ラブ・アクチュアリーの魅力
第357回、妄想ロンドン会議を始めます。
水口です。
イミズです。よろしくお願いいたします。
さて、本日のテーマは、今さらながらに語ろうの回 〜ラブ・アクチュアリー編でございまーす。
イェーイ!パチパチパチパチー!
みなさん、待ってたねー!
適当にも程があるタイトルで申し訳ない。
さっき決めたね、このタイトルね。
なんかいるって急に言いなよ。
だってさ、なんか欲しいなと思って。
というのもね、私たち様々な英国の映画ですとか、英国の舞台ですとかね。
本など、いろいろ感想をみなさんにシェアさせていただいておりますけれども。
新作ばっかりではなく、やはりちょっとクラシックなもの。
もうみんなわかってる。もうめっちゃ有名。語るほどまでもないっていう。
そういう映画を、いやいや今やからこそ語らんみたいな。
決してネタ切れではございません。
今語りたいね。そういうやつやね。
言い訳しかしてないよ、私よ。
そんなことない。言い訳ちゃうね。これやりたくて今やってるから。
記念すべき第一回ね。が、〜ラブ・アクチュアリー。
キャストとストーリーの紹介
過去回としてキングスマンとか、あと裏切りなサーカスとかっていう。
言うて取り上げてなかったなっていうことを思い出し回っていうのを何回かやってるんですけどね。
キングスマンもそうやったっけ?
キングスマンも今だからあれ?
あー知らんかった。
知らんかったんかい?
知らんかった。キングスマンNOWでやってたと思ってた。
違うんだね。
違う違う違う。
何回かしがんでからやってる。
本当?裏切りなサーカスはしがみすぎや。しかも好きすぎてあれ3時間くらいめっちゃ喋ってたやつじゃん。
そうそうそう。残ってるのはね、わずかなんですけど。
そうなんです。悲しみのね、取り直しってやつがあったからね。
お別れがございまして。
そうだね。でもね、今回ラブ・アクチュアリーでね、大好きなの私も。
しーちゃんも好きやった?
この間さ、次何しましょう?いう話、いつも収録終わった後にね、するんですけどね。
なんかこういうのやろうやー言って。
ちょっと言ってたよね。
やりましょうやーって言って、じゃあ何するかちょっと考えさせてって言って、一応通話は切って。
ラブ・アクチュアリーはどう?って多分1時間後くらいに私がさらっと送ったら、
意外やわーって返ってきて、
何が意外なの?
わかんない。
しーちゃんがまずこういうのを出してこないっていう。
なんかしーちゃんが裏切りのサーカス、はいはいはいって感じなんよ。
それはそうよねってしーちゃんと言えばって感じなんよ。
言い訳ではないけどね。
ラブ・アクチュアリーさ、スパイ出てこーへんけどええの?って私思ったね。
でもね、水口でね、実は鋭い。
え?鋭かった?スパイ出てきてた?
なんでやねん。
見たでしょ?見たでしょ?スパイ要素なかったね。
あれでビルナイさんがスパイ言ったらすっげえびっくりするけど。
いや驚きのね。
ほんと好きになるけど。
あのね、私ラブコメが苦手なんですよ。
そうでしょ?知ってる知ってる知ってる。知ってるよ。
多分これを聞いてくれてる皆さんも知ってると思う。
しんちくんラブコメ見ないねっていう。
なのでね、ちょっとラブ・アクチュアリー見返そうと思って、
アマゾンくらい見てたんだよね。
あれってなんか自動再生でさ、似たような絵が次にどんどんつなげていくじゃん。
おすすめで出てくるね。
ブリジット・ジョーンズが始まりましたよね、流れでね。
切りましたよ。
え?なんでよ。いいじゃんブリジット・ジョーンズ。
この流れで見るべきなのはわかってるけど、切りましたよ。
そうねそうね。
っていうくらいね、ほんとにラブコメが苦手なんですけど、
これは別。
これは好きな?これは?え?しんちゃんの中でも?
