1. 二番経営 〜組織を支えるNo.2の悲喜こもごも〜
  2. #64 「僕のヒーローアカデミア..
2025-05-28 40:47

#64 「僕のヒーローアカデミア」に学ぶNo.2論~No.1の継承問題?支える二番経営ヒーローは?

▼今回のトーク内容: 

漫画・アニメ「僕のヒーローアカデミア」にみるNo.2論/作者:堀越耕平先生/2014年~週刊少年ジャンプで約10年間連載/単行本は全42巻/発行部数は世界累計発行部数1億部(2024年4月時点)/テレビアニメ・映画も大ヒット/劇中で「個性」と称される超能力を持った者たちによるバトル/主人公は無能力者の緑谷出久=デク/配信アニメは世界85か国でトップ10入り/ビジネス系メディアも注目/では二番経営的に見ると?/劇中の「組織」/主人公の属するアカデミア=学校・クラス/悪役が属する「ヴィラン連合」/ヒーロー=職業という考え方/国家資格/警察の下部組織に/犯罪抑止・災害対応/ヒーローたちはそれぞれ事務所を構える/国から仕事依頼/ヒーローの人気番付/No.1のヒーロー・オールマイトの存在感/No.2・エンデヴァーは実績ではオールマイトを超える/カリスマのNo.1と実績型のNo.2/それぞれ50代くらいの設定/オールマイトとエンデヴァーの人生のコントラスト/No.2によるNo.1への執着・悲哀/仕事で家庭を犠牲に/エンデヴァー、No.1になるも立ち振る舞いがわからない/カリスマ経営者の跡を継いだよう/振り返っても家族はいない/オールマイトを頼り家族も再構築へ/新たなNo.2・ホークスの登場/このホークスにも暗い過去/ヒーロー界のために陰で汚れ役を買って出る/ホークスはエンデヴァーを支える存在=No.2に/昭和・平成の経営者から令和のニューリーダーへの系譜が如く

▼番組概要:

COOや副社長などの「組織のNo.2」。その仕事をテーマに、トップのビジョンの実現の仕方や、仕事の面白さ・大変さなど「No.2の悲喜こもごも」を語っていく番組。製造業に特化したコンサルティング企業、オーツー・パートナーズ取締役の勝見靖英と、幻冬舎「あたらしい経済」編集長の設楽悠介がMCを務める。毎週水曜日配信。

▼番組ハッシュタグ:#二番経営

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▼過去配信回をシリーズ別でプレイリスト化しております:

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▼MC:

勝見 靖英(株式会社オーツー・パートナーズ 取締役)

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.o2-inc.com/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

1971年生。慶應義塾大学文学部卒。ジャパンエナジー(現ENEOS株式会社)、PwC、デロイトトーマツコンサルティング、日本IBMなどを経て、2015年7月よりオーツー・パートナーズに参画、2018年4月より取締役。製造業を対象とした戦略策定、業務改革、ERP/PLM等大規模システム導入等のプロジェクトを多数経験。プロジェクトマネジメント、チェンジマネジメントを得意とし、現在は経営企画/会計/人事総務/組織開発/IT/マーケティング広報等を管掌。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.o2-inc.com/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

設楽 悠介(幻冬舎「あたらしい経済」編集長)

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/ysksdr⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

1979年生。明治学院大学法学部卒。マイナビを経て幻冬舎に。同社でコンテンツビジネス局を立ち上げ。電子書籍、コンテンツマーケティングなど新規事業担当。2018年にブロックチェーン/暗号資産専門メディア「あたらしい経済」を創刊。幻冬舎コミックスの取締役を兼務。「Fukuoka Blockchain Alliance」ボードメンバー。ポッドキャスターとして、Amazon Audible original番組「みんなのメンタールーム」や、SpotifyやAppleにてWeb3専門番組「EXODUS」など配信。著書に『畳み人という選択』(プレジデント社)。

▼ディレクター:

関岡 憲彦

▼プロデューサー:

野村 高文 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/nmrtkfm⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

▼制作:

Podcast Studio Chronicle ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://chronicle-inc.net/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

▼カバーデザイン:

松嶋 こよみ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/

サマリー

ポッドキャスト第64回では、「僕のヒーローアカデミア」をテーマに、マンガの魅力やストーリーについて話されています。また、ヒーローとヴィランの関係や、作品の成功要因についても深く掘り下げられています。「僕のヒーローアカデミア」は、ヒーローの世界を舞台にしたストーリーで、特にナンバー1のオールマイトとナンバー2のエンデバーの関係が重要なテーマとなっています。主人公のデクが両者から受け継ぐものや、ヒーローたちの孤独や信頼関係が描かれています。「僕のヒーローアカデミア」では、エンデバーがナンバーワンのヒーローとなった背景や、その陰で支えるホークスの存在が描かれています。主人公デクや先代オールマイトとの関係を通じて、ヒーローたちの成長や人間ドラマが表現され、多様な個性が組織としてどのように活かされるかがテーマとなっています。「僕のヒーローアカデミア」では、キャラクターの個性や二番手の役割に焦点を当てたビジネス的視点が探求されています。

