1. 妄想ロンドン会議
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2025-09-24 38:08

第351回:『レ・ミゼラブル』のワールドツアー見てきたよ!

“天井から音が降り注ぐ”と言われるフェスティバルホールでの3時間の極上体験。そして、あのレジェンド ジャン・バルジャンとの予期せぬ再会も…!?
やっぱりレミゼはいいですね…!皆さんの『レ・ミゼラブル』で一番好きな曲は何ですか?🇬🇧🎤

▶︎"What's 妄想ロンドン会議?:日本に居ながらロンドンカルチャーを遊び尽くそう!オトナ女子ふたり(Miz&Sin)による、ロンドンニュース・英国Film/Stage/Drama/Book・英会話情報。神戸在住時々ロンドン。▶︎X (旧twitter):twitter.com/mosolondon ▶︎MAIL:mosolondon@gmail.com

サマリー

『レ・ミゼラブル』のワールドツアーを見た感想が語られ、特にそのスケールと音響の素晴らしさに焦点が当てられています。観客席や舞台の近さ、演出の工夫が印象的で、感動的な体験が共有されます。『レ・ミゼラブル』のワールドツアーの魅力や新たに進化した演出について話されます。観客の反応や思い出、さらには歴史やキャストについても触れられ、ミュージカルの深さが再確認されます。第351回では、ミュージカル『レ・ミゼラブル』のワールドツアーを観た体験が語られます。バリケードをイメージしたセットや印象的なキャストのパフォーマンスについて詳しく報告されます。『レ・ミゼラブル』のワールドツアーを観賞し、キャラクターの新解釈や演技の魅力について議論されます。特にアンジョル・ラスやキリアンに関する感想が強調され、舞台の楽しさが伝わります。

ワールドツアーの感想
第351回妄想ロンドン会議を始めます。水口です。
清水です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、今日はですね、私が、水口が、レ・ミゼラブルのワールドツアー見てきたよってことで、その感想を語る会になってます。イエーイ!
イエーイ!
なんでそんなテンションなんですか?
楽しそうだね。
私の感想聞いてくれないんですか?
かしこったやん、行かへんって。
確かにね。
どないって、今やったらいい席取れるよって言って。
いや、なんかね、本編やと思ってたんすよ、私。本編じゃなかったんだね、あなたが見たやつ。
そうだよ。レ・ミゼラブルワールドツアースペクタクラーを見たんだよ。
すんごいタイトルやな。
そう。
とは?とは?
私が見たものを公式サイトの宣伝文句に変えてですね、何を見たかっていうのをこちらで皆さんにシェアさせていただきますね。
時代を越えて心揺さぶる世界を魅了し続けるミュージカルの近時と、レ・ミゼラブルロンドン初演40周年の節目に、かつてないスケールで世界を巡る英語上演による特別バージョンが、ついに日本初上陸ということでして。
はい、こちらね。
初上陸なんだ。
初だよ、これ。
そうなんだ。
ここね、ちょっとさっきの意味わかんないと思うんですけど、レ・ミゼラブルっていうのはミュージカルです。
はい、知ってます。映画にもなってました。
映画にもなりましたね、そうなんです。
で、そのミュージカルのレ・ミゼラブルをですね、コンサート形式で歌を中心にお届けするという、そういうですね、周年の記念イベント的な集大成公演がですね。
なんとなくガラコンサートとかって言ったりするようなやつ?
そうね、私ガラコンサートのことをよくわかってないんですけど。
よく定義もわかんないんだけど、なんかよく聞くなと思って、なんかお歌繋いでイベントにするやつだよね、きっとね。
お芝居とかはあんまりしないで、お歌を聴かせる中心の方だよね。
ただ皆さんご存知の方もいらっしゃいますように、レ・ミゼラブルっていうのはミュージカル2つタイプがありますね。
普通のセリフもメロディーに乗せて歌のように紡ぐオペラタイプのミュージカルと、そうではなくて普通の地のお芝居のところお芝居をして合間合間にお歌が入るタイプのミュージカルとあるんですけど。
代表的なところで言うと、近畿物は校舎ですね。で、オペラ座の会議は電車。
そう、ナンバー。そうなんですよ。で、レ・ミゼラブルはオペラタイプのミュージカルなんですね。
てことはですよ、ずっと歌ってるんです。
やっぱりそうやんな。
ずっと歌ってます。なので。
そんな気はしてん。セリフって何さ?ってなってん。よく考えてみて。
そうなんですよ。ずっと歌ってます。
飛ばすとこないよな。
多少飛ばしてたよ。ごそっとね。飛ばしてたけどもちろん。だけど、ほぼほぼ本編です。
だって、QO6O1まで歌っちゃってるからね。
そうなんですよ。
てことはもう丸々本編見たぐらいの勢いだね。
そう。しかも歌の方が好きの、何言ってんの?歌好きの私にとってはもう最高の状況なんですね。
ずっと歌だけを聴いていたい。もちろん歌と歌の間の、歌やねんけど、メインの歌の間の歌も素晴らしい。
役者のやりとりも素晴らしい。だけど歌が好き。そんな私にはもう涙ちょちょ切れのすごい舞台でございました。
これね。質問です。
舞台の特徴
はい、なんでしょう。ごめんなさい。はい、どうぞ。
ただ、舞台をやるわけではないから、再現ではないんだよね。動きは?