別。
いやでもね、それを言うとね、
私もかつてこういう系が苦手な人やったよ。
こういう系。
なんかハッピー・ゴーイングななんていうの。
ラブコメ、ラブコメ嫌いじゃないねんで。
嫌いじゃないねんけど、なんか万人受けしそうな、わかる?
この毒のないこの感じ。
みんな好きでしょ的な。
そう一見ね。
で、大人気ムービーじゃんこれ。
大人気デートムービー、クリスマスムービー。
こういう感じのやつは、やはりちょっとこう、
尖ってた私たち。
これ20年前の映画なんですよね。
20年前。
20年前か。
やっぱり尖りが過ぎてた頃じゃない?
私たちも年頃として。
そうね。
やはりあの、なんて言うんですかね。
ミニシネマじゃないとみたいな。
ミニシアターでかかってないとちょっとみたいなさ。
そこまで尖ってない?
いやでもね、わかるわかる。
わかる?わかる?
とりあえずみんな見てるよね。
それこそ、ノッティングヒルの恋人とか、
ブリッジェット・ジョーンズの日記とか、
同じ監督の作品ですけどね。
はい。
その頃はまだ、
脚本しか書いていらっしゃらないとは思うけれども、
リチャード・カーティス監督の作品。
みんな見とったやん。
大好き。みんな大好きですなぁね。
そうそうそう。
例えて言うなら、アメリとかさ。
あー、だいぶ国も違うけどね。
あれミニシアターやけどね。
でもでもわかるわかる。
とりあえずみんなチェックしてるじゃん的なさ。
そうね。だからちょっとこう、
潜入感が最初にあるってことね。
苦手かもっていうね。
あと私、恋愛要素そんなにいらない。
だよね。しんちゃんそうだよね。
いや私も別にいらんねんけど、
でも楽しく、しんちゃんに比べたらまだ楽しく見れる方かなっていうね。
いやでも決して拒否はしないんですよ。
もちろんあって外観芸なんですけど、
そこを目当てに見ようと思わない人間で、
もう枯れ切ってるんでね。砂漠のような女です。
やめてください。
そんなこと誰も言ってないから。
それがね、やっぱりこの作品に関しては、
やっぱりなんか謎に好きで。
私もなのよ。あの不思議なもんでね。
そう、あのちょっと待って。
じゃあまずよ。
これ20年も前の映画ですから、
皆さん知ってると思う、とっても有名なやつだから、
もうタイタニックかラブ・アクチュアリーかっていうね。
知ってる界隈の方しか周辺に出てらっしゃらないと思います。
一応ね、どんな映画かちょっとだけご紹介しますね。
というのも、昨年がなんとラブ・アクチュアリーの20周年アニバーサリーということで、
4Kデジタルリマスターで上映されておりました。
なぜ今年私たちはこれを取り上げるのか。
それはもう本当にタイミングです。
ので、ラブ・アクチュアリーどういうお話かと言いますとですね、
公式サイトね、できたてホヤホヤの、まだ1年しか経てないやつがありますので読ませていただきます。
どこにでもある、だからこそ大切なたくさんの愛の物語。
全世界で大ヒットを記録し、
見ると誰もが幸せになれるクリスマス映画の定番として愛され続ける奇跡のラブストーリーが、
日本公開20周年を記念して色鮮やかな4Kデジタルリマスターであなたのもとへということでですね、
こんなお話です。
クリスマスを迎えるまでに起こる9つの愛の物語を描いた本作は、
アバットタイム 愛おしい時間についての監督リチャード・カーティスが脚本監督を手掛け、
イギリス映画界が誇る豪華キャストが集結。
ヒュー・グラントが恋する英国首相を。
リアム・ニーソンが愛する息子を応援する父親を。
ポリンファースが言葉の通じない相手に恋をする小説家を。
アラン・リックマンとエマ・トンプソンが長年連れ添った夫婦を。
キイラ・ナイトレイが新婚の妻を演じる他、
ビルナイ、ローラ・リニー、マーティン・フリーマン、ローアン・アトキンソンら個性派俳優たちが出演。
ビートルズ、ペイシティ・ローラーズ、マルーン5、マライア・キャリー、ノラ・ジョーンズらの普及の名曲が物語を彩り、
クレイグ・アームストロングのオーケストラ音楽が見る者の気分を最高に盛り上げる。
片思い、秘めた愛、恋の喪失、一途な想い、不定への淡い期待、壁を乗り越える愛、そして偶然にして運命の出会い。
19人の登場人物たちが繰り広げるドラマの中に、きっとあなたの愛の物語が見つかるはず。
映画の影響と振り返り
そういうね、なんとメインキャスト総勢19名、しかも有名どころばっかりっていうね。
本当にすごいキャストだねって思うこの映画は、もちろんネタバレで参ります。
はい、ネタバレで参ります。もちろんです、もちろんです。
で、今だからこそなんか、このね語るっていう、ちょっと楽しい時間をしんちゃんと過ごそうかなと個人的に思っております。
今日は至高で参りますので何卒よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
いやー見返した見返した?
