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スピーカー 2
二番経営 〜組織を支えるNo.2の悲喜こもごも〜。
この番組は、トップを支える立場から、組織を動かす力を探るビジネスポッドキャストです。
スピーカー 1
こんにちは、株式会社オーツー・パートナーズ取締役の勝見靖英です。
スピーカー 2
現当社新しい経済編集長の須田隆佑介です。
二番経営始まりました。よろしくお願いします。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
スピーカー 2
今回は前回に引き続きまして、No.2視点のサイバーエージェント
日本版ビジョナリーカンパニー研究の第4回となります。
スピーカー 1
4回で最終回になります。
今回はサイバーエージェントのNo.2
本人は否定されているんですけども、副社長の日高雄介さんをフィーチャーした
そういう回となります。
スピーカー 2
楽しみです。いよいよ来ましたね。
スピーカー 1
いよいよ来ましたね。
日高副社長、今でも副社長さんなんですけれども
中さんは、福田さんと一緒にサイバーエージェントを創業した共同創業者ということが言えます。
ですので、そこから創業した仲間で
大体スタートアップって創業者同士仲違いして離れるっていうのもよくありますし
もうそういうこともなく28年間ずっと一緒に来たと
創業している時、藤田さんが社長で
日高さんは確か常務でスタートしたと思うんですけれども
そういう上下関係がある。もともと前職の同期の2人なんですけど上下があるというところ
過去に日高さん書籍も出されていますけれども
あんまり表に出られる機会っていうのはない感じです。
前回第5水準のリーダーシップの話もありましたけれども
ただ時代の長寿藤田さんを支える
あるいはサイバーエージェントも8000億企業の
副社長ですので、どんな方なのか何考えているのかっていうところは
やっぱり関心として高くてですね
個人的にもずっと興味があったんですけれども
ようやく今年の4月に出たダイヤモンドハーバードビジネスレビューという雑誌に
日高さんのロングインタビューが出ていたということもありましたので
そのインタビューの内容も含めてですね
そこに創業時の話ですとか
これまでこの2番系でも話してきた内容なんかも絡めながらですね
ちょっと皆さんと共有できればと思っております。
まずですね最初に創業の時の話からというのを言いたいんですけれども
1998年の3月18日にサイバーエージェントという企業は創業されました
その創業したオフィスの中にですね
最初に入居した日の夜にですね
同期であった藤田さんからですね
日高さんに会社の中では社長と呼んでくれという風に伝えられて
日高さんが分かりました藤田社長と答えたというところが
このサイバーエージェントの歴史の始まりみたいな感じですね
ここ何気ないんですけれども
多分これまでは日高藤田っていう同期の中だった
よく遊びに行ってたみたいな仲良しなんですよね
これが社長と呼んでくれとはい分かりましたその場で切り替わるっていうところ
これ藤田さんの本にも書かれている内容なんですけれども
結構エモいですよね
スピーカー 2
なんかいいシーン映像にしたらいいシーンになりそう
スピーカー 1
いいシーンだなっていうのは多分社長と呼んでくれっていう藤田さんの方が
結構その言葉を溜めて溜めて言ったんじゃないかなって思うんですよ
で日高さんは多分ナチュラルに分かりました藤田社長って答えたという
じゃないかなというふうに思っていて
なんでそれを思ったかっていうと先ほど話した
日高社長のインタビュー記事の中でこんなのがあります
当時のやり取りは記憶にないのですが起業することが決まってから
そのような話がいつ出てもおかしくない空気感はありましたということで
具体的なやり取りって日高さんは記憶ないんですよ
だから一緒に会社をやろう手伝ってくれって言われた時から
日高さんの気持ち決まっていて当たり前のこと言われたから