動きあるよ。
動きつつ?
もちろん。
マイクはちゃんと手持ちの印象があるんやけど、そうでもないの?
まさかまさかでございます。まずね、もうレミゼラブルのこのワールドツアースペクタクラ。
スペクタクラ。
スペクタキュラー。大きく違うところは会場の大きさです。
日本の場合は結構ね、普段のレミゼも大きい小屋でやるので、何なら今回やった、私が見た大阪のフェスティバルホールってところで普段のレミゼもやったりするので、ちょっと違いがわかりにくいかもなんだけど。
私たちがね、これ記録を見返してみました。2013年の4月18日に私たちロンドンのクイーンズシアターでね、レミゼラブルを見ておりました。
クイーンズシアターね、っていうかロンドンの劇場みんなそうなんだけど、割と会場が、客席と舞台がキュッと近い。で、舞台上もそんなに大きくないイメージ。
そうだよね、やっぱりね。
ミュージカルっていうとさ、日本やと定劇とか、こっちでいうと梅田芸術劇場とか、めちゃくちゃでっかいところでやる印象はあるけど、どっちかっていうと、関西でごめんなさい、ドラマシティぐらいの大きさで、しかももっと客席も狭くって縦にギュッとなってる印象のところで。
そう、一番近いのが、私あのごめんなさい、本当に関西で申し訳ないんですけど、小築座が一番ロンドンの劇場のイメージに近いと思う。
あの奥行き、客席の前から後ろまでの距離がそんなになくって、ギュッとしてて、1000人ぐらい?
そうそう、多くても1000人。
だよね、ドラマシティも800ぐらいだよね。
そうそうそう。なので、一方でこのフェスティバルホールだったりっていうのは2000人ぐらい入るのかな。ちょっとごめんなさい、ざっくりで申し訳ないんですけど、なので規模が大きいのね。
だから、こちらのですね、プロデューサーのサー・キャメロン・マッキン・トッシュがですね、この普段のレミゼラブルのミュージカルではなく、この規模ならば世界に持っていけると。
1回に入るお客さんの量が多いからさ。
ああ、採算取れると。
そうそうそうそうそう。で、しかも会場も大きくなるよね。で、照明とかがリアル照明じゃなくなるのでド派手になります。
そして、なんとなんとですよ。今回、舞台ね、ちょっと舞台の説明をさせていただきますと、基本はですね、奥に大きなスクリーンが見えております。
センターにドドン!デカデカスクリーンです。で、その両脇にサブスクリーンみたいのがありますね。
で、ドドン!真ん中のスクリーンには、その時に歌われているお芝居の背景的なものとか、イメージ映像がですね、流れるんです。
そういう大きな違いだね。セット持ってこなくていいもんね。
セット持ってこなくていい。で、でも思ってるよりセットあったよ。びっくりしたけど。
なんか段作ってた?