見返しました。もちろんこのシーズンなんでね。
あーそうなんよ。やっぱさ。
モリデーシーズンちょうどカウントダウンが始まる5週間前ぐらいですか?
そうなの。あのさ、私クリスマスになるとラブアクチュアリー見たくなるんだよね。
いやそういう方多いと思うよ。
クリスマスソングがすっごいかかるしさ。
知ってるクリスマスソングがいっぱいかかる中でさ、ビルナイ先生が劇中で歌うあれだけはまだ街角で聞いたことがないよね。
でもあれがないとラブアクチュアリーじゃないもんね。
本当にそう思う。
いやほんまに。あの歌、久々にさ見たけどさ、全部覚えてたもんね。
あの曲。
レコーディングシーンから始まって、椅子に座って歌うビルナイ先生って、あれさ、劇中でさ、50半ばを過ぎてって言ってんだよね。
そうなんよね。
50半ばであれかよって思った。でもビルナイさん、今50半ばではないよ。もう多分70半ばになってるんだと思うんやけど、変わらんのよ。
ビルナイさんやばいよね。あの人、多分20歳くらいからずっと、ずっとあるやんと思う。
20歳くらいから50歳くらいなんよ。ずっと50代半ば俳優やってあるよね。
顔変わらんよね。
本当にそう。ある意味、キュー・グラントさんとかコリー・ファースさんは変わってんね。結構。
コリー・ファースさんはトゥルントゥルンしてたね。
トゥルンだったね。マーク・ダーシーの面影がもう本当にすごくありました。
トゥルンっすよ。
エマ・トンプソンさんもやっぱりお若かった。すっごく。
あ、そうね。基本的に美しさは変わってないんやけど、美しさの質が変わってらっしゃった。
キュー・グラントさんはやはり別人。まだこのラブ・ワークツアリー、この20年前のやつにおいては、ロマコメの帝王時代のキムタクイズムと言いますか、その時の感じがまだ残っていらして。
今はね、もう俳優というか。
でもなんか、なんていうか、てっぷりてっぷりして発音。
ちょっとよくわかんないですけど、その形容。
いい意味でおじいちゃん俳優になったよね。
ただ、忘れてたけど、パディントン2のあのキャラクターは、やっぱりここも要素として入ってるよなっていう。
全然ある、全然ある。やっぱちょっとシネカルなんだよね、この人。
ただなんか、歌のシーン、劇中でも、英国愛国シーンを思い出させてくれた首相に、この曲をっていうね、ラジオのDJさんが言われて、これなんだ、ベイシティ・ローラーズかな?ちょっと私曲名がわからないけど、
コリノリのエイティーンズ・ポップスみたいなやつがかかった瞬間に踊り出す。これ見たことあるぞ、これ。ピンクの衣装が見えるぞってなったよね。
確かに確かに。フェニックス・ブキャナンさんね、パディントン2のね。
そうそうそうそう。
わかるわかる。
作るポール・キングさんは、やっぱりこのヒューグラウンドが好きだと思って、要素をぶっ込んだんやろうなっていう、そのルートがなんとなく見えた。
だから、より尖ってるよね、今の方がヒューグラウンドさんって。
精度が増したって感じ?
