配信の準備の重要性
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬智樹です。今日は、回線とリハとヘッドホン。これだけで8割防げます。というタイトルでお話をさせていただきます。
今日は何の話かと言いますと、久しぶりに配信のお話をしようかなと思います。配信の現場で起きる音のトラブルっていうのは、実はちょっとした準備でかなり減らされてるんですよね。
中でも、ここだけ抑えておくと結構安定するよっていうポイントが3つあります。今日はそのあたりを軽くお話ししたいなというふうに思います。
この番組は、兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りや動画制作の裏話まで、音楽と街のちょっといい話を毎朝少しずつお話ししています。朝の支度とか通勤のお供に耳だけご参加ください。
はい、というわけで今日は金曜日ですね。金曜日はイベントラボフライデーということでイベントの話をするんですが、久しぶりに配信、ライブ配信の話をしようかなというふうに思います。
うちなんか結構ライブ配信多いんです。コンサートとかイベントとか、この間は講演会の配信とかをさせてもらいました。
そういう時にですね、急に音が悪くなるとか、ノイズが入るとかね、いろんなトラブルがあったりするんですけども、実はこれね、だいたい裸んとして8割ぐらいかな、は準備で防げる部分っていうのが大にしてあると思うんですよね。
今日はその中でも特に大事な3つをご紹介したいなと思います。
まず一つ目、綿密なリハーサルです。
まずやっぱりリハーサルをちゃんとしておけば絶対安心なんですよね。
やっぱり100%じゃなくてもいいんで、本番通りの音量とか、本番通りの位置とか、本番通りのマイクを持ってとか、そんな感じでしゃべってもらうことっていうのが実はめちゃめちゃ大事です。
回線の品質の確保
これを適当にリハーサルで早々とやっちゃうよりも、やっぱりリハと本番で全然違うので、やっぱり本番通りにやっていただきたいんですよね。
マイクとの距離感とかもやっぱり緊張とかがあると全然変わってきます。
なのでやっぱりリハをちゃんとやっておくと、その本番でもしこんな風になったとしても、こういうふうに対応できるんですけども、リハを適当に、もしくはやっていないとかになるとどう出るか全然わかんないんですよね。
本当にこう準備を全然せずにやっちゃうっていうのも運任せやと思ってください。
やっぱりここはね、うちも慣れてるとは言っても最低限のリハはやるようにしています。やっぱりそれをしておかないと怖いなというのがあります。
2つ目、回線の品質です。
これは音だけじゃなくて映像の方にももちろん関わってくるんですけども、回線がやっぱりめちゃめちゃ大事になってきます。
音が乱れる原因って機材のトラブルっていうよりも回線の方がやっぱり多いんじゃないかなというふうに思うんですよね。
なので過去にもお話ししていますけどもライブ配信する場合、やっぱり基本的にやっぱり無線っていうのはWi-FiっていうのはNGだと思ってください。
やっぱり有線じゃないとあかんと思います。
あとWi-Fiでやるのは100ポイントずつっていいと思うけど、スマホのテザリングとかね、もうそういうの絶対危なっかしいんで、やっぱり自己率が上がると思ってもらうのがいいんじゃないかなと思います。
外でどうしてもそのネット回線がないところでやるとかやったら仕方がないと思うんですけども、そういう場合はその環境でできるだけ安心して配信できるような機材を用意するレンタル回線とかね。
レンタル回線でもやっぱり値段によって全然違うので、簡単なものでも、場所によってドコモやったらよく入るとかAUやったらよく入るとかあるんで、
そういうのってドコモとかAUとかソフトバンクのホームページに行ってこのエリアはこういうエリアですよっていうのが出てますんで、そこをちゃんと見ていただいて、
ちゃんとできれば事前のテストやって本番に臨むっていうのがいいんじゃないかなというふうに思います。やっぱり回線の品質ってめちゃめちゃ大事なので、
回線の品質が担保されてない配信っていうのはやっぱり危なっかしいと思ってもらうのがいいかなと思います。