段ありますね。まず、2段に分かれてまして、2階部分にはね、スクリーンの前に2階部分、そして手前に1階部分があるんだけど、2階部分はオーケストラピントです。
逆やったらえらいことだよな。
そうだね。2階部分はオーケストラ。もう、だって主役だから。今回は音楽が主役だからドドンと見えてます。見えてないけど見えてます。
奈落にいつもこもってはる人たちが上に来ちゃったんだね。
ヒットにはいないの。上にいます。だから、赤車さんがずっと見えてます。
それはちょっと見どころの一つだね。
で、明かり絞ってはいるけど、演者さん、演者さん、奏者さんたちの手元とかお顔も見えます。
私、14列目のドセンターという両席で見させていただいたんだけど。
ちっちゃい席だったね。
SS席だぜ。いくらだったでしょうか。
2万。
惜しいですね。でもそんなもん2万5千円でございます。
惜しくないよ。全然惜しくないよ。
すごいよね。2万5千円。
フェスティバルホールでしょ。14列目のドセンターでしょ。
あんた音の条件も最高やん。
もうね、泣いちゃう。ほんと泣いちゃう。
私音フェチやからさ、すぐに音のことばっかり気になっちゃうの。映画館とかも。
見た目のスクリーンの明るさとかさ、CDとか動くとかそうじゃなくて、音がめちゃくちゃ気になっちゃう人なんですけど。
もう最高でしたね。音が降り注ぐって言われてるんだよね、フェスティバルホールって。
昔から本当に海外アーティスト有名どころに愛されているホールの一つって言われてて、音がむちゃくちゃ柔らかいのかな。
なんか、すごい包み込まれる感がある。
包み込まれたー。あれなんか不思議らしいよ。
むちゃくちゃ良かった。あのね、引き合いに出して申し訳ないんだけども、大阪に最近というか数年前にオープンしたとっても新しい劇場がありまして、そちらに先日ミュージカルを見に行ったんですけど、
やっぱりね、ちょっと私の座った場所も悪かったかもしれないんだけど、ちょっと音響が、私はだいぶ気になっちゃって、ライブシーンみたいなのがあったんだけどビリビリしてて、何歌ってるかわかんないみたいな、仕方がない、もうコーディションあるから。
それを申し訳ないなと思って、割と長いライブシーンをこう辛いなーと思いながら聞いてたんだけど、まあね、ちょっともう比べるのも申し訳ないぐらいでした。
不思議なくらい音響が良いって言われているので、よく撮れたねって思ってる。
すごいアーティストがいっぱい来るから、私も何回かフェスティバルホールやったら行こうと思って行ったライブはあんねんけど、やっぱり音が、神戸の国際会館もめっちゃいいねんけど。
あそこもいいよね、大好き。あそこもいい。
フェスティバルホールの体験
この2つはね、みんなね、割と奪い合いらしくて。
そうそう、だからそこでやるアーティストのライブあったらもうぜひもんで行ってください。もうめちゃくちゃいいから。
ね、ほんとに。だからいい席で見たね。
そうなのよー、めっちゃよかった。私実は初フェスティバルホールで新しくなってからさ、もう幸せ幸せでございました。
そう、だからあの、ドーンとさ、入り口入って正面の赤い階段登ったよ。エスカレーターを使わなかった。
あ、そう。
高速の気分で歩きました。
高速の人たちは歩くかな?乗ってもらっていいねんけどな。
そうか、そうかな。
フェスティバルホールどこまで上がるんやろうって思うぐらいね、後ろの席やったらめっちゃ上がっていったりすんねんけど、でも全然上がらずに済んだのね。
もう全然よ。私あの、会場時間がさ、1時間前で、開演のね。
おー、ってことは?グッズがあった?
ツアーの詳細と魅力
ありました。グッズあって、パンフレットね。このパンフレットがさ、なんと2冊組で、大人の事情もあったのかなと思ったんだけど、情報をまとめる。
今回のワールドツアーのキャストに関する情報が丸々1冊。
あと、レミゼラブルの、これまでのすべてのレミゼラブルの歴史だったりとか、今回のワールドツアーに関しての、もうありとあらゆる情報、映画の情報まで載ってる、すごいやつ。これ2冊組で3300円、安い。
へー。
じゃあ斎藤さんとかも載ってんだ?
斎藤さんは載ってないね。
載ってないんか。
なんで斎藤さん出してきたん?
森久美子さんとか、あの辺も載ってんの?