二番経営とヒーローアカデミアのテーマ
スピーカー 1
二番経営 No.2の悲喜こもごもこの番組では、なかなか表に出ない組織のNo.2をテーマにトップのビジョンの実現の仕方やこの仕事の面白さ、大変さなどNo.2の悲喜こもごもをリスナーの皆さんにお届けします。
スピーカー 2
こんにちは、株式会社オーツーパートナーズ取締役の勝宮すいでです。
スピーカー 1
原島社新しい経済編集長のしだれゆうすけです。
二番経営第64回、今回のテーマは、「僕のヒーローアカデミアに見る二番経営論」です。
スピーカー 2
ヒロアカですね。
ずいぶん前に漫画の会をやって、ちょっとどすべりしたんですけども、改めて再チャレンジじゃないんですけれども、僕のヒーローアカデミアという漫画、アニメですね、二番経ぽく見てみると面白いんじゃないかと。
スピーカー 1
いいですね。
スピーカー 2
シェラーさんはご覧になられてたことありますか?
スピーカー 1
息子が結構好きで、入り方としてはいきなり映画行こうみたいな感じで。
何も知らず映画、たぶん1年か2年前にあった映画を見に行き、さらに子どもといるとテレビでもアニメやってたりとか、あとは配信でもやってたりするじゃないですか。
だから途中から見て、映画を見て、ちょこちょこ時系列ぐちゃぐちゃで断片的に見ているというような感じなんですけど。
実は頭から見たことないんですけれども。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
ただ何となく全体像はわかってるつもりでいて、非常に漫画としても面白いし、絵もいいですよね。
日本の漫画の最高峰じゃないかなっていうキャラの描き方みたいなのがすごい感じてて、個人的には。
スピーカー 2
本当そうですよね。
私は今日この番組で話させていただくんですけども、完全には庭科ファンで広垢を初めて見たのが今年の3月の後半ぐらい。
スピーカー 1
そうなんですね。
じゃあ僕の方が見てるのは先なんだもしかしたら。
スピーカー 2
私広垢歴2ヶ月未満の状態で、果敢にもポッドキャストをやろうとしているというところなんですけども。
ちょっとそれぐらい皆さんと話したいなと思うようなテーマがいっぱいあったので、
ご覧になられたことない方もいらっしゃったらぜひこれを機会に見てみるのもいいんじゃないかと思って企画させていただきました。
ヒロアカの作者と発行部数
スピーカー 2
じゃあ早速ですね、この僕のヒーローアカデミアですけれども、ちょっと基礎的な内容からですね。
いいですね。やっぱりかつみさんがリサーチすると企業を紹介するかのように。
スピーカー 1
掘り下げる、さすがコンサルノという形で。
スピーカー 2
正式名称僕のヒーローアカデミアという作品になります。
作者は堀越公平先生と言っていいと思いますけれども、1986年生まれ愛知県出身の方でいらっしゃいます。
スピーカー 1
若いな。
スピーカー 2
はい、若いですよね。
私がこの作品を知ったのは漫画の回の時にワンピースの話をしたと思うんですけども、
ワンピースの第23巻に単行本の後ろの方に似顔絵コーナーみたいな、読者さんが書くところがあって、
それのワンピースの23巻、2002年に出た回なんですけども、そこにですね、
白龍のスモーカーという、スモーカー大佐のめちゃくちゃ上手い似顔絵が載っていて、
それ、高校時代の堀越公平先生が書いたんですよ。
スピーカー 1
そうなんですね。
スピーカー 2
それで、そのまま憧れた小田一郎さんと同じジャンプに乗るっていうストーリーを。
多分ファンの方はもう皆さんご存知のエピソードなんだと思うんですけど、
この話を何年か前に聞いて、いつかこの作品が終わったら一気見したいなというふうにずっと思って貯めてて、というような感じで。
この僕のヒーローアカデミアっていうのは、連載は2014年の7月から、
2024年の8月まで、約10年間連載が行われました。
これ、週刊少年ジャンプで連載がありましたということですね。
高校生の時に似顔絵を出したのが2002年でしたから、そこから12年後は、
もう漫画家の方、皆さん憧れの舞台で連載を持つとなっています。
10年間やりましたので、単行本としては全42巻、もう最終話までいってるシリーズになりますね。
すごいな。
漫画ですので、発行部数というのがございます。
僕のヒーローアカデミアの世界累計発行部数、なんと1億部以上ということです。
スピーカー 1
ものすごい。
スピーカー 2
ものすごいですよね。
ちなみに1億部っていうのは、2024年4月のデータですので、
もう最終回を迎えたこのタイミングだと、もう1億何千万部っていうふうに出らっしゃるんじゃないかなというふうには思う。
本当に世界でも人気の作品ということですね。
ちなみに漫画の発行部数が1億部以上になっている作品っていうのは、
だいたい20作品ぐらいあるようなんですけれども、
なるほど。
ざっくりそれの6割ぐらいが周詠者さん、少年ジャンプ系の漫画ですよね。
ヒーローとヴィランの対立
スピーカー 2
もうトップは本当に漫画王と言ってもいいと思いますけど、5億1000万部のワンピース。
スピーカー 1
ワンピース。
スピーカー 2
