2025-05-25 18:09

#8 「ポスターみたいな映画の前売り券よかったよね!」

パシフィック・リム

モンスターズ・インク


サマリー

映画の判券やパンフレットに関する懐かしい思い出を語り、昭和時代の映画ポスターの重要性や、現代の予約システムにおけるチケットの扱いや価値について議論しています。また、映画のスチル写真と映画本編の違いについても考察しています。映画のチラシやスクリーンを整理する過程で、思い出や自己嫌悪の感情が芽生え、自分の趣味の繋がりを再認識しています。さらに、物の管理や断捨離に関する視点も考察されています。

映画判券の思い出
ジョニーと館長の映画とガジェット、ポッドキャスト、乾杯!
今日は話したい話がありましたね。僕は家から映画の判券が出てきたんですよ。
判券もいろんな時代があったと思うんですけど、昭和の時代って普通にプレイガイドとかで買うと、映画のポスターの縮小版みたいなのがあって、下をもぎると
切り替えのトランプの束みたいなのがあったんで、今は見返してたんですけど、今って映画の予約システムが発達したので、スマホでピッピッとやったら、当日ピロッと判券が出てくるんだけど、
判券は単純に印字された映画のタイトルとシアター6何時っていうのしかなくて、その俳優の映画の雰囲気はあまり出てこない。
ないです。文字だけです。
でもこの時代ってミニ映画ポスターだから、今よく俺も残してたなと思うんだけど、見てて楽しい。
最近のもありますね。パシフィックリムとかも。
パシフィックリム最近じゃないと思うけど。
判券的にはね。モンスターズインクのユニバーシティか。今QRコードとかなんで、印刷しなくてもいいんですよ。
もう判券すれば残る。
スマホPで終わっちゃうんですね。僕は残したいんで、判券印刷しなくてもいいんだけど、しとくんで。
どこで分かれるんだっけそれ。
分かれるっていうのは。
券を出すか出さないかってどこで決めるんだっけ。映画館に行って決めるの?
スマホ上で予約しちゃうと、メールが来てQRコードこれを読み込ませれば。
エアチケットと同じだ。
一応その印刷する機械が映画館のロビーにあるんで、予約番号と電話番号を入れて、全く同じQRコードですけど、紙として出てくるかどうかの違いです。
じゃああれだね。わざわざ手間をかけて発券してるんだよね。
そうです。
しなくてもいい。
しなくてもいいけど、ひと手間かけてます。
しなくてもいいのにって面白いね。
無料ですよ。無料でチケットもらえるんですよ。
そのチケットをマグネットにした時もあったから。
映画の思い出って、パンフレットを買うとかグッズを買うとかあるけど、映画を見ただけでもらえるものとしては、映画の判件とかチケットっていうのが少しはあった。
見ただけだと何も手元に残らない。
残らないですよ。
パンフレットと映像の違い
映画のパンフレットも高くなったからさ、昔4,500円で買える。
そうなんですか。今1000円で普通かなぐらい。
優勝料多分変わらなくない?みたいなぐらい。
そうですね。1.5倍しちゃいますね、結局。映画とパンフレット買ったら。
でも確かに映画のパンフレットも本と違って、映画が公開されてる時期に映画を見た人の数パーセントしか買わないわけじゃない。
なかなか難儀な商売だよね。それを紙の状態にしなきゃいけないっていうのはね。
あと印刷会社。PTFで発売されてもちょっと嫌ですけどね。
嫌だね。
ここからダウンロードできますみたいな。
しかも映画のパンフレット、俺も結構いっぱい持ってたんだけど、場所を取るからさ、思い出はあったんだけど売りに行ったわけよ。
神保町とかにキャリーで50冊とか持ってさ、これ売れませんかって言うとさ、全然値がつかないぐらい価値がないのよ。
2足3問ですよね、あれって。
よっぽど古いね。1940年代、50年代の初版とかは価値があるんだけど、普通に80年代のみんなが買ってたような。
みんな知ってるよ、今のタイトルはね。
1円にもならない。
断られたもんね、3件ぐらい神保町で。
買取できますみたいな。
だって売ってるじゃないですか、そこでって思うんだけど。
在庫型だからね。
在庫型で。だから今、映画のパンフレットって大体100円とかで売ってるでしょ?
そうですよ、100円、ブックオフで売ってますよ。
時々1000円以上とかもあるけど、大体100円以下。100円か50円。だからもう本当に切ない。
これね、1個いいリサイクル方法があるんで。
何ですか、教えてください。
