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2025-09-17 36:35

第350回:『ウォンカ』と『パディントン』の隠れた共通点を見つけてしまった

今回は、リスナーさんからのメールをきっかけに、映画『ウォンカ』を拝見した我々が、『パディントン』シリーズとの共通点、そしてポール・キング監督の独特な演出術について語り尽くします!
▶︎"What's 妄想ロンドン会議?:日本に居ながらロンドンカルチャーを遊び尽くそう!オトナ女子ふたり(Miz&Sin)による、ロンドンニュース・英国Film/Stage/Drama/Book・英会話情報。神戸在住時々ロンドン。▶︎X (旧twitter):twitter.com/mosolondon ▶︎MAIL:mosolondon@gmail.com

サマリー

第350回のエピソードでは、映画『ウォンカ』と『パディントン』の監督であるポール・キングについて考察され、両作品に共通する温かみや感情の深さが語られています。また、リスナーの感想をもとにした二人の体験や感情の探求も描かれています。ポール・キングの独自の演出や世界観が、両作品の共通点として取り上げられています。作品内での舞台的要素や自由な表現は、ファンタジーと日常の境界を曖昧にし、観客を魅了しています。映画『ウォンカ』と『パディントン』の隠れた共通点についても考察され、多くの細部にわたる表現が評価されています。特に、ポール・キングの手法やアナログな演出が作品に温かみを与えている点が主なテーマとなっています。

リスナーの感想から始まる
第350回妄想ロンドン会議を始めます。水口です。
清水です。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。さて、本日ですね、お便りをいただいております。
ありがたき。
ありがたきでございます。そちらのですね、読ませていただくところから、今日は始めさせていただきたいと思います。
ぜひ。
よろしいでしょうか。
はい。
Mizさん、Sinさん、パディントン会、楽しく拝聴させていただきました。
つきおくれのメールで失礼いたします。
いやいや、もうとんでもないでございます。
とんでもないです。
もう嬉しい思います。むしろ、お返事が遅くなりまして、申し訳ございません。
はい。
パディントン in Peru、私は十分に楽しんでみましたが、お二人の感想を聞いて、何度もうんうんと頷いてしまいました。
同じように感じていらっしゃる、感じている方がきっとたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
そうなのかな、なんか結構ね、なんかこうネガティブじゃないけど、なんか受け入れつつもよ、自分的には。
そうなの。
そう、でもなんかこう、いろいろちょっと心のですね、なんか気持ちがポロリポロリと出てしまった回だったので、なんかね、もし嫌な気持ちになっている方いらっしゃったら、ごめんなさいと思いながら喋っちゃった。
悲しさをね、誰かに伝えたかったの。
そうなの、そうなの。
寂しさと。
うん、なんでね、ちょっとそうやって言っていただいて、あのちょっと救われる気持ちでございます。続きを読みます。
はい、私はポールキングさんが脚本と監督をされた前作のWonkaの方に、よりパディントンみを感じていました。
彼の作品には何というか、作品全体を包み込むふわふわとロンとした温かみがあるんですよね。
キャストもサリー・ホーキンさんがこちらで母親役をされていましたし、オリビア・コールマンさん、ヒュー・グランドさんの開演もあり、こちらの公開の後となった今作は、部が悪かったようにも思います。
