ピアノ弦を求めるお客様
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬智樹です。今日は 数年に一度やってくるピアノ線のお客様というタイトルでお話をさせていただきます。
数年に一度ぐらいのペースなんですけども、ピアノ線ありますか?っていう方がお客さんがお店に来られることがあるんですよ。
でも、それって実はほとんどがピアノじゃない方の話なんですけどもね。今日はそんな話をさらっとさせていただければと思います。
この番組は兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りや動画制作の裏話まで、音楽と街のちょっといい話を毎朝少しずつお話ししています。
朝の支度とか通勤のお供に耳だけご参加ください。
はい、というわけで改めましておはようございます。モーニングノートでございます。今日は11月15日土曜日ですね。
サタデーフリートークということで、まあフリートークの日なんでですね。さらっとお話をしたいなと思うんですが、今日は本当に雑談よりです。
なんでかわかんないですけど、数年に一遍ぐらいですね、必ず起こるピアノ弦ください問題についてお話をしたいなというふうに思います。
このピアノ弦ください問題なんですけども、お店にですね、たまにピアノ弦くださいと言って来られるお客様があるんですね。
だいたい夏休みぐらいが多いんですけども。このほとんどの場合このピアノ弦っていうのはホームセンターとかで売ってるような
細い盤線のことだと思うんです。あれだと思うんですよね。工作とか模型とかDIYとかね、そういうのにされる用途の盤線のことを指されるんだと思うんですね。
それホームセンターですよっていうふうに言うんですけども、まあなんでか一定の周期で来られるんですよ。
ピアノって言ってるんでね、ピアノ弦って言うんで、まあ店に楽器店にあるんかなぁと思って来られると思うんですけども。
うちにあるのはピアノ線ではなくてピアノの弦なんですよね。ちょっと違うんですよ。ピアノの弦っていうのは、いわゆるその盤線に比べると太いですし硬いですし、
やっぱその盤線に比べるとまあ重いんですよね。値段もそこそこします。盤線の値段って僕はっきり知らないんですけど、一巻で1000円弱とかちゃいます?
あれきっとね50メーター巻きとかそうなんやと思うんですけども。ピアノの弦の場合はですねちょっと高くてですね。
だいたいそうですね1メーターとか1メーター50で5000円ぐらい。太い線になったら1万円ぐらいすることもあります。
まあ弦ですからね、まあまあ高いんですよ。しかもですね、このピアノの弦って扱い方を間違えると普通に危ないんです。
なので売れと言われたら売りますけども多分扱いづらいですよっていうのが本音だったりします。
ここからもう本当に雑談というか昔話なんですけども、僕が調理室の学校に行っている時の話で長弦実習っていう時間があるんですね。
まあ切れた弦を張るっていう実習があるんです。もちろんそれもできないとまずいんで実習があるんですけども。
ピアノの弦を一遍切って新しい弦を巻き直すという作業です。もちろん座学で教えてもらって手順を教えてもらった上でそれを実際にするんですけども。
基本的にはねそのギターとかバイオリンとかと同じ作業手順です。切れた弦を外す。外したところに新しい弦を張る。
で糸巻きですね。糸巻きを3回ぐらい回して止めると。でチューニングするっていうのは同じような手順なんですけども。
ピアノの場合ねちょっとね力がいるんですよね。何よりピアノの弦ってねすごいパーンって張ってるんで結構慎重にやらんと危ないんです。
何が危ないかと言いますとその実習の時にですね。弦がバーンってなったんだと思うんですけども。
あの指をね貫いた子がいたんですよ。弦が。僕それ見ててね。
バシャーンってめっちゃ痛い痛い泣いてたんですけどまぁそれはそうですよね。
ブシュッ刺さってるんじゃないんですよ。貫いてたんでね。ちょっと怖いなぁ思ったんですよね。
DIYの誤解
その時は別に刺さっただけで弦に油とかが塗ってあると思うんでそれが大丈夫かなぁと思って見てたんですけども。
特に大事故にはならなかったと思うんですけども。あれ以来ねやっぱ弦って怖いよなぁってずっと思うんですよね。
で作業する時に必ずメガネをしなさいっていう風に言われるんですよ。
あの他のそうですよね。鉄工場とかもそうじゃないですか。バーってあの溶接とかする時にこうマスクみたいなつけるじゃないですか。
あんなのと同じでピアノの弦やるときはあの目を保護するためのメガネをしなさいっていう風に言われるんです。