載ってないけど、あれよ、今回のキャストのやつが載ってるってこと。
歴史の方に載ってないかな。
歴史の方には日本人のチームは載ってないかな。ちょっともう、ロンドンの歴史を多分語ってるから、もうそれで。
40周年だね。
キャストと歴史の繋がり
そうそうそうそう、40周年なの。そうなんですよ。これあの、初演がね、1985年で、ロイヤルシェイクスピアカンパニーのですね、当時ロンドンにおける拠点のバービカンセンターで行われたんですね。
そうなんや。
そうだったそうです。
日本はね、1987年、その2年後にはもう日本でね、初演してるからね、すごいよね。
おー、まあまあ。ロンドン初?あれ。
えーとね、これはロンドン初じゃないのかな。
おー。
舞台はフランスなんですが、その辺がね、フランス版のレミゼラブルもあるんだと思うんだけど、このキャメロン・マッキー・トッシュがプロデュースするこの英語版のこの歌のバージョンっていうのは、このロンドンが初演で、
かつ、まあもちろん、ミュージカルフランス革命およびレミゼラブルを構想脚本歌手を執筆された、このオリジナルフランス語脚本のアラン・ブーブリルさんって方ももちろん、スタッフの一人として名を連ねてらっしゃいます。
うーん。
ですです。そう。なので。
すげーな。4周年やり続けてんねん。世界各国で。
そうなんだよ。すごいよね。
周年のさ、ライブとか、ライブっていうか、あの、世界、全世界のジャンバルジャンみたいなやつ。
あ、そうそうそうそう。あの25周年のやつさ、DVDで私、あのー、とかYouTubeで当時、YouTubeは違法か。そうそうそう。でもそれDVDでさ、あのー、知り合いの人がなんかくれたから、もうよく見てたけど、あれのさらなる進化版と思っていただけたら。
なるほど。それはすごいわ。
で、今回のバージョンっていうのが、もちろんその、えっと、以前はね、このレミゼラブルステージドコンサートっていうタイトルでされてたやつなんだけど、それがさらにグレードアップして、で、セットとか、あのデザインがもう、あの、新調されまして、なんと総勢65名以上のキャストとオーケストラによる特別バージョンで、
2024年の9月にイギリスで開幕して、そこからワールドツアー巡ってる。日本では4年巡るんですね。すごいですね。
ほんとすごかった。
人持ってきゃなんとかなるから、採算取りやすい。すげーな。
いや、でも採算っていうか、ま、そりゃ、あのミュージカルのセット丸々持ってきて、あの衣装とかね、それよりかはお金はかからへんけど、いや、それでもっていう、このレベルの、あのー、なに、コンサート形式の舞台を日本でやったら、一体どんだけお金かかるんやろってぐらいすごかった。
そうだよね。
ちょっともうレベルが違いすぎてて、もう私あれですよ、ずっと笑顔。
怖い。
でも、あの、ちょっと水口がね、あの、オッケーが出たって言って、会場の様子をちょっと、
あのー、あれ、カーテンコールの時だったのかな。
あの主役のお二人がご挨拶されてる様子のところで、客席の様子もちょっと私にシェアしてくれてたやつ見たんですけども、みんなの顔が、客席の顔がキラッキラやったね。
キラッキラやったね。
そうなんよ。で、私さ、しんちゃんその、その映像を見たらもう気づかないと思うけど、
あの最後のね、カーテンコールの映像、許可出たので撮ってたんだけど、普段あんなの撮らへんやん、私。
そんなの撮ってる暇があったら、やっぱ見たいし拍手を送りたいから。
でもこれは、ちょっともう撮ろうと思って、右手で撮りながら左手でずっと手を振るっていう、あの、私ずっと手振ってたんですよ。
その割にはブレてなかったやろ、あの映像。すごいやろ。
そんなことしてるとか気づかなかった。
もうずーっとあの、キャストと、あの、演奏されてた方々に手を振ってた。
届け、届け君の思い。
そうそう、だってさ、拍手できへんからさ、申し訳ないと思って。
うわーって、しかももちろんあの、スタンディングでですよ。だからね、頑張った。
そうね、フルスタンディングやったね。
そうそうそうそう。
そうなのよ。
とにかくね、そう、しんちゃん忘れてるかもしれへんけど、私たちの投影のきっかけ、初投影のきっかけってレミゼやったわけですよ。
本当にそうだったね。
あの映画のレミゼラブル見まして、で、え、こんなに良かった?って言って、今までなんかその大作と呼ばれてきた、そのね、作品全然見てこずで、で、日本でね、やってるのも知ってたけど、ふーんって感じだったけど、映画で見てすごく良かったから、
ちょっと舞台版も見たいなってなって、探したらすぐに一番近くで見れる舞台版やってるとこがロンドンだったっていうね。
おかしな話ですよ。だからニューヨークにも一回行ったことあるから、ニューヨークでまず探したけど、やってなかったんだよね。
そうなんよ。ロンドンでやってるわーって言って。
ロンドンならあるぜってバカじゃない?