と言いつつも、次の4作目をまた楽しみにしています。
米美少さんの声も唯一無二だと思いますので、そこは変更してほしくないですね。
中の人は子供たち同様に年をとってきますが、どうなるでしょう。
ということで千恵さんからお便りいただきました。
『ウォンカ』の魅力
ありがとうございます。
千恵さん、以前にもどん底作家の人生にさちあれの回で感想メールをいただいたんですが、本当に再びいただきましてありがとうございます。
もう心の栄養となっております。
ということで、千恵さんがこうやって送ってくださって、そういえばウォンカ見てないやんって、ポールキングさんやったんやんっていうことに2人とも思い足りまして。
2人でギャーってなったよね。
ウォンカが名作で、そして工業的にも、大ヒットして世界中でもすごく評判が良かったっていうことは記憶にはあるんです。
でも入ってなかったんですよね。そっかーっていう。
お恥ずかしい。
これを機会にちょっとウォンカ2人で拝見しまして、今日はウォンカの感想と言いますか、パリントンさん、パリントン・インペルを見ることでよりポールキングさんの良さというか、そういうのが際立って。
彼に興味を持った私たちが今この段階でウォンカを見てどう思ったかっていうね、そういう気持ちをゆるゆるとお話しする回にできたらなと思っております。
まあ言うても茶飲み話ですけどね。
そうなんですよ。もうこれね、だってね、もうあの妄想ロンドさん、皆さんもウォンカなんてもう履修済みですよ。
私ども本当にもうこのタイミングで申し訳ございませんなんですけど、今更ね、この映画がどうだったとか、実は裏でこんなことがありましたとか、ここの作品こうだよね、このセリフがとか、そういうのを言うタイミングでもないなと思い、もちろんね、すごく新鮮な気持ちで私たち見ましたけど、なんかいろいろ思うところがあったのよね、2人がね。
そうなのね。
相変わらず、まだ2人とも感想を全く言ってないので、ちょっと今日はその答え合わせをしたい、しんちゃんと一緒に。
あの、探り探りです。
いや、ほんまに。
2人の中でも今探り探りなんで。
そう、どっちに行くかだよね。
20分ぐらい経ったら、お前なんかもう死ぬかって聞いてるかもしれませんけど。
喧嘩パターン、喧嘩パターン。
久しぶりの喧嘩パターンですね。
来るかもよ、と言いつつね。
ちょっとあの、みなさんもきっとご覧になられておられるかと思うので、今回のネタバレコールとかはもうなくていいかなと思います。
もういいよね、そうそう。
もうね、配信とかでも見れますし、もうDVDかもされてますので。
で、あと、なんだ、タイトルだけはね、ちゃんとしたタイトルをお伝えしとこうと思います。
ウォンカとチョコレート工場の始まりが日本語のタイトルで、現代がウォンカですね。
2023年公開の映画でございまして、先ほども申し上げましたが、パディントン1と2の監督されたポールキングさんが、
あとサイモンファーナビーさんとタグを組みましてですね、作られた、ちょっとなんていうのかな、パディントンファミリーがたくさん出てくるような映画でございます。
ね。
うん。
ね。
そうそうそうそう。
原作はね、ロアルド・ダールさんで、過去2回ね、このチョコレート工場の秘密が映画化されてますが、
その原作からインスパイアされた、今回はオリジナルのお話、前日談ということで、
サイモンファーナビーさんとポールキングさんが共同で脚本を書かれたというね、もう彼らのエキス、濃い濃い版のですね、めっちゃ濃い作品っていう感じだね。
なんかでも、あれなんだってね、ロアルド・ダール財団が公認なんだってね、オリジナルの。