精度が増してる。そうねそうね。
リチャード・カーティスの愛の多様性
ロマコメの帝王やけど、ちょっとやっぱりリチャード・カーティスカラーに染まると、ちょっと違う面が見えるのかなっていうような。
しかも、脚本として参加しているそのノッティング・ヒルダの、ブリジット・ジョーンズなのではなく、万王寺市のリチャード・カーティスフィルターを通してのヒューグラウンドは、ああだったんだなっていうのが、なんとなく見えたねっていう。
大統領じゃない間違いだったら、首相の役をしてるんだけどさ、なんか首相やけど、ちょっとどこかなんていうの、ちょっと残念感というかさ、ただの2枚目じゃないっていうね。
ちょっと情けな系なのかな?
いいよね。
そこがまた愛おしいというか、庶民派ではないんだけど、ちょっと身近に感じられる感じ?ボリス・ジョンソンさんに近いんかな?
でも髪の毛ふわってなってなかったよ。
髪の毛の問題ちゃうかな?
違う?違う?寝癖とかなかったよ。
寝癖つけたまま、チャリンコかっ飛ばしてはいなかったけど、ただなんかちょっとそういう、キリッとした政治家ではない感じが愛おしいよねって思っちゃうよね。
みなさん、これに出てらっしゃるキャストさん全員そうなのよ。
いや、ほんとにほんとに。
すごいのがさ、ほんとすごいなと思うんだけど、これ19人いるわけやんで、9個話があるわけね。
で、もちろんなんか短いちょっとなんていうのかな、小級詩的な、スパイス的なエピソードもあればメインというか、4つか5つぐらいは結構長くたっぷりとってあったりするわけなんだけど、それがもう次々次々にさ、なんていうの、バラバラに見せられるわけじゃない?私たちとしては。
スケッチっていうのかな、ああいうセクターっていうのは、なんというか、切り替え切り替えで、同時進行で全部が進んでいく感じね。
そうそうそう、いやのになんか全然混乱しないし、ちゃんとなんか集中して物語に入り込んで見れるし、もうすごいなと思って。
いやなんか、もちろん愛についてのお話なんだけど、愛の質も多種多様でっていうのがきっちりと描き分けているっていうのかな。
そうね。
だから親子愛があれば、さっきほど不定の誘惑。
そうね、そんなんやったね。不定の誘惑やったね。
あるし、言語の障害があって、それを乗り越えた愛とかっていうのが、やっぱね、なんか一個一個一癖も二癖もある感じがすごいなと。
で、全部の話が割とつながっているんだよね、全員知り合いなんよね、一応。
そう、ちょっとずつ知り合いだったり、なんか親族だったりとか、全部繋がってて、あ、そこ繋がってんねんやみたいなのが、ちょっと発見があるというか、それがまた見てて楽しんでるね。
いや、忘れてて。
破体験が起こるんよ。
え、お兄ちゃんヒューグラントやったんだよ。
そうそうそう、エマ・トンプソン妹やったみたいなさ。
あれちょっとあのね、忘れてたのでびっくりした。
これ私も忘れてた、そうそうそうそう。
ご近所さんで住んでるから、結婚式に参加してたりとか、同じ小学校に通っている息子さんがいてとかね。
そうそうそうそう。
上手に作りはるなーと思う。
何その感想。
いや、なんか私改めて見て、なんでこの話がこんなに好きなんやろうなと思ったら、やっぱなんかその、なんていうのかな、みんなが住んでる家、それぞれのお家があるわけやんか。
が、それぞれめたくそロンドンなのよね。
あー、わかる。
あの、なんやろう、このさ、もちろん19人が主役やねんけど、私はもうこの話はロンドンっていう街が主役やなって思いました。
ストーリーの繋がりと発見
ほんとに、もうリチャード・カーティスさんも、もうちょっとあのイギリス好きすぎて頭がおかしい部族の人やと思ってるんだけど。
そんな部族があんねんや。
はいはいはいはい。
そことそこが、同じ部族やったとは私も思ってるけど、そうね。
方向性は逆、真逆と言っても過言ではないと思うんやけど、ただもうイギリスが好きすぎてしょうがないっていう一族がいてると思うんですが、リチャード・カーティスも筆頭だなと思う。
ダニーボイルさんとかもそうやと思うんやけど。
そこ、オッケーオッケー聞こう。
なんかあの辺ね。
オッケーオッケー。
ほどさらにリチャード・カーティスに関して言うと、音楽とか、ラジオ少年だったんだろうなっていう。
そうなの?