僕らメガネしてるので別にそこはね大丈夫なんですけども。メガネをしろとあと軍手をしろっていうのは僕絶対守るようにしてます。
そりゃあんなね指貫くような事故を目の前で見てたらそれはしますよって感じで。
まあそれぐらい結構衝撃的な話でした。 まあそんな経験もあってね。
たまにそのピアノの弦を打って欲しいって言われる方とか。ピアノの弦を打って欲しいって言う方もあると思うんですけども。
そういう時にやっぱり結構慎重になったりするんですよね。 弦ってあの1本で80とか90キロぐらいでバーン引っ張ってるぐらいのすごい力を持っているんですね。
で一番細い弦で一番高い音の一番細い弦でだいたいアップライトピアノ1台をぶら下げれるぐらいの強度を持っているという風に言われているんです。
200キロとかを支えるぐらいの強さを持っているのがあのピアノの弦というものなんで、ああいうその丈夫な弦を扱うっていうのがちょっとね普通は難しいと思うんですよ。
やっぱりそれ専用の工具も当然いりますし巻き方もやっぱりありますから適当ちわけにいかないと思うんですよね。
まあ何よりやっぱ安全面での不安があって、あんまそんな人いないと思うんですけども、うちのピアノ側の弦が切れたんで自分で張ってやろうみたいな、もしそんな方があったとしてもちょっとそれはお売りしない方がいいかな、なんか事故があってからじゃ遅いんでね。
それはちゃんとお話聞いて、やめた方がいいですよっていうお話はするんですけども、まあ何よりもそのDIYで使うようなピアノ弦っていうのとは全く別物なんですよね。
夏休みとかねピアノ弦くださいって来られた方があれば、お子さんのお使いとかでねお父さんとかが来られるんですよ。
ああ多分それホームセンターの方じゃないですかねっていう風な説明をすることが多いです。
もちろんね、どうしてもって言われたら売ることは売るんですけども、まあね先ほども言いました通りちょっと太さも扱い方も違いますし、何より値段がね全然違うと思うので、まあそれでもいいですって言われたらまあお売りはすると思うんですけども、
多分ね持って帰られた時にですね、こんな無理やんってなると思うんですよね。多分扱えないピアノ弦としては全然違うものですからね。
ちょっとあんまり硬くて言うこと聞かないですから、ああ違うやんってなると思うんですよ。だからまあまあ工作とかされる方はピアノ弦を探しの時は楽器店ではなくてホームセンター行ってくださいっていうお話でした。
ピアノ弦って言われると本当毎回この話を思い出すんですね。DIYされる方は本当にピアノ弦はホームセンター行っていただきたいなっていうことと、僕が超越学生の時やった時に見た弦の怖い思い出のお話でした。
まあ楽器って別にそのキーとか弦とかいろんなもので組まれているんですけども、一個一個そんな大したものではないと思うんですけども、意外とねそういうちょっと扱いにくい素材っていうのもあるので、
別に知っておいていただく必要はないんですけれども、勘違いでちょっと本当に怪我したりすることもあります。そういうのを知っておくっていうのもまあいいことかなというふうに思います。
まあちょっと今日はねフリートークなんでちょっとわちゃわちゃしたお話ですけども、こんな話でございました。
はい今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。ただいま平瀬楽器ではオリジナルガイド pdf 知っておきたい10のことシリーズを無料配布しております。
平瀬楽器の公式LINEをお友達登録していただきますと、中古ピアノ、エレクトーン、電子ピアノ、ライブ配信など、気になるテーマの資料をすぐに受け取っていただけます。
LINEの検索画面で平瀬楽器と入力していただいて、平瀬楽器サンダーセンターってアカウントが出てきますので、それを追加登録をお願いいたします。
それと今だけのお知らせでございます。11月10日から始まっております平瀬楽器の音楽教室初めの1ヶ月月謝無料キャンペーンというのが始まっております。
気になっているレッスンがあれば今始めるのがすごいチャンスですので、ぜひぜひどうぞよろしくお願い致します。
あと今日の配信ちょっとでも面白かったなぁとか、興味あったなぁとか、役に立つことは今日ないかな、役に立ったなぁとか思っていただけましたら、
いいねとか感想のコメント残していただけると嬉しいですし、あとフォローボタンで応援していただけると大変嬉しいです。
それではまた明日の朝もモーニングノートでお待ちしております。
音楽でこの街の笑顔を増やします。平瀬楽器の平瀬智樹でした。