカー 1
だから優秀っていう本当に戦闘能力を高め続けた世代が私から見てこの40代っていう感じなんですよね。
精神性もすごく高いというふうに思っています。
一方で頑張るっていうのは裏腹の面があって先ほど話した生存者バイアスと生き残った人だけのロジックっていうのもあると思いますし
あと社会問題として非正規雇用の話がちょうど出てきた時代でもありますので
その非正規雇用の人たちっていうのを今どういうふうに社会としてサポートしていくのかっていうのも一個社会問題にもなっているので
その世の中の二極化の入り口になったそれを助長したかもしれない。
頑張った人はもうその価値はあるわけですけどもそうじゃない人たちも当然いたしそういうふうにできなかった人たちもいたっていう。
スピーカー 2
フリーターっていう言葉がね、生まれた時期も多分この時期ですよね。
スピーカー 1
そうですよね。
勝ち組とか負け組とかっていう言葉もありました。
なんかそういう時代だったなという気がします。
自分の生存をかけて実力を磨いて磨いて磨いてきたのがこの就職氷河期世代。優秀に決まってますよね。
一方こう国の教育のプログラムとしていい人材というか若者をしっかりと育てた日本の教育の教授っていうのが花開いてるのがこのゆどり世代、今の30代っていうふうに勝美には見えました。
バブル期以降の世代がどうだっていうのはまだそれは競争の中で頑張ったとか時代に乗っかりながらも勢いがとにかくあるとかいろいろあるんだと思います。
ただ30代40代優秀っていうのは一個それがあるかなというのが一つです。
これだいぶ話してるんですけど実はこれにこれ純粋に世代で切った状態なんですけど、
もう一個ですね若ければもうそれだけで優秀じゃないかというふうに私は思ってるんですけども、
その話今の世代論に引っ掛けてもう一個若いってことは優秀だっていうことの話をさせていただきたいんですけども、
これがですね何かというとテクノロジーなんですよね。
テクノロジースマートフォンパソコンデジタル情報ってあるんですけども、
ここでこう言いたいのが今の時代に限らずなんですけれども、
ニュートンっていますよね、アイザック・ニュートン、万有引力の法則を発見した。
これ17世紀の物理学者もう本当に大天才ですけれども、
ニュートンがその万有引力を発見した時に言ったセリフがですねなかなか押ししみれて、
私が見てきたものがもしトークのことであったならばそれは巨人の肩の上に立っていたからであるっていうセリフがあるんです。
他の人が見えないような景色、それは万有引力ですよね。
それを発見したんだけど、なんでそれを自分が見出したかっていうと、
巨人の肩の上に立ってたからトークが見えたんだと。
その巨人って何かっていうと先人たちの知恵の積み重ねに自分は乗っかっただけですよっていうことを、
あの天才ニュートンが謙虚にも言ってるってことなんですけども、
人類だてじゃないっていうね、知識が積み重なってっていうことをこれ17世紀に言ってるわけです。
当然その後の時代っていうのもそうなんですけども、
これまでは知識とかそういったものっていうのは、
一種特定の領域に蓄積され続けてきたんだと思います。
それは前回やった製造業っていうのは技術の蓄積の器だったって話もありますけれども、
そういった産業の中もそうですし、アカデミアの中っていうところもあったと思います。
それがこの昨今のデジタル化が猛烈に進んできた、
AI化ならずともデジタル、インターネットも、
その知識っていうのが大爆発を今起こしている状況ですと。
で、爆発してどうなったかっていうと、
いろんなところの特定の領域じゃなくて世界中にそれが広がってですね、
広がってうんさんむしょうしたんじゃなくて、その状態で蓄積され続けているという。
で、これがちょっとこんな言葉があるのかわかんないですけど、
私は社会知っていうふうに名付けたいんですけども、
社会の中で知識の蓄積っていうのが因縁と起こり続けているという状況だと思っています。
で、これいろんな領域で起きてると思うんですけども、
例えば今日冒頭に古代エジプトでも、
近頃の若者はっていう話があったっていう話をしてたじゃないですか。
で、それって実際には都市伝説だったんですけれども、
この古代エジプトで近頃の若者はっていう駅側であったんだよって話って、
今から30年前は誰も知らないうんちくだったんですよ。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
なるほど、そんなことがあったのか。
だから今のその若者に対して何とかっていうのは違うんだなっていうような感じだったんですけど、