そう、バカですね。で、それが行ったのが4月の18日だったわけ。2013年のね。
思えば遠くへ来たもんだ。
そうだよ。で、私びっくりしてんけどさ、見終わった後にね、調べたの。この時のキャストって誰やったんかなと思って、もしかしたら私たちの知ってるキャストさんがいるかもしれへんと思って、あの頃は知らなかったけどね。
で、調べたら、なんと当時のジャンバルジャンさんが、ヘロニモラウスさんという方で、私、今回のワールドスペクタキュラーで、
QOEで多分。
見たジャンバルジャンさんも同じ方だったんです。ヘロニモさん。
現役?現役?
そう。
すごいね。
もうレジェンドジャンバルジャンなの。で、もともと、えっとですね、スペインの方、アルゼンチン。
お名前がね、なんか。
そうそうそうそう。スペイン公演でジャンバルジャンをされてたんだけれども、その後、マッキン・トシさんにね、ウエストエンドにあるクイーンズ劇場に来ないかって、誘われて行かれたそうです。
ナンパ。
そう。だから、それ以来、檻に触れてジャンバルジャンをされてる。その当時、私たち4月18日見てるけど、そこでは7月の末ぐらいまで演じられてたそうなのね。
で、その後は25周年とか、30周年とかの、そういうお祝いの場とかにも、ジャンバルジャンとして駆けつけて、みたいな感じで。
おー、すげーな。生涯一ジャンバルジャンなわけだね。
そうそうそうそう。もういろいろされてるけどね、オペラ座だったりとか。
お上手だった気はするよ。まあちょっとね、記憶がおぼろげな。
いやー、あのね、あれなんですよ、着いたその日に見るっていうね、今からやったらもうちょっと絶対そういうことしないんだけど、ジサボケ真っ只中の中でね、劇場に行くっていう。
だいぶ疲れた状態で行ったんで。
どんどん着物着ていったからね。
そうそうそう、ちょっと浮かれてたからね。
そうなのよ。でね、本当は、もうもちろんあの、この本当に素晴らしかったんで、もう感動しちゃって。
なんだけど、東京公演では今回のね、8月の17日までかな、キリアンドネリさんが、我らのキリアンがジャンバルジャンされててね、それもね、見たかったんだけどね。
いや、私あのね、ウェブ記事でたまたま見つけて、知ってる人が写ってるキリアンドネリって、デミゼラブル日本、見る口?ってなって、もう何も見ずにその記事を送って、これじゃね?って言ったんやけど、ちょっとお日にちずれててね、キリアンさんは来られなかった。
そうやね、そうやね。まあね、どんな方が来ようと私はもちろん受け入れるつもりはいたんですけど、まさかのヘロニモさんとの再会ということで、私全然当時のヘロニモさんのこと、印象に残ってないんですけど、もうぶっちゃけますと、もうね、いやー素晴らしかったですね。
さっきセットの話途中になったんだけど、センターにごめんね、いいんですいいんです。センターに映像が映ってると、その時の状況を映す映像ね。で、サブパネルが右と左にあると言ったよね。そこになんと超特大カメラバズーカで抜かれたですね、役者さんの歌ってるお顔が出るんです。コンサートですから。
おー、なるほど。見れんねん。遠くからでも表情が。それは見たことないやつだね。すごいっしょ。え、これ録画じゃないよねと思った。私めっちゃさ、確認してさ、同じ同じ同じと思ってさ、じゃあでっかいバズーカ。はいはい、なでしょ。
衣装は?衣装はあの、もちろん衣装替えありです。まんまそのシーンの衣装。まんまです。かつ、さっきマイクの話ごめんね、私飛ばしちゃったけど、もちろんマイクはヘッドセットです。
あ、じゃあもうミュージカルの美味しいとこだけ。しかもイヤモニ。イヤモニ付きです。マジコンサート。もうそうだね、それもやってないもんね、たぶん舞台上。やらんやらん。そう、今回のために特別に作られたそうです。
めっちゃ確認しちゃった、私。あの14列目でね、めっちゃ見やすい席って言ったけど、もうあの双眼鏡を取り出しまして、隅々まで確認して、アンサンブルの方々ですらイヤモニプラスピンマイク。ヘッドセット。そう、ピンマイクですね。すごかった。
だから私一番好きだったのが、舞台面に置かれていた4本のスタンドマイク。あれは何を録ってたんだろう?オーケストラの音?何なんだろうってすごいずっと最後までわからなかった。スタンド立ってた?立ってた。もしかして緊急用?
