1. MORNING NOTE by 平瀬楽器
  2. なんでなんでマンと、ピアノの..
2025-11-18 10:21

なんでなんでマンと、ピアノのハンマーの話

MORNING NOTEは兵庫県三田市にある平瀬楽器がお届けする毎朝10分くらいの音楽トーク番組です
ピアノのこと、教室のこと、イベントづくりや動画制作の裏話まで、音楽とまちのあれこれを、毎朝少しずつゆるっと気軽にしゃべっています。
朝の支度や通勤のおともに耳だけご参加ください。


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サマリー

今回のエピソードでは、ピアノのハンマーに疑問を持つ生徒の好奇心に焦点を当て、集中力と環境の重要性を伝えます。レッスン中の「なんでなんでマン」のエピソードを通じて、音楽教育における興味の引き出し方を考察します。

なんでなんでマンの登場
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬トモキです。今日は、
なんでなんでマンと、ピアノのハンマーの話、というタイトルでお話をさせていただきます。 今日は、とある生徒さんの、なんでが止まらなかったという日のお話でございます。
この番組は、兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする、毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノこと、教室のこと、イベント作りや動画制作の裏話まで、音楽と街のちょっといい話を毎朝少しずつお話ししています。
朝の支度とか、通勤のお供に耳だけご参加ください。 というわけで、本日は11月18日火曜日ですね。
火曜日は、教室の舞台裏ということで、教室で行われた、音楽教室の教室で行われた、そんなお話をするんですけれども、
とある先生のレッスンで起こった、小さな事件のお話をさせていただきたいなというふうに思います。
その生徒さんなんですけど、まだ小さい男の子のお子さんなんですけど、とにかくね、好奇心の塊なんですよね。
気になることがあったら何でも聞いちゃうんです、先生にね。
なんでって、なんでっていうのが口癖で、いわゆるなんでなんでもなんですよね。
ある日のレッスンのことなんですけども、その時先生グランドピアノでレッスンしてたんですよ。
グランドピアノってね、鍵盤を押すと、ハンマーがぴょこぴょこ動いているのが見えるじゃないですか、目線の奥にピワって。
それがね、見えた時にね、なんでもなんでものスイッチが入るんですよ。
まあ大人でもね、あれ興味ひくんで、子供さんやったら当然なんですけども、分かりますよね、スイッチが入るの。
先生、あれ何?から始まりまして、なんで動いてんの?
あれはハンマーって言って、ピアノの弦を叩いて音を出すねんって言って、あれなんで叩いた音が出んの?
なんであそこに入ってんの?なんでぴょこぴょこ動いてんの?ってなると、
もうね、レッスンどころじゃなくて、興味の塊になっちゃうんです。もうなんでなんでまんになっちゃうんですよね。
先生にしたら、別に鍵盤を押したらハンマーが動くのは当たり前やし、ハンマーが動いて弦を叩いて音が出るんだよってのも当たり前なんですけども、
逆にそれをね、説明しようとすると難しいんですよ。どっから話したらいいか分かんない。
なんでなんでって聞かれると、確かにそうやねんけどなんでなんやろなってなることも結構あったそうなんですよ。
もう本当に専門家というか専門の人ほど困るパターンなんですよね。
他にもですね、タイとスラーの話をした時があって、タイっていうのは伸ばすんやで、スラーも伸ばすけど音が変わるときスラーって言うんやでっていう説明をしたところ、
やっぱここでもこのなんでなんでマンが出てきましてね。先生なんで?なんでこうなんの?って聞いてくるんですって。
そうならもう先生がなんでもなの?ってなってしまったそうなんですよ。
やっぱ子供さんってね面白くって、やっぱその見えたもん全部が自分の世界に持ち込みたいことになっちゃうんですよね。
その子にとったら本当に資格で捉えたそのハンマーとか、新しいこととして教わったこのタイとかスラーとかがやっぱ新しい興味を引いたんやと思います。
でね、やっぱりこれってね、大人でも子供でも共通してると思うんですけども、集中力ってあるじゃないですか。
集中力と環境の関係
何分ぐらい持ちますとか、子供さんやったら20分ぐらいが限界ですが、いろいろありますよね。年齢が集中力の限界ですとかいうふうに言われるんですけども、
やっぱそれはまあ一般的な話としてでもなんですけども、集中って基本的に気持ちではどうにもならん部分っていうのがあると思うんですよね。
例えばその大人の方とかでもそうなんですけども、家やったら全然練習できないんですとかいうふうな話あると思うんですよ。
あれってね別に怠けてるわけでも、やる気がないわけでもなんでもなくて、ただ単にその環境が集中できるモードに向いてないだけなんじゃないかなというふうに思うんですよね。