それからもう世界ナンバーワンの殺し屋ゴルゴ13、なぜか3億部で2位なんですけれども、
それから最近あの映画公開されて、もう100億の名探偵コナンですね。
名探偵コナンですね。
ドラゴンボール、ナルトスラムダンク、コチカメ、鬼滅の刃、クレオン、しんちゃん、進撃の巨人、
おいしん坊ブリーチ、ジョジョの奇妙な冒険、キングダム、そして僕のヒーローアカデミアと続くそうです。
なるほど。
スピーカー 1
ちょっと論点ずれる、全然関係ないんですけど、スラムダンクと鬼滅の刃ものすごいですね。
関数が要は少ないのに、1億以上いってる、しかも上位に入ってるっていうのはなんか。
スピーカー 2
そうなんですよね。
スピーカー 1
コチカメとかめっちゃ関数あるわけで、コチカメもすごいんですけどもちろん、コナンとかも。
スピーカー 2
そこは確かに関数がたくさんあって、1億部超えてる作品と20巻ぐらいで超えてる作品と、それぞれ特徴がやっぱりあるみたいですね。
なるほど。
スピーカー 1
ヒーローアカデミアも42巻だからそれほどこの中では多いことじゃない?
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
そのベスト10でいうと。
スピーカー 2
いいなって思います。
なるほど。
もちろん現在も連載中のものも多数あるというランキングなんですけれども、
漫画が売れるあるいは売れ始めると、当然セットのようにスタートするのがアニメ化ということになりますが、この僕のヒーローアカデミアもアニメ化されています。
連載スタートしてから2年後の2016年からですね、NTV系ですね、読売テレビ、インテレ系でアニメ化がスタートしてですね、現在はシーズン7まで全159話放映されてるということですので、
まだ完結していません。
10年近くこちらもですね、アニメの方がシーズン制なので、やってちょっと作りだめてまた次行くっていうので繰り返してると。
このアニメもですね、ファイナルシーズンということで最終話につながるシーズン8っていうのが今年の秋からですね、スタートするそうです。
そこでもちょっと盛り上がりがあるでしょうと。
楽しみ。
アニメ化してですね、アニメ版の映画、白谷さんもご覧になられたと思うんですけども、これまで4本放映されているそうです。
私もこのうち3本は見れたんですけども、最新のやつはちょっとまだなんですが、アニメ映画にとどまらずですね、最近はアニメの作品がヒットした後、実写版っていうのもあると思うんですけども、
こちら2022年が最新の情報なので、もう3年前ですけれども、ネットフリックス東宝でですね、キングダムの実写版も撮られた佐藤信介監督が監督になったっていうニュースがですね、2022年にありましたので、
こちらもこれからまた出てくるんではないかと言われてるような。
なるほど。
すごいですよね。
ここまでめっちゃ売れてるっていう話を中心に話させていただいたんですけど、肝心のストーリーですね。
僕のヒーローアカデミア、通称ヒロアカと皆さん言ってますけれども、どんな話なのかというところをちょっと簡単に紹介させていただきますと、
このヒロアカというのは個性と作品の中で言われているんですけど、超能力ですね。
その超能力を持った人たちがですね、戦いを繰り広げるバトルマンガっていうと超簡単な話になるんですけれども、
舞台は本当に普通に地球というか日本なんですけども、世界中の人が約8割がですね、何らかのこの超上能力、個性っていうのを持って生活をしていると。
で、いろんなその個性っていうのは、もう体が固くなったり柔らかくなったり、手からニトログリセリンのような爆発をするですとか、めっちゃ力が強くなるとかいろんな個性とか能力、
ワンピースで言ったら悪魔の実の能力みたいな感じですね。そういうのを持っている人たちがやたらいっぱいいると。
そういうのを持っていると当然それを犯罪に使う輩というのも出てくるので、その人たちの犯罪防止のために生まれたのが職業ヒーローということで、
そのヒーローっていうのが精度化された、そういう社会が舞台ですという話になっています。
ヒーローアカデミアという言葉があるように学校が舞台になるんですけれども、ヒーローに憧れてその能力っていうのをみんな活用しながらヒーローを目指していく学校があるわけですけれども、
主人公の少年はですね、その超能力っていうのを持たないで生まれてしまったと。人類の2割の外れた方と言ってしまったことがかわいそうなんですけども、そういう主人公でした。
スピーカー 1
そうなんですね。なるほど、そうなんですね、今更です。
スピーカー 2
無個性と言われてですね、なかなかここでも自分はヒーローになりたいんだっていう思いだけ持っていると。
そういう主人公、ミドリア・イズク君、通称デック君という中学校3年生の男の子なんですけども、ある時にたまたまそのデック君が憧れてしょうがない最強のヒーロー、ナンバーワンのヒーローのオールマイトっていうヒーローと偶然出会ってですね、
そのオールマイトが持っている個性、能力をこの能力を持ってないデック君が受け継ぐというところから第一話、スタートします。その能力を受け取ったんですけども、すぐにはその能力を活用することができなくてですね、