ミュージカルの魅力
いやー、そういうことももちろんあるよね。でも一応立ち位置的にもさ、そのマイクがおそらくは目印もなってるから、みんなその前で歌うのよ、こっち向いて。だからなんか、そのマイクって使ってるの?使ってないの?どっちなの?ってめっちゃ気になってたっていうね。どうでもいいことに気になっちゃって。
一人好きについてたらいらんもんな。そうやね。でもね、いっぱいマイクあった。だから逆に言うと、そういう音響機器とかってさ、普通はミュージカルでは絶対に目隠しするやん。見せたらさ、もう世界観壊れちゃうから。でも今回はコンサートだから堂々と見せてて、あのヘビみたいなスピーカーあるやん。ジャラララララって繋がってるやつ。上から吊り下がってるジャバラのやつね。
あれも、もうドドンって見えてた。そうなんすよ。あれがまたね、上から降ってくるんすよ。そうなの。あれがね、めっちゃコンサートやなーと思って見た。
でまぁ、ちょっとね、順番にお話しすると、さっき1時間前会場で物販があるって言ったけど、他にトートバッグとか、バッジみたいなのとか、シールみたいなのとかあった。
それはごめんなさい。買ってない。コゼットのさ、あれがドーンってやっぱついてるから、ちょっと買ってない。グッズとしてはちょっと怖いんよね。
知ってる人は別になんとも思わへんねんけど、知らない人、これ、まぁね、これレミゼといえばだと思うんだけど。ロンドンのポスター目離れてたしな。そうなの、そうなの。
で、舞台にですね、このバリケードをイメージした照明バトンがですね、舞台すらまで降りてるわけよ、一番最初。それが上下するわけ。飛んでったりとか。
で、あの、オンマイオンの時とかはさ、エポニーノが歌う、あれはもうあの、何?ロンドンの、ロンドンじゃないわ。間違えた。彼らのさ、革命学生たちがさ。
パリの? パリの、パリ。そう、パリね。パリのさ、街角をやっぱこう歌い歩くのね。
で、雨の歩道は銀色っていうから、雨上がりの歩道ね。で、それがさ、わかるように上から街灯みたいな形の照明が降りてきてたりとか。だからこの、めっちゃすごいのよ、セットも。
曲力再現もしようとしているんだな。 めっちゃしてる。そう、あのセンターとこの上下には2階の部分にお立ち台的なやつがあって、そこでこう人がね、歌ったりとかさ、演技したりとかもするんだけど、
マエストロもセンターのところにお尻向けていらっしゃって、その前にですね、アンジュルラスとかが立って、「革命だ!」とか言ってんの。そうそうそうそう。もうカオスなんだけど、すごいもうそういう。で、ちょっとそのセンターにあるお立ち台はさ、やっぱこう、バリケードをね、イメージしてるから、ちょっとこう歪んでんのね。
手作りバリケードやから、みたいな、斜めになってたりとか、もうね、シャレてた。シャレてんな。シャレてた。で、日本人奏者さんが多くって、現地の方なの。現地ってあの、うちら日本ね、の方がやったりするのかなーって思ったりしました。
キャストのパフォーマンス
まあ、オケに関してはね。あと、リトルコゼット。日本の女の子です。かわいかったー。立派に演技してたよ。し、あの、英語の歌を歌ってた。お、そう。すげーな。すげー才能発掘したな。なんか2人ぐらいいてて、2人で回してるんだろうね。
そう。だから、リトルコゼットに関しては、やっぱりこう、連れてきて、その、拘束するより、現地の子を使った方がいいなってなったのかもしれないね。
そうだね。いや、その辺もうまいことやりはったんやね。
ガブロー氏は、あの、ロンドンから来てたよ。
意外と言っとんやもん、きっと。
そうなんかな。そうかもしれへんな。そうそうそうそう。そうなんですよ。でね、なんか、あの、ジャベールさんも、もうすごい力強いジャベールさんで、生徒派ジャベールさん。私が見たのはジェレミーセコムさんという方で、
あの、東京公演では、あの、ちょっと若めのね、かつてアンジュラスされてたブラッドリー・ジェーテンさんという方が、あの、務められてたかな。
なんだけど、まあその方がむちゃくちゃ評判が良くて、もうかっこいい、かっこいいと。今まで見た中で一番かっこいいジャベルだって、みんなもうなんか。