今はもう誰もが知ってる話。
スピーカー 2
僕事実だと思ってましたよ、それ。
ファクト調べず。
スピーカー 1
実際には古代エジプトではないんですけども、
古代ギリシャのソクラテスが今の子供たちは贅沢を愛し、
行儀が悪く、権威を軽蔑するって言ったりですとか、
ローマ時代のホラティウスっていう人も似たようなことを言ったりですとか、
だから古代から近頃の若者的な論説っていうのはあったので、
昔から言われたことっていうのはそうなんです。
だから昔から言われてるんですって言われたら、
そうだよなとそんな聞いたことあるって思うじゃないですか。
これって社会の地が積み重なってるんですよね。
30年前はほとんど人知らなかったんですけども、知ってると。
あとこんなのもあります。
恐竜の祖先は鳥なんだっていう。
ジュラシックパークで最初に大鳥派の話なんですけども、
今も図鑑にも書いてありますし、みんなが知ってると思います。
あと運動することは脳にいいんですよとか、
筋トレの後にプロテインを取ったほうが筋肉増えるんですよ。
30年前誰も知らんかったですよ。
スピーカー 2
そうなんですね。なるほどね。
スピーカー 1
あとビジネスの世界でこんなのもあります。
ウインウインって言ったりしますよね。
お互いのプラスになるようなウインウインの関係を築くことが
ビジネスでは重要ですって言ったりします。
結論を先に言いましょうっていう言葉もあります。
あと承認欲求って言葉もありますよね。
マズローの欲求五段解説みたいなのも
言うことがあるかもしれないですね。
でもビジネスだと80対20の法則とか、
プラセボ効果なんで言う言葉もありますよね。
こんなの何十年前かは今みたいにみんなが知るようなことではなかったんですよ。
でも当たり前のように知ってるじゃないですか。
スピーカー 2
確かに確かに。
スピーカー 1
あと努力は人を裏切らないじゃないけど、
そういう名言とか格言みたいなやつがみんなが開くTikTok開いても
ちょっと落ち着いた音楽とともに出てくるじゃないですか。
スピーカー 2
出てくる時がありますね。はいはいはい。
スピーカー 1
そういうものが世の中に広まるスピードだったりとか
ものっていうのが圧倒的にあるんですよね。
だからもうそれ知ってますっていうこともそうだし、
どこまで刺さるかどうかは別として、
社会の共通認識みたいなものっていうのはすごく増えてる状況なんですよね。
その上に教育を受けて物事を考えてっていう世代。
それは若い人の方が巨人の肩高いですよね。
って僕は思っちゃうんですよ。
スピーカー 2
そうですね。
だから確かに人類が発展していってると仮定できるんであれば、
僕らより若い世代の方が巨人の肩は高くなってるし、
さらにその世代よりも下の世代の方が高くなってるはずってことですよね。
そうですそうです。
これからもね。
スピーカー 1
なのでもうバラ色しかないなっていう気がするので、
その若い人たちが絶望しない未来を大人というか旧世代の意見は作んなきゃいけないっていう
もう使命があるのは当たり前だと思うんですけども、
その昔と今どうかっていうんだと、
昔はですねさっき言った知る人ぞ知るみたいな情報の非対称性が高いなんて言いますけども、
知らない人はもう知らないけど知ってる人は知ってるっていう中でアンバランスが起きてたと思う。
だからそれを埋めるために記憶をしなきゃいけない、勉強をしなきゃいけないってことで、
知識の蓄積っていうのは個人個人がやらないとどうにもならなかった。
ところが今は情報っていうのは真摯に共有されて拡散されます。
しかもその知恵っていうのはチームで共有してスピーディーに何か成果を出すっていうことができるようになってきたと。
AIを使っても使わなくてもってことですよね。
さらに自分の中に知識をため込むチームでやるっていうのも学習曲線っていうんですかね。
何かを学んで身につけるっていうのが圧倒的に短縮化されていますし、
自己啓発的なものとか人間的に成熟するっていう機械とかっていうのが、
昔は文学作品を読むとか特定の人に訓導を受けるとか、
そういう時間とかっていうのも必要だったと思うんですけども、
同じ深さかはともかくですね、その機械に触れることが非常に増えてきたので、
そこも加速されると。
そうやって多数の人たちに同時に伝えるってことができるようになる。
それからイノベーションを生む土壌にもなっているということで、
その知識っていうのが集合知とか社会知とかいろんな言い方があると思うんですけども、