わかんないわかんないけど、パイレーツロックとか。
はいはいはいはい、パイレーツロックね。
あれだってラジオ曲の話でしょ。
本当に海賊放送っていうのが、お船出してね。
違法な施設放送局を作って、イケてる音楽をガンガン流し続けるっていう人たちの話で、
ラジオ好きなんだろうなーって思って、そこは全然自分の中で関連づいてなかったんやけど、今回もなんかそのビル内さんの曲がラジオから流れてくる感じとか、
それぞれのBGMで流れてる曲とかが、これもなんかイギリスのちょっと昔のラジオから流れてくる曲って感じよなーと思って、
好きで好きでしょうがないんだろうなっていうのがすごくよくわかった。
なるほどなー。
でもそうだね。
うんうんうん、わかるわかる。
ラジオな。
ラジオとか、そのビートルズにすごく思い入れがあるんだろうなーとかさ、
まあまあイエスタで書いてるぐらいだからそうやと思うんだけど、
そうだね。
あの、私すごく好きなシーンがさ、
キリラナイトレイさんの結婚式のシーンの、サプライズのオール、
オールニーズアップってやつ?
そうそうそうそう、みんなが楽器隠して持ってきてて、
急にサプライズの演奏が始まるあのシーンが本当に好きで。
おおー、意外なシーンきたー。
あ、そうですか?
いや、いいシーンやと思う。いいシーンと思うけど、なんかしんちゃんらしくないというか、いや逆にしんちゃんらしいのかな。
いいよいいよ、そういうの持ってちょうだい。
あのシーン、
いや、もっと私オーラスにかかると思ってたら、めっちゃ冒頭やって。
はいはいはいはい。
ビル・ナイの影響力
もうこれ終わっちゃったと思って。
ちょっと巻き戻してみるぐらい好きですね。
おおー、そうなのね、そうなのね。
いや、いいシーンだよね、あれね。
あれなんかね、すっごくかっこよくて、キラキラしてて、
あのシーンもすごく好き。
なんか、たぶんね、それぞれ皆様好きなシーンって絶対あるんじゃないかなと思う。
そう、好きなシーンと、好きなカップルね、好きなエピソード、それ聞きたかったんだよね、今日私しんちゃんにさ。
なんでやねん。
なんでよ、聞いたあかん?聞いたあかん?
いやいや、みずくちさんも言って。
もちろんもちろんもちろん言うけど、この全てのエピソードの中でさ、どのエピソードが一番好きですかっていう、それを決めたい、今日は。
あー、優勝決める。
優勝を決めたいね。
別で、一本映画見たいならどれですかって感じ。
そうなると私、ミリマックさんやねんけど。
ビルナイさん?