はいって答えただけっていう感じでむしろトップの藤田さんの方が
これから俺はお前を友達じゃなくて部下として見るんだっていうのを
自分に言い隠せてで結構思い切って勇気を出して言った一言なんじゃないかなと
だから記憶残ってるんじゃないかなっていうのは気がするんですよね
だから余計エモいし日高さんの2番経営力って言うとちょっとおこがましいんですけど
スピーカー 1
えげつねえなってちょっと思っちゃって
スピーカー 2
確かにそうですね
スピーカー 1
すごかったですね
ちょっとインタビューの続きがあってですね
藤田を社長と呼ぶことについてわだかまりなどは一切ありませんでした
藤田が単に上下関係をつけたがるような人間であれば
抵抗感を抱いたかもしれませんが
そういうタイプではありませんと言ってるんですね
ここもなんかお互いの人間性とか
本当に人間力的なところでつながってるというか
信頼関係があるっていう言葉だと思いますし
あとこんなこともついてます
サイバーエージェントをパブリックな存在にするという決意から来るものだからこそ
すんなりと受け入れたのだと思います
これから目指そうとしているものの大きさと
絶対に実現するという真剣度は最初から伝わっていましたと
いうことをおっしゃってますね
なんか本当にドラマの最初としては完璧なスタートですね
ですよね
そこからその同期であると元友人だっていうところの
慣れ合いを排除していくようなやり取りっていうのがその後も続いていたそうです
こんなこともあります
創業以来会社では慣れ合うようなコミュニケーションを取らないように気をつけていた
仕事の相談はすべて役員会で行うと決め実際にそうやってきましたと
なるほど
スピーカー 2
すごい面白いこれ
スピーカー 1
これね
ここ読んだ時にぐっさんぐっさん刺さっちゃって
もう何刺さったかと言いますとですね
もうサイバーエージェントと比べるまでもないんですけども
当社オーズパートナース社長の松本と私同級生なので
そうかそうか
共同創業者では決してない
もう出来上がったところに私が後から入っただけなんですけども
私の慣れ合いというか慣れ慣れしさがアンパないなという
本当にあの日高さんを爪の赤を煎じて飲まなきゃいけないっていうのを
本当に心から思いますよね
スピーカー 2
上層部でそもそもの人間関係があれば
もちろん役員会ですべて行うっていうのがすごいなと思ってて
ちょっと連絡したりそれこそすれ違った時に
早く動かした方がいいみたいなアンケートもあるから
あのさみたいな感じでちょっと相談してそれやっちゃおうよって
裏で握りつつみたいなことって
多分多数ある普通のことだと思うんですよね
スピーカー 1
普通にありそうですよね
あるいはその関係性が近いがゆえに
止められることというか還元がしやすくなるとか
そういうこともあるんじゃないかなというのも感じるんですけども
日高さんはやっぱりちょっと目線が全然違ってですね
こんなことをおっしゃられてます
サイバーエージェントの社員に私と藤田の間で
特別な関係が築かれていると思われて
壁ができてしまうのを避けたいのです
まるで2人の会社であるかのように捉えられ
成長の妨げになることが怖いというのは正直なところですと
スピーカー 1
この会社のことなんでもあの2人で決めてんなとか
2人とそれ以外っていうふうにもうしたくなかったと
なるほど
もうなんかさらっと言ってるんですけどもね
スピーカー 2
すごいことですよね
スピーカー 1
ほんとすごいことですよ
なかなかこんな会社なんてできない
もうほんとに
いやもうなんていうんですかね
ちょっとね人間ができすぎてる感じなんですよね
確かに
スピーカー 2
やっぱりファウンダー創業者での人って
一般的に言うと独裁政権を引いてなくても
実質上独裁権があるというかそう見えるし
それが悪いってわけじゃない
いろいろな会社のやり方がありますけど
そこに対して壁を作ることでの緊張感を持たせている会社もあるわけじゃないですか
スピーカー 1
ありますね
スピーカー 2