デック君はいろんな困難とともにその能力をどんどん開花させていくと。その舞台になるのがヒーロー養成学校であるUA高校ヒーロー科っていうところなんですけども、そこに入学して仲間と切磋琢磨しながら人々を助ける真のヒーローを目指していく青春ストーリーという感じですね。
学校ですので、みんなヒーローを目指すというところでヒーローなんで当然、仇役としてですね、敵キャラもたくさん出てきます。その敵キャラをですね、ヴィランという、海外の映画だとヴィランって普通に使ったりしますけれども、ここではもう敵キャラとか犯罪者のことをもうヴィランっていう言葉で、悪者っつらもうヴィランっていう言い方を通してるんですけども、
その敵キャラの方にもですね、いろんな背景とかストーリーがあって、それが全体の作品の深みを増すポイントにもなってるという感じのものです。
学校、青春ものなので、友情、努力、勝利という少年ジャンプのですね、ほんと鉄板の王道、ど真ん中いってる作品という感じだと思います。
ヒーローアカデミアの人気
スピーカー 2
先ほど発行部数の話とかもいろいろしましたけども、日本での人気ぶりっていうのも当然高いんですけども、実はですね、北米での人気っていうのは非常に高いそうで、
日本がちょっと人気が落ち着いてきたなといったら、北米でドーンと上がるということもあるようです。
アメリカ以外でもですね、世界85カ国で今配信されてるアニメなんかがトップ10入りするということで、出版映画、アプリ、スマホのゲーム、家庭用のゲーム機、いろんなものでですね、世界中で人気があるということで、
メディアミックスの優等生と成功例としても扱われるのはこのヒロアカということになります。
すごい作品。
そうだったのかっていう話もありましたけども、映画の時にはね、そんなストーリーの起こりのところはなかったと思うので。
スピーカー 1
そうか、無効成立だったけど譲り受けたんだ。
スピーカー 2
そうなんですよ。
スピーカー 1
なるほど、なるほど。逆に持ってなかったからもらえたみたいな。
スピーカー 2
そうですね、もうその通り。
なるほど。
スピーカー 1
だからまあ、いわゆる友情、努力、勝利、そして成長ストーリーみたいな。でもその中引き継ぐみたいなちょっとね、要素もありますからね。
スピーカー 2
もうまさにサクセッションストーリーにもなってるっていうところが、この話の根底にあるような部分ですね。
非常に面白いストーリーということと、世界中でもヒットしてるということで、これはすごい人気のある漫画だっていうだけじゃなくてですね、
ビジネス系のメディアもやっぱりなんか面白いといって飛びついてですね、毎度おなじみのニュースピックスさんですね、
僕のヒーローアカデミアに学ぶ組織の背骨を作るリーダーシップという特集記事が2023年に出てますし、
あとはダイヤモンドオンラインさんでも、僕のヒーローアカデミア、緑谷いずくが語ったヒーローの本質がビジネスマンにもぶっ刺さるわけとか、
あとはビジネスプラスITさん、これソフトバンク系のメディアだったと思いますけれども、
僕のヒーローアカデミアが日本の歴史を変える理由、ナルト越えの商売の秘密ということで、
いろんなビジネスパーソン向け、ファンの方も非常に多いだからだと思うんですけども、いろいろ扱ってるというのは結構多数に受けられましたという感じです。
ナンバー1とナンバー2の関係
スピーカー 1
2番系のリスナーの方も、ひょっとしたらご覧になられてる方多いんじゃないかと思って、調子に乗って今日持ってきたという感じですね。
スピーカー 2
ここから作品とかの概要というのを今共有させていただいたんですけれども、
これ2番系的に見るとどうなのかということなんですけれども、
2番系ナンバー2ですので、組織があってトップがいて、2番構造があると思うんですよね。
この作品の中でどこにそういう組織があるのかというと、
ところどころ組織っぽいものはあります。
一つは主人公がいるUA高校ですね。
1年A組というクラスに属していますし、学校全体でも校長先生がいて、他人の先生がいてというような組織もあります。
あと悪役もですね、ヴィラン連合という悪役の組織グループを作っているのでそこもあるんですけれども、
今回はですねその具体的な会社とか学校とか集団というよりも、
この作品がヒーローというファンチャージの世界というかですね、実際にはないそういった人たちにフィーチャーしている世界観ですので、
このヒーロー界全体を一つの組織と見てですね、ちょっと考えていきたいなという、無理矢理のこじつけな感じなんですけども、
このヒーローアカデミアの世界っていうのは職業がヒーローですという人たちがたくさん出てくる作品です。
そのヒーローというのは試験があってですね、それに合格してライセンスをもらうっていうそういう世界なんですね。
警察の株組織として警察の指示に基づいて民間の協力者ということで、このヒーローとしての能力を発揮して犯罪の防止ですとか、
災害時の救援支援とか、あとは事件事故の調査などを行います。
なんで上に警察がいてヒーローたちがいるっていう感じ。
スピーカー 1
株組織なんだろう。
スピーカー 2
そうなんですね。
なるほどね。