そうみたいね、そうみたいね。
うんうん。
そうそうそう、その辺も。
すごいよね。
うん、そう。
なんかね、いっぱいいろんな切り口からこの作品ね、話せると思うのよ。
例えば、私たちが多分ね、あの記憶にあったらしいのは、ジョニー・デップさんが演じられたチャーリーとチョコレート工場、これ見に行ったよね。
うん、私は見てないの。
あれ、しんちゃん見てない?これ、私見たな。
うん、ちゃんと見てなくって。
歌ってた。
うん。
そっかそっか。
今もね、そんなにね、だから流し流し見てたりとかしてる。
まあね、有名なシーンとかがね、あったりして。
うん、そう。
目に入ったりとか。
映画用なのよ、いまだに。
はいはいはいはい。なるほどね、そっかそっかそっか。
もう一個前の方ですかね、ワイルダー監督の方、何年だこれ、71年の作品に関してはもう完全に未見です。
それはね、私もでございます。
はい。
そうなの、そうなの。
まあでもそうか、それで言うとね、ちょっと別にここは話すことでもないんだけど、チャーリーとチョコレート工場、このジョニー・レプさんのさ、誰だ監督、ビッグフィッシュのね。
ティム・バートンさん。
ティム・バートンさんね、そう。
私ティム・バートンさんがすごいその当時好きでさ、まあみんな好きだったと思うんだけど。
分かる分かる。
で、ティム・バートン作品の中ではそんなにいいな感じの印象の作品だったのね。
もっと好きな作品があっちゃったかな。
そうだよね、そうなんだよね。
で、まあなので、まあ私はそんな感じ、チャーリーとチョコレート工場に関しては。
あとはロワールド・ダールに関しては、マチルダーが本当にあの舞台も見たし、あの映画版も見たしで、すごく好きですっていう。
で、ポール・キングさん、パディントン大好きですっていう、そういうね、事前情報。
立ち位置はその辺で。
立ち位置。
そうそう、その辺。
そう。
なので、これ2人で今何を探り合ってるのかな。
いや、あのね、そのお手紙をいただいて、で、もうパディントン3でパディントンみを欲してたのですよ。
うんうん。
1と2で感じた私たちなりが、私の中で作り上げたパディントン、3で見たかったパディントンを探しながら見てしまって。
一緒です。右に同じです。
右かどうか知らんけど。
なんかね、だからちょっと、喜び反面、キャーッキャーしながら見てるんだけど、
おやおや、これでいいのかいって、ちょっとどっかで思っちゃって。
厳しい。厳しいぞ。
私はね。
はいはいはい。
私の見方に対してもやねんけど。
分かる分かる分かる分かる。
私この見方は、今これはしてはいけないと思いながらそっちに引きずられている自分っていう。
なんかね、真っさらな気持ちで見れなかった。これ見るタイミング悪かったね。
失敗。
違うそれは、でもお手紙いただいて、嬉しくって、求めてるものでもあったのよね、今。
そうやね、そうやね。
求めすぎててん、私が。
私もそう、だからすごくなんか複雑な気持ちなんですよ。
めっちゃいい作品やってて、ちなみに言っとくと、ほんまにいい作品やって。
よく私が、これめっちゃいいやつやなって判断する、第6巻と言いますか、根拠のない確信の一つに始まって5秒で、これいいやつって感じるっていう作品があるんですけど、
これはそれでしたね。
もう挟んだ5秒で、もう完全に夢の世界やったもんね。
これは、これめっちゃいいやつやーって5秒で思った。
もう作品に酔いしれました。
そして、もうね、だからこれが一番残念やね。
求めてるものがそこにあってん。
あったよね、なんかね、ちょっと寂しさすら感じたんよ。
そう。
悲しくなったんよ。
ね、こんなことある?あのさ、素晴らしいボンカー見てな。今こんな悲しみに暮れてることある?