100円ショップでダイソーで売ってるA4の額縁による、これだけでポスターになりますから。
映画の表紙用ね。だから日帰りポスターでできる。
それだけたくさんあって、捨てるくらいだったらポスターにしたほうが。
ポスターにしていいんだけど、捨てたいものはずっと本棚にあるわけだからね、場所をね。
額縁入れ替えるとかすれば。
でもさ、俺1個ね、ちょっとお話ししたいのが、映画のパンフレットに使われてる写真ってあるじゃない?
ありますね、スチル。
あれって俺、なんで映画を見るじゃない?
でも映画のパンフレットも買うじゃない?
でもパンフレットのこのショットと、映画のショットはちょっとアングル違わないっていつも思ってたの。
思ったことある?
全然ありますし、それ以外に撮ってるんだな。
俺はさ、映画ってのは35ミリフィルムでできてるからさ、
てっきり映画のパンフレットは映画のコマから引き伸ばして使ってるのかなと思ったらさ、
要はスクリーンショットじゃないけどね。
スクリーンショットじゃないけど、あれは違うんだなということにさ、だいぶ大人になってから気づいたわけ。
あれは純粋。
純粋にカメラマンが映画のカメラじゃないカメラで、スチルカメラで、
映画のリハーサルなのか何かで撮ってるんだよね、現場でね。
そうでしょうね。
なるほどと思ってさ、今それこそ博物館なんかやってると、
映画のコマというのは、映画って35ミリのフィルムが縦送りなので、
基本的にはね、アイマックスとかじゃなければ、
言ってみれば普通のVistaVisionってハーフサイズなんだよね。
そうですね、写真のね。
写真で言うとハーフサイズですね。
で、スチルカメラマン、映画のスチルカメラマンっていうのは、
フルサイズの35ミリで似たようなアングルで写真を撮って、
確かに倍の画質。
それをパンフレットに使ってるから、画質がいい。
確かに。
よく映画館に貼ってある場面写真っていうのは、
えらく綺麗じゃない?
まあね。
だって映画より2倍の解像度があるんだよ。
それはそうよと。
それはそうだと思って、ひどく納得したし、
逆にブレードランナーなんかも有名な、
ハリス・フォードがブラスターをプリスに対してぶっぱなしてるシーンがあるんだけど、
全然映画で見たことのないアングルでぶっぱなしてるわけよ。
でもめちゃめちゃかっこいいわけ。
写真としてに映えるシーンで。
リハーサルなのか本番なのか、
とにかく本番のカメラとは違う位置にカメラマンがいて、
それを本番のシーンに近い感じで撮って、
映画の配給会社が選んでるんだと思った時に、
なんてことだと。
俺が見てるこの映画のパンフレットの写真は、
すべて映画のアングルではない写真じゃないかと。
映画じゃ見れないよと。
監督が撮った視点ではない写真を見ているんだなということに気づいた。
ありがたさとともに。
映画のショットを見るんだったら、
DVDとかレーザーディスクとかブルーレイで見ないといかんのだなということも気づいた。
映画の価値と未来
なるほどね。
いやーこれね、僕は知ってたんですよ。
これ映画きっかけじゃなくて。
すごいそれ知ってるの?
俺もう30年くらいかかってるやつとして。
これ映画きっかけじゃないんですよ。
ちょっとエッチな動画をインターネットで買おうかなみたいな時に。
もちろんお試し動画ってあるんですよ。
それは本編の一部切りとかですけど。
スチルがあるんですよ。
宣伝写真みたいな。
一応書いてあるんですよ。
これは全く同じシーンがあるとは限りませんよみたいな。
なるほど。
本編にこのアングル、この表情があると思ってはいけませんよというエキスキーズが書いてある。
そうですよ。
動画の切り取りじゃないですよ。
さっき言ったように。
宣伝用の写真スチルを用意されていると。
ビデオだと確かになおさらだ。
だってビデオの解像度は当時は大したこともなかったし。
AVだとしてもね。
Vシネマだとしても。
それはもうNTSC、SD解像度で撮ったものが本編だけど、スチルは35mm撮ってるもんね。
これな。
だからもちろん今クレーム付けちゃうし。
これ写真で見たけどどうかというか買ったらないじゃんってなっちゃうんで、注釈でこの内容が入っているとは限らないですみたいな。
それはレストランでローザイクのプリンアラモードを見て、これはイメージですって。
みたいな感じで。
ちょっと違いますね。
そういうやつで知ってた。
すべてがイリュージョンですね、映画はね。
今日何の話しだっけ、最初お題は。