はい。
私もそれやねん。そうやなって思っててん。それしかないよね。
一本見るのはね。
終わったわ、終わったわ、もうどうしよう。
でもね、このね、ビルナイさん、これすごくって、これね、19人でしょ、9組のカップルないし関係性のあるエピソード、愛の形があるよね。
で、その中でさ、私気づいてしまったんやけど、他の誰がかけても、他のどのエピソードがかけても、このラブアクチュアリーっていう映画は成り立つねんけど、ビルナイさんのエピソードがかけちゃったら成り立たへんねん。
怖っと思って、みんな結構どのエピソードも、町中で流れるビルナイさんの映像だったりとか、越えてくるラジオのビルナイさんだったりとか、それに影響を受けてはんねんな。
ほうほうほうほう。
だから、
男の子がケンジだよね。
そうそうそう、最後の。
告白をしに行く。
サムね、サム。
リーヤム・ニーソンさんの息子ちゃん、フォーマス・サングスターさんがやってらっしゃる。
あの子が空港で警備員の目をかいくぐって、忍び込んで告白をっていうところに、全裸のビルナイさんがバーバーンって。
そうそう、みんながテレビに一緒になっちゃって。
みんながコカーンとしているところを駆け抜けていくっていうね。
そうね。
で、なぜかサムはちょっと勇気をもらった的な。
うん、そう。
それはないと思うよって思うからね。
いや、でもさ、このね、あたし改めて、それもまたリチャード・カーティスさんの良さだな、ラブアクチュアリーが、なんで私これ好きなんやろって思ったポイントでもあると思うんだけど、
この8組の人間模様をさ、愛の形をこのビルナイさんがつむぐ、つなぐことで。
しょって立つ。
そう、しょって立つことで、合間合間にビルナイさんが入ることで、めっちゃロンドン的にもなるし、
あと、言うてこの人が一番さ、そのロンドン的シニカルさだったりとかさ、皮肉っぽさ、あとギリギリの攻めのお笑いじゃないけどさ、
あの、なんて言ったらいいの。
放送禁止をご考えにいっちゃう感じ。
そう、そこのギリギリ、なんか、その外しっぷりもイギリス英国っぽいなって思うし、リチャード・カーティスって感じもすごくするし、なんかね、それが非常にこのラブアクチュアリーをラブアクチュアリーたらしめてるなと。
あの、ビルナイさんの周り、もちろんそのマネージャーさんもが筆頭なんだけど、スタッフさんとかDJさんとかみんな、もう揃いも揃ってアチャーって顔してるんだよね、ずっと。
あーやってもたーみたいな、もうやるぞやるぞ、こいつあかんぞーみたいなね。
このジジイどうにかしてくれーみたいな顔してんねんけど、それを一歩引くと全員が笑顔になってるっていうあの不思議な感じ。
そうね、そうね。もう彼のおかげでねって感じすごいする。
もうこのラブアクチュアリー界の神なんだろうね、きっとね、ビリー・マックがね。
本当にしかもね、だいぶね、なのにあったかいのよ。こんななんか偏屈でひねくれた往年のロックスターみたいな、今はちょっと高津飛ばすみたいなさ。
薬中で。
そうそうそうそう。
一応薬は抜けたけど、もう愚痴ばっかり言うてる、どうしようもない、しょうもない歌歌ってる。
そう、それがね、この人で包み込むことにより、他のみんなも輝くし、よりなんか本当にいいスパイスになってるなって。
ビルナイさんオラン買ってみ?ただの絵を話で終わるよ、これ。
そうね。
もうなんか。
絵話で終わらせたらあかんよ。
いいですけど、いいですけど、こんなになんかこうちょっと泣き笑いじゃないけどさ、このなんだろうね、このビルナイさんのキャラクター自体がさ、ちょっとやっぱ物悲しさあるじゃない。
うんうんうん。哀愁っつうの?
哀愁、哀愁、そうそうそうそう。だから一番最初にさ、ビルナイさんのシーンから始まるわけだけど、レコーディングどうしようもない歌ので、もう彼がいかにどうしようもないシンガーかっていうのもすごくよくわかるし。
あの絶妙に下手なのよね。
ダメな感じね、そう。なんかそれがじわじわじわじわ見え方が変わっていってからの、そのラストっていうね、本当の愛に気づいた瞬間っていう。
なんかそれもちょっとおかしみもあるんだけど、なんかすごくこう愛にあふれてて、非常によかったなーって思ったよって話。
もう終始ダメやねんけどね。そうそうそうそう。
ちょっとおっぱい半分見えたお姉ちゃんはべらして歌ってる感じとかね。
うんうんうん。
ていうかリチャード・カーティッシュさ、全然関係ないけどおっぱい好きだよね。
え?なんで?それマーティン・フリーマンさんのシーンとかってこと?