そこの警察との関係の組織っていうのはもちろんあるんですけども、
警察組織っていうのはあんまり描かれていなくてですね、
ヒーローたちはそれぞれですね、自分で事務所を構えていて、
そこに警察から依頼があって、その事務所から出勤するように事件の解決に行くと。
その事務所には中心になるヒーローとサイドキックと呼ばれるサポート役のヒーローもいるという。
そんな事務所経営もしながらですね、それぞれのヒーローたちが存在しているという、
そういう世界になります。
この中でナンバー1とナンバー2というところなんですけれども、
この2番系ではですね、一つの組織でトップがいてそれを支える2番という感じなんですけども、
ちょっとですね、解釈を今回広げさせていただいて、
1番手、2番手というか、ナンバー1、ナンバー2っていう感じの話で進めていきたいと思うんですけども、
ヒーローがたくさんいるので、人気番付けのようなものがあるんですね。
その中で絶対1位の存在っていうのが、主人公に能力を引き継いだオールマイトというスーパーヒーローになります。
もうアメコミのヒーローみたいな、もう筋骨粒々のですね、そういうリーダーがいます。
これが1位ですね。
2位がですね、エンデバーというヒーローなんですね。
このオールマイトっていうのはものすごい力強いパンチとかキックとか、そういうのが出せるという能力なんですけども、
このエンデバーというのは、体中から炎を出すことができるというような感じのヒーローです。
このオールマイトっていうのはですね、オールマイトの前と後って言われるぐらいですね、
このヒーローが生まれてからは、もう犯罪率がもうとにかく低下するというぐらい、
もう平和の象徴、もう象徴的リーダーで、この人がいるともう悪いことなんかしてられないっていうぐらいですね、
もう抑止力になるような、そんなスーパーヒーロー、絶対1位の存在なんですね。
どんな困った状態でも大丈夫、私が来たって言って、何でもパンチ一発で解決しちゃうというような、そんなスーパーヒーローです。
もう誰しもがヒーローと言ったら彼というような存在ですね。
一方、エンデバーというその2番、ナンバー2のこのヒーローはですね、
もう実は誰よりも災害救助をする、誰よりも悪を退治するというふうに、
次元解決数で言ったらですね、オールマイトを勝るぐらいの能力を持っているんですね。
オールマイトはもう一人でですね、こうやってるんですけども、
エンデバーはちゃんと事務所経営もしっかりやっていてですね、
アシスタントもたくさんいてですね、もうなんか経営者としてめちゃくちゃしっかりしてるみたいなのを見せます。
努力を積み重ねて、でもひたすらヒーローとして活動すると。
かつ、1位のオールマイト、いつか俺が超えてやるというのを修念のように持っているという、そんなヒーロー、2位のヒーロー、エンデバーですね。
この1位のオールマイト、2位のエンデバーを見るとですね、
オールマイトっていうのはもうカリスマ創業者とかですね、もうグイグイ組織引っ張るような、そんなCEOのイメージなんですね。
もうあの唯一のオンリーワンで、もうその人いるともうなんか大丈夫というか、新しいイノベーション起きるんじゃないかっていうような、
そういう個々の存在のような、本当にヒーロー型の経営者とも重なるようなイメージ。
エンデバーさんっていうのはもう本当に実務能力を積み重ねて、これやったら次これでしょっていうのをもうひたすら地道に積み上げていくと。
仕事のためにはですね、もういろんなものを犠牲にしながらひたすら頑張っていくと。
そういう積み上げ型、実務型っていう感じですかね。
ただもういつか俺が天下とったらっていうのを腰担々と狙ってると。
そんな感じのイメージです。
孤独と信頼の物語
スピーカー 2
オールマイトはCEOで華やかで、エンデバーが地道なっていう感じなんですけども、ちょっと脱線するんですけど、2人ともおそらく50代半ばな感じなんですね。
スピーカー 1
そうですね、そういう設定っぽいですよね。
スピーカー 2
オールマイトはもう一人身なんですね。50代半ばなんですけども、家族いません。
なるほど。
ヒーロー活動は基本的に一人でやっているって感じですね。
でも日本中からヒーローといってもオールマイトと呼ばれるぐらいめっちゃ孤独だろうなと思うんですね。
主人公が通っている高校に先生として赴任してくるんですね、オールマイトっていうのが。
そこで先生になるんですけども、別に50代半ばまでヒーローしかやってないので、学校の先生なんかはやったことないと。
高校生との付き合い方もよくわからない、コミュニケーションもわからない。
でも自分の能力を受け継いだデックンを見守るっていう感じで、先生としても50代になって急にセカンドキャリアで、明日からこの仕事やってくださいって言われたような人の雰囲気もある。
でも絶対ヒーローだったんですね。
この人って何か経営者の孤独というか、ひたすら信念で突っ走ってきたんですけど、急に第二の人生っていうのを渡されて、デックンに能力を上げたことによってオールマイトっていうのはヒーローでいられなくなっちゃったんですね、途中から完全に。