最初チケットがめちゃくちゃ出てきたって話で。
チケットの話でしたから。そこからここまで来ましたから。
エコール。
何個くらいあるんですか?何枚くらいこのチケットあるんですか?
2,300枚だと思うんですけども。
何年で2,300枚?20年?30年?
でも80年代の10年間くらい分だと思うんですけど。
ほぼ半世紀?
だから映画とガジェット、僕たちが描くZineも、映画のシーンに困っている時があるから、
このチケットを自分の手で持っているものを写真にして入れるみたいな。
ギリギリの映画チケットブツ撮りレースみたいな感じはありかなと思った。
結構自分たちが興味あるような映画も見てたっていうのを思い出しました。
スクリーム2、タクシー。
メインブラックもありますね。
だから恐ろしいことに見返してて、チケットがあるのに思い出せない映画ってあるんだよね。
内容が分からないみたいな。
ほぼほぼ。
アマーザータクマ。
ない?そういうの。
全部一応覚えてる?まだジョニーキーは若いから。
チケットを手に取ってるって逆なんですよ。
僕最近は、それこそ保存してるんですけど、見たのに捨てちゃったみたいな本が多くて。
見せるほど興味がなかったら、もういいかみたいな。
僕一時期と最近まで、パンフレットとかチケット、こんなの後で見返さないだろうと思って、捨てちゃう派だったんですよ。
おー意外だね。
今VHSを集めてるジョニー君が。
今は紙類、行った先でもらうチラシとかも。
いつ見るの?その日は見ますけど、1週間後にやったら用図見たり。
フライヤーだからね。
そう、それに価値を見出せなくて、すぐ捨てちゃう。
派で今思い返せば、取っておけばよかったなーっていうのがあります。
分かる。だからさ、人生さ、ある時期捨てたくなる時がある。
ない?
映画の思い出と整理
特にタダでもらったものこそ、自分お金が出してないから、別にいらないっていうかゴミなんだなみたいな。
お金払って買うと、お金払ったし、安かったとはいえね、取っておこうみたいな感じなんですけど、テイクフリーみたいなやつは、いらないかーみたいな。
でも捨てるタイミングってどういう時に捨てる?
ある日急に来ますね。
どうして来るの?
それが興味ある。
その気分に興味がある。
家をスッキリさせたいとか。
そうです。やっぱり友達が来るとか知り合いが来るとかで、家をきれいにしたい時にまとめて、これいらない、いらない、いらないみたいな。
でもさ、映画のチラシとかさ、別にあんまり目立つものでもなくない?
本来の人が来る時に片付けたいところよりだいぶ奥深くない?
クリアファイルが開かない時。
開かない。
開かない時がクリアファイルが欲しいみたいになって、チラシとかをまとめて入れてるクリアファイルがあるんですよ。何個も何個も。
やりくりしたいとクリアファイル。
1個にまとめてたんですよ。1枚しか入ってない。チラシ1枚クリアファイル使ってるとかもあって、それをもういらんやろうみたいな。
本当はまとめとけば一番いいんですけど、それすらもまとめる意味もないみたいなと判断しちゃって当時は捨てちゃうみたいな。
なるほど。
俺ね、やっぱり引っ越しとか環境を変えたい。
例えばさ、中間試験とか期末試験の時に急にインテリアを少し配置変えしたくなるみたいな病気ってあるじゃない?
ありますね。試験前ね。
なんか忙しい時に限って。
気分転換したからってお前の能力が上がるわけじゃねえだろっていう。
勉強する前での片付けみたいな。
これは今俺が集中できないのは、このレイアウトが良くないからだみたいな。
やる気を出すための片付けみたいなね。
それをやり始めた時に、自分のちょっと過去の、近過去。
近過去?
近過去への自己嫌悪みたいなのが発生して。
なんでこんなもの撮ってるんだよ、だっせえな、もう捨てちまえよみたいな。
ちょっと前の自分へのディスりみたいなのが発生して。
恥ずかしさみたいなの出てきちゃう。
とにかくリセットしたくて、こんなのいらないって捨てちゃう時があって。
僕も映画のスクリーンとかロードショーとかいっぱい撮ってたり。
スター・ログのスクリーンね。
ずっと10年ぐらい撮ってたんだけど。
しかも実家から大学の寮に行っても撮ってたのに、社会人になって会社に入って新しい刺激を受けるじゃん。
映画オタクだったら自分がダサく感じられてきて。
ある時、こんなのいらない、全部捨ててしまえみたいなの捨てちゃったわけ。
なるほどね。