例えばそのどんだけ音が綺麗に出てたとしても向こうに届かないのでね、やっぱり回線の品質が悪いと、それはやっぱり意識していただきたいなと思いますね。
3つ目、ヘッドホンなんです。ヘッドホンというかヘッドホンではないんですけども、その音響配信担当者がやっぱりモニターしてね、聞いとかんたんあかんと思うんですよ。
モニタリングの必要性
これ簡単そうに聞こえるんですけどもね、実は結構めちゃめちゃ辛かったりするんです。何が辛いかというとですね、会場で出てるリアルの音と配信に乗ってる音っていうのは当然なんですけど、
タイムラグがあるんですよね。しかもその全然いつもと違うようなWi-Fiとかを使っている会場であればこのズレがどんどん大きくなってきます。
なのでリアルの音を聞きながら配信側の音をチェックするっていうこの二重機器っていうのはね、意外とね頭がこんがらがります。
ぜひやっていただきピアンでもいいからやっていただきたいなと思うんですけども、本当にこんがらがるんですよね。
僕あんまり好きじゃないですけども、ワンオペで会場の音声と配信の音声とどっちもする時があるんですけども、その時はヘッドホン2つするんですよ。
当然なんですけども、会場の音声用のヘッドホンと配信用のヘッドホンと2つして片っぽだけ右耳は生の音、左耳は配信の音みたいな感じで聞いたりする時もあります。
ここの音の返りがあってやっぱおかしいのね。なんかおかしいってなるんですけども。
そもそもああって言ってることがだいたい25秒とか30秒とかずれてね配信の方に乗ってくるんで、これがね結構ねしんどいんです。
ヘッドホンをつけすぎると生の音は聞こえないっていうのもありますし、
配信の音から出てるからって油断して聞こえないようにするとなんかトラブルが起こっている可能性ってやっぱりあるんですよね。
だからやっぱ配信の変化っていうのもやっぱ常に聞いとかなあかんので、配信側の音は聞いといていただきたいですし、実際に現場の音も聞いといていただきたい。
このやっぱ二重で聞いてるっていうのがねやっぱり慣れないと難しいんじゃないかなと思います。
やっぱこの行ったり来たり行ったり来たりしながらね、バランスを整えていくっていう作業ですね。
僕らはやっぱりもう過去何年も何年も200回以上ずっとこんなことやってるんでだいぶ慣れましたけども、やっぱこれができるかどうかっていうのがやっぱりだいぶ品質が変わってくるんじゃないかなというふうに思うわけです。
実際こういうのはね、やっていただかないとわかんないと思うんですけども、少なくともこの3つですね。
やっぱりリハーサル、回線の品質、モニターですね。聞くっていう意味のモニター。ここをやっていただくと全然違うと思うので、次ライブ配信とかもしされることがあればちょっとここの部分は意識していただければいいんじゃないかなというふうに思います。
ということで簡単にまとめますと、ライブ配信の際の音のトラブルの8割を防ぐ3つのポイント。
1つ目は先ほど言いましたリハーサルですね。本番と同じレベルのできる限り綿密なリハーサル。
2番目、回線の品質を最優先で確保していただきたいこと。
3つ目、担当者、音響担当者、配信担当者がリアルと配信の両方をモニターし続けること。
この3つをやっていただきたいなと思います。
派手なテクニックとかそんなあまりないんですよ。こういうのって全然なくて地味なことの積み重ねですし、地味な準備の積み重ねなんです。
それをするからこそ配信って安定していきます。
僕たちはそこを徹底してやっているので、平成楽器の音声は綺麗って言っていただけるのはすごく嬉しいですし、ちゃんとやってますからね。
そういうのをちゃんとやっているというのを見ていただけているのかなと思って嬉しいなと思っています。
もし興味がある方は我々やっている現場にぜひ来ていただいてどんな感じでやっているのかなと見ていただければなと思います。
機材なんか全然普通のモンキ使ってますからね。特別なものは一個も使ってませんので。
やっぱりこういうところのポイントをどうやって抑えるかだと思いますので、ぜひ今後のライブ配信される方は注意していただけると嬉しいです。
はいというわけで今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
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