ですので、これからどうしたらいいんだろう。でもこの子をしっかりと一人前にしなきゃっていう感じで、主人公と親子関係のような感じで信頼で結ばれていく。そこに何か幸せを見出してるような雰囲気も感じられるというところですね。
孤独なおじさんが、空想上じゃないですけれども、家族のような感じを中に見出してるんじゃないかというのがオールマイトです。
一方、エンデヴァーさんはひたすらヒーローのためにオールマイトを超えるんだということで、合理的な努力を死ぬほど積み重ねるんですね。オールマイトに勝つには自分の炎の能力だけじゃダメだろうということで、氷の能力も欲しいということで、氷の能力を持った女性と結婚するという、個性婚っていうらしいんですけども。
スピーカー 1
なるほどね。性略結婚じゃないですか。
スピーカー 2
性略結婚ですね。そうすると子供に炎の能力と氷の能力を持った子供が生まれると。その子供たちにオールマイトを超えるんだっていう英才教育をしていくと。そこの教育の仕方も本当にひどい教育パパというかですね。子供のためじゃないですね。オールマイトをとにかく超えるんだと。
エンデバーのナンバーワン
スピーカー 2
お前炎の能力ないのか。じゃあお前ダメなやつだとか。氷出ないのか。じゃあお前じゃ足んないと。2つ出たのか。お前はすごい当て継ぎにしてやるみたいな感じでやると。でもそんなことをしているとですね。奥さんの心は崩壊して息子たちも全部リハンしていくということで、なんでそうなったんだかわかんないけど俺はヒーローだっていう感じで縁でやっていると。家庭崩壊している感じなんですね。
スピーカー 1
ビジネスパーソンの苦しみみたいなのがありますね。
スピーカー 2
めちゃくちゃ悲哀なんですよね。仕事をとにかく優先して家族を本当にもちろん犠牲にしてですね。仕事はいい線は行ってるんです。間違いなく行ってるんですけども、絶対に超えられない、ナンバーワンにはなれないと。そういうのを悶々と抱えたこの50代の2人っていうのがナンバーワン2で存在しているというところです。
これが今回の2番Kのプロローグみたいな感じなんですけども実は。この状態でオールマイトが自分の持っているワンフォーオールっていう能力ですね。力強いパンチを打てる。それをですねデック君という主人公に明け渡して自分はヒーローじゃなくなってきたというところで当然それがですね世に知れることになって自分はもう1位のヒーローじゃなくなる。
というかもうヒーローでもなくなるということになってずっと万年に2位だったエンディバーがいよいよナンバーワンになっていくわけですね。そうするとですねナンバーワンということでもうずっとなりたかったナンバーワンようやくなれました。でもですねわかんないですねナンバーワンのやり方が。
つまりあの前任のトップがですねもう世の中の象徴だったんですね。平和の象徴で誰しもが認めるヒーローで自分は誰よりもいろんな人を救っているそんなヒーローなんだけれどもみんなですねなんか象徴を求めると同じようにできないんですね。
なのでまさに2代目の社長がですね先代が良かったってみんなに言われ続けてですねもうメンタルがどんどんどんどんこう下がっていくという感じで弱った時にですね家族振り返るとですねみんなもういなくなっちゃってるっていう切ない最悪の状況切ないんですね。
はいそれでもですね今まで超えなきゃライバルというか敵だと思っていたオールマイトのですねナンバーワンをどうやったらいいんだって相談に行くっていうようなシーンが出たりしてきます。
その中で自分の弱みをですね周りの人に開示して家族との信頼関係も再構築していくっていうストーリーがエンディバーフィーチャー界だったりするんですけどもその時にですね1位のエンディバーになってここで新しい2位が生まれるわけですね。
この2位っていうのがホークスという福岡県を拠点に活躍しているヒーロー。背中に羽が生えていて空を飛んだりその羽でいろんな武器にしたりとかっていうことができるそういうヒーローなんですけどもこのあのホークスというヒーローはですねもう23歳とか非常に若いですね。
パッと見もうすぐに薄いサングラスをしてちょっと茶髪で今風の若者で自分も適当にダラダラできる世の中が理想なんだみたいな感じでこう軽薄な感じなんですね。
でもなんかかっこいいので人気があるということで何かを人に押し付けるっていうことはしないでもうみんな自由にやっていいじゃんみたいな感じで若者にもですね非常に受けると。
でも実はヒーロー活動もしっかりやっているので人気も信頼もあるというそんな存在です。
ただ実はですねこのホークスももともと家族をヴィランに殺されたという過去があってですね自分は公安警察公安委員会に育てられたとスパイとして育てられたというなかなかダークな過去があるんですけれどもそういう中でですねこういろんな情報を扱うですとか人との交渉力っていうのがめちゃめちゃたけていると。
一見ですねこう軽薄に見えるんですけども実はめちゃくちゃ仕事ができてですねコミュニケーション力もあってちゃんとやるところはやるっていう感じでなんかこうミレニアル世代とかz世代のですね今の優秀な若手の幹部みたいな感じですねまあそういった人たちがステークホルダーを調整していくっていうそんなあのイメージなんですね。
多様な個性と組織論
スピーカー 2
