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スピーカー 2
二番経営 No.2の悲喜こもごも、この番組では、なかなか重点でない組織の二番No.2をテーマに、
トップの美女の実現の仕方や、この仕事の面白さ、大変さなど、No.2の悲喜こもごもをリスナーの皆さんにお届けします。
スピーカー 1
こんにちは、株式会社オーツーパートナーズ 取締役の勝見&です。
スピーカー 2
言頭者、新しい経済編集長のしだれゆうすけです。
二番経営第61回、今回は雑談会としまして、
良いNo.2とはを無責任に語りましょうかい、ということでございます。勝見さん。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
僕らが思うNo.2、無責任に。
スピーカー 1
無責任にっていうところがちょっとポイントなんですけども、
二番経営で、こういう二番手の方みたいなのをいろいろ紹介してきているんですけれども、
今日この配信は2025年の5月7日、
ホリデーをいかけぐらいだと思うんですけども、
2ヶ月ぐらい前にありがたいことに、ニュースピックスさんから取材をいただいてですね、
そのときの記事、3月11日にリリースされてるんですけども、
組織の正義を分ける良いNo.2、ダメなNo.2のすべてという記事にですね、ちょっと勝見を載せていただいたんですね。
スピーカー 2
読みました。
スピーカー 1
私のところっていうよりも、なんかその特集すごく面白くて、
まだご覧になってない方はぜひ読んでいただければと思うんですけれども、
そのときにですね、取材のときに、良いNo.2をなんか紹介してくれということをいただいてですね、
記事の中で私はトヨタ・リサブローさんをですね、紹介するという形でさせていただきました。
ちょうどトヨタ会をやっていた関係もあったんですけれども、
本当はですね、リサブローさん以外にも、
今現在進行形のNo.2の企業家の方とかのお話もしたりもしているんですけれども、
そういう方を本当はニュースピックスさんとしては求められていたっていうのもわかっていたんですけどもですね、
なかなかですね、現役の方をお伝えするのは難しいということで、すいませんというふうに申し上げました。
これはですね、そもそも現役のNo.2の方って露出が少ない、情報が少ないっていうのもありますし、
私なんぞがですね、この人すごいですとかっていうのもおこがましくてですね、とても言えないっていうものもございますし、
あとコンサルティング会社ということでいろんな企業さんとお取引をさせていただいている、利害関係者であることも往々にしてありますので、
すいません、ご容赦くださいということで、言えなかったというのがあるんですね。
言えなかったなあ、でもあの人すごいなあみたいなのをなんとなく思っていたこともあったんですけども、
ちょうどその頃、同じ頃にですね、タレントの坂井正明さんがですね、本を出されたというのをYouTubeかなんかで知って、
そのタイトルがですね、最高の二番手、僕がずっと大切にしてきたことっていう書籍だったんですよ。
もうなんか番組始めて二番手とか二番なんちゃらっていうところの感度が非常に上がってですね、早速買って読んでしまったんですよ。
スピーカー 2
なるほど、はいはいはい。
スピーカー 1
この中では坂井正明さんっていうのはリスナーの方もご存知な大物、タレント、NHKの方ですけども、
今年78歳で巨匠と呼ばれたりですとか、いろんなヒットドラマにもバラエティ番組も司会とか主人公とかされたりしてる方なんですけども、
お父様も俳優をされていてですね、結構明媒プレイヤーとしていろんなスターの方から重宝された、最高の二番手みたいな感じで言われたような方だったみたいなんですね。
坂井正明さんってすごい大御所の方っていう認識があるんですけども、
例えば何でも主役を張るみたいな、昔の田村雅一さんとか松平健さんみたいな感じというかですね、
というよりもちょっと司会者だったり、ドラマでも主役じゃなくて大河でも脇役の方とかを演じられてるでもすごい大物っていう感じの方だと思うんですよね。
なので本当の芸能界っていうところで生き残るには完全なトップじゃなくて、二番手ポジションの方がいいよっていうような内容だし、
それを自分のお父様の生き様から学んだっていう話だったので、これは順序としての一番二番の二番手ポジションで頑張るっていうような心情みたいなのが書かれた本で、
これはこれでもすごく面白かったですね。それを読んでですね、芸能人だとどうだとかっていうのは今もお話したように話しやすいので、
でもビジネスの世界だと言いにくいということで、ビジネス界以外の利害関係ないというか、私も知らない人も利害関係ないような世界で、
この二番手っぽい人すごくいいんじゃないかみたいなのを自由に語りたいなと思って、無責任に語りましょうかっていうのをちょっと今日やりたいという感じでございます。
スピーカー 1
したらさん、この人二番手としてすごいなみたいな思う、語れる方って誰かいらっしゃいます?