わかんない。
よかったよね。
あとやっぱボールキング好き、私。
好き。
あとサイモンファーナビーさんも最高やったね。
あの人、味のあるお芝居もされるんだけど。
味がある、味がある。
いやもう本当に今回の役どころも、そして結末も最高。
あのサイモンさんのね、パートの結末ね。
いや、あの分量まで見せてくれてありがとうやって。
感情の探り合い
そうやね。
3でもあれぐらい出てほしかったやんけ、正直。
手さり出てくんなよって思われがちなパートなんですけど、
もうありがとうっていう。
あ、彼女やったんっていうのと、よかったねっていう。
そこ持ってったかっていうね。
いい味出してらっしゃったり、あともう本当にね、
先ほどそのお手紙にも書いてくださってたみたいに、オリビアコールマンさんだと、
シューグラントさんもよ。
あとサリー・ホーキンスさんと、
そうなのよ。
がね、欲しかったキャラであったの。
そうね、期待通りのキャラクターと言いますか、
あとマット・ルーカスさんもそうなのかな。
はいはい、そうですね。
いやー、素晴らしい作品でしたね。
さすがに私も悲しいだけじゃ終わられへんと思って、
いつまでもやっぱパディントン引きずりすぎやね。
そうね、私らがね。
私らが、そう。こんなに素晴らしい作品。
たとえばネットでもやっぱりたくさんの方が、
実質パディントン3っておっしゃってるのを、
もういくつもその感想が上がってて、
これはもうパディントン3だみたいなことを書いてらして。
あの男前のね。
ティモシー・シャラメさん。
ティモタンがね。
なんかクマに見えてきたのよ、途中から帽子かぶってたりするし。
いやもうね、あのね、見た目がクマだろうが人間だろうが、
ハートが一緒だった。びっくりした。
同じでしたね。
ギュアなハートが。
そう、若干信じ度がパディントンの方が上だったっていう、それだけの話で。
そうね。
ハートは一緒でした。
ギュアなハートも見えたよね、もうね。
そうなんです。
それでね、ちょっと私の思った話してもいい?
はいはい。
なんか、すごくこれなんだろうと思って、
もうここまでいけたらね、
この、このポールキングさんって結局、
ポール・キングの演出
そんなにまだ長編の作品撮られてなくて、
僕が今見れる限りのもので、
その本当にパディントン1,2と、あとこの、
音歌。
音歌、ジャーリーが出てきました。
ジャーリーじゃなかったって今なって、音歌。
なんだけど、その中でね、やはりちょっとこう、
共通項というか、私は一体このポールキングさんの何に惹かれてるんやろうっていうのが、
すごく自分の中でも疑問に思ったので、
ちょっとそれを突き詰めてみたのよ。
お、来た。はい。
そうなんだよね。
私さ、この人の作品ね、やっぱちょっと今までのファンタジー?
ファンタジー作品っていうのはちょっと違うなと思う。
もちろんね、一般的によく言われるさ、
どのキャラクターにもすごく人間味があってとか、
悪者もただの悪者に終わらなくて、
クスッと笑えるだったりさ、
みんながすごくキャラが愛しくなるとか、
世界観の作り込みがとか、
そういうのってよく言われてるやんか。
なんか違うなと思って、
もう一個後ろの部分で、
なんか私この人の作品に惹かれてるなと思ったのね。
背後に何かを感じる。
そう感じてて、
で、やねんけど、
私この人、何やろう、
この演出とこの映像の手法なんだけど、
映画で撮ってるけど、
なんか何やろう、超豪華な舞台じゃない?これと思って。
なんかね。
あーでも、うんうん。
舞台なんだよね。
すごく経練味が、
あのー、で、えっとね、
この感覚、しんちゃんってわかってくれると思うんだけど、
舞台ってね、
そんなことあるかいっていうシーンでも、
ちょっと信じられちゃうのよ。
ルールを最初に、暗黙のルールを必ず、
舞台演出家って観客にすべてわからずに、
視覚的にとか、
あと、脚本の構造的にとか、
見せてくれて、
で、演出的にね。
ありえへんよ、ありえへんけど、
みんながくるって回ったら、
舞台が変わる、時代が飛びますとか。
そうそうそう。
あとね、素舞台やけど、
ここがよくあるのはさ、
草原だって言われたら、草原みたいな。
海だっつったら海だしね。
そうそう、それを完全に信じられるのよ。
目の前にいるのが、
どんなに屈強なおじさんでも、
私12歳のかわいい女の子なのって言ったら、
あ、そうなんだって思って、
見れるのよ、舞台って。
なんかそれが、
演出側と観客のお約束っていうかね。
Tシャツとジーパンで出てきても、
ここがドレスアップした舞踏会ですって、
いう表現ができるのよね。
そうそうそうそう。
そのなんていうのかな、
ホルキングって、それを
そーっと気づかせないままに、
まるっきり全部映像でやっちゃってるなって思ったの。
舞台の要素
そうね。
なんかセットとかシーンの切り替え方も、
舞台転換みたいだし、
私ね、あのね、
それすごくわかると思ったのが、
私もなんとなく、
ちょっとパディントン2に引っ張られてるところはあんねんけど、
ふと浮かんだのが、
ホリーズだったの。
ホリーズ?