でも後に僕もサイバーエージェントの現場の人と仕事をして
それこそ藤田さんってどんな人なのとか聞いて
すごく変な意味じゃなく
大社長がみたいな怖い存在のように語ると逆で
友達みたいな感じで話すんですよね
先輩の友達で仲いい人みたいな感じで話すので
やっぱりそれが成功したんだなっていう気がしますよね
一方逆にやっぱり
社長はみたいな会社もあるわけで
スピーカー 1
なんですよね
すごいですよね
いやもうなんかなかなかできない
全くできてない恥ずかしいっていう感じ
スピーカー 2
普通にやってても壁勝手にできるもんですからね
だからそれを配慮してるってことですよねできるだけ
スピーカー 1
いやもうなんでちょっとここが創業以来までも繋がってる
2人の関係性っていうところをちょっとフィーチャーしたところですね
こういう話も持ってました
インタビューの中なんですけども
藤田が大きな決断
例えばサクセッションですね
今回の社長の答えですね
重大な話も流れの中でさっと下し
それを聞いた経営陣が一斉に動き出すのは
この会社の特徴ですと
今でこそそう決断した理由まで伝えるようになりましたが
以前は説明も最小限で
特に新しい幹部の中には戸惑う人もいたので
別の機会に私が自分の言葉でできる限りの説明を行うといったことがありました
ということです
ここは藤田さんの決断のスタイルとか
トップの意思決定なんですけども
ワントップで
さっき社長との距離感の話あったんですけども
あくまでもトップが右向けって言ったら
みんな右向くっていう
角度何度の右ですかみたいな
そんなこと誰も言わないで
特にそこに一気に走り出す
カルトとかハリネズミとか
いろんな話ありましたけれども
そこをやって
そこのギャップの部分をそっと陰で支えてるみたいな
のがあってですね
ここの社長に
いやちょっとそこ理由をみんなに説明してくださいよとか
どういうことなんですかとかっていうのを
表だって言ったりもしないっていう
自分も動くメンバーの一人としてやるみたいな感じ
スピーカー 2
確かに
スピーカー 1
すごい
これまあなんか普通にね
ワントップで強いカリスマ経営者がいてっていうのは
こういう会社さんって他にもいっぱいあると思うんですけども
いや同じファウンダー同期ですからね
そこで自分も他のメンバーと一緒っていうところに置くとか
だから役員会でしか聞かないみたいな感じだったりとか
すごいですよね
スピーカー 2
さらに言うとその日高さんが立場的には
下の人たちが戸惑っていたら
ちゃんとそこは翻訳者としての立ち回り
2番系的に僕らもそう言ってることですけど
重要なこともやってるし
スピーカー 1
そうなんですよね
あとそのポイントの中で
藤田さんと一度も対立したことがないっていう話が
いくつか出てくるんですけれども
本当に対立したことないんですかってインタビューを聞いても
よく聞かれるのですが本当にありません
会社の最終決定は藤田がトップとしての
責任感を持って下してくれるという
安心感を抱いているので
そもそも自分の中に対立するという選択肢がありません
スピーカー 2
なるほど
スピーカー 1
会社のことについて創業社長の藤田以上に
広く深く考えている人間はいませんから
議論するよりもやってみた方が早いと考えています
スピーカー 2
なるほど
すごい
スピーカー 1
何ですかこれという
スピーカー 2
これすごい言葉だな
スピーカー 1
すごいですよね
スピーカー 2
なるほど
スピーカー 1
トップへの絶対的な信頼感がある
でも信頼しているがゆえに
これは自分考える必要ないんだやるだけなんだっていう
覚悟みたいなのを
おそらく日高さんもそうですし
それ以外の幹部の経営陣も皆さん持っているからの
サイバーエージェントという感じがしますよね
スピーカー 2
すごいな
トップが独裁的で
言ったことはやらないとダメだからやるっていうのと
結論は同じなんだけど
何かをやれって言われてやるっていうことは
全然違いますよね
その仕事の進め方が
スピーカー 1
本当に全然違っていて
私思ったのは