いや、あのさ、ガロを経営してるアンドリュー・リンカンさん。
ガロをさ、おっぱいだらけやったやん。
おっぱいがいっぱい。あれはアートですから、おっぱいがいっぱいやったけど、そういう歌もありましたね、今ちょっと思い出した。
下着の女性のスケッチが3つ4つバーって重なっていくシーンとかもあって、いやいや好きすぎん?と思って。
確かにそうだね。
うん。で、そのウィルナイザーのね、ミュージックビデオのお姉ちゃんたちも割とゆらゆらしてたなと思って。
確かにそうね。
そういうところに趣味出さないの。
趣味なんかな?
わかんない。
映画のエピソード
確かにコリーンファーサーさんのエピソードでも、異国のね、買った女性、コリーンファーサーさん小説家なんだけれども、書いた、あれなんかタイプライターで売ってたね。
昔ながらのタイプの人ですね。
そう、タイプライターで書き溜めた原稿がバーって飛んでいっちゃって、池に落ちて、それを池に飛び込んで、その、なんていうの、ハウスキーパーさん、お手伝いさん的な人が飛び込んで、
拾ってくれるんだけど、その時にも、すごく時間をかけて、丁寧に服を脱いでから飛び込まれてたので、
あのシーン長いよね。
あれ長いね。印象づけたんだと思うんだけど、あの瞬間にコリーンファーサーさんが彼女に恋に落ちたっていう、そういう印象づけだと思うんだけど、
一応ちょっと長いなと思いましたね。
コリーンファーサーさんのエピソード、まあまあ長いよね、全部。
長い。
メインの話なんじゃない?メインのひとつ。
メインはだから、ヒューグランドさんでしょ?で、コリーンファーサーさん、リーヤム・ニーソンさんもそうでしょ?
で、アラン・リッグマンさん。
アラン・リッグマンさんとエマ・トンプさん。
4つかなって思ったんだけど、どう思う?
そうやね。
ローラ・ディーニーさんはそんな長くなかったし、
ね、あとはマーティン・フリーマンさんと、あとあの、ね、ブリティッシュ・ボーイのアメリカに渡るみたいなやつね。
あ、はいはいはいはい。
と、ぐらいか。
あ、あれは?キイラ・ナイトレイさんは?
あ、キイラ・ナイトレイさん、キイラ・ナイトレイさんな、そうねそうね。
うん。
うん。
キイラ・ナイトレイさんも結構長いのか。
割とあの告白シーン無言でずっと。
あ、あれね、聖火隊ですって言って、あのアンドリュー・リンカーンさんの来たシーン。
あれはしかもめちゃくちゃ有名なシーンだよね。
あの、無言でね、スケッチブックに書いたメッセージをずっと送っていくっていうあれは印象的だった。
本当は、うん、あなたのことが好きでしたっていうね。
うん。
あれは粋だなと思う。
あれは粋よね、オシャレよね。
うん。
大名詞だよね。
うん。
そっかー、じゃあ二人ともビルナイさんが好きってことで。
そうだね。
終わりや。
終わり。
あ、でも私、この映画で見返した時に、あ、上手いなーって思ったところが一個あって、何故からねって感じだけど、
あのサム君ね、あのリアム・ニーソンさんの息子さん。
はい。
の、サム君があの、実は恋に落ちてると、好きな人がいるって言ってさ、
10歳ぐらいのね、あの小学生ボーイなんですけど、
あのすごく真剣に悩んでてっていう。
で、ずっとさ、好きな子がいてどうしたらいいだろうっていう話をね、あのお父さんとするわけだけど、
その好きな子っていうのを最後の最後の最後まで出さないっていうのがめっちゃ素晴らしいなと思った。
あれは上手よねー。
あれは、でしかも出てきた子がさ、この子かー!みたいな。
なんかね、納得、説得力がある子やったんよ。