それをですね、さらに加速化させるような装置っていうのがそのテクノロジーによって組み込まれているっていうのが、
今の若い世代というか、未来に向かって起き続けていることだなと。
インターネットの影響
スピーカー 2
テクノロジーと世代論っていうのを合わせるという話ですね。
だからやっぱり今の話を振り返ると、AIっていうのも今ものすごいんですけれども、
結局例えば高度なAIがあったとしても、横に広がらなければ、
そしてそれの値が共有されてデータを食っていかなければ今ほどの成果はなかったはずなので、
やっぱり今の世代論でずっと100年弱振り返ったときに、一番大きいのはインターネットの登場ですよね。
スピーカー 1
本当に思いますね、そこは改めて。
スピーカー 2
だから今は僕らの生きている時代だから100年単位で10年20年単位で世代を割っていってますけど、
多分人類が1000年続いたときに今を振り返ると、インターネットあるかないかのところが切れ目になってて、
もしかしたらロスジェネもサトリもユトリもゼットも一緒に来られるんじゃないかなと。
スコープを荒くするとそう思われるんじゃないかってくらい、
ただ分岐は多分、AIもこの先も1個来るかもしれないんですけど、
スピーカー 1
ただそのベースとなっているのがネットだなっていうのはすごい感じますよね。
スピーカー 2
そこに関してはまさにおっしゃる通りなんですけど、
世代間の課題と成長
スピーカー 2
一方今すごく課題になっているのはフェイクニュースの問題だったり、
あまりにも拡散とか知識の伝播が早いので間違った情報が広がる。
間違った情報が100歩譲って広がることだけじゃなくて、
それを操作されちゃうと人々の感情が扇動されちゃうみたいな。
ケンブリッジアナリティカの事件とか過去にありましたけど、
それで国の投票コードを変えちゃうとかそういうこともなってきて、
っていうようなちょっとリスクの部分だったり、
今どちらかというと世の中って繋がってそうなったことの恩恵を味わいながらも、
繋がったことによる揉め事の増えた感じもあるっていうようなことにも差し掛かっているから、
どっちかというと分断していきそうな雰囲気もあるじゃないですか。
スピーカー 1
そういうことが閉じていくんじゃないかっていう。
スピーカー 2
でも今日の話聞いてると多分それは過渡期の成長痛みたいなもので、
やっぱりこの繋がりをどうにかしてって巨人の肩をどんどん上げていく必要があるんだななんて思いましたね。
スピーカー 1
本当にそうですね。
ちょっとダイナミックな時代に翻弄されながら今の世代は頑張るっていう感じなんでしょうね。
スピーカー 2
やっぱりあとは老害的行動を避けないとダメですよね。
スピーカー 1
どんどん世代が上がっていくのに。
心から自分は老害だって思いながら生きようって誓ったあれですよ今回は。
自分は老害なんですけど、
やっぱり今日触れなかった30代40代以外の50代60代の世代って、
じゃあもう若い人たちに勝てないのとか、勝ち負けもないかもしれないんですけども、
どうかって自分たちを卑下してもうあと死に行くのみって思う必要が僕はないと思ってて、
経験値っていうのが当然その分必ずあると思うんです。
何をしてないっていう経験も含めて全ての人にあると思うし、
後半で話したテクノロジーって世代によって分かれるってことはないわけですね。
スピーカー 2
60代以上の人はチャットGPT使っちゃいけないなんていうことは絶対ないわけですよ。
スピーカー 1
むしろそこは自分の経験プラスアルファで使っていったら、
若い世代が絶対持ってないものは経験の時間なので、
それを既に持ってるってことだけで僕はアドバンテージだと思うんですよ。
それが何か短縮されようが何だろう。
スピーカー 2
だからそういうふうに考えると老害は老害なりの頑張り方になるって僕は思ってるんで。
体力を使うもの以外については全然フラットな競争ですよね。
スピーカー 1
すごい楽しめると思いますんで。みんな頑張りましょう。
感謝のメッセージ
スピーカー 2
みんな頑張りましょうっていう話ですよね。
ですね。ありがとうございます。
2番K、組織を支えるNo.2の引きこもごも、ここまで聞いていただきありがとうございました。
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スピーカー 1
ここまでのお相手はしだりゆうすけと厚宮すいででした。ありがとうございました。
37:28

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