あとアンジュラスやってたら、そりゃあ、スクスもいいでしょうよ。
ジャベル感が変わるっていう、あの、そうなんだけど、言われてて、わあ、その方も見てみたかったなってもちろん思ったけど、もうセコムさん、ジェレミーセコムさん。
なんか強そうなお名前だしな。
かっこよかった。なんか、まあその、やっぱりあれだよね、あの、ペアのバランス、キリアンさんに対して、やはりこのブラッドリー・ジェーテンさん、この若、若バルジャンと若ジャベル。
若ベル。
若ベルのチームと、あの、なんだろう、正統派。
どっしりかっしり、貫禄の。
貫禄チームと若チームなのかなって思って、私は貫禄チーム見られても非常に満足です。
かっこよかった。
私、そう、ジャベルのね、歌でね、スターズっていう曲がめっちゃ好きで。
ちょっと私あの曲吹いて舞うのがあれは。
もうあれはあれとか言わないで、ラッツル・クローさんもいいのよ。
その後やっぱ私あの、聞いたんだけど、自分の持ってるさ、あのサントラね。
やっぱりなんかまろやかね、お声がね。やっぱあの、笑顔。
本当に高くてね。
そうそう、柔らかいのよ。
じゃなくて力強い。
あれも好きよ、私。
好きやねんけど、なんかちょっとね。
笑わないで、大事なラッツル・クロー笑わないで。
それがどうなったんかなっていうのすごく気になるし。
めっちゃかっこよかった。
なんかすごいなんか映画の時は、なんで死ぬと思ったけど、今回のジェレミーさんはすごい説得力で。
辛いねって思いながら。
そう、あの自殺されるんですけどね。
もうあの涙涙で。
はい、そうなのです。
でね、マリウス。
マリウス。そして、ちょっとごめんなさいね、さらっと流してしまいますけれども、
あの生徒派マリウスって感じでしたね。
えーっと、ミル・カランさんって方ね。
なんかお育ちに良さそうなお坊ちゃまっていう。
褒めです、褒め。
そうあって欲しい、そうあって欲しい。
そうそうそうっていう感じで、どちらかというと、
私たちが映画で見た彼のね。
エディ・レッド・メインさんかな。
そうそうそう。
と同じ系譜の方でして、
もうちょっとそれよりも力強いかなって感じだったんだけど、
私がですね、ちょっと特筆したい、あの言いたいのがですね、
タンジョル・ラスです。
あの、私の見たタンジョル・ラスさんね、
ジョー・グリフィス・ブラウンさんという方で、
ちょっとアジア系の方だったんです。
で、カツジ・リョウさんにめちゃくちゃ似てる。
まあ私はカツジ・リョウかなって思って見てて。
まあ違うやろうけどな。
似てるの?
似てるの?
だったら書くけどな。
でね、なんかタンジョル・ラスってさ、
男前よ。
でもなんかね、底抜けに明るいね、この人。
さあみんな、行くぞ!みたいな感じでさ、
ちょっと待って!と思って。
学生のリーダーやもんね。
そう、でなんか、いい意味でよ、バカっぽさもあるのよ。
最高。
で、だからこの、この方がさ、煽動して、
みんなをさ、学生チームを作って、
それで悲しい結末を迎えるわけじゃない。
みんなさ、撃たれちゃって、死んじゃって、みたいなさ。
そのね、なんか、なんていうのかな、
もうこの年になって私も、
すごくこの、若者たちの危うさっていうのがね、
それをね、より一層この際立ててた、この彼、ジョー・グリース・ブラウンさん。
新解釈と感想
なんかね、すごくね、心に来るものがありましたね。
あかんて!みたいな。
あかんよ、アンジョル・ラス、そんな!みたいな。
今聞いてる、その、夫人やと、
もう真面目さはいらないよね。
うん。
その、なんか、煽動していくパワーみたいなのが、
一人欲しいよね、絶対。
そう、そうなんだよ。
なんか、でも見たことのない感じの解釈だったのよ。
なんか、アンジョル・ラスってさ、もちろんその、学生軍のリーダーだから、
カリスマを持ってる人で。
かっこよくて、でも真面目でとか、
頭がやっぱりいいみたいな、リーダーですから。
それがね、
学級委員長みたいな感じ?
うん。
制度会長みたいな感じ?