スピーカー 2
あえて経営者とかビジネスの僕らがいる界隈じゃないところで、僕もちょっと今お話しで考えていると思ったのが、ちょっと具体的な名前とかを出していいかを確認してないので、
具体的には誰という明確なことは言えないんですけど、ちょうど昨日ですね、銀座で多分これからもう予約ほとんど取れなくなるんじゃないかっていうぐらいおいしくて、
ちょっとそういうご飯好きの人たちの中でもめちゃくちゃ話題になって、最近もう予約結構取れないんですけども、これがもう1年待ち2年待ちになるだろうなと。
これから多分ミシュランとかも取っていくんだろうと下馬評のあるですね、日本料理のレストラン、日本料理店に夜行ってきたんですよ食事に。
もう若い25歳の大将がやってる。
僕は全然フーディーとかじゃないんですけど、ここ最近食べた日本料理の中で、それこそミシュランの星のところとかも結構行くんですけど、そこに比べるとダントツにいいなと思ったっていう店があって、ちょうどこの今収録時点で昨日の夜食べてきたんですね。
そこででもすごく感じたのは、カウンターがメインのお店で、大将がずっとのどぐろを焼いたりとかしてるんですけど、その横に着物を着たおかみさんがいるんですよ。
このおかみさんがまた素晴らしくて、多分同じ年ぐらい、多分25歳ぐらいの方だと思うんですけど、着物をパリッと着てるんですけれども。
おかみさんが僕の中である意味、これはちょっといつも考えてなかった2番手だなと思いましたね。
おかみさんって何するかっていうと、調理以外の店のすべてをやる仕事で、接客おもてなしをやると。
シェフというか料理長が料理作ってる間、ちょっとした会話とかお酒の注文を受けたりするのも仕事ですし、そもそも店の雰囲気づくりとかそういったものをすると。
さらにお店にもよると思うんですけど、シェフがこういうのをお皿持ってきてとかいうのもちょっと手伝ったりとかしたり、
あとは実はお店の経理的なこととか会計的なこととか、あと採用だったりそういうこともやると。
お絞り出したり、すべての聞くばりをその店でするっていうのがある意味シェフの対になっているんですよね、そのおかみさん的な人。
これが結構そのお店の、ごめんなさい言っちゃうと言っていいかわかんないんですけど、そのお店のおかみさん。
昨日偶然僕と友達たちがいた席の横は完全に海外の、日本語喋れない海外の方だったんですよ。
なんですけどシェフが僕らにまずこののど黒はどこさんでどこでやってここにどういうものをかけてますとかいろいろ説明するわけじゃないですか料理出したときに。
それを同時通訳するんですよおかみさんが英語で。
スピーカー 1
おーすごい通訳まで。
スピーカー 2
しかもめちゃくちゃ発音もいいんですよ。
すごい。
ごま豆腐をって言ったらセサミ豆腐って言ってましたけど、豆腐は日本語なんだと思いながら。
なるほど。
でもでもそういう風にやってて、要はそのレストランで料理作るっていうのももちろん提供するってあれなんですけど、
全てをやるみたいなところの人がなんか本当に二番系的に学ぶところが多い。
だから料理作る以外全てをやるおかみさん。
ニュアンスが近いけど微妙に違うのが皆さんも見たことがあるかもしれないグランメゾン東京とか最近グランメゾンパリっていう。
グランメゾン東京っていうキムタクの役割はある意味オーナーシェフに三ッ星を取らせるためにスーシェフっていう要は副料理長ですよね。
でその料理長をサポートする役目で入ったんですけど、あれはドラマですけれども。
あれはだからちょっと料理のおかみと違って実際料理もするので仕事は違うんですけど、
なんかねそのいわゆる料理店とかを支える二番手みたいなのはいっぱいありそうだなと思う。
それのすごい目立った存在がグランメゾン東京のキムタクであるだけで。
あれはちょっとかなりかなり前に出る二番手なんですけど。
スピーカー 1
ちょっとでもなんかそこはイメージ湧きますね。