ホリーズ。
ナチュラルシアターライブで拝見した、
エマイル・ダスタウントンさんの主演の。
あー、ちょっと引っ張られてますね。
いい引っ張られ。
おばあちゃん、おばあちゃんじゃないわ。え、おばあちゃん?
取り潰される劇場に集まってきた歴代の障がい者たちの
あれやこれやを、なんというか、
それも夢の世界みたいに描いている
ミュージカル作品を
ナチュラルシアターライブで拝見して、
その中の劇中華の一個がもう、
ぴちぴちだもん。
グラウンドさんがね、
舞台を踊ってらっしゃったので、
これがホリーズの曲だったんだ、
っていう答え合わせができたりとかっていう、
すごい幸せな体験をした作品やったんやけど、
なんとなく、あの舞台の作り方、
なんかなって一瞬思って、
そのミュージカルシーンとかが。
でもミュージカルシーンのほうがまさにだよね。
ふわっと入っていく感じとか、
ぬるっと入るんだよね。
そうそうそう。
スーッて歌に入っていく感じとかが、
ちょっとホリーズっぽいなーって思って。
だからその舞台っぽいって、
なんやろうな、
今回ウォンカーだと、
チョコレート工場の箱があったじゃない。
あるあるある。
あれもなんか、
舞台でああいうもの見せれるんじゃないかなって思ったのよ。
空想の箱やけど。
わかるー。
それがパって具現化して大きくなったら、
舞台上でみんなが作業してるとか、
っていうことができそうな気がするなとか。
わかるー。
あとなんかいきなりウンパルンパが現れるとことかもね。
あと、ピンポイントで申し訳ないんやけどさ、
ペントンの時もあったんやけど、
歩道具としてね、電話。
今回お葬式のシーンがあったやん、終盤に。
はいはい。
で、悪徳神父さんがさ、
お葬式で、
みんなにお話とかをしてた、
まさにお葬式進めてる最中に、
ジリリリリーンって電話が鳴って、
失礼って言って電話を取るっていう。
そんなところに電話があるのありえへんし、
そのタイミングで電話を取るのもありえへんし、
でもそこはそういう世界ですっていう風に、
納得させられる、
そのさせられ方がすごい舞台っぽいなって、
ごめんわかるかなー。
しんちゃんわかってくれるよね。
わかるね。
そう。
わかりますよ。
っていうのが各所にあって、
パディントンに言ったら、
同じく電話なんだけども、
パディントンが脱獄してきて、
ロンドンの公衆電話から家に電話をかける。
でもタイミング悪くて、
誰も出なくて留守電になっちゃって、
お金もつけちゃって、
って仕方なく公衆電話を後にするんだけれども、
そしたらお家から公衆電話手にリダイヤルで、
リダイヤルじゃないや、
コールバックでかかってくるっていう、
ありえないんだけど、
そこでかかってきた瞬間に、
パッてスポットライトがついたりとかっていう、
パンってね。
街灯なんだけどね。
今回もそういうシーンが随所にあって、
舞台的演出が自然に映画の中にあって、
それがより一層おとぎ話感というか、
ファンタジー感を強くもしてたし、
逆にファンタジーなのに、
日常的な感じにも感じさせてくれるっていうか、
すごくルールメイキングが上手な監督さんだなって。
明かりの当て方も、
今回屋根裏部屋みんな、
宿屋さんに囚われているメンバー、
今回仲間として戦っていたメンバーが、
一人一人屋根裏部屋が当てがわれていて、
二人で喋ってたんだけど、
パンって明かりがついて、
その人が入ってくる。
別の部屋が明かりがついて入ってくるみたいな感じが、
あれスポットライトだよね。
そうやね。
みんな指す位置に立って、
上からポンポンと照らされて。
聞いてたとか、そんなこと何も言わずに、
それ僕も行くみたいな。
そうだよね。