例えばね、ピアノの練習をしたいなとなります。絶対家族の人がいるじゃないですか。家族の声があったりとか、お母さんが料理作ってる時その料理の匂いがしてきたりとか、
あと洗濯機がピーピー言ってるとかね、あとどっかでテレビ誰か見てるとかね、あとやりかけの仕事、家事、宿題が気になるなとかね、
あと大人の方だったら子供さんが呼んでくるとかね、ピアノの近くにいつでも座れるゴロゴロできるソファーがあるとかね、そういうのが集中を削がれるんですよね。
こういう割り込みっていうのがあるから続かない。だから家やったらもちろん練習できる環境は整ってるけども続かない問題っていうのがあります。
これはもうめちゃめちゃ起こる問題だと思うんですよね。だからってわけではないんですけども、家やったら5分ぐらいしか練習できひんけども、
レッスン室借りに来たら1時間続くんですみたいな話ってやっぱり割とある話で、最近は本当に仕事帰りに練習に来る大人の生徒さんとか、発表会前の追い込みとかは昔からよくあるんですけども、
そういうふうな感じで、練習室のレンタルっていうのに来られる方って本当に増えてるなというふうな感じがします。やっぱり
小さい生徒さんなんか特になんですけども、普段レッスンに来ているところなので、ここは練習する場所っていう認識で来るから自然と集中力のスイッチが入るんやと思うんですよね。
結局ですね、集中できるできへんっていうのは、その人の能力とか人間としての性能とか能力っていう話ももちろんあると思うんですけども、環境の影響っていうのが大きいと思うんですよ。
だから見える景色やったりとか、音の量っていうのもあるかもしれないですね。あと他の気配っていうのもやっぱり多かったらそっちにそがれますから気配の少なさっていうのも大事かなというふうに思います。
あと匂いとかね、ざっくり言うと空気感みたいなこういうふうな目に見えないものっていうのが、練習の質とか集中力っていうところに効いてくるんじゃないかなというふうに思うんです。
でこれってその音楽だけじゃなくて、勉強とか仕事とか、もしかしたら料理とかもそうかもしれないですけども、同じじゃないかなというふうに思うわけなんですよね。
で話を戻しまして、なんでなんでマンなんですけども、そのハンマーが気になりすぎるなんでなんでマン。先生その時どうしたかというと、今日の話と同じですよ。先生決めたんです。
そのなんでなんでマンのこのレッスンの時だけピアノの蓋を閉めちゃうという作戦をしました。そうするとなんでなんでマンの目にはハンマーが入らなくなるんですよね。
物理的に興味の扉を閉めちゃったんです。そしたら普通に練習できるんですよね。効果があったそうなんですよ。なんでなんでのマンが出てこなくなったというふうで先生が報告してくれました。やっぱり子供さんの集中のスイッチって面白いなというふうに思ったんですよね。
やっぱり子供さんって興味の方向が決まったらそこにエネルギー全部持っていくんですよ。だから逆に言うとその環境のちょっとした工夫で集中に戻れるという特徴があるんだと思うんです。今回で言うとピアノの蓋を閉めちゃうとかね。
家で練習できない人だったら部屋を変えるとかそういった環境を変えるそういう些細なことがレッスンの質を左右しますし集中力っていうものを左右するんやなというのを今回このなんでなんでマン事件でわかったわけなんですよ。
だからまあ大人の方もそうなんですけれども集中力が欲しいタイミングであれば例えばその楽器店で大体どこの楽器店さんもレッスン室のレンタルってやってると思うんでそういうふうにレッスン室のレンタルをするとかね。
あと管楽器の人とかやったらカラオケボックス行って練習するとかでも音出せる環境がいいとかいうのもありますしやっぱその練習の環境を変えてみるっていうのもすごくいいと思いますし
まああのなんだろうな他の場合でもいつもと違う環境に置くとやっぱ全然違うような集中力が生み出されることもあるみたいなのでやっぱ結局
レッスンの工夫
子供も大人も集中っていうのは意思の力っていうのもあるんですけども環境に引っ張られるもんやと思ってそういうふうな環境を作っていくっていうのもいいんじゃないかなというふうに思います。
レッスン室の静けさっていうのももちろん大事ですしピアノの蓋一つ取ってもやっぱその全部がレッスンとか集中力の大事な要素なんやなというふうなお話でまとめたいと思う今日のなんでなんでマン事件でございました。
なんでなんでマン事件でまた多分次の続報が出てくると思いますので面白いのが出てきたらまたお話ししたいなというふうに思います。
はい今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。ただいま平瀬楽器ではオリジナルガイド pdf 知っておきたい銃のことシリーズを無料配布しております。
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音楽でこの街の笑顔を増やします平瀬楽器の平瀬智樹でした
10:21

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