その後に、またそこから時は20年後みたいな映画のサイトが出ると、なんでスター・ログ捨てちゃったんだよお前みたいな。
僕ね、お金出してる雑誌は捨てないです。雑誌ものは。
これは趣味が横につながっていくからなんですね。
趣味の繋がり
趣味は横につながっていく。いいフレーズだね。
そうなんですよ。結局、他のポッドキャスト聞いてくれた方知ってるかもしれませんが、僕がミリタリーオタクなんで。
その前鉄道だったんで。
結局、鉄道からミリタリーになったのも、旧日本軍の鉄道部隊みたいなのがあるんですよ。
鉄道部隊、そうなんですよ。
戦車とか普及する前は、鉄道を引くことで交通網や兵隊さんを移動させる。
ロジスティック。
インフラ部隊みたいなのがあるんですよ。そこから鉄道からミリタリーってあるんだなみたいな。
なるほど。
繋がって、ミリタリーから映画も、戦争映画っていうジャンルがあるんで。
結局、ミリタリー、今は映画が好きだけど、ミリタリーも捨てたらいいのかって言ったら結局、繋がってるし。
戦争物と電車も繋がってるかって言ったら歴史的なところで繋がってる。
結局、電車と映画も、新幹線大爆破じゃないですけど、そういうジャンルの映画もあるんで。
物の管理と断捨離
全て横の繋がりがあるんで。
で、捨てちゃダメだなみたいな。
いいね。そこで気づいてる。
だから、くだらないものは捨てちゃうんですよ。
けど、1ジャンル丸ごとなくなるみたいなことはない。
なるほど。
これは面白いね。だから、そのものをずっと持ち続ける人もいるし、そうやってブチ切れて捨てちゃう人もいるし、いろんな人がいるけれども。
館長、捨てちゃってもゼロ百?
ゼロ百だね。量を決めちゃうね。
腰回収で4束ぐらい出すみたいな。意味わかんないテンションになって、全部捨てるぞみたいな。
俺、ゼロにはできないんで、あるジャンル捨てるとしても半分にしようとか十分にしようみたいな。
ゼロにはしないけど、減らすぞぐらいで。
過労死で残っている要素があるみたいな感じです。
だから、今、物理的なものを残している人は貴重だし、保存ってコストがかかるから、残しているものを産業廃棄ビジネスにするのはもったいないから、
同行の人に譲るとか、低価格でもとにかく物理的に書店に売るとか、メルカリで売るとか、消滅しない状態の断捨離をしたほうがいいよね。
まあね、組み分けされないというか、譲るみたいな形で。
誰もいらないかもしれないけど、でももし欲しいという人がいるんだったら、それは物としてありがたい話だからね。
僕、友達に言われたんですよ。物を持っているので、その分広い部屋に借りなきゃいけないんですけど。
ミニマリストの友達に、「あなたは床にお金を払っているの?」みたいな。
だから、コンマリじゃないけど、断捨離する人は、それいくら払っていると思いますか?この押入れのものに。
じゃあ、家賃が8万円だとして、これ3万円付き払っている価値があるんですか?みたいに言われると、え?みたいになっちゃうけど。
逆なんですよ。この部屋を借りている人は、床にお金を払っているので、2Dだけじゃないと、3D、立体方向にも収容しないと無駄みたいな。
より空間を、テトリスじゃないですけど、いかに詰められるかが、効率感じゃないですか?みたいな。
そうですよ。B寝台みたいに、自分が寝るところは2階の一番上の50センチでいいんですよ。
だって、部屋が急に2部屋あって、1部屋いらないってなっても、家賃半額にならないじゃないですか。
だったら、いかに物を詰められるかが大事みたいな。
重要重要。だから、そうやっていろんな地層を守っている人たちがいるから、今、本当にこの博物館も含めて文化が守られているわけで、
物理的な物はコストがかかるから、物理的じゃなくてハードディスクだとコストがかかっているんだけど、やっぱり重要だと思う。
物は必要ですね。
物より思い出じゃなくて、物から思い出なんだよね。
そこですよね。物から思い出。
今、マイルチケットをめくるというところに発生することっていうのは、QRコードではありえない状態だったんですね。
そうですね。10年後、QRコードは使えませんからね。
QRコードで見ながらしみじみはなかなかできない。よっぽどのデータベースが脳内にQRコードがないと。
読み込めないと全部QRコードがない。
確かにそれはそうよ。
というわけで、今日も映画とガジェットとポッドキャスト、ご視聴ありがとうございました。
18:09

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