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2025-11-19 10:01

同じ曲でも飽きない理由。給食カレー理論で音楽を考える

MORNING NOTEは兵庫県三田市にある平瀬楽器がお届けする毎朝10分くらいの音楽トーク番組です
ピアノのこと、教室のこと、イベントづくりや動画制作の裏話まで、音楽とまちのあれこれを、毎朝少しずつゆるっと気軽にしゃべっています。
朝の支度や通勤のおともに耳だけご参加ください。


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サマリー

音楽が同じ曲であっても飽きない理由は、給食のカレーに例えることができるようです。曲の演奏や聴き方に変化があるためです。リスナーは変わる状況や自分の経験に基づいて、毎回異なる魅力を感じ取ることができるようです。

給食カレー理論の紹介
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬智樹です。
今日は、同じ曲でも飽きない理由。給食カレー理論で音楽を考える、という、ちょっと変わったタイトルでお話をさせていただきます。
今日はね、ちょっと変わり種のテーマなんですけども。
昔なんですけども、とあるYouTuberさんがやっている動画のセミナーに行ったことがあったんですけども、
その時に聞いた言葉で、いまだに忘れられないフレーズがあるんですね。
それが、給食でカレーが何回出てきても、誰も何も文句言わなかったし、何も思わなかったでしょう、という話なんです。
これね、音楽に当てはめてみてもいいんじゃないかな、という風なことを考えてまして、
今日はそんなお話をさせていただきたいなと思います。
はい、この番組は兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする、毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りや動画制作の裏話まで、音楽と街のちょっといい話を毎朝少々お話ししています。
朝の支度とか、通勤のお供に耳だけご参加ください。
はい、というわけで、今日は水曜日、11月19日、水曜日ですね。
音楽ミニマメ知識ということで、音楽のお話をさせていただく日なんですけれども、
先ほど言いました、カレーが給食に頻繁に出てきても、誰も怒らへんやろう。
誰も何も考えへんかったやろうというお話なんです。
これね、元々ネタ切れのお話なんですよね。
YouTubeをやってて、動画を続けてやっていく上で、ネタ切れが困るよねっていう話があるけども、
いや、実はそんなことないんじゃないの?って。
毎回給食に、週に一遍とかね、給食にカレーが出てきても誰も文句言わへんかったやん。
それと一緒ですよっていう風なお話をされてたんですよ。
それがね、すごい心に残ってて、これのお話なんですけども、
音楽とカレーの共通点
要は、作る側が、またカレーでも大丈夫なんかな、カレーでもいいんかなって不安になるっていうことだと思うんです。
でもね、実際は受け取る側っていうのは、実はそんなに思ってない。
案外そんなこと思ってない。
もしくは小学校とかでしたら、今日カレーやってちょっと嬉しいみたいな人もいるんじゃないっていうお話なんですよね。
で、これって、音楽で言ってみるとですね、
例えば小さいお子さんなんかは、同じ曲、好きな曲、気に入った曲なんかを何十回もエンドレスで流したりしてるじゃないですか。
YouTubeのショートとかであったらね、繰り返しずっと流れるじゃないですか。
ああいうのと同じで、本当に何十回も何百回もエンドレスで流してたりします。
周りで聴いてる方はもうええやろって思うんですけども、本人はずっと楽しそうなんですよね。
で、例えば発表会なんかでもそうで、毎年必ずと言っていいほど、誰かが弾く定番曲ってあるじゃないですか。
ADJのために、最近少ないかもしれないですけど、ADJのために。
パッヘルベルのカノン、トルコ行進曲とかね。
本当に普及の名作ってやつだと思うんですけども、毎年誰かは必ず弾きます。
でも、もうこの曲は来たから禁止ってなってんのは聞いたことないんですよね。
やっぱりそれは不思議なんですよ。
で、やっぱり聴く側っていうのも別にそれに対して文句言わない。
この曲好きやなとか、またあるなとか、この曲知ってるわとか、むしろ喜んでくれたりするんです。
ポップスでも同じですよね。
新曲っていうのは、リリースしてる時、宣伝期間中っていうのは繰り返しどんなところでも流れてますけども、
昔の流行った曲なんかも今でもずっと流れてたりするじゃないですか。