急に入ってくる感じ。
あれ舞台でよく見るな。
あれ舞台だね。
何の変哲もない舞台演出だよね、あれ。
それがすごくあんなに上手に取り入れられるんだ、みたいな。
たくさんのね、これまでに多くの監督さんたちが、
やっぱ舞台って魅力的やから、
例えばワンカットで全て取り切るみたいなね。
舞台はもちろんストップがないから。
っていうので、舞台の様子を入れて取られた監督さんたちもいっぱいおるし、
あとはダンサーインザダークの監督さんがさ、
撮ってたワンカットだったかどうか忘れたけどさ、
セットが全くなくて、地面に線を描いて、
ここが部屋で、ここが村で、みたいなさ。
水口が見たって言ってたやつだね。
そうそうそうそう。
非常に難解な、難解と言われた、
舞台的演出を映画で記録してみました、みたいな感じのやつはあって、
それってやっぱりなんか、ちょっとセンセーショナルじゃないけど、
すごいことを映画でチャレンジしようとしてるみたいな。
やっぱりその演出が際立って、そこに注目されがちだったけど、
今回、分かんない、私がちゃんとレビューとか終えてないっていうのはあるんだけども、
このポールキングさんのこの舞台っぽい感じっていうのって、
誰にもまだ気づかれてないというか、あんまり重要視されてないというか、
そんな気がして。
映画を演劇化、演劇を映画化、みたいなこともやるし、
手法ももちろん、クリエイターがかぶってたりとかするから、
作品の違い
切れたりとかするんだけど、やっぱり映画と演劇ってこんなに違うんだって思ってたものの距離をグッと一気に客席に気づかれずに引き寄せたって感じ。
気づいてないもんね。私も気づいてなかった。
気づいてなかったんです。
なんでこれこんなに好きなんやろうって思ってて。
今考えるとパディントンもすごくやっぱり映像が舞台なんだよね。
舞台でしょ。
ちょっとそのお部屋がミニチュアな感じとか、
その街を疾走する感じもあれ、舞台で照明だけでやったらできるかもしれないなとか、
そうなんだ。
っていう想像ができたね。後になって思い至ったけど。
でしょ、その現実と空想的なものの境目をあえてバチンって切り替えるような演出もあれば、ぬるっといくとこもあったりして、
それをぐるぐるぐるぐる回しているうちに、すごくその世界にいつの間にか取り込まれて、もうちょっとこう感情、
霊線爆発みたいな、なんかそんな感じでね、パディントン2の気球のシーンとかそうだったし、
なんかその、ほんと全体的にね、そんな気がする。
ちょっと役者さんも、
そうなの。
ちょっと舞台寄りの芝居、大げさと言ってはいけないんだけど、
いけないけどね、舞台芝居するよ。
ちょっと大きな芝居は、もうオリビア・コールマンさんとかが特に顕著なんだけど、
何かな、これレミゼラブルの宿屋かな、みたいな。
もう本当にそうだったよね。
まあ設定も似てるから、そう感じるんだけど、
これでも帝国劇場で見てるのかな、みたいなお芝居をされてて、ただそれが浮かないんだよね。
そうなのよね。で、気づかない。
セットの感じと衣装の感じと、
ちょっとフォーカスが淡い感じというか、
なんかパッキリしてんねんけど、優しい感じに見えない、この方の作品って、ポールキングさんの作品って。
優しい。あとね、みんな着替えないね。
そうなの。
衣装変えないね。そうそう。でも全然納得するんよ。
そこをくさそうとは思っちゃいけない。
思わない、思わない。
なんかすごく、
もちろんね、私たちはナショナルシアターライブとかも喜びさんで見に行っちゃう、もう舞台大好き人間なんですけど、
もちろんそれだけじゃないけど、それもすごくやっぱりポールキングさんの作品に惹かれる。