なんか、それはみんな彼についていくわ、みたいな。
なんか、彼が言うんやったら、なんか、あ、いけるんかな、みたいな。
で、感じをさ、思うじゃない。
で、このジョーさんのアンジョル・ラスは、
なんか、別のベクトルで、なんか、彼ならついていってもよさそう、みたいな。
今風やった。
なるほど。
うん、面白かった。
なんか、今まで見たアンジョル・ラスと全然違ってて、
もうなんか、お前のせいやぞ、みたいに最後に回転コールに思った。
で、マリウスに対してもさ、
待て待てと、
マジで、あのアンジョル・ラスのこと、
ついていく、なんか、ついていくべきかどうするべきか、
そうだよね、みたいな。
私も考えるわ、っていう。
すごく、あの、思う感じで。
すごいな、新解釈が入ってる。
そうそう、そうそう。
新しかったな、と思った。
ロングランミュージカル、核あるべし。
そうそう、いろんなね、バージョンのアンジョル・ラスさんいらっしゃると思うけど、
例えば、さっき私が言った、
ブラッドリー・ジェイデンさん、今回、ジャベルを演じられてた、
もう、非常に、あの、かっこいいっていう。
これも、ジャベルとしては新解釈なんだけど、
アンジョル・ラスとしては、すごく、
もう、その時も話題だったけどさ、
私も知ってたぐらいだからさ、
まあまあ、なんやろ、やはり、
この、今回のジョーさんとは別のベクトルで、
力強いリーダー。
うーん。
キャラクターの解釈と演技
その、当時の、やはり、こう、あれだね、
やっぱ、こう、世相を反映しがちなのかな、アンジョル・ラスって。
若い役者さん来るし、
なんか、ちょっと、冒険できる役柄でもあるかもしれないね。
どうとでも解釈できる。
キャラクターの解釈に対応でもいけるよね、
っていうところではあるし、
そういうところで、やっぱり、
あのさ、だからその、ちょっとランクアップみたいなやつってあるよ。
キャストさんもさ、
その、アンジョル・ラスやった人が、
ジャベルやったりとか、
ジャンバルジャンやったりとかってさ、
ちょっと、上の役に行くみたいなやつで、
ちょっと、この人やったら、
ここまでいけるかもしれへんとかっていうので、
あるある。
もう、その採用の時に、
そこまで見込んで、
やってたら、
アンジョル・ラスはちょっと新解釈でもいいか、
とかになるんかもね。
キリアンさんもアンジョル・ラスされてるのよ。
映画版も出てたしね。
学生にいいとかやったけど。
そうそうそうそう。
そうなのよね。
だからそういうのあるよね、このステップアップ。
ある。
同じ作品の中でもね、
役変えて演じられてたりとかするから、
なんか結構そういうのやっぱ、
それがロングランの秘訣なのかな、
と思ってみたね、今ね。
いや、ほんまそうよね。
いやー、だからね、
本当に、ごめんなさい。
好きなみな感想ですが、
よかったです。
もう見てる最中、え、2万5千円でいいのこれ?と思って。
もっと払うっていう気持ちにもなった。
払わせて、みたいな。
そしたらもう一回見に行ったらいいと思う。
やっぱ即感やったけどな。
そうそう。
1階席からも3階席からも見てさ、
遊びに行ったの、上に。
ツアーしてきた。
ここはこんな感じの見方か、みたいな。
で、2階席も見て、こんな感じね、みたいな。
一人でウロウロして、
ウキウキしてました。
浮かれておりました。
劇場も楽しみ尽くす最高。
そうそう。
でもまたね、フェスティバルホールにも行きたいなと思ったし、
あとはやはり、あの、
キリアンさんに会いに、
舞台見に行きたいなと思いました。
本当にね、それは行かなきゃいけないね。
大好き、キリアン。
でも今回の方たちの別のお芝居も見たくなったし、
とにかく私は、
このアンジュルラスをやった、
ジョーグリフィス・ブラウンさん、
彼の魅力にちょっともう打ち抜かれてしまっていますので、
気になります。
あ、羨ましくないもん。
私はずっとキンキーブーツ、家でかけてたけどね。
キンキーブーツね、そうね。
やっぱあれだよね、
キリアンさんがキンキーブーツのチャーリーだったから、
やっぱね、
あれがいいよね。
おひげがないバージョンのチャーリーさんだったもんね。
ちょっとあったよ。
ちょっとあったか。
映像バージョンはあったよ。
映像はね。
ということで、
以上、私のレミゼラブル感想でございました。
舞台の楽しさと感謝
ということでね、
お時間がやってまいりました。
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キリアン、
見られた幸運な方、
ぜひとも感想を教えてください。
教えてください。
私にカーテンコールの映像を
分けてください。
またね、
この作品が
DVDかもしくは配信、
もしくは映画館上映
などされることを願っております。
ぜひぜひ、
よろしくお願いします。
というわけで、また次回
お会いしましょう。さよなら。
ありがとうございました。
38:08

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