やっぱりこれって、普及の名作だからなんですけども、やっぱりカレー枠みたいな感じなんかなと思うんですね。
カレーと同じやなと思うわけなんです。
で、それと同じでですね、やっぱりカレーっていうのはなんでいけるかなんですけども、
同じカレーでもね、お家によって味が全然違うじゃないですか。
やっぱり具材によっても変わってきますし、食べる人の体調によって変わってくることもありますよね。
これと同じで、演奏、音楽っていうのも毎回違うからやと思うんですよね。
演奏で考えてみると、同じ楽譜でも弾く人が変わったらテンポも違いますし、音の強さも雰囲気も変わってきますよね。
で、同じ人が弾いたとしても、その日の気分とか体調とか、あと会場の響きとかね、もっと言うとピアノだったら楽器が変わってきますし、
そんなのでもやっぱり響く音っていうのは微妙に変わってきます。
だから、同じ曲を弾いているようで、聴いているようで、実は毎回ちょっとずつ違うものを味わっているんですね。
同じ曲を楽しむ方法
弾く人も、聴く人も。
他にもですね、例えば、聴いている自分の方の体調っていうのもありますし、自分の環境っていうのもあると思うんですよ。
小学校の時に聴いたその曲を、大人になってから同じように曲を聴いた時って、やっぱり受け取り方が全然違うように思うんですよね。
やっぱりその小学生の時と大人になってからの経験であったりとか、いろんな感覚が全然違ってくるじゃないですか。
そこで、例えば、クラシックで言うと、エリジェの為に聴いた小学校の時の曲、綺麗な曲だったな、で済んでたが、
例えば大人になったら、こんなドラマチックな曲だったのかって気づくみたいな。
同じメロディーでも別の物語に聴こえてくるっていうのは、やっぱりその人の経験とか人生を歩んできたものによって全然変わってくると思うんです。
あとですね、やっぱり音楽っていうのは、思い出とセットになるっていうのがあります。
この曲を聴くとあの発表会を思い出すとかね、あの日のことを思い出すとか、なんかいろいろあると思うんですよ。
高3の夏休みを思い出すとかね、なんかいろいろあると思うんですけども。
このカレーの味、なんか給食っぽいなみたいな、なんかそんなんやと思うんです。
音楽もカレーもなんかその味そのもの、曲そのものではなくて、その時の景色とかご自身の気持ちとかとくっついて記憶されやすいんですよね。
なので何度味わっても別に違和感もないですし、これと前と同じやなって、もうええわっていうのは意外と少ないっていうのがこのことなんですよ。
でね、こう考えるとですね、同じ曲を何回も何回も練習するっていうのはやっぱり実はとっても贅沢な話で、
弾く側も聴く側もその度に、今日のこの今弾いて3分後に弾いたのはそんなに変わらないかもしれないですけども、
例えば1年とか3年とか空けてその曲をもう一回練習するってなった時にその度に少しずつ変化していってて、
過去1年前に味わってた感覚とまた違うものを味わえるっていうのが音楽の面白さなんですよね。
なのでお子さんがね、同じ曲ばっかり弾いてたとしても、またそれじゃなくて、カレー好きなんやなぐらいの気持ちで見守っていただくのがいいんじゃないかなというふうに思います。
というわけで、強引にまとめるとするとですね、同じ曲でも飽きない。例えばクラシックであってもポップスであっても、
同じ曲を聴いていても、同じ曲を演奏していても飽きないというのは、カレーと同じでその変化っていうのの余白があるからなんですよね。
だから演奏する側も、またこれ前と同じ曲で発表会出ますっていうのを恐縮する必要はなくて、
やっぱり変わっていってる自分の、変わっていってる感じを届けると思ったら全然大丈夫だと思いますし、聴く側も聴く側で、またこの曲ではなくて、
やっぱりその曲の聴くタイミングによってご自身の感覚も全然違うんで、また今日聴くこの曲とこの間聴いたこの曲、また全然違うんだなと思って聴いていただくと、感じていただくと全然違うんじゃないかなと思うんですよね。
だから同じ曲なんかも聴くときに、今日の味どうかなみたいな感じで、カレーの感覚で楽しんでいってもらえたらいいんじゃないかなというふうに思います。
カレーをやっぱり嫌う人ももちろんいるんですけれども、カレー嫌いな人は別の料理に置き換えて考えていただいたらいいんじゃないかなというふうに思います。
はい、というわけで今日も最後まで聴いていただきましてありがとうございました。
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それではまた明日の朝もモーニングノートでお待ちしております。
音楽でこの街の笑顔を増やします。平成楽器の平成智樹でした。
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