1. MORNING NOTE by 平瀬楽器
  2. リハーサルは練習じゃない。
2025-11-12 10:58

リハーサルは練習じゃない。

MORNING NOTEは兵庫県三田市にある平瀬楽器がお届けする毎朝10分くらいの音楽トーク番組です
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サマリー

リハーサルとゲネプロの違いについて解説し、リハーサルが本番前の環境整備の時間であり、個々の練習とは異なることを強調しています。また、リハーサルの進行や目的がしっかりと理解されていないと本番のクオリティに影響を及ぼすことにも触れています。

リハーサルの本質
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。 平瀬楽器の平瀬智樹です。
今日は、リハーサルは練習じゃないというタイトルでお話をさせていただきます。
コンサートとか発表会とかの前に、リハーサルを行ったりするじゃないですか。
でもあれってね、実は練習の時間ではないんですよね。
結構多くの人が勘違いしているこのリハーサルというのの本当の役割。
今日はその話をさせていただきたいなというふうに思います。
はいこの番組は兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りや動画制作の裏話まで、音楽と街のちょっといい話を毎朝少しずつお話しています。
音楽の試作とか通勤のお供に耳だけご参加ください。
はいというわけで11月12日水曜日の朝ですね。おはようございます。
今日はですね水曜日音楽ミニマメ知識ということで、音楽のざっくりミニマメ知識というのをお話しする日なんですけれども、
リハーサルのお話です。リハーサルだけじゃなくてですね、もう一個ゲネプロというものがあったりしますが、
この2つの言葉、どっちも本番前の準備っていうイメージがあると思うんですけども、実はそれぞれちょっと意味が違うくて目的も違うんですよね。
このあたり結構誤解されている方が多いので、一応きっちり説明しておこうかなと思いまして。
まずですね一つ目リハーサル。リハーサルっていうのは本当に言葉の通り準備、練習みたいなイメージかと思いますが、
実はですね、発表会のリハーサルというのは、発表会コンサートのリハーサルというのは音響とか照明とか、あとまあ進行とかしているスタッフが環境を整えるための時間だと思っていただいた方がいいかなと思います。
ご自身の練習ではないんですよね。もちろんその演奏者が音を出してくれないと確認というのができないので、
もちろん演奏も必要なんですけども、どっちかというと主役はスタッフさんなんです。
例えばそのマイクをどこに立てるかとか、どんな音が出てくるからこういう風にせなあかんなとか、照明まぶしすぎひんかな、当たってるかなとかね、進行がうまいこといくんだろうかとか、このタイミングでいいんだろうかとか、
そういう風な裏方の最終調整をするのがリハーサルなんですよ。
なのでよくあるのが、ここでいわゆる投資練習をしてしまうケースというのがあります。結構多いです。
でもリハーサルってね、投資のための時間じゃないんですよ。もっと言うとそもそも練習しちゃダメなんですよ。もうそこでは出来上がっているものなので、
投資でもいいんですけども、演奏をしてもらって、じゃあ周りのスタッフはそれをどういう風に支えようか、どういう風に輝かせようかってするための時間がリハーサルなんです。
ここでガッツリ練習をしてしまうとですね、どうなるかというと、時間が押してしまって、音響とか照明も中途半端みたいなことになってしまうことがよくあります。
練習はこのリハーサルまでにちゃんとやってきておいて、リハーサルっていうのはステージ上の確認のための時間ですよっていうのが本来の流れですよね。
クラシックの方々っていうのは別に音響必要じゃないじゃないですか。だから自分たちで調整できるので、調整しないといけない音楽なので、リハーサルを本当に練習してしまうことが結構あったりします。
照明さんとかの時間が合わせの時間がなくなっちゃったりすることもあるんですよ。なのでそれ良くないです。やっぱりコンサートって一つ演奏だけではないですからね。ステージ上のものを全部お届けするという意味では、やっぱりこのリハーサルっていうのは自分たちの練習ではなくて周りの人たちの練習というか確認の時間ですね。
環境を整えるための時間だと思っていただくのが健康的かなというふうに思います。
ゲネプロの重要性
ではではですよ。ゲネプロというものがあります。
ゲネプロっていうのはドイツ語でこれゲネラルプローベっていうものの略でゲネプロなんですけども。
ジェネラルプローベ。プローベってなんや。プロブレム。問題か。ちゃうな。直訳すると総練習なんですね。総練習。
本番と同じ流れを最初から最後まで通すテストの講演みたいなもんですね。練習ではなくて。