でこのホークスはですねあのかつてのエンデバーのように今にだからトップになりたいとか全然思わないわけですね。むしろこう今の自分の立場っていうのもちゃんとこう理解した上でトップはエンデバーさんっすよねみたいな感じであの表でエンデバーさんトップやってくださいと自分がなんか裏仕切っとくんで大丈夫っすみたいな感じで悩めるCEOを支えるCSOみたいな感じですね。
ビンリーダーシップみたいな感じをこの1番エンデバー2番ホークスのところで作っているっていう感じなんですね。
でこの体制でヒーロー界を率いてですね最終のボスキャラと戦う主人公も活躍してっていうようなヒーロー軍を率いて戦っていくっていうようなものがあってですね。
それからなんかこう計らずも成長していったあの1位のエンデバーとそれからこう自分の汚れ役とか影の役っていうのも果たしながらですねヒーロー界を救っていくホークスっていうのがですね非常に興味深くてですね。
本当に2番系的な存在。最初はエンデバーが2番系かなと思ったんですけどホークスっていうこの若手のリーダーがまさに2番系人材だなっていうふうにすごく感じてですね。今回ちょっとぜひお話ししたくなったっていう感じですね。
スピーカー 1
僕も本当にすいませんファンの方に恐縮ながらですねさっき言ったように断片的にしか読んでないので実は本当にファンの方に申し訳ないけどホークス知らなかったんですよ。
スピーカー 2
そうですよね。
スピーカー 1
なのでこういう構造のエンデバーがナンバー2だよねって話をかつみさきはするのかなとなんかする前から思ってたんですけどそれももちろんそうなんだけどさらになんかこれでも時代に合わせた感じというか面白いですね本当に今時の企業と雰囲気にちょっと感じるかもしれない。
スピーカー 2
昭和平成の経営者から令和時代のニューリーダーになっていくという感じでもうあの完結してる漫画ちょっと若干ネタバレもあるんですけども最終決戦をですねボスキャラとやった後はエンデバーがヒーロー引退するんですけどもその後はですねホークスが新たなリーダーとして引っ張っていくみたいな感じも見れたりしてですね。
非常に面白いというか興味深い。
スピーカー 1
ちょっとちゃんと読みますすいません。
すいませんっていうか。
なるほど。
スピーカー 2
この漫画普通に作品としてあの非常に面白い興味深いという感じなんですけどもなんかぶっ刺さったのはですねやっぱこうオールマイトとエンデバーが50代っていう私の年齢と。
スピーカー 1
そうか僕らとそんな変わらない。
スピーカー 2
同世代なんですよね。
その中で主人公の泉谷泉君っていう男の子がまあいい子なんですよ。
なんかまあドジっ子というか能力もなかったのび太くんみたいな子がですねどんどんどんどん頑張って強くなっていくってストーリーなんですけどもそこでも本当に仲間のことをもって自己犠牲の塊のような子でなんとか頑張っていくっていうのもですねちょっとこう胸アツになると。
なんか息子を見てるような親心的にですねこう見てしまうっていうところでその父親も絶対的な存在じゃなくてかなりこう悩んでもう家族も崩壊してるし悩みの塊になってるっていうのはなんかこうリアルな感じがしてですね短期間なんですけどめちゃくちゃハマってしまったという。
スピーカー 1
確かに僕もそのちょっとこれ面白そうだなと思ったきっかけがなんかそのいわゆる表向きにすごいヒーローとして評価されているオールマイトもその裏にあるエピソードとかまあ影みたいなものがあったしエンディング版にもそういうものがあったしそこの嫉妬みたいもあったしみたいな。
なんかそういうところの描かれ方が本当にすごいなんか人間ドラマあるなって見てましたね。でそれがまたその多分デク君たちの世代にも引き継がれていくようなナンバーワンナンバーツみたいなのもあるじゃないですか多分。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
デク君とそれの仲間たちがいてそれがもしかしたらある時期の多分オールマイトとかエンディング版と重なるような描かれ方もしてるのを僕は見たところはあってなんか面白いなと思ってたんですけど。
スピーカー 2
いやもう本当にそうなんですね。こういろんな角度から見ることができる作品だなあっていうのはなんかすごく感じてですね。
2番K視点にとどまらずですねこのまあヒロアカーの大人目線で見る楽しみ方っていうのがいくつかあるかなと思ってまして一個はまあその個性っていう超能力を扱っているんですけどもそういったものがこう多様な個性でも多様な強みがいっぱいあると。
でその強みのメリットとか弱点とかっていうのがあるんですけどもそれを相互補完していくチーム戦でこう戦ったりっていうのがあるのでこうなんか組織論としてあなたこれできないからできるようにしなさいじゃなくて強いところひたすら伸ばしてそれでこうお互いを補完し合うっていうのはダイバーシティ的な組織を作っていくっていうのになんか資生的な印象もありますし
その個性を伸ばしていくっていうこう令和的な人材育成論っていうんですかね。
はいもう新米のオールマイト先生がですねもう絶対に否定しないんですね。
