サマリー
このエピソードでは、映画『天地明察』についての話があり、主人公の渋川春海やその歴史的背景に触れています。彼の数学や天体観測を通じた日本独自の暦作成の試みが描かれ、歴史的事実への敬意が表れています。
映画『天地明察』の紹介
はい、久しぶりのLISTEN to moviesです。 この番組は、私が見た映画で印象に残ったものを
語るということで、必ずしも映画の解説をするわけでもなければ、 もう私の思ったままに、その映画についての思いを語ると、そういう番組になっています。
たぶん27個目の紹介になるかと思います。今日は天地明察ですね。 これは2012年に公開された映画で、全然知らなかったんですが、最近
BSかCSで見たんですね。それで、ああいいなぁと。こういう映画やっぱり好きなんですね。私はね。 それで歴史モノですけれども、主人公は渋川春海。渋川春海。
別名、安井算哲、二世になるんですけど、 囲碁ですね。囲碁の棋士なんですね。もともと囲碁の家庭に生まれて、その
江戸幕府には、囲碁、碁方というのかな。
囲碁の、何だろう、役所というと変ですけども、があったわけですよね。 囲碁打ちの幕府お抱えがあったわけですが、
そこで安井算哲一世の元に生まれたのが、二世安井算哲ということになるんですが、お父さんが結構早く亡くなって、
13歳で二世安井算哲を名乗ったわけですが、結局、安井家を継がずに。
それで、計算が好きなんですね。数学と暦を学んで、天文暦学を学び、
それで結局、天体観測をしはじめるわけですね。
暦です。当時の宣明暦と言いますけれども、 これをずっと使ってたんですね。1000年近く、1000年まで行かない、800年ぐらい。
これがかなりずれてきてたと。 暦ってのはどんどんずれていくんですね。
太陽自体がそんなに正確に回ってるわけじゃないんで、暦ってのはズレがあって、今はグレゴリオ暦で、
だいぶ正確な暦になってるわけですけれども。当時かなり季節、暦がずれると何が困るかというと、
農作物育てたりとかね、いう時に困ってしまうわけですね。季節がずれるとね。
それで、この算哲さんはですね、後の春海さん、春海さんはですね、春の海さんは、
とにかく日本独自の暦を作ろうということで、32歳の時から天体観測をはじめ、
改暦を申し出たんですが、そこで日食を予測したら失敗したという話で。なーぜ失敗したかっていうことをこの映画では結構、
描いてる部分があるんですけども。元になる原作の小説があって、この小説のほうが評判がいいのかな。
私は、実は読んでないんですけど、映画しか見てないんですけど。映画のほうはこれ評価2つに結構、分かれますね。
良かったーっていう人と、なんかいまいち、いま2、いま3ぐらいだなーっていう人と、かなり明確に評価は分かれるんですが。
歴史的事実とその影響
映画としての出来がどうこうというよりも、やっぱりこの歴史的な事実を映画で描いたっていうこと自体、
結構、やっぱその事実自体が好きですね、私はね。映画としての評価は、そう悪くなかったと思うけど、じゃあすごい良かったかっていうと、そんなこともないということですね。
ただこの、やっぱり日本独自の、日本製の
暦を作ったっていう、この事実ね。
二世安井算哲、そして渋川春海さん、はるみさん、やっぱこれはすごいなと思うんですよね。計算して観測すれば、
真実に近づけるっていう。 まさに算哲、数えて計算して哲かにするっていうね。
それで私この映画見ながら、歌を詠んでしまったんですね。最近、短歌にハマってまして。
それで詠んだ歌が、動天を 察して明《あか》く 人の世を 洞《つらぬ》き察《み》たり 春の海 っていうことで、その春海さん、春海さんの名前もちょっと詠み込んで、
まあ思い出の映画、 あるいは、安井算哲二世、
後の渋川春海さんに敬意を表してね、 つたない歌を詠ませていただいたということですね。
そんな話で少し説明欄、概要欄見ていただくと、LISTENっていうサイトで見ていただくと、
関連するウィキペディアとかね、それから映画コムとか松竹のホームページとかね。
あとは予告編のYouTube映像を貼っておきましたけれども、そちらを見ていただいた方がいいかなと思いますが。
結構、やっぱり、 例の伊能忠敬の映画も良かったんですけれども、
これもいいですね。歳とったせいですかね、私はね。 こういう映画がいいなぁと思うようになってきてしまったということですね。
あともう一つ、当時、関孝和っていう方がいまして、この方の方が実は優秀だったという話もあって、
まあ映画の中でも出てくるんですけどね。 この辺の史実は私はちょっと詳しいことはわかりませんけれども、とにかく
こういう江戸時代にもこれだけの数学的な 知識や能力を持って、しかもそれを現実に当てはめて応用して
暦まで作ったっていうことがあったこと自体がやっぱりすごいなぁという。ただただすごいなぁと思ったというね。もう中身ないですけどね。
そんなことで、 天地明察。
日本版ガリレオガリレイみたいなとこありますけどね。
そんなことで紹介をさせていただきました。 Listen to Movies。
もしまだご覧になってない方いたら、少し興味持たれたらね。 こういうの興味ある方はご覧になってもいいんじゃないかなというふうに思います。
ということで拙い紹介ですが、 Listen to Movies 27個目の映画の紹介でした。
だいぶ久しぶりのListen to Moviesになりました。 以上です。ではまた。
07:59
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