おかみさんもそうですし、そうかキムタクあのドラマで二番手って捉えるとすごい味わいまた違いますね。
スピーカー 2
そうなんです。
グランメゾン東京の時はあくまでそのシェフに星を取らせるために副シェフとして入り、
これちょっと皆さんネタバレになるので、だいぶ前のドラマにネタバレしてもいいと思うので、
ネタバレを防ぎたい人は1分2分飛ばしていただきたいんですけど、
最後結局東京でミシュランを取る直前に自分は逆に自分が変な料理を作り出して、
おかみが自分で作った料理で星を取らせるように仕向けるんですよ。
わざわざ採用されない料理を自分で作り出して、
結局二番手であるキムタクが助けたから星を取れたってことにせずに、
自分の力で星を取ったってことにさせて、
スピーカー 2
ミシュランの受賞式も行かずにちょっと会場を離れたところからチラッと覗いてるみたいなドラマなんですよね。
だからその視線で見るとなんかすごい超優秀天才二番手みたいな。
余談ですけどグランメゾンパリってその後映画続くのは、
逆に今度キムタクがフランスでシェフをやって星を目指してて、
そのグランメゾン東京のオーナーシェフが今度は彼をサポートする。
二番手でサポートするっていう、だから一二番手入れ替わるコンテンツなんですよ。
意外と二番手経営視点であれを見ると面白いです。
スピーカー 1
なるほど。すごい面白いですね。
そうか、スーシェフか。
スピーカー 2
スーシェフ。
スピーカー 1
あの流れでいくと、昔松本幸四郎さんがギャルソン役をやってた、
スピーカー 2
王様のレストラン。
ありましたね。
スピーカー 1
ギャルソンっていうのはナンバー2ポジションで、
お店のオーナーとかを盛り立てて活躍するっていう話だったんですけども、
確かにど真ん中の主役じゃなくて、周りの二番手的な方たちが活躍するっていうのは、
特に料理の世界すごくドラマにもなってるなっていうのは今思いましたし、
先ほどの日本料理店のオカミさんもイメージはきますね。
スピーカー 2
特にカウンター越しでも作る日本料理とか、
あとお寿司屋さんとかも、それはちょっとオカミじゃないですけども、
お寿司屋さんの対象をサポートする人いるじゃないですか。
要は車輪を奥から運んでくる人でしょ。定期的に。
とか、意外とカウンターで全部が仕事見えるところで、
キッチンを見てると面白いですよ。
スピーカー 1
ビジネス視点で、この人はこういうサポートをしてるんだろうとか。
なるほど。
スピーカー 2
意外と料理を食べるときって、そういう要素も必要じゃないですか。
料理が美味しくても、例えば店の雰囲気が悪かったり、
ちょっと注文したものが来なかったりすると、
味楽しくないじゃないですか。
そこら辺をコントロールしてるスタッフの人がレストランにいるっていうところに注目すると、
ビジネスっぽいトライガーになっちゃうんですけど。
スピーカー 1
そうか、料理店か。なるほど。
スピーカー 2
その視点で、見えるキッチンとかが見やすいようなところとかだと、
ちょっと奥にあるところはわかんないんですけれども、
僕は意外とその視点で見ると、今までは料理に集中してたんですけど、
ちょうど僕の友人もそういう仕事を始めたりしてて気になって、
その視点で見ると、なるほどなみたいな。
実は僕も料理とかやってる人には釈迦にせっぽかもしれないですけど、
本当に何秒で出すかとか、
いわゆるシェフが作ったものを何秒以内にテーブルに届けるべきかとか、
シェフはテーブルに行くまでにちょうどいい温度になるように熱くしてたりするわけですよね。
スピーカー 1
すごい連携プレイしてるんですよね、ああいう高級レストランとかって。
スピーカー 2
いつ食器を下げるかとか、ナイフ、フォークを次のものに入れ替えるとかも、
実は裏で聞いてると、小声ですごい指示が入ってるんですよ、シェフからとか。
そういうところを見るとちょっと面白いなっていうのは最近思ってますね。
面白いですね。