でもいいところをどんどん伸ばすっていう感じの育成の仕方っていうのをしていくそこもなんか今っぽいなーっていうのはなんかすごく安心して見てられるっていう感じもありましたし。
あとはまああのこのヒーローたちの影にある悪役のですねビランっていう存在がですね。
正義でヒーローはいいんだっていうところだけじゃなくてその中にもいろいろこうドロドロしたものだったりとか本当にこう社会正義と必要悪との関係ですとか単純なですね完全調悪になっていない今のヒーローの存在っていうのはいかがなものかって言って演説しながら立ち上がるビランがいてですね。
そのYouTube動画みたいなのがですねめちゃめちゃ当たってですねいろんな人が感化されて動き始めるっていうようなものもあったりですとかこれもなんか今のSNS中心のですねムーブメントにもなんか似てるような感じもすごくしますね。
あとはこういうこういろんな面白どころがあるっていう純粋な作品でメディアミックスの優等生っていうお話もありましたけれどもその海外展開の巧みさっていうところですね。
冒頭で大平さんがおっしゃっていただいた短い関数で1億部超えたっていう世界もあればですねこの43巻っていうのは中期連載メディアミックス型と分類されるみたいなんですけども鬼滅の刃23巻呪術回線は31巻という感じなのでこっち側単巻タイプですね30巻ぐらいまで。
そこのバランスですとかすごいもう国民全員知ってるまでいかないんですけどいい感じで長く続けていけるようなものですとかキャラがたくさん出てくるっていうところでIPも増えるというところこのあたりもですね非常に見応えがあると思いますし。
あとあのこれはもうちょっと平成の時代からかもしれないですしナルトとかブリージーとかその時代からもそうだと思うんですけどもやっぱりこう世界展開海外展開を考えていく上でいっときですね日本じゃないような世界観っていうかね。
二番手の役割とビジネス視点
スピーカー 2
それでスタートする。ワンピースが一番わかりやすいと思うんですけどもあれを書くことでもう海外の読者の人たちがすんなりと受け入れられるっていうのがあってでそこの中で時々ですね日本的なものっていうのがクールになっていったら日本の制服が入っていたりとか鬼滅の刃のように着物と刀っていうものが逆にその日本の強みとして発信していくようなフェーズになったりとか。
フェーズになったりですとかそこは何かこうタイミングによってですね受け入れられるものが何なのかっていうのを時代に合わせてですね出していく。
少年ジャンプに限らないかもしれないんですけれども出版漫画の世界でいろいろ考えられてるんだなっていうのもちょっと伺いすることができると思っております。
しらはさんも漫画とか出版とかまさにやられているんで。
スピーカー 1
僕実は幻灯社コミックスというですね漫画の出版社で特にこのIP活用担当役員なんですよね。
スピーカー 2
まさに釈迦に説法してしまった。
スピーカー 1
いやいやいやでもね本当にねいつかヒーローアカデミアみたいなねビッグコンテストをやってみたいみたいな。
本当にビジネス化の視点でいうともちろんそれを見越して作詞家の方が書いてるか初めから思ってたかわかんないですけど非常にIP展開がしやすい作り方なんですよね。
個性というようなものと一個一個の描き方とかがそこら辺がやっぱり秀逸でキャラクターが多い方がゲームにもなるしグッズもいっぱい作れるしみたいな理屈で言っても。
素晴らしい作品ですし何より個人的に僕多分一番初めに知ったのは絵とかそれこそフィギュアから入ってた気がしたよね。
なるほど。
UFOキャッチャーとか僕結構好きで子供と行ったりするんですけどゲーセンとかでなんかあのキャラかっこいいなみたいな。
おじさんが見てもみたいな。
だから別に主人公以外のキャラの造形のすごく漫画っぽい描き方とかあとヴィランも結構かっこいいんですよね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
手ついてたりしてかっけえなと思っちゃって。
だからそういうところもすごい上手い漫画だなという。
上手いですよね。
スピーカー 2
捨てキャラがないような感じでどのキャラもですねちゃんと深く描いてくださっているので感情移入もしやすいようにできていますし本当にすごい作品ですね。
スピーカー 1
でもそうか二番手的な見方もあったわけですね確かに。
スピーカー 2
途中からグッと思ってそれで見ててさらにはまるっていう感じになってましたけれども。
スピーカー 1
ちょっと改めて僕も初めからちゃんとですね二番手的視点も含めて読んでみようかなと思いましたね今日。
スピーカー 2
今いろんなプラットフォームでもアニメも見ることもできますし。
ぜひぜひご覧いただいてみてください。
エンディングと感謝の言葉
スピーカー 1
二番系ナンバー2の引き込む後もここまで聞いていただきましてありがとうございました。
気に入っていただけましたら番組のフォロー五つ星評価をお願いします。
Xやお便りサイトでの感想もお待ちしております。
それではここまでのお相手はしだるゆうすけと。
スピーカー 2
勝宮水礼でした。ありがとうございました。
40:47

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