照明、音響、進行、演奏、全部が本番と同じ通しです。通し練習ですね。
観客がいない本番みたいなもんで基本的に途中で止めることはないです。
するとしたら開場しました。開演しました。
例えばここが本番は30分あるけどここは30分取らずに開場しますねって開場しました。
ここから開演したことで始めますっていうのがゲネプロです。
ここから基本的に止まらずに終わるところまでやっちゃいます。
これがゲネプロなんです。基本的に何かトラブルがない限り止めることはない。
このリハとゲネが一緒になっちゃっていることが結構あるんですよね。
この使い分けっていうのがわりと明確になっていないことが多いです。
リハーサルというのは演奏環境の確認と調整ですね。
演奏者が輝くための環境を整える最後の調整になります。
ゲネプロはそれができた後にちゃんと全体がちゃんと流れてるかなっていうのの確認ですね。
最後の確認ということになります。
この2つをちゃんと分けて考えると本番の完成度っていうのがやっぱり一気に上がるんですよね。
もちろんコンサートの場合演奏音楽が主役なんですけれども
やっぱりその照明のきっかけとかね演出があるんであれば演出するための間みたいなも必要じゃないですか。
例えばスモークたくとかスモークたくって言っても演奏者が思っているスモークがいっぱいになる
ここのタイミングでいっぱいになってほしいってあるじゃないですか。
それと舞台さんが思っているいっぱいにするためには何秒ぐらい前からこのスモークのボタンを押さなきゃいけないかなっていうのがあるわけなんですよ。
どん調一つとってもどん調ポチッと押してダーンって閉まるわけじゃないので
どん調閉まるまでに例えば6秒ですとか12秒ですとか決まった秒数があるわけなんですよね。
だからここでどん調が閉まってて欲しいんであればここら辺からどん調のボタンを押さなあかんよねっていうのが絶対逆算してあるわけなんです。
それを本番一気にやっても絶対うまくいかないわけでそれを整えるのがリハーサル。
それを台本でこの辺でポチッと押すよとかいうのを周りのスタッフさんは確認してくれるわけなんですよね。
それをちゃんとやった上で最終的な確認するのがゲネプロというものになります。
イベント成功の鍵
ピアノの発表会程度ではゲネプロとかリハーサルっていうのはあんまりしないかと思うんですけども
もしこれがちゃんとある環境であればちゃんとそこは時間取るようにしていただいた方がいいかなというふうに思います。
僕らは意識してこのリハとゲネっていう言葉は使い分けるようにしていますね。
お芝居とかの世界ではこのリハーサルとかゲネプロっていうのは割とちゃんと使い分けていてその時間をしっかり取るんですね。
なんでかっていうとやっぱりお芝居の場合照明とか音響っていうのは絶対必要になってくるのでこのリハとゲネを適当にやってしまうと成り立たないんですよ。
だから現場例えばホールとかに入るとそこからはもうホールの人たちの練習っていうふうになるんです。
これはもう分かりすごい明確に分かれてるんですよ。
ホール入ってから練習はしないっていうのがお芝居の人たちなんですね。
僕お芝居をしてたのでそこら辺の感覚がすごくあるんですけども。
で音楽の場合も本当はこれこういうもんなんです。
でもやっぱりここがねちょっとあやふやになっていることが多かったりします。
リハーサルまとめて言うとですね。
リハは現場の準備になります。
ゲネは横演習ですかね。
本番っていうのはそこをちゃんとやってきて最終的にお客様に見せる作品になっているはずなんですよ。
この流れでそれぞれの目的っていうのを意識して動くことで
演奏者であったりあと周りのホールのスタッフさんとか
これのスタッフさんも同じ方向を向けて最終的にいいものをお客さんに届けるようなことができる。
これがコンサートとかイベント作りのチームワークの最低限の部分になります。
意外とこのリハゲネっていうもの自体がふわっとしちゃってるから
なんかわたわたってなってしまうことがあるんですけども。
特に音楽の方っていうのはちょっとホールとの関わり方が
芝居とはちょっと違いますのでね。
そこらへんをきっちりしていこう方がより良いものができると思っていただく方がいいかなというふうに思います。
イベント主催者さんの考え方それぞれなんですけどもね。
基本的にはこの流れちゃんと追っていく方が精度の高いイベントができると思いますので
言葉の意味としても覚えておいていただいてもいいんじゃないかなというふうに思います。
今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
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それではまた明日もモーニングノートでお待ちしております。
音楽でこの街の笑顔を増やします。平瀬楽器の平瀬智樹でした。
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