で、脚本が良い。もちろんそれやねんけど。最高なんだけど。
もうね、ちょっとそれを今回感じたっていうのをしんちゃんに報告したかったの。そこじゃね?と思って。
そうね。
なんとなく、なんとなく分かったね。比較してみて。
そうそうそうそう。それで言うとやっぱパディントン3って、もう全く別物の作品だったなと思って。
もう映画だったのよ。
映画やね。やっぱそうだよ。
だから、全然悪くないんですよ。
映画の隠れた共通点
あれ、映画やって。何言ってんの?私。
何を言ってんねん、ほんまに。映画かみたいな。
わかんねえ。映画だぜ。文化も映画なんだけどさ。
ただ、だから私たちが求めているものと違ったって思ってるのは、おそらくそういうところ。きちんと映像作品だった。
そうやねんな。
夢の見方が映画だったので、ただパディントンはそうじゃないってどっかで思ってたんよね。
うんうんうんうん。そうなんだよね。
いやー、ちょっとすっきりした。あのー、すごい見せ場の一つだったと思われる。
音歌が途中でね、みんなと一緒に物件見つけて、チョコレート屋さんを開くところがあるやん。
で、オープニングのシーンで、ミュージカルナンバーが始まって、歌を踊りながら紹介する。
その時に、たぶん、このポールキングさんの手法でなければ見せなくていいところをちゃんとポールキングさん見せてくれてて何かっていうと、
そのチョコレート屋さんのなんか照明がついたりとか、仕掛けが動いたりっていうのが、こうやって裏で今人力で動かしてますよって言ってみれば、舞台裏を私らに見せてくれてるみたいな。
あれはスタッフさんがボン回してますもんね。
あれなくてもいいね、映画としては。分かる。でもわざわざそこを見せるんだよね。
そういう細かいわざわざな場面っていうのが、結構ポールキングさんの作品って出てきてて。
それがおそらくは、本来だったら、舞台だったら、私たち客席にいたら見ることができない、舞台部さんたちとか、舞台監督さんとか、衣装さんだったりとか、そういった人たちが裏でうわーって動いてるわけなんだけど。
なんなら舞台裏の役者までも、映画の中で、作品の中で見せてくれる瞬間っていうのがたくさんあって、知らず知らずにそれを享受して、それが面白かったり、おかしみになったり、っていうところにつながるのかなって。
分かる。
どう?この私の考察。
ポールキングさんが多分、でも小道具とか道具としてやっぱりそのGDで動かすものとかゼンマイで動かすものっていう、すごくアナログなものを愛してらっしゃるんだろうなっていうのはすごく分かって。
分かる。
いやだからそのパディントンで見たような小道具、一度に入れ見たような、なんか共通項のあるセットとかさ、小道具がいっぱい出てきたやん。
うん。
あのチョコレートのそのチョコレート製造箱。
はいはいはい、ポータブルチョコレート製造箱で。
で、あれってもうパディントンのうちの子供部屋のさ、ミニチュアみたいな、ミニチュアというかなんかこう、なんていうの。
あのあれだよね、舞台セットの模型みたいな感じで見せてくれたやつだよね。
そうそうそうそう、シルバニアファミリーって私。
シルバニア、今も人気だよ。
そう、みなさんご存知ならいいや。
みんな知ってるよ。
そうそう、なんか紙芝居で今回やってたけどさ、これってパディントンが持ってたポップアップブックじゃんみたいなさ。
そうねそうね。
うん、感じ、やけどなんかやっぱどっかアナログなのねっていう。
今回はグルーバーさんのお店の中で全部起こっててもおかしくないよなとか、
なんかそういう手作り感とか、もう人がちゃんと動かしてる感っていうのが見えるあったかい感じが、
多分ポールキングさんがすごく好きなガジェットなんだろうなっていうのが。