素晴らしいなと。
最後に歌を歌ってっていうのの、バックでドラムを叩くっていうね、
そうそうそう。
エピソードが。
マライア・キャリーだっけか。で、歌歌うんだよね。
そうそうそうそう。
クリスマス会で。
しかもなんか最初にお母様が亡くなって、リアム・ニーソンさんがその質位のどん底にいて、
この子もそうなんじゃないかと思って心配してたら、
いやお母さんのこと悲しいけど、それよりも俺は今片思いやねー。
印象的なシーン
そうそうそうそう。
しかもね、奥さんの連れっ子かなんかだよね、サム君は。ステップファミリーだったと思うよ。
だから余計にどう接したらいいんだろうってなっててね。
だから、あたしこのサム君のエピソードもすごい好き。
すごい好き。
全部好きやで。全部好きやねんけど。
そう。
あと、ビル内さんレベルで、名言だったのが空港っていう場所よね。
空港よね。
ヒースロー。冒頭にね、ヒューグラントさんの語りバックで、
空港の人々っていうのをずっと撮ってて、
何の映画が始まるんやと思ったら、最後の最後に、
みんなが空港で大集結して、みんなが同じようにキスしてハグしてっていうシーンで終わるっていう、
あれがすごく好きで、
ちょっとヒースロー行った時に、ここかって思ったりもした。
ほんと。あたし全然思わんかった。次思おう、そうやって。
意外とカレーの匂いするなとか思ってたんだけど。
スパイシーなんだよね、ヒースロー空港。なんでやろね、あれね。
なんかね、空港ってその国の匂いがするけどね。
日本の空港はお出汁だか醤油だかってよく聞くけど、
意外とカレーの匂いだね。
ヒースローはスパイシー。
毎回思う、スパイシーやなと思って。
帰ってきたよ、このカレーの匂いって。
全然言ってるわけでもないんだけど。
確かにね、確かにね。
いやいや、ほんとにね。
もうちょっと全然語り足りないんだけどね。
そろそろお時間なんでしょ。
そうそう、一個一個語っていくとってやって、
やっぱ皆様それぞれに思い入れがあるし、
こうやってホリデーシーズンに見返して、
その時その時で多分ね、変わってくると思うの。
そうね。
いやでももう一回本当に、今年も見れてよかったです。
そして喋れてよかったです。
改めてですね。
愛を再確認。
確実に今の時期ですね、
Amazonプライムでは見れますので、
もしよかったら皆様見てみてくださいまし。
本当にぼーっとつけてるだけでも、
本当にいい映画なのでね。
幸せだよ。
曲も流れてくるしね。
超ロンドンだよ。
ちょっとしばらくご無沙汰だわっていう方、
改めて見返していただければと思います。
というわけで、モンストロンドン会議では、
皆様からのお便り募集しております。
ハッシュタグモンストロンドン会議をつけて、
Xでポストしていただくか、
直接私たちまでリプライください。
メールでのお便りも大歓迎です。
Spotifyのコメントもお待ちしております。
はい、というわけで、
これシリーズ化したいと思っているんですが、
お前この映画忘れてないか?
みたいなことがあったらね、
ぜひとも教えていただければ。
ああ、そうやったねって。
改めてまたね、
いろんな映画についてお話したいなと思っておりますので。
ぜひぜひリクエスト等お待ちしております。
そんなところでございましょうか。
取り留めもなく喋ってごめんなさいね。
本当に愛が深すぎだわ。
私たちの雑談をいつも聞いてくださってありがとうございます。
これからも雑談続けます。
雑やな。
雑。
というわけで、また次回お会いしましょう。
さよなら。
ありがとうございました。