そうだよね。
いやーなんかね、ちょっとそれがわかってすっきりしたというか、そういう気持ちでした。
ポールキングの手法
ただ作品をやっぱり見たことにより、ちょっとこうパディントン3がもしかしたらこうだったかもしれないとか、
あーだったかもしれないって思ってちょっぴり悲しくなったこともありましたっていう感じかな。
でもやっぱ共通項として、役者さんももちろんそうだし、ちょっと面白くなってさ、ちょっとだけ調べたのよ。
軽く見てみたんだけど、衣装ディレクターの方と編集の方がパディントン1、2と参加して、その後音歌に行ってんの。
3に参加されてないね。
もう劇団じゃんね。
引き連れちゃったかと思って。
劇団だわ。劇団ポールキングだ。
だね。
そうだねー。
結構その作品の中で重きが置かれるポジションの方いったかと思って。
そういうことやな。まああの制作期間がかぶってたっていうのはもちろんあったと思うんだけど、
もちろんそしてパディントン3もそんな1と2をすごくリスペクトして、もちろん作られた作品だと思うんだけど、
いやー面白かったね、そういう意味では。本当に見て、見れてよかったです。
税さんありがとうございました。
本当に教えていただいて、私たちもこのタイミングで見れたからこそのところがね、本当に。
そうだよね。逆にここまで何か考えたりしなかったかもしれないよね。
これ見てなかったわって何気なく再生してたかもしれないけど、
ここまでなんだろうな、自分が何が好きだったかっていうところまでは思いが至らん、ただただ文化が好きな作品で終わってたかもしれないなと思って、
いや発見がねたくさんありました。
ありましたね。いやー面白かった。
なので、なのでですよ、プリンスチャーミングがもう本当に本当に楽しみで。
ね。
ね、またその私的にはちょっとこう新しい仕掛けだったりっていうのも期待をしてるんです、ポールキングさん。
これから新しいその童話の世界じゃないところで、でもプリンスチャーミングも童話の世界になるのかな。
世界観としてはね、ただ本当に、何だろう、彼の良さっていうのがポールキングさんのね、全面的で欲しいなとも思うし、
遠きだかーみたいな感じもちょっと期待したりもしつつ、本当にね、まだね公開決まってないですけど楽しみに待ちたいと。
まだちょっとね、プリプロダクションだね。文化2もやね。
そうやね、本当にね。
というわけで今日は文化の感想をとりとめもなくお届けいたしました。
妄想ロンドン会議ではお便りを募集しております。
ハッシュタグ妄想ロンドン会議をつけて、Xでポストしていただくか直接私たちまでリプライください。
メールでのお便りも大歓迎です。
妄想ロンドンあっとマーク gmail.com m o s o l o n d o nあっとマーク gmail.comまでお手入りください。
これこの間決まってなかったんじゃない?
ポールキングさんのもう1本決まってる新作、これもプリプロダクションですけど、
エブリデイパレンティングティップス。
あれ?主演ライアン・レイヌルズさんだね。
えー。
えらいとこ、また意気張ったな。
目白押しだね。
まだ若いのでね。
まだプリプロなんでね。早よ取りなあれ。
そうだねそうだね。
たくさんたくさんこれからね、ご本人もおっしゃってましたけど、
おそらくこれから50本まで控えてるんでっておっしゃってたのに。
なんで、見れる限り見ていきたいなと。
はい。
あります。
というわけで、今日はこのあたりでお別れしましょう。
さよなら。
